事前知識なしで鑑賞。
戦後、何らかの査問にかけられているオッペンハイマーが戦前からの人生を振り返ることで話が進んでいくのかと思いきや、いきなりもう一つ、時系列不明の謎の会議が始まってしまうので、◇この>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前後編での映画化が発表された時から、「相当頑張らないと前後編では収まらないのでは…」と心配していたのだが、いざ映画が始まると物凄く丁寧に高校編をやり始めたので、「いや、これはもう絶対終わらないでしょ。>>続きを読む
日本でもお馴染みの弱小チーム立て直し系スポ根映画…と見せかけて意外とそうでもないのかもしれない。
というのは、主人公がコーチを始めてから試合までの期間が短すぎる(まあこれは脚色ではなく事実らしいが)し>>続きを読む
こういうのでいいいんだよおじさんもご満悦の様式美で、いつの時代もこういう映画があってほしいなと素直に思った。
続編にも期待。
上の文で全てなのでこれ以上書くことはないのだが、無理やりひねり出すとす>>続きを読む
前半の不条理コメディっぽい部分は結構好きだった。
昔見た、町田康の同名小説が原作の『けものがれ、俺らの猿と』を思い出したので、この映画の前半部分の感じが好きだったら↑の映画も見てみても良いかもしれない>>続きを読む
紛うことなきファン向け映画なので点数は悩むところではあるが、当時リアタイ視聴していた一視聴者としてはかなり楽しめた。
やはり何と言っても終盤のMS戦、艦隊戦がド派手で見ごたえがあり、音響なども含めて>>続きを読む
衣装からセット、劇伴に撮影までとにかく拘りぬいていることが素人目にも分かる。それに加えて、主演のエマ・ストーンもこの映画にかなり賭けているだろうという熱演を見せており、素直な誉め言葉ではないが、これは>>続きを読む
とにかく最大限原作を尊重して作られていると感じ、出てくるキャラクターは皆原作のイメージから乖離していなかったし、ストーリーも、逆にこちらが「こんなに丁寧に原作を追って行ったらあと何作かかってしまうんだ>>続きを読む
1作目から引き続き、色々なアドベンチャー映画のいいとこ取りをしたようなお得な映画になっていて楽しめた。
恐ろしくコテコテではあるが、家族愛、兄弟の絆や、地球温暖化への警告といったメッセージもストレート>>続きを読む
子供の純真無垢さがフィルターなしにありのまま描かれている感じがして良かった。ありのままというのは、例えばメインビジュアルにもなっている脚立で木に登るシーンとかは、一歩間違えば大けがをするとかの配慮で現>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
このシーンが特に印象的!とかはないものの、全編を通してじわじわと緊張感が続いていて良かったと思う。
主人公の性格がかなりしょうもな系ではあるのだが、あの年齢であの過酷な状況に置かれてしまったことを考>>続きを読む
新年1本目に相応しいゴキゲンなスラッシャー映画。
R18+ではあるが、グロテスクでありながらもどこかコミカルな、絶妙に同情できない被害者たちの最期からは恐怖とともにある種の快感のようなものも感じること>>続きを読む
学生時代に世界史をサボりすぎ、どこまでが史実ベースでどこからが脚色なのかが全く分からないので浅い感想になってしまうが、とりあえず戦争シーンに関してはどれも壮大でリッチな造りになっていてかなり満足だった>>続きを読む
横溝正史を彷彿とさせる因習村、怪しい一族を舞台として起こる怪奇事件と妖怪が存在する鬼太郎の世界観がマッチしており、かなり雰囲気があって良かった。
鬼太郎の原作は知らないのでちょっと適当を書くかもしれな>>続きを読む
ザ・B級という感じの映画で、尻上がりに盛り上がっていくし、終わった後にはニコニコ顔で映画館を後にできる作品になっていると思う。
ただ、前半の見せ場のはずのフライトシーンは、いくら夜とはいえ画面が全体>>続きを読む
冒頭の沢に横たわる死体のカットはいかにも北野映画っぽい雰囲気があったが、本編が始まってからその雰囲気はすっかり鳴りを潜め、シーン毎にころころと場所や登場人物が変わっていくところや、毎シーンオチがしっか>>続きを読む
「仕事」と「継承」というテーマが、webメディアの記者と蒸留所の社長という主人公2人が交わるエピソードの中に感動とともに上手く盛り込まれており、素直に高評価をしたい。
なお、テーマについての詳細は、パ>>続きを読む
予告でもばんばん流れている印象的なシーンがもろに『インセプション』なので、どうしてもそれと比べてああだこうだ言いたくなってしまうが、多分この映画はそんなところは全然目指していなくて、もっと小ぢんまりと>>続きを読む
ゴジラ誕生から約80年。歴代のゴジラを見ると、ヒーロー的なポジションになったり、ギャグもやったりと様々な色がついてしまっている中で、ゴジラと対峙することの恐怖感をここまで出せるのは凄いと思ったし、面白>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前作の衝撃のラストからまさかの2年半待たされての4話。製作期間については、「この出来なら2年半待たされたのもしょうがない!」とは口が裂けても言うつもりはないが、それはそれとして今回も最高だった。
ま>>続きを読む
日本だと「今回は9秒で敵を全滅!記録更新!」って感じのRTA走者か何かみたいな宣伝をしているが、1,2作目のようなスカッと系を期待していると今回はかなり裏切られると思う。
というのも、とにかく画面に映>>続きを読む
これまでの総決算のような怒涛のアクションに加え、キアヌ・リーヴスのヌンチャクや、見下ろし方シューティングゲームのような新たな見せ方も加わり満足感が非常に高い。
そして何より、実質ダブル主演と言っても良>>続きを読む
意中の男子からの好意を受け優越感を隠し切れない女学生マウントバトルシーンを筆頭に、岡田麿里っぽい描写は健在。風呂敷の畳み方が下手(派手な演出とエモい音楽で万事丸く収まった雰囲気にはなるが、冷静に考える>>続きを読む
映画のシナリオの教科書の1ページ目に載ってるんじゃないかというくらいの、良く言えば王道、悪く言えばベタベタなシナリオ展開だが、この映画は単によくある話をなぞっただけにとどまらない感動と興奮を生み出すこ>>続きを読む
前作は、バカ映画を期待して見に行ったら存外にかなりお堅い作りで、スン…となってしまった記憶があるが、今作は始まった瞬間から「バカ映画です!!!!!」と全力でアピールしてくる、ある意味観客のニーズ(?)>>続きを読む
相変わらず独特の編集(日刊サイゾーの記事で全編予告編と表現されていたが、言い得て妙だと思う)で、やはり個人的にはあまり見やすいとは思えないのだが、今作は随所でとんでもなくはったりがきいていて、この編集>>続きを読む
スラム生まれの少年が己の実力のみを武器にギャングとして成り上がっていくというこれ以上ないくらいにシンプルなはずのストーリーを、どうすればここまで分かりにくく表現できるんだというくらいの語り(そもそもが>>続きを読む
終盤の話の畳み方には思わず口をあんぐり開けてしまったが、『誓いのフィナーレ』のように全編を通してダイジェストみたいな感じになるよりは、こちらの方がユーフォらしい心の機微がしっかりと描写されていて好感が>>続きを読む
大人はもう忘れてしまった、子供の純真さと、その純真さ故の歯止めのきかない凶暴性が上手く表現されていて面白かった。
超能力といういかにも派手なワードとは裏腹な静かな画が続くが、その静かさが却って、山の上>>続きを読む
古のネットスラング(というかCMネタ)で「その点トッポってすげぇよな、最後までチョコたっぷりだもん。」というのがあったが、この映画はまさにそのトッポのような映画で、序盤のこれぞスパイという感じの空港シ>>続きを読む
鑑賞から数日経って色々思い返してみると、やはりジブリならではの画が魅力的だったと思うし、印象に残るシーンも結構あるし、作品のメッセージも、何となくこういうことを言いたかったのかなとある程度自分の中で納>>続きを読む
容疑者の証言が映像で再現されて、それが証言の矛盾を突かれたり新証拠を提示されることで二転三転していく様が『逆転裁判』とか『ダンガンロンパ』みたいな感じで面白かった。
途中で「これはオチが読めた!」と思>>続きを読む
これはもう素直に凄い。
映像的にもストーリー的にも、この映画じゃなきゃできないことをやっていて、しかもとんでもなく完成度が高くて文句のつけようがない。
強いて重箱の隅をつつくなら、前後編なので大テーマ>>続きを読む
DCも今回かなり強力なカードを切ってきたなと感じる、とてつもなく豪華なお祭り映画になっていて単純に凄く面白かったし、特に、バットマンの映画はリアルタイム、後追い含めて全部見てきた者としては感無量だった>>続きを読む
今ホットなトピックを取り入れつつもテーマ自体はかなり普遍的なものだが、個人的にはこのテーマの作品はいくつあってもいいと思うし(昔他の映画の感想でもほぼ同じようなことを書いた気がする)、映画としても勿論>>続きを読む
ドラマをそのまま映画にしましたという感じで、例えば画の質感とかはドラマの時と全く同じに感じた。これを「せっかく映画化したのに画がパワーアップしていない」と捉えるか、「ドラマの時からクオリティが高かった>>続きを読む