17711さんの映画レビュー・感想・評価

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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.0

終始不穏な空気感で、全てを疑ってかかって、ついつい犯人は?事件の結末は?と答えを求めてしまうのだが、そんなもの無いしどうでも良いと突き放される感じだ。ひたすらにメタファー。
ただただこの不穏な空気に身
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.1

外から歴史の一部として見るドイツのイメージと実際の生活とは違って、当時の彼ら目線でのドイツを知ることができる。これが悲観的でなく暗くもなく新鮮だった。
若者の葛藤が上手く描かれていて、演じた俳優さん達
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.1

ハッピーオーラ満載のオープニングから最高って気持ちになって。他人のことをあんなに大切に思う人生って素敵。
妻と村人の掌返しも腹が立つけど、あれがハッピーエンドとして描かれているのがインドのリアル、とい
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.4

ビジュアルとか予告とかから受けるハッピーなイメージとは大分離れてる。
前半キャラハンがクズすぎて結構イラついてしまった、、あと突然現れた天使ルーニーマーラとか、ホームビデオ風のズーム(ドキュメンタリー
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傷だらけのふたり/恋に落ちた男(2014年製作の映画)

3.4

時間が経つほど愛が鮮明になるって本当にそうだよなって。
前半が丁寧だった分、後半テンポ早く泣かせにかかってる感強かったけど、たまにはいいかーとも思った。

荒野にて(2017年製作の映画)

4.4

心にグサっと来るのではなく、ググ、ググ、と、めり込んでいく感覚。
世界からこぼれ落ちた少年は、果てしなく続く荒野をただただ進むしかない。大切なものをひとつ、ふたつと失くし、でも進む他ないのだ。涙をこぼ
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キャロル(2015年製作の映画)

3.6

しっとりと妖艶なキャロル、素朴な中にキラリと光る美しさのあるテレーズ。
衣装も素敵で、常に美しい映像。

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

4.1

やけにキラキラと、眩しいほどに描かれる幸せのシーン。美しいと感じる反面眩しいと感じるのは、父親と息子の捉え方を表しているのか。ドラッグの闇がより深く、シビアに映る。
大音量で流れる奇妙な音、たまに空気
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

思い込みというのは本当に怖い。すっかり信じ込んでしまった。
嫌悪感のある携帯のバイブレーション音が、より窮屈感を高めてた。
ラストにかけてハラハラ要素は減るが、88分にすっきりまとまった内容。素晴らし
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キミとボクの距離(2016年製作の映画)

3.6

エイサ・バターフィールド美しすぎませんか?彼を鑑賞するには100点。それ以外は普通。

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

4.2

エイサ・バターフィールドの表情や動きが本当に絶妙で。街の光がぼんやり、キラキラしているのとか、映画全体を通してネイサンを繊細に、丁寧に描いている。
爽やか。何度も、胸がギュッとなった。

ザ・プレイス 運命の交差点(2017年製作の映画)

3.0

何も起こらない。予告以外の情報は何も無い。
音楽の使い方とか、シーンの切り替えも雑だし安っぽい。

ビーイング・チャーリー(2015年製作の映画)

3.8

ニック・ロビンソンもデヴォン・ボスティックも顔が綺麗すぎてヤク中のリアルさはなかったかもしれないけど、なかなかハマり役だった。
内容的にはツッコミどころ多め。細かいところがやや雑な気が。。

運び屋(2018年製作の映画)

3.9

渋くてキュートで危なっかしいおじいちゃんから目が離せなかった。

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

4.1

少年たちの友情にはついつい憧れを抱いてしまうが、これはその真骨頂という感じ。2回目の人生があるとしたら、こんな青春を過ごしてみたい。

コインロッカーの女(2015年製作の映画)

3.8

まさに愛憎。誰も救われない感じ、韓国映画、たまらん。
何より、あんな青年誰でも好きになっちゃうでしょ。

メッセージ(2016年製作の映画)

3.7

使用する言語によって物事の捉え方とか考え方が変わるってセリフがあって、なるほどなーと思った。
なんかもう1回観たくなる作品。

7月22日(2018年製作の映画)

3.8

『ウトヤ島、7月22日』の後鑑賞したが、『ウトヤ島〜』では分からなかった部分がクリアになる。この2作品は比較対象というよりは全く別物、という印象。
どちらも鑑賞した方がバランスが良いけど、体力の消耗が
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.7

最後の最後に映し出された監督の一言になるほど、と思いつつも正直興ざめしてしまった。
フィクションだと主張するなら、もっとストーリー性を重視すべきなのでは。
が、テロの恐怖は日常と隣り合わせなのだという
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.0

少しの希望が見えたかと思いきや、冒頭のシーンが繰り返され、じわじわと嫌な予感が、そして突き落とされて。
負のスパイラルからは簡単に逃れられないのか、と。突き刺さった。
主演の2人、本当に最高でした。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

全く説教くさくないのに、ものすごく色々なことを教わった。
音楽がまた良くて、すっと物語に溶け込んでいるのに、各シーンを印象強く彩る。
そしてラストシーンの奥さんのセリフ、素敵の一言に尽きる。一気に温か
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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

3.9

激動の時代を生きた若者の人生は切ないのだが、それを忘れるくらい彼らの青春は輝いていた。監督や我々の願望がつまった瑞々しいシーンの数々。眩しい。

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.2

世の中にはあってはならないことがある、それも膨大な数。痛いほど思い知らされる。
だけど、解決するにはあまりにも無力で。それは主人公も同じで。
悪の根幹と闘い、正義を正義だと主張するのは想像以上に難しい
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さよなら、ぼくのモンスター(2015年製作の映画)

3.8

1人の少年が自分の中の(いろんな意味での)“モンスター”と決別するまでの物語。
少し比喩的な映像が多いが、美しく心に残るシーンが多かった。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.1

ゾンビのスリル、人間の本性、わかりやすいストーリー、素直に面白かった!おすすめ!と言える。

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.7

映像がめちゃくちゃきれい、リアルで身体に力が入ってしまった。
内容どうこうというよりは映像美を楽しむ映画。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.1

「クレオ、大好き」って子供たちが何度も言う、観てる自分も同じ気持ちになってる。
淡々としていて飽きるかな、と思ったけど全くそんなことなく、美しく、エモーショナル。

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.8

面白かったけど、やるならもっと救いようのないくらい最低な復讐をして欲しかった、特に最後。あと長い。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.1

エイミー最高に美人だし最高にイカれてるから最高。
サスペンスかと思いきや、夫婦の壮大なバトル(笑)おもしろい!

哀しき獣(2010年製作の映画)

3.9

キムさんが多すぎて混乱、わかりづらい!と思いながらも頑張って理解、いやでも冷静にわかりづらい。。
見終わってしっかり整理すると、色々見えてきていいなってなった。なるほど狂犬ってこういうことね、とか、ち
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ジュリアン(2017年製作の映画)

4.0

一貫して他人目線で捉えたDVがリアル。家族にしかわからないところは描かない、誰が本当のことを言っているのか?
ラストシーンからのエンドロールが最高。ジュリアンの表情も最高。
ただ、お姉ちゃんのエピソー
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迫り来る嵐(2017年製作の映画)

3.3

最後みんな、え?って言うと思う。あと予告面白そうにつくるのうますぎ