自然さんの映画レビュー・感想・評価

自然

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美しき仕事 4Kレストア版(1999年製作の映画)

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好きなショットがいくつかあるものの、全体として見ると良さが分からないと思ってしまうのは、ストーリーをちゃんと伝えることよりも、俳優の肉体をきれいに撮ること・良いショットを撮ることを優先してるからなんだ>>続きを読む

憎しみ(1995年製作の映画)

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パトカーの上で踊るヴァンサン・ランドン 落下の解剖学。落下というモチーフは強烈だけど、あまり生かされていない。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.8

再現
PTAの中で唯一?悲劇だし、どうしてこういうのやろうと思ったのか気になる 
それにしても何もかもが美しくて惚れ惚れするしかない

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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弁護士のおじさんバカすぎて愛おしい、、幸せになるんだよ

脚本が絶対すごいのわかる、裁判シーンとか書くの想像しただけで吐血レベルに大変そうだし本当すごいと思う、、
なんだけど、演出はミスってるんだよな
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

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この監督、わりと冒頭でナレーションがっつり入れるの好きなんかな、、
家/家事からの逸脱 夜は魅力的

主人公が街歩いててカメラが引いていくショット、ラストの方の街の実景のショット、かなり好きだった フ
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

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二人が歌ったり、船員のやり方で紐結んだりするシーンは白眉だしラストカットの威力すごい。

とはいえ、座って話してるだけのシーン多すぎる。会話、顔を撮ることを目的としていたのだとしても、もうちょっと身体
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ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

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4K版を2Kで見るって、何の意味もなくね?と思いつつ、、
確かにきみ鳥の世界線(青がいい)を感じた カメラちゃんと動かすところ大好き エドワード・ヤンに同じ設定を与えたら、全編FIXかつ悲劇にしそう 
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Here(2023年製作の映画)

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ショットの連鎖で、一人じゃない、というのが立ち上がってくる瞬間があって感動した
こういう感覚初めて

ナレーションの使い方がロブスターと同じだった
名前がなくても自然の一部だということ

熱のあとに(2023年製作の映画)

4.0

理解不能なところから身近な愛に至ることの素晴らしさよ、、技術だなあ。時々コメディな感じがフランス映画っぽい 鳴海唯の登場シーンうまい

魔術師(1958年製作の映画)

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正直最初の一時間は退屈かも〜と思って観ていたが、ラストの畳み掛けで全部ひっくり返った。社会的弱者は虐げられる存在。
足が手前に映り、奥にいる階段を医者が降りていくショットの威力よ、、

千年女優(2001年製作の映画)

4.5

これは凄い 映画っていうフィクションの世界を利用した、マルチバースものの走りにも見える。
恋に落ちる→走る→人生が動き出す、という流れはリコリス・ピザみたいで微笑ましいな〜よしながふみ『環と周』の原型
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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ケイコよりも更にターニングポイントを描かないのにしっかりドラマな感じ、夜景や電車のショットを時々挟んでくる感じ、相変わらず三宅唱ですごくよかった、、、

徹底的に非恋愛なところとか、大企業辞めたり社会
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境界線(1966年製作の映画)

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レジスタンス映画と呼べるほどレジスタンス映画ではない

バニシング・ポイント(1971年製作の映画)

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ただ車走らせてるだけで面白い、、正しくアメリカンニューシネマしてた レンタルのDVDに日本語字幕なくて驚き

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.7

公開決まった時、やっとか〜と思った記憶あるけど逃し続けてようやく見た
想像よりもかなり良すぎた、、
こわれゆく女が過剰としか思えなくて苦手意識あるけど、やり方が違えばこんなにハッピーになるのか 精神病
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風と共に散る(1956年製作の映画)

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天はすべて〜は完璧なメロドラマすぎて惚れ惚れした記憶あるけど、こっちは周回遅れのラブストーリーとしか思えなくて萎えてしまった…ローレン・バコールのウエスト細すぎてすごい。

一人の人間の破滅、クライマ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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スタイル維持してるのに、時代に合わせてちゃんと進化しててすごい(脚本でクレジットされていないからかな

自分の体も脳も確かに自分のものだよね
ランティモスだしR18だし毒全開なのかなぁと少し思いつつ見
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

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完全に枯れ葉と一致な雇用主の逮捕シーンでほっこり 全部好きだった 女が主人公に都合良すぎるところがフィルム・ノワールっぽくていい
カウリスマキ、マッティ・ペロンパーの活かし方分かってるなあ、、眼鏡がよ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.8

昨年の劇場鑑賞ぶりに見た
家で160分集中するのハードル高すぎる、、
それでもやっぱり素晴らしかった。
ラスト、ターの地位が危ぶまれ、楽譜がなくなる。コンサート本番でターは楽譜=地位を副指揮者から取り
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彼方のうた(2023年製作の映画)

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自分たぶん杉田協士の映画と相性悪いだろうなあと思いつつ鑑賞したけど、予想通りだった…
あまりにも大胆な「偶然と想像」の引用からも明らかだと思うけど、あまりにもストーリーを伝えることを放棄しすぎてる 記
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

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任侠ではなかったなあ、、たけしのなり損ないみたいだった 
木竜麻生がストーリーに絡んでくるんだろうと思って期待してたら、オーストラリア行って戻ってこなかった。

トラック野郎 爆走一番星(1975年製作の映画)

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広能と槙原がまだ戦ってた 喧嘩中、菅原文太が兜かぶってヌッと出てきて面白かった 有効なパターン

仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

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傑作。死んだオールスターズがみんな生き返っていた、千葉真一は宍戸錠になってるのはさすがに何があったのかと思った

仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

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青春の終焉 超よかった 正直このまま完結しそう 時代が進むにつれて生じる形だけの暴力取り締まり

仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

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広島抗争の序章って感じで、少し中だるみを感じてしまった。構想に至るまでの経緯をきっちり伝えていく分、平坦でドラマが少ない 
若者の犬死的な終わり方も、二作目と変わってない。菅原文太のヤクザ度合いが増し
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王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

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2人の王国の場所が提示されないことからしても、空間を否定することでの役者っていうものを検証する映画なんだろうなあと思った Playbackとの共通点を感じる。待ちで手持ち無沙汰な足立智充のショット、自>>続きを読む

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