ムチコさんの映画レビュー・感想・評価

ムチコ

ムチコ

2015年11月からの記録。手持ちカメラゆれゆれには点がからいです。

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フェイ・グリム(2006年製作の映画)

4.0

トリロジーの2作めでハルハートリー映画祭コンプリート。意外と愛してんのね、な話だった。

いや絶対あとづけの設定でしょう。という無茶な展開が中学生の落書きみたいでむしろかわいくなってくる。不在の何かを
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

5.0

ぶかぶかのスカジャンにネオンピンクの服とフューシャの口紅合わせて、唇曲げていつも泣きそうな顔してる女の子。ぶきっちょな恋を自覚したら水色のコットンワンピース。それだけで好きになる。
「だれかあたしを見
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7

i want you to like me...
とても清潔な映画。よくできていて、何もかも予定調和。全部見たことある。思春期映画のよかった場面を全部過不足なくモンタージュした傑作選みたいな。グレタ・
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ネッド・ライフル(2014年製作の映画)

3.8

トリロジーの2を飛ばして3をみてしまった。なんの問題もないけど。
エディプスコンプレックスの物語。思い返すとこれもリヴェットだ。
女の子がかわいくないところがなんか良かった。

ヘンリー・フール(1997年製作の映画)

4.0

長かった…でも画面がかわいいから。

何者にもなれないし何者でもない人たち、見下ろす構図。fool なフールに引き上げられるサイモン。シャツの胸に名前のワッペンをつけて、名付けられ引き上げられるのを待
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櫛の火(1975年製作の映画)

-

神代辰巳好きと長年言ってきたのに「もしかしてそうでもないのでは…?」と感じるほど、神代エキス濃厚すぎて疲れてしまった。

チック表現は画面だけでなく音ももちろんで、音がずーっと止まないのが苦手。桃井か
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仁義の墓場(1975年製作の映画)

-

再見。
深作欣二の異様な思い入れが伝わる。
ドヤの二段ベッドでペイ(ヘロイン?)を射つ渡哲也と芹明香、となりのベッドで手を合わせる田中邦衛。あのシーンの神々しさ。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

情報量過多で目がギンギン。絵巻物みたいなスクロールも楽しかった。犬をさわりたくなる。

一方で、犬(ロボット犬含む)はあくまで人間に服従する縦関係だ、と直接的なせりふがあり、
それでも子供と犬とは共闘
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河口(1961年製作の映画)

5.0

再見。恋愛にならない異性バディもの大好き。
岡田茉莉子の華やかな衣装(森英恵)とシャツの襟くしゃくしゃ山村聰の「アーッ、いやだ!」が聞けたらもう満足。
銀座〜京橋あたりの町や大阪駅の様子もうれしい。
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春の夢(1960年製作の映画)

3.8

川津祐介の短パンのためにある映画。
序盤の中村メイコもだけど十朱幸代も相当無神経な態度。つくづく木下恵介って女に厳しいよなあ。。

豪奢なお屋敷セットに置かれた椅子がモダンでかわいい。デモのところも世
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女房学校(1961年製作の映画)

4.2

久里洋二のタイルモザイクをモーションアニメーにしたタイトルバック。おしゃれー! からの斜めの画面。おしゃれー!

衣装ももちろんすてき(叶順子のライムグリーンのスリップが断然一位)。冒頭の富士子は室内
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宝石泥棒(1962年製作の映画)

3.8

ハーァ、衣装が素敵。
富士子の美しさにうっとりだ(野添ひとみはこの映画では引き立て役に徹していてあんまりかわいくない)。ハイヒールでベランダ伝い。
お話としてはかなりたわいもなくて、菅原賢二は絶対もう
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挽歌(1957年製作の映画)

3.8

久我美子の頑なな感じが生かされている。ヘプバーン意識のパンツスタイル。

森雅之のずるさ、久我美子の生一本が高じた無神経、高峰三枝子の聖母感、、ファザコンとマザコンが釧路の冷え冷えした大地に融合する、
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白い悪魔(1958年製作の映画)

3.6

いくら森雅之だって「パパ」を愛せるものだろうか…
野添ひとみが白痴みたいな扱いでつらかった。あと愛のためだろうがなんだろうが、他人の一生の仕事がかかったファッションショー(衣装はすてき! 森英恵)であ
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街燈(1957年製作の映画)

3.6

頬骨の高い3人(葉山良二、月丘夢路、南田洋子)
葉山良二がケンカ強めという設定は謎。お話を動かすために人が動くのでパッとしない(朝ごはんのシーンはよかった、いきなり人んち来てかいがいしくご飯よそったり
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.0

ソンガンホ足ながーい!(そこか)
靴と、靴下の穴。

後半はちょっと盛り上げすぎでは? とも思うけども。
概要しか知らなかった光州事件や、第三国を経由したジャーナリズムについて多少は知ることができた。
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レオパルドマン 豹男(1943年製作の映画)

3.7

噴水、足音、ドア越しの血、カスタネットと足音を重ねる、などサスペンスフルなチラ見せ演出に好感。
でも第一の殺人が一番おもしろくて、あとはやや尻すぼみ。

いちごブロンド(1941年製作の映画)

3.9

キャグニーがずっとカリカリしてて落ち着きなよと言いたくなる。八つ当たりばっかりしてる人物が歯医者という設定が一番ウケる。
オリヴィア・デ・ハヴィランドの美しいこと!
キャラクターが各人ずいぶんペラ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.2

ぜひIMAXで! と幾人にも言われて、序盤のめくるめく仮想世界の動きになるほどと納得(酔ったけど)。字幕読むの忘れる(酔ったけど)。

自分がわかってないオマージュがたくさんあるんだろうな。

主人公
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快楽(1952年製作の映画)

4.5

3話のオムニバス。
これぞオフュルス! なカメラワークに陶酔。

2話目は娼婦が女神のように扱われる。教会での涙は、(国も宗派も違うけれど、たとえば西部劇なんかで教会に入ることを許されない娼婦のエピソ
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五本の指(1952年製作の映画)

4.2

ダニエル・ダリューの出番は少なめ。ベルのところはハラハラした!

沈着でなんでもできる人がスパイになるわけじゃない。なにかをしながら喋ったり、手順を見せるシーンが多いが、機転とハッタリに頼ってることを
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コスモス(2015年製作の映画)

-

いつぞやの映画祭以来2回目。
ズラウスキーぜんぜん好みじゃないことがわかった。わたしがわからないだけなんだろうけど、全部がこけおどしに見える。
ラストのポカーンとする感じとかはいい。

シルバー・グローブ/銀の惑星(1987年製作の映画)

3.5

侵略を受け続けてきたポーランドという土地柄とそれゆえの宗教的特色をふまえるとおもしろいところもあったし、
なんかだれにもできないことやったるぜ、という気迫には圧倒されたけど、
カメラワークも思わせぶり
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グッバイ・ファーストラブ(2010年製作の映画)

4.5

異様に物持ちのいい女の子。マフラーとサンドレスと帽子。窓、窓、窓。

何もかもしっくりくる完璧なシーズンは決して訪れなくて(本人はそう信じていても)
寂しさを埋めたくて必死だったであろうセシルカット時
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

予備知識ほぼゼロで前作もみないで行ったんだけど、皆が「ブレックファスト・クラブだ!」というのは納得。ジャックブラックがドウェインジョンソンの「キメ顔」にいち早く気づくのは、彼(女)が「自分のことばかり>>続きを読む

永遠の僕たち(2011年製作の映画)

4.0

かわいいのうかわいいのう。
青春映画はファッションが良くなくてはね!

(ハロウィンに特攻隊のコスプレするのは大丈夫なんだろうか)

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.0

平凡であることに気づいていない女、の話ではあるが、全体としても平凡。

身をかわして(2003年製作の映画)

3.2

アップアップアップ、画面ゆれゆれ、でとにかく疲れた。
すぐ喚き立てる人も、もだもだした恋愛と嫉妬も、自分の欲求を他人におっかぶせるのも、他人の恋に口を出す友達も、全部きらい。これがみずみずしい思春期な
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ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016年製作の映画)

5.0

すごく良かった。
モンタナのひんやりしたさみしい風景。
さみしいという言葉を自分の意思でのみこんでしまう女性たち。自分で岩の壁を自分の周りに積み上げる。

馬のパート(百合)が一番せつなくて好き。トラ
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

4.2

そうとう機転が利くのに肝心なところうまくいかないお兄さん。
巻き込まれガールはとんだとばっちり。テレビニュースをごまかそうとするところ辛かったなぁ。

音が強烈。明るく清潔で何処へも行けない、物哀しい
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.5

細部に行き届いててワクワクした。自由と正義の映画、女性が男社会で働くことへの連帯の映画。

上場スピーチでのメリルの上ずる声、レストランの会計を期待されてないシーン、トムハンクスの妻の「wow」のひと
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.2

ゲイリーオールドマンがんばりましたで賞。

地下鉄で「市井の声」を聞くシーン、あの市民たちの舞い上がって気持ち悪い感じになるところ、それをチャーチルがうまく利用する、というのが曖昧になっちゃってて、何
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鉄と鉛 STEEL & LEAD(1997年製作の映画)

4.5

恒彦、結婚してー!!

バディものだいすき。ストーリーはちょこちょこ穴があるように思うしチンピラが軽く見えすぎるのがもったいないけど、車がキレイな、好きな映画。
銃弾のやりとりに興奮する。銃に弾がこめ
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脅迫(おどし)(1966年製作の映画)

4.4

ケ◯の穴の小さい小市民(たいてい冷や汗をかいている)を演じてるときの三國連太郎は毎度ほんとうに輝いている。

個人的にレイプ(未遂)シーン苦手で、そこからのビンタの流れは腹立たしいったらないが、観客が
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

4.0

接続詞doncのお勉強みたいだなぁと聞いていた。人前でしゃべるとき用の言葉。

長いけどきちんと最後まで撮ってくれてよかった。
すごい顔色になったり突然卒倒したりピロートークの合間のアラームで服薬した
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.5

主人公の子が、年齢に合わないほど子どもっぽい服を着させられてるのが気になった。大人にならないほうがいい。

誰にとってのハッピーエンドかしらね。

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