ムチコさんの映画レビュー・感想・評価

ムチコ

ムチコ

2015年11月からの記録。手持ちカメラゆれゆれには点がからいです。

死んだってへっちゃらさ(1990年製作の映画)

3.8

かっこいい幕開け。
黒い肌の男、白い鶏、白いモヘアニットの白い肌の女、そこに血!
無口な闘鶏マンと忘れられない女、って「コックファイター」なんだけど、どんどんどエモになっていくので神代辰巳ぽいなとも思
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フォルティーニ(1976年製作の映画)

-

さすがについていけなくて15分くらい寝ました。
字幕のなかったところは何を言っていたのか気になった。

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.2

法廷ものとか冷酷で信用ならない切れ者とか大好き。
ジェシカ・チャスティンの背景を明かさないのも好感。それでも伝わる。

シュッとした服と黒のマニキュア(この前みたアトミックブロンドのシャーリーズ・セロ
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アンナ・マグダレーナ・バッハの日記(1967年製作の映画)

4.5

ほぼナレーションと演奏風景だけで描写される人生。なのに必要十分という感じがするのが面白い。字幕読むの忘れる。

ナショナル・シアター・ライヴ 2017 「ヘッダ・ガーブレル」(2017年製作の映画)

4.2

とてもよかった。幕間のインタビューのとおり、女が自分の欲望(達成欲、支配欲)のために怒りやもがきをこんなに露わにするのは現代でも珍しいのかも。床にぶちまけられる花も壁に留め付けられる花も彼女自身を表す>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.5

カウリスマキの映画ではだいたい男も女も感情を顔に出さないけど(今作でも「ただニコニコ笑ってればいいのか」みたいなせりふがある)、主人公の妹が「ここで笑顔にならない人いる?」って状況でさえ笑顔を見せない>>続きを読む

悪魔のような女(1955年製作の映画)

4.0

序盤の、泣きながら魚を食べるところはつらかったなー
ラストがいかす。

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)

4.0

ダンケルク見てないけど大丈夫ついていけます。

「プロパガンダ映画を作ることへの逡巡」は描かれないのね、と思ったけど、全体として気持ちのいい映画だった。サムクラフリンがくらもち漫画なみの夢男子。ビルナ
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リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

-

とととトレンディ~~! 1990年代がいい時代に見える。
顔の輪郭だけ浮かばせるゆるい逆光やリビングの先のキッチンだけ光が当たってるのとか凝っててきれいだなーと思ったら、撮影ルペツキなんですね

オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

-

キャラクターも話を動かすためのコマ以上のことをしないし、いつものクストリッツァ要素を放り込んだだけかよ~、「酷な世界を憂うより、身の回りの小さな奇跡の出会いを大切に」ってか、ふーん新しいこと何にもない>>続きを読む

夕暮れのとき(1957年製作の映画)

4.0

フィルメックスにて。

ラッセル車(この死に方はイヤだリストの上位)が正面にぐわーと向かってきて、ああこれ冒頭に乗用車で同じシーンあったねと暗示に気付く。
ノワールのようなロマコメのような。アン・バン
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ファンさん(2017年製作の映画)

3.6

フィルメックスにて。

この家族を撮るのをいつ決めてどうやって探したんだろう、ということばかり考えていた。
川での漁やそこへ向かう後ろ姿は見事だし、死にかけた人をまじまじ見る機会がないのでその意味では
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仁義(1970年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とにかくつなぎがきれいでうっとりする。

冒頭の列車のシーンからタバコの受け渡しのとこまで一気。
ドアの開閉(クローゼットや猫の餌やり含む)
無音の泥棒シーン長いけどうまくひっぱるし、ナイトクラブでの
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影の軍隊(1969年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

わたしのオールタイムベストの一つ。

カラー映画のはずなのにソフトでみると何が映ってるのかわからないくらい暗い。劇場でみても相当挑戦的に暗い。ナレーションはあるのに話もなんだかよく繋がらない。少しだけ
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モラン神父(1961年製作の映画)

4.5

ベルモンドが女性をつと押しやる仕草などに表れる強引さ、「これアカン男やで!」と一発でわかる。うまい。

生のために思想(信仰)を曲げる女と、思想(信仰)のために生を押しのける男。特に男の側をいくらでも
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いぬ(1963年製作の映画)

5.0

はーベルモンドかっこよす! 女を縛る手ぎわ。なぜか異様にかわいいVサイン。
結局のところをぼかす展開も好き。

「上にいる」とか、花輪のところとか、人間関係も状況も全然説明しないので、ん? と思ってる
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賭博師ボブ(1955年製作の映画)

3.9

白黒ハイコントラストでめちゃ美しい画面。
イザベル・コレイが夜明けの街をすごいヒールで歩くシーンに「彼女は目的もなく歩く」ってナレーションが入るの。それだけで好きでしょう。

でも全体としては「テンポ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

悪くないけど…
じわじわ煽る撮り方も嫌いじゃないけど…
音の使い方が「これがあざといというやつか」という感じ。

ラスト、彼女が「help…」と言うところで白人優位の救われない鬱展開カモン! と思った
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.0

もうちょっと面白くできるよねえー
ぐるぐる回る画面にちょっとうんざりした。
あとトムクルーズの頬には何が入っているの。

歌舞伎役者・片岡仁左衛門(1992年製作の映画)

5.0

「若鮎」「登仙」この二巻だけでもみてほしい。

「若鮎の巻」では大部屋俳優たちに稽古をつけるところ。台詞まわしと下座を合わせてひとつの音楽である、ということが伝わる。
「登仙の巻」では明治座杮落としの
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夜の人々(1948年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

結婚式スタジオ(?)を2回目に訪れるところがすばらしい。
女の子がめちゃくちゃかわいい。

死んでもいい経験(1995年製作の映画)

4.0

開始2秒で「みたことあったわ」と気づきました。

ベッドシーンが馬!ってなんというかすごい直喩。

カカバカバ・カ・バ?(1980年製作の映画)

2.0

TIFFにて

後半50分くらいだけだったらもう少しましだったかもしれない

レット・ザ・サンシャイン・イン(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

TIFFにて

中年女としてはビノシュの必死加減が他人事じゃない。
ドパルデューの車のシーンは本当に大事。

ところどころ非常にロメールっぽい。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

TIFFにて

面白かった。西部劇(というかイーストウッド)の型と、「赤」をはじめとした目配せ、ってまぁそうなんだけど、それよりわたしは人間がそれぞれ「まだら」(各人の中に強さも弱さも、冷淡さも繊細さ
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ヤスミンさん(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

TIFFにて。

エドモンド・ヨウは実はヤスミン・アフマドの映画を3本しか見ていないらしい。

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.5

とにかく1989年には見えないが、自分がベルリン行ってきたばかりなので街の様子を見られるのが楽しかった(オチは多分大抵の人はすぐに想像つくので、それ以外の部分を見ることになる)

シャーリーズ・セロン
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イスマエルの亡霊たち(2017年製作の映画)

3.9

TIFFにて。

マチューの色気が爆発(個人の感想です)。
序盤に鏡のシーンが2回あって、そのあと「三角関係の二者がぶつかり合い、その気配を別室で聞くもう一人」というシーンが2回ある。そこで画面に映ら
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ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して(2013年製作の映画)

3.8

カピバラ(ベニシオ)とスナネズミ(マチュー)の交流を見るような…

終映後のトークでは「遠くの列車の音」が彼らが「もともとそこにいるはずでなかった人、亡命者」であることを示している、という話があったが
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鉄路の男(1957年製作の映画)

-

カシャンカシャンとスライドを切り替えるような画面

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