ムチコさんの映画レビュー・感想・評価

ムチコ

ムチコ

2015年11月からの記録。手持ちカメラゆれゆれには点がからいです。

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アパッチ(1954年製作の映画)

3.8

主演ふたりとも白人じゃんかよー、と現代視点では思わざるを得ないが、バート・ランカスターの運動神経が生かされている。特に序盤の無駄のない動き。

種まきのシーンのあたたかさ、トウモロコシ畑包囲はもう見る
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北国の帝王(1973年製作の映画)

3.8

なんでそこまで執着するのか全然わからないアーネスト・ボーグナイン最高〜
このネタで2時間突っ走るのも最高〜

鉄鎖vs斧、という生身の人間とのタイマン勝負とは思えない道具立て。はらはらする。
お前そこ
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枯葉(1956年製作の映画)

4.6

これも父なるものへのオブセッション。
手=生活の糧を容赦なく壊す(痛い痛い!)
精神医療に対するスティグマはなかなか…時代を感じますが。

ジョーン・クロフォードの濃すぎる眉毛と下着の透けちゃってる野
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悪徳(1955年製作の映画)

4.5

過剰〜! 好き〜!

わかりやすく「父なるもの」へのオブセッション。
噛み合いそうでいつもずれている受け答えにギリギリしてしまう。

ふるえて眠れ(1964年製作の映画)

5.0

『何がジェーンに…』のときよりベティ・デイヴィスが若く見えるが、こちらの方があとらしい。オリヴィア・デ・ハヴィランド(貫禄がついて大空眞弓に見える)の役は初めはジョーン・クロフォードがやるはずだったん>>続きを読む

クワイヤボーイズ(1977年製作の映画)

5.0

雑だし下品だしゲイの扱いとか今では無理な感じではあるのだけど、全部がくっきりしてるようでぼやけている、覚めてしまった夢を思い返してるときみたいな感じがあって、とても好きだった。

から騒ぎの野外パーテ
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攻撃(1956年製作の映画)

5.0

はー、過剰! 好き。

エディ・アルバートの描かれ方を見ていると、アルドリッチの持つ「父なるもの」へのオブセッションがつらくなる。

DV─ドメスティック・バイオレンス(2001年製作の映画)

3.8

何年も「つらくなるからみるの勇気いるわ」と避けていたが、実際にはフラッシュバックが起こりにくいよう配慮されてるなと思いました。

暴力による支配は共依存を生み、被害者はイネイブラーとしての自分をどんな
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DV 2(2003年製作の映画)

4.0

どちらが加害者か一筋縄ではない(ここでまず観客側は自分の先入観に気づかされる)DV防止法の審議。とにかく延々と続く。何組も何組もの訴えを聞き続ける判事の表情。
あと「絶対おまえらまた元のもくあみやで」
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キッスで殺せ!(1955年製作の映画)

4.0

みんな変でいろいろ意味がわからなくて良い。

ヒッチハイクで裸足で乗ってきた女がGSに平気で降りちゃう。
お気に入りはあまり意味をなしていないように思われるプールのシーン。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

5.0

クラブのところは、「これを若い子が見たら将来このシーンを『あのときの俺ら』って思い出すのかな」と思った。自分にとっていくつかの映画がそうであるように。
でも柄本佑の演じるキャラクターはあんまり現代っぽ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

前半とくに厭なところがあるんだけど、あと「寝る」を表すのに渡辺大知をああいう役どころにするのは本当に納得いかないが、それを措いてもたいへんな映画なのでもう5点で仕方ない。東出くんの声の気持ち悪さ、とい>>続きを読む

ゼロの焦点(1961年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

「北陸なんて、何にもいいとこじゃないよ、いつも曇り空で…」的な台詞に深く頷く北陸生まれのわたしであった。
上野駅やまだ雪がよく降ってた時代の金沢、能登の風景が見られるのはうれしい。

出番はかなり少な
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霧の旗(1965年製作の映画)

-

倍賞千恵子の垢抜けない感じが最大に生きている(でも靴だけは役柄に似合わぬ黒の7センチピンヒール)

逆恨みもいいとこなんだけど、そのくらい理不尽なものかもしれないと思える。酒場で弁護士の手を包むところ
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私は貝になりたい(1959年製作の映画)

-

ズズーンとなってしまうことがわかっていたのでずっとみるのを避けていた。

加東大介なんかモロに従軍経験あるし、戦後14年でまだまだ記憶も風化してない段階で、どんな気持ちで演じるんだろうなあとまずそこか
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幻の湖(1982年製作の映画)

4.0

ほんとに珍作でバランスとかめちゃくちゃなんだけどとにかく異様なパッションが全編をつらぬいており、その点で心を揺さぶられるものだった。

雄琴行ってみたい。

恋のエチュード(1971年製作の映画)

4.0

アルメンドロス〜! 美!

眼病と絵(見ること)。ジャンピエールレオーのクズっぷり。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

-

ハイヒールで駆け回って格闘(外反母趾が心配!)みたいなのがないのがよかった。

ひたすらケイト様を拝みまくり、リアーナのドレス姿の貫禄にニヤリと頷く、ファンジンみたいな映画で、こういうのもあっていい。

新しい遺言(1936年製作の映画)

4.0

ギトリの映画をみるたびに、ギトリ本人のモテオーラが凄すぎて圧倒される。

もとは舞台劇なのかな? ジャンヌダルク以外はほぼ室内のシチュエーションコメディ。突然の幕切れが◎

つかのまの愛人(2017年製作の映画)

4.5

レナート・ベルタのモノクロ画面うつくしー

「私たちめちゃ理解しあってるよね」と年の離れた恋人に言われて、言われた男の表情ははっきり映らないんだけど、黙って受け流す彼がどんな顔してるか、沈黙に何がこも
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雪崩(1970年製作の映画)

5.0

なんで逃げてるのか、追手は誰なのか、場所はどこなのか、時代はいつなのか、何一つ明らかにならない。ただ逃げる2人の男。たまらない。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

これ以上手持ちカメラゆれゆれを見たら吐く、というところで第1パートが終わってホッとしました。

笑ったしホロリともしたけれどまあちょっと親切に説明しすぎとは思う。

ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

-

撮影スヴェン・ニクヴェスト。美! 美! 各章のキーカラー見てるだけでうっとり。

幽霊はいつもそばにいて見てるけど何もしてくれない。
まあそれって神も同じことよね、というベルイマン 哲学(?)につな
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あなたの微笑みはどこに隠れたの?(2001年製作の映画)

4.0

ストローブ=ユイレの映画編集作業をずっと見守る。部屋の隅にいる幽霊になったような気分だった。気の遠くなるようなこだわりと、えっそこは流すんだ、というところの妙なバランス。
ものづくりの映画、パートナー
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何も変えてはならない(2009年製作の映画)

3.5

講義録が素晴らしかったんだけど、その素晴らしさと別に「ペドロコスタってこういう性格で、こういう映画撮るんだろうな」と思ってたのそのまんまの映画だった。

レコーディングの緊張感はすごかったけどもそれな
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