むらむらさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

むらむら

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燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020年製作の映画)

5.0

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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

5.0

2020年最後が「ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!」で、2021年最初がこの作品。

どちらもフライングVがガッツリフィーチャーされてる良質の音楽映画。ちなみに俺、このシリーズの過去二作は
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

5.0

フィンランド発、架空のヘビメタバンドを題材としたコメディ。

12月27日(日)のシネマート新宿における一夜限りの上映会にて初鑑賞。

会場の埋まり具合は半分くらいだったかな。映画館の方いわく「空席以
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ソウル・キッチン(2009年製作の映画)

5.0

いきあたりばったりな展開なドイツのコメディ。

ハンブルグにある「ソウル・キッチン」という名のギリシャ料理レストランを経営する主人公。だが店はなかなか上手く行かず、恋人が上海に転勤になったのを機に閉鎖
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FUNAN フナン(2018年製作の映画)

5.0

カンボジアの黒歴史、1975年から1979年のクメール・ルージュ支配下での市民迫害を描くフランス発のアニメーション。

カンボジアといえばアンコール・ワット、ウイグルといえば獄長くらいしか思い浮かばな
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死ぬほどセックスしてみたかった(1994年製作の映画)

5.0

諸般の事情でお蔵入りになったAV作品。以前から気になっていたので、クリスマスイブ一夜だけの上映会にて鑑賞。

交通事故で急逝したAV女優の軌跡を追うドキュメンタリー。

……の筈だが、気付いたらマゾ男
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

ちょっとミスリードしすぎじゃないかこのポスター? 宣伝ポスターだけ見て、「タイムループ恋愛もの」と期待して観たら全然違い、父と息子の物語だった。

まぁ、父ちゃんの顔がデデーンと出てくるポスターだった
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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

5.0

後半グダグダになっていく作品。俺的には今年の「尻すぼみ・オブ・ザ・イヤー」。

そもそもキャッチコピーの「通話だけで少女を救え」が嘘。途中から通話を放棄して、フツーに事件現場に行ってる。

ロサンゼル
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VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

5.0

「テネット」に続く「巻き戻し」モノ。

こっちはフィクションではなくて、俺たちの気持ちをVHS全盛時代に巻き戻してくれる、VHSマニアたちの証言を集めた記録映画。

「ニッポンの、みせものやさん」に描
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

本日12/16より各サイトでも先行配信開始!

実は随分前に観ていたんだけど、バカな俺には全く内容が理解できず。色んな人の考察を読んで、ようやく世界観が理解できてきたので、感想を書きます。

後半、ま
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エンドレス 繰り返される悪夢(2017年製作の映画)

5.0

韓国のタイムループもの。韓国映画あるあるな「困ったら暴力に頼る」ルールなループ作品。登場人物は直情型のフールだらけ、しかも悪事を厭わないヒールという「ザ・韓国映画」な印象。

天才外科医の主人公(キム
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ニッポンの、みせものやさん(2012年製作の映画)

5.0

消えゆく日本の見世物小屋を追った、裏グレイテスト・ショーマンみたいなドキュメンタリー。

戦後、何十軒もあった見世物小屋は、テレビや映画、その他の娯楽が浸透することで次々と廃業。いまではこの作品に出て
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

5.0

偶然だけど「ザ・プロム」に続いてレズビアンが出てくる作品を鑑賞。

女流画家マリアンヌ(ノエミ・メルラン)は、パリを出て、海沿いにある邸宅を訪ねる。その目的は、この邸宅の令嬢エロイーズ(アデル・エネル
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

5.0

プロムに参加拒否されたレズビアンの女子高生を助けようと、ブロードウェイのスターたちがインディアナ州の高校に乗り込んでくる話。

Netflixで12/11から配信されるようだけど、ヒューマントラストシ
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ビートルズと私(2011年製作の映画)

5.0

ビートルズ好きな作曲家が、色々な人にビートルズのメンバーの思い出を聴いてまわる記録映画。

俺の書く感想の半分以上が意味がないように、たぶんビートルズ知らない人にとっては「具志堅用高の愛犬が死んだ」と
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忍者大戦(1987年製作の映画)

5.0

アマプラの沼底で見つけた、香港か台湾発、間違いだらけの忍者映画。

冒頭から「ランボー」のテーマ曲の丸パクリが高らかに鳴り響いて不安になるが、その杞憂の100倍くらいガバガバ。

日本人は1名たりとも
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100日間のシンプルライフ(2018年製作の映画)

5.0

スタートアップの共同創業者の二人が、100日間に渡って持ち物を毎日1個づつ取り戻していく、というドイツの映画。

元ネタとなった「365日のシンプルライフ」の方は未見。

共同創業者のトニーとパウル(
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

5.0

※【2020/12/11追記】キムギドクさん、コロナて亡くなられたそうで、ご冥福をお祈りします。素晴らしい作品をありがとうごさいました。

「殺人の告白」を観て、韓国はバカしかいないのか?と勘違いして
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殺人の告白(2012年製作の映画)

5.0

無能刑事と勘違いイケメンとキモいストーカーの三つ巴で送る、トムとジェリーの韓国版。

「殺人の追憶」と同じ事件を題材にした筈なのだが、完全にバカ映画。

17年前に起こった連続殺人の犯人を追うヒョング
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

5.0

中国で未承認だった白血病の治療薬グリベック(イマチニブ)のジェネリック剤を密輸して逮捕、そののち釈放された陸勇事件を元にした作品。

フォローしてるyukiさんや みや さんのレビューに「ダラス・バイ
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MORTAL モータル(2020年製作の映画)

5.0

ノルウェーの大自然を舞台に送る、特殊能力を持つ男を主人公にした現代ファンタジー。

満身創痍で山から降りてきた謎の男。ホームレスのような身なりの彼は不良少年たちに絡まれ、「俺に触れたら死ぬことになる」
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ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

5.0

スウェーデンのロイ・アンダーソン監督による、ワンシーン、ワンカットで表現されるシュールな世界。言い換えるなら、映像の魔術師ならぬ、映像の催眠術。

前作「さよなら、人類」と同じく、もはや画面を観ている
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

5.0

「鬼滅の刃」から影響受けるの早すぎだろ! と驚いたマンハントもの。

人間狩りの標的として、「マナーゲート」と呼ばれる森林に取り残された12人の男女が主人公。

いきなり、十二人が全員、猿ぐつわされて
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まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

5.0

生まれてすぐ、それぞれ養子に出された三つ子の、嘘のようなホントの話。
「おそ松さん」のノリで、小野大輔あたりツモってアニメ映画化したら一部女子ウケしそう。

三人は三つ子であることを知らされないまま、
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奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

5.0

夭逝した20世紀初頭の天才インド人 数学者・ラマヌジャン(デヴ・パテル)と、その才能を見抜いたイギリス人 数学者ハーディ(ジェレミー・アイアンズ)を中心とした物語。

俺、こういう天才科学者の実話、大
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さよなら、人類(2014年製作の映画)

5.0

スウェーデンの映画監督ロイ・アンダーソンの作品。

前作が「愛おしき隣人」、今作が「さよなら、人類」、そして2020年11月に公開される新作が「ホモサピエンスの涙」。

隣人→人類→ホモサピエンスと、
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

5.0

ロバート・デ・ニーロ主演、ニューヨークが舞台。

この時点で、嫌な予感しかしない作品……と思ったら、期待を良い方向に裏切ってくれた。

自ら立ち上げたファッション通販サイトが急成長し、200人以上の社
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PLAY 25年分のラストシーン(2018年製作の映画)

5.0

他人の結婚式に出席して、新郎新婦の紹介ビデオを延々2時間見せ続けられてるような気持ちになる、フランス発のモキュメンタリー。

主人公のマックスは、13歳の誕生日にビデオカメラを買ってもらったことをきっ
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ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

5.0

ストップモーション・アニメで驚異的な映像を作るスタジオ・LAIKAの最新作。

時は19世紀後半。主人公のライオネル・フロスト卿(声優:ヒュー・ジャックマン)は冒険家協会で自分を認めてもらうために、人
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プロメア(2019年製作の映画)

5.0

炎を操る準主役が大活躍して、氷(水)を操る主人公と一緒に強大な敵と立ち向かうアニメ。

今だと「それ、鬼滅の刃」だよね! って日輪刀で一刀両断されてしまいそう。

同様に「人体発火現象を追う消防隊員の
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

5.0

ハリウッドの柳沢慎吾ことイーサン・ホークが心優しい銀行強盗を演じる、俺得な作品。

「ブルーに生まれついて」の監督とイーサン・ホークのコンビ再び。

この事件、人質が犯人と心を通わせる「ストックホルム
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

5.0

サンフランシスコマニアが観たら、コロナにも関わらず今すぐスケボーでサンフランシスコにすっ飛んでいきたくなる。そんな、サンフランシスコへの愛憎が詰まった作品。

親友アレン(ジョナサン・メイヤーズ)の家
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地球防衛未亡人(2014年製作の映画)

5.0

壇蜜が地球防衛軍の隊員に扮し、「ゴジラ」「ウルトラマン」といった円谷プロ作品をパロディ化したSFコメディ。

「コメディ」と書いたが、ギャグが致命的に俺の感性と合わず、観てて辛かった。「SMからSFへ
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ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

5.0

二才で自閉症によって突然言葉を失ったオーウェンくんの物語。

ここんとこ俺は「わたしは~」「私が~」と良質のドキュメンタリーばかり観ている。俺的にはこの「僕と~」も、それらに負けず劣らず、深く考えさせ
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私はパスタファリアン: 空飛ぶスパゲッティ・モンスター教のお話(2019年製作の映画)

5.0

頭にスパゲティ用のザルをかぶる信条を持つ「空飛ぶスパゲティ・モンスター教(以下、スパモン教)」を追ったドキュメンタリー。

YouTuberの戯言か、モンティ・パイソンのネタかと思ったら、意外に大真面
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

5.0

高須クリニックを変態に振り切ったような主人公(アントニオ・バンデラス)の狂気にドン引きさせられる、ペドロ・アルモドバルによるスペイン製スリラー。

不慮の事故で死んだ妻に似せようと、女性を監禁し、皮膚
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