藤さんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

藤さん

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からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

3.1

 アニメシリーズ3期がとても良く次は4期か?と期待していたらまさかの映画。映画でやるような内容無いだろ...と思っていましたがとても良かった。日常的なことも捨て猫を大事に育てていく2人もとても輝かしく>>続きを読む

抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

3.4

 70年近く前の映画とは思えないくらい面白かった。シンプルな脱獄映画だがテクニックや演出がリアリティがあって緊張感がある。音楽も少なめにすることで没入感が増している。
 現代に置き換えると扉とか木製と
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キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

2.5

 リメイク作品にしては雰囲気がだいぶ違う印象。何より各演出において盛り上がりがあまり無い感じが...そのせいか淡々としていた。
 オリジナルにはいない音響担当とかいる必要ある?日本版のドタバタ感が出て
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スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

3.0

 初のロベール・ブレッソン監督作ですが、この年代にこのリアリティーある演出が凄いです。リアルではちょっと無理はありますが、巧妙さが凄まじいです...
 ストーリー的にはちょっと軸が掴みづらい感じがしま
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美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

2.5

 ニコラス・ローグ監督作品はあまり見たことないが今作が代表作なのか?オーストラリアの荒野にほぼ捨てられたような姉と弟、救世主のように現れるアボリジニの少年。自然を背景に心通わしていくヒューマンドラマ.>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.0

 かなり評判は良くないみたいですが、個人的には楽しめました。でもまぁ前半だけは楽しめた感じですが、やっぱり後半のシリアスな展開になるとちょっと意味がわからないマーベル作品。
 今作はワイティティ節全開
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X エックス(2022年製作の映画)

2.0

 A24によるホラー映画ということでハードルがかなり上がったせいか、肩透かしをくらったような...
 とりあえずテンポが悪い。ホラー展開になるまで1時間近く何もないし、ただポルノ制作を見させられるよう
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.2

 ソマリア首都のモガディシュ、内戦下から外交官とその家族の脱出劇。ベン・アフレック監督の「アルゴ」を何となく思い出したが、今作の方がセットやアクションなど完全に上回っていました。さすが安定の韓国産。>>続きを読む

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

2.8

 ラストがかなり強烈という感想を聞くので鑑賞しましたが...もう身構えてしまっているため、そこまで衝撃は受けなかったです。
 全体的に戦争映画なのに爆発などの演出は皆無。それでいてホロコーストを悲惨に
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整形水(2020年製作の映画)

2.1

 韓国には映画では完全に敗北していますが、アニメーションは日本の方が上だと感じました。内容はちょっとイマイチで整形への批判なのかサイコパスへの恐怖なのか...ちょっとどっちつかずです。
 CGや精密な
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

2.0

 ただのアニメの総集編にしては足りないし、アニメ未鑑賞なら複雑過ぎて難しいだろう作品。普通に後日談を見たかったがやっぱり総集編でした。
 気になっていたラストシーンの後がわかっただけで価値はあったが1
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壁あつき部屋(1956年製作の映画)

2.8

 安部公房が脚本というだけで鑑賞。年代的に古臭さは感じるが今観ても普通に面白かった。ちゃんと監獄シーンと戦争シーンも描かれていてBC級戦犯とされてしまった詳細も描かれていて丁寧な作品だった。
 上官ク
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

 是枝監督の作品は個人的にあんまりハマらない作品が多い。何よりラストが腑に落ちなくて納得できない!今作もそうでした...
 全体的にはスリリングではなく、ヒューマニズム溢れる作品だった。徐々に明らかに
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.1

 白石監督の暴力シーンは容赦なくて好きです。例え子供だろうと関係なし、冒頭から全開でした。
 内容としてはちょっと浅く、サイコパスと洗脳をテーマにしているにしては弱い感じがしました。
 何より阿部サダ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

2.8

 現代のローレンス・オリビエ、ケネス・ブラナーの自伝的映画。アイルランドの片田舎での幼少期を描いた今作、カトリックとの宗教争いなど日本には馴染みのない事件連発でちょっとストーリーが掴みにくい感じでした>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.0

 まず言いたいことは映画館ではほとんどが日本語吹き替えだったこと。U2のbonoの声優初挑戦をどうしても聞きたかった。稲葉浩志でも充分話題は作れていたと思いますが、こっちはオリジナルで見たいんじゃ!>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

3.0

 次作の「ネクストステージ」の評判が良くて急いで鑑賞。冒頭からの「golden slumbers」からワクワクしました。オーディションから劇場再建まで一気に楽しめました、特に印象的だったのはネズミの唄>>続きを読む

キャタピラー(2010年製作の映画)

2.5

 はるか昔に、確かpistolsの「no future」を見たときに予告でやっていて気色悪さと衝撃を覚えていた作品。遂に見てみたが、まぁ思った通りのやるせなさが残る...
キャタピラーとはなんぞや?
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.1

 エイリアンシリーズを汚しまくって評価を落としているリドリースコット監督。最近はヒューマニズムのある作品でちょっと個人的に好きになってきとる!「最後の決闘裁判」も力作だったし、今作もグッチ家の泥沼を飽>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

1.5

 久しぶりにアカデミー賞作品賞でガッカリした作品。聴覚障害のハンディを負う家族に支えながら夢に向かうとかはありきたりな内容なんで、とにかく歌だけで音大合格とかハァ?って感じで...実技だけでとか、家族>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

2.5

 ノーティードックの名作ゲームの実写化。まぁよくある冒険活劇ですがインディージョーンズの様な名作にはならないかな〜と思ってしまった。ゲームもやってないので、ゲームのシーンなのかわからないところもあり、>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

2.9

 92歳のイーストウッドの監督・主演作品。もう次が最後かも...と思い見ているがマヂで予想を超えて作品を作ってくる!
今作は他のイーストウッドの作品にしたら緩めなロードムービー。流石に動きもかなりゆっ
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.1

 カンヌ映画祭パルムドール作品は欠かさず見ているが当たり外れが激しいのが多い。今作は...個人的にはギリ当たりでした。
 痛いシーンが多い前半パートから贖罪なのか宗教的なのかよくわからない後半パートの
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凶悪(2013年製作の映画)

3.1

 白石監督の初期の作品。かなり胸糞のノンフィクション作品として有名なので鑑賞したが、個人的にはあまり胸糞には感じなかった。むしろ借金まみれの年寄りに酒を呑ませ続けて殺害するシーンは自業自得と思い爽快に>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

2.8

 自分にとってはかなり気色悪い映画でした。北欧映画とは思えないほどの気持ち悪さを感じた...まず特殊メイクは知っていたがかなり嫌悪感を抱く顔...だらしのない裸体...昆虫の食事など、なんか見たくない>>続きを読む

劇場版 Free!-the Final Stroke- 後編(2022年製作の映画)

3.0

 遂に完結しました。かなり長く続いた作品で少し離れたときもありましたが、京アニの自信作でもあるためちゃんと鑑賞。作画には文句まったくなし。物語はこれでちゃんと終わり?でした...

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.3

 ほんとに今までのスパイダーマンを見て良かったと思えた作品。最近のMCUの作品は「エンドゲーム」以降はイマイチ当たりがなかったが、今作は匹敵するくらいの作品。
 今作でトム・ホランド版スパイダーマンは
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ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

1.9

 傑作「search/サーチ」には遠く及ばす、「アンフレンテッド」よりも劣る作品でした。まぁある程度は楽しめましが、悪霊っていうのが安っぽい感じで...時間も短いのであっさり見れる分には良かった

地下に潜む怪人(2014年製作の映画)

2.5

 カタコンベ版「グレイヴエンカウンターズ」「ディセント」です。POV視点はもう新鮮さがないから飽きがあるので、何か新しい手法などないかなぁと期待しましたが、とにかくどこかで見たことあるような展開ばかり>>続きを読む

魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s(2012年製作の映画)

1.8

 前作を見たのでその流れで。まぁ後々のまどマギとかに比べると平和に感じる。

魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st(2009年製作の映画)

1.8

まぁなんというか、非常に有名作品だったので鑑賞したが特に何も残らず。

アングスト/不安(1983年製作の映画)

2.5

 かなりヤバめの映画だと評判だったがそこまででも...スプラッター要素などは低めで、ただ犯人の心情やフラストレーションに揺れる作品。統合失調症を体験するような...面白さというより、疑似体験がメインだ>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.0

 序盤から時系列をいじっているため、かなりワクワクした展開で冒頭から掴みはOK。個人的にはその後の展開が無理があったかなぁ〜と...もう少し各々のエピソードが欲しかった。

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

2.9

 魔法と現実(リアル)の対比が絶妙な作品。かつてアニメの世界に憧れた大人達が辛くもあり面白くも描かれる。公開当時はその内容から賛否はありましたが、割り切って見る作品。
 私はおジャ魔女ドレミは世代では
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.0

 「シェイプオブウォーター」以来のデルトロ監督作。今作は悪夢的童話を150分の長尺で見させられるため、非常にエネルギーを使います...
 正直、展開が終盤につれて見えてしまう感じがしますが、ブラッドリ
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死霊館(2013年製作の映画)

2.4

 ウォーレン夫妻の事件録の一作目。ホントに実話なんですかね?ジェームズ・ワン監督の派手な演出で結構驚きます。不気味なオープニングやエンドロールもいいですね。