焼きさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

焼き

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平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

3.8

アニメ内メディアの使い方
上等な語りというのもメディアで、別時間と空間を一方方向に繋いでしまう

ピノキオ(1940年製作の映画)

4.2

ディズニーぜんぶなんかもしれんが、動き回る被写体を全、バストあたりで撮り続けるカメラの動きと、それに追随する美術の働きがとんでもねぇな
たぶん入りの立体美術も、窓からの光もそうやし🪟、連れ去られるとき
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ハーヴェイ(1950年製作の映画)

4.1

ジェームズスチュワートがとにかく何をしてても本当に幸福そうに見えるのがヤバい、一人で完結させれる、空中にしゃべっても人に喋ってもおんなじ、劇的な映画
幸福感に満ち満ちた存在の1人語り、イマジナリーフレ
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

5.0

全身で生きる、子どもの身体が世界に追いついていかへん、母の指輪も合わへん。片手間で生きれず、生活の道具が自分の身体に合わないことでファンタジーに見える子どもという対象に、現実に起こった時間を体験させる>>続きを読む

エイリアン/ディレクターズ・カット(1979年製作の映画)

-

テンポはあれやけど、ねちゃねちゃ度はこっちのが感じれるシーン多め

エイリアン(1979年製作の映画)

3.8

垂れてくるサスペンス
やからひっくいとこで殺される船長は
ダイジェストでお送り致します。
上に生き上がるコールドスリープ解凍はオーバーラップで何度もお送り致します。

木を植えた男(1987年製作の映画)

4.2

なんかずっとやばいもんを見ていると思わせる線と影の動き、空気と一体化してる人間の線、動くと流れて行っててヤバい、怖い、人間に媚びない犬すき

クラック!(1981年製作の映画)

4.1

祝福ってイメージがバチる、生から死、無から有、が巡り続けるなかでいっときのしあわせのイメージ、祭り、椅子と子供の親和性、遊びと想像力、座ってられないのに座っているときは?役になって遊び出す時

タラタタ(1977年製作の映画)

4.0

パレードの面白さ、移動の目的、時間を使いながら遍歴を見せれる、歴史の証明がパレード移動
そのなかで縦の階層にいどむ子供、柵に登り、群衆の壁にはばまれ、標識に登る
空気が出るのは奥に奥にいくこと、終わっ
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鳥の誕生(1972年製作の映画)

-

なんなんやこの切実さ、天候やからか、絶対うつろってしまうものに対しても、泣いてしまうこと、そういう美しさに、鳥の思いやりよ…

神様イノンと火の物語(1972年製作の映画)

-

火、花、花、ビーバーバック火、ぐるぐる寄ってくる花、からの雷神の使い登場、カットバックだけでわからす

アブラカダブラ(1970年製作の映画)

-

異常編集、はっやいカメラのパン、太陽から雨、傘が虹、太陽、いい

セロ彈きのゴーシュ(1982年製作の映画)

5.0

キャラの線が明暗を分ける、夜の世界がいっぱいでてくるハードボイルド漫画のぶっとくて細かい線しとる、夜が異常なオーラを放つアニメにふさわしすぎ

テーマが音楽による開放であることは、
音楽→外の風景や自
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海底二万哩(1954年製作の映画)

3.3

海底2万マイル
ちゃんと物語ることはやっぱり映画の空気を作ることにはならない、こっちの感情を無視して音楽で直接分からせる、触れてくる
ちゃんと映してちゃんと語るだけじゃダメなんね

ライオン・キング(1994年製作の映画)

3.4

メスライオンがちゃんとエロい
アゴ、肩の違い
雨のラストの使い方

東京暗黒街・竹の家(1955年製作の映画)

3.5

セットセットしとる室内からの戦後東京のロケーションの気持ちよさ、美術と人間毎の背景すぎる
横をむっちゃ使ったショットと、室内でのカット割らずに人間を動かすことでショットを切り替える
デパート屋上の銃撃
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セックス・チェック 第二の性(1968年製作の映画)

4.0

緒形拳の時間、食い気味で物語を進行させる、ストップさせるのは女と歌、別の時間
2人のトレーニング、馬跳びやら、おのれらだけの時間で、セックスと一緒、時間の使い方
・ダイナミックさとは?
戦争とか走りと
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ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)

3.8

実際の1930年代の歴史を組み込むことでアニメの奥行きになる、
今見ている物語の背景がみえる、
平行世界として奥がもう一個できるから、その人物たちの生活がリアルになる。違う時間が流れてる中での行動
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余命10年(2022年製作の映画)

-

「こういうの」をみたい、とか元々期待される文脈がある物語はそのままやるとこうなってまうのんか
すべての映像が説教として既に語り尽くされた、わかっとることを改めてなぞるだけで、観客を説得させるためのもの
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天の高みへ(1976年製作の映画)

4.0

エレベーター入る前のちょーーどいい距離感での画からの対比
全部のパンと音楽良かった
神父ええわ〜最初からサラミパクパクやし生き生きしとる

冒険者たち ガンバと7匹のなかま(1984年製作の映画)

-

始まりの空き缶シークエンスで友達といきなり盛り上がった。凄えや

キルラキル演出は出崎演出
鬼龍院羅業はノロイオマージュでは…

ベルイマン監督の 恥(1966年製作の映画)

4.0

いつの間にかの加害者意識、唯一即興とかいう外でワイン飲みながら談笑するシーン、満ちてる
徹底的に壊されたあとの表情の違い
引きの戦争が日常を侵食してく感の強さ、市長との食卓シーンやばい。

10番街の殺人(1971年製作の映画)

3.9

ちゃんと要素だけじゃなく物語も全部やる、古典感じた

1999年の夏休み(1988年製作の映画)

4.2

途上フェチがでまくってる
音だけ夏休みの始まりから掴まれる、隔絶された子ども、このときのグラグラする性パワー、発展途中のムダ機械
異性が演じてるのもそうやけど、途上の感覚をチョウのくだり、母への電話、
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スプレンドール(1989年製作の映画)

-

じわじわくる映画に照らされながら映画になれん日々

アメリカの友人(1977年製作の映画)

3.5

列車内の狭苦しい環境に置かれたときのドタバタサスペンスいい
ヴェンダース3本目にして、自分は所謂ただのロードムービーは生理に合わんのかもしれん

映画 けいおん!(2011年製作の映画)

4.0

日常を外の社会に持ち込むこと
テレビシリーズ2期4-5話の、先輩が日常を外に持っていったあと、残された後輩の日常がなくなったあとの学校、内々の場所を描いてる話の延長。今回は後輩との別れという日常が喪失
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