ノルウェー北部にある小さな漁業の町・ベルレヴォーグにある合唱団のお話。この合唱団は、かっこわるくてかっこいい、北国の田舎のじじいたちによって構成されています。
じじいたちが歌い、女を語り、また歌い、>>続きを読む
何人かの女性を主人公とし、場面場面で主人公をバトンタッチしていくオムニバス形式のイラン映画。
女性に対して抑圧的な社会を描いており、映像には緊迫感があります。バトンを繋げるように主人公が入れ替わって>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
1951年のサイゴン(現ホーチミン)を舞台に、使用人として雇われた女の子から見る人間模様と、女の子自身の淡い恋心を描いたベトナム映画です。
ストーリーはゆったりと進みます。また、映像の色遣いがとても>>続きを読む
アンデルセン童話『雪の女王』の実写版映画のひとつ。演出がちょっと古く感じるかもしれませんが、1980年代はこんな感じの演出なんだなーって、「映像演出の歴史」的な視点から見ると興味を持てるかもしれません>>続きを読む
トロールのロリーを主人公としたファンタジー作品。トロールとエルフの対立は、ファンタジー世界を舞台とした作品ではもはやお約束というか、王道というか。
ファンタジーと聞いておおよそ想像される世界をそのま>>続きを読む
ストーリーらしいストーリーはほとんどありません。ポップでキュートな映像と、主人公姉妹のかわいさをひたすら堪能するための映画です。とにかく色彩が豊かで、とにかくかわいい。
テレビシリーズのZガンダムを3部作の劇場版に再構成したもののうちの1作目。クワトロさんがかっこいい。古いカットと新しいカットの作画の差はご愛敬ということで。
世界初の電子楽器であるテルミンと、その開発者レフ・セルゲイヴィッチ・テルミンの波瀾万丈な人生を追ったドキュメンタリー。
カネ、暴力、セックス。そして、人間のたくましさと弱さが凝縮された感じ。
邦画ですが、日本語の会話はそこまで多くないです。そのため、舞台となっている無国籍の街の雰囲気がよく伝わってきます。
アイスランドの歌姫・ビョークの映画デビュー作。グリム童話をモチーフにしていますが、イメージとしては「本当は怖いグリム童話」と言い表した方が近いかもしれません。
とりあえず全般を通して暗いです。暗いけ>>続きを読む
侍が英語ペラペラだったり、40kgはありそうな甲冑のフルセットを装備した状態で走り回るなど、ネタに事欠かない映画です。エンターテインメント性は高いかと思います。
このレビューはネタバレを含みます
台詞が少ないですし、全体的に暗く、観ていると憂鬱になります。しかもラストは報われません。だがそれがいい。
カウリスマキ監督の映画は音にこだわりが感じられる作品が多いですが、この作品も、効果音が効果的>>続きを読む