花さんの映画レビュー・感想・評価

花

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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.4

好き!元気が出る。

やりすぎなほどド派手で煌びやかな世界をインターフェースにして、
人種だけでなく文化的な壁があることとか、家柄を重視する古臭い伝統とか、アメリカ映画なのにアジア系の俳優ばかり登場す
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ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界(2012年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

エルファニング最強。儚さと強さが共存する危うい美しさがある。

ジンジャーは寛大だと思った。親友のしたことは一般的には生理的に無理であってもおかしくないのに、長い間大切にしていた相手の価値観を尊重し、
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

2.3

どうしよう良さがわからないし何が言いたいのかわからない、、

全体的に満ち足りた人生というか、多幸感に包まれた雰囲気

96時間(2008年製作の映画)

1.0

きっつい。
海外旅行で知らない男性とタクシー相乗りして、宿泊先まで送らせて女子二人しかいないことまで教えて差し上げる女の子の馬鹿さ加減がきつすぎて胸焼けした。
他にも拷問シーンとか薬付け状態での売春シ
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

考えさせられる!面白い!

観る側が問いを提示される場面が多く、引きつけられた。
人を助けたいという善意は主人公含めきっと誰にでもある普遍的な感情だけれど、状況の緊迫性・対象者のタグ・苦境に立っている
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.3

主人公を破天荒で青いなって笑いつつも、冷静に考えると自分に重なるところもあった。
退屈な人生の原因を自分以外の環境(生まれた場所、家庭、周りの人)に帰すとか。
少なくとも大人になったら自分次第だし、楽
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

2.7

料理しながら見てちょうどよい薄味映画。
人との関りは偶然で、それが重なっていることとか
お父さんみたいに分かりづらい形でいい人がいるということとか
自分が死んでもこの世界は回り続けるけれど自分の死を悲
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.0

二人の関係の甘美と気味の悪さのバランスが絶妙。
そしてあの姉はどこまで気がついているんだろう。ある程度気づいていそうだけど何も言わない。最後まで一番謎めいた人物だった。

愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

テーマについて詳しくないので新鮮だったが不可解なことが多かった。
当時のマイケルが15歳なこと、言語に関して、裁判の結果がかかっているのに文盲を隠すこと。
二つ目の言語に関しては、舞台がドイツだけど終
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くちびるに歌を(2015年製作の映画)

3.7

五島列島が舞台だという理由でみたけれど、よかった。
ストーリー展開にパンチはないけれど、日常の美談として面白かったし、何より中高生時代の合唱発表会のことが思い出されて懐かしい気持ちになった。心が温まり
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

退屈。
反面教師にして人生の計画性は重要という教訓を得た。
良くも悪くも行動がダイナミックなので、よいところだけ見習いたい。
ひたすらF**k youと言う挿入歌が印象に残った笑

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.2

普段観ないような心温まる映画。
話が進むにつれて今この瞬間が愛おしいという感覚に襲われる。
親の最期が分かるのは羨ましかった。自分はティムのようにはいかないから後悔しないようにしたい。

イギリスの家
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

人に勧められたのでラストを知っていたし原作を読んだことがあったけど、久しぶりに心に来る映画を見た。
宗教は生きる理由であっても死ぬ理由にしてはだめだと思う。
棄教したあの司祭も、棄教せず処刑された百姓
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

Queenファンでなくても楽しめるかなというミーハー心で臨んだら、拍子抜けした。
天才であるがゆえに強気で、それでも「成功」はできるけど孤独、結局ぬくもりに戻るっていう、実話だからっていうのもわかるけ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.7

完成度の低さがかえって登場人物の不器用さを引き立てていた。人物の態度や心情が曖昧で理解しがたく、そして現実的。

サーミの血(2016年製作の映画)

3.2

胸が締め付けられる。
エレマリャ/クリスティーナの気持ちは一部の人にとっては少しわかるものであって、それと同時に誰にもわからないだろう。
個人的には差別というフィルターを通して帰属意識というテーマを感
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.4

軽快で良い。こういうの普通好みじゃないけどこれは良かった。作品中の曲をspotifyのプレイリストに登録した

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

2.8

後悔しながら死ぬことにならなくてよかったね、でもお金の力で解決!感強くて馴染めない

キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

友人に勧められて。タイプは違えどゴシップガール好きな友人らしさがあった。
元恋人をギャフンと言わせたいというある程度普遍的な願望を達成する場面が見どころかな。

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.4

泣けるシーンはないけど観た後の満足感と疲労が異常。

菅田将暉が。

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ラストで人生の新たなステップを踏み出したわけでもないのに(恋愛以外で)、いかにもハッピーエンドな雰囲気があまり好かない。ロマンチックなムードや、香港監督らしい?ネオンの色使いを楽しむならあり。

バクマン。(2015年製作の映画)

2.9

完全にサカナクションが手がけた音響目当てで観た。そうでなかったら多分途中で観るのをやめてた。ストーリーはともかく、主題歌の新宝島以外の音響がサカナクションらしかった。長いmvを観ている感じ。

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.5

他の方がおっしゃるように、海町ダイアリー同様、ストーリーに大きな動きがなくあっさりしている。
私が未熟なのか、阿部寛演じる男性に苛立ってしまった。終わった関係を引きずるところ、いろんな場面で取り繕おう
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ニキータ(1990年製作の映画)

3.3

どうしてもレオンと比べてしまった。あれ?これで終わり?と拍子抜け。個人的にしっくり来なかった。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

いろんな人が賞賛するだけあって非常に面白い。これはきっと映画館で観たら迫力とか雰囲気とかをより味わえるやつだ。

極限状態での人間の生存本能とか理性と感情とかを観察できた。伏線回収も完璧。
ただ、抜け
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.5

原作を読んでいると多少物足りないかも。でもノスタルジックかつ異国感がある。当時の日本かと言われると多分違うけど(生まれてないから知らない)、綺麗なので良かった。
それと水原希子のミステリアスな魅力が彼
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海街diary(2015年製作の映画)

3.6

優しくて穏やか。そんなに簡単じゃない境遇の中で、淡くふんわりとした雰囲気でなんか日本っぽいなぁと思った。
触発されてちくわカレー作ったけど、シーフードと合わせるといい感じで、また作りたいくらいには美味
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不能犯(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

予告でびっときたから観たけど微妙。殺し方が多様なようで本質的に同じで、それがずっと繰り返されてしかも解決しないと言う意味で単調。良い点といえば沢尻エリカ、新田真剣佑、松坂桃李の美しさくらい

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.1

面白い。中盤あたりのちゃぶ台返しと松岡茉優の歌に鳥肌が立った。妄想部分のコミカルな感じと中盤以降の考えさせられる感じがあっていろんな感情を欲張ることができる。

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(2014年製作の映画)

3.6

ストーリー展開は普通だけど、王妃は今までに見た映画の中でも個人的に好きな女性だった(尚かなり好意的に描かれている)。不完全ながらも、そして立場上周囲からの多くの助けがあるという状況を加味しても、芯を持>>続きを読む

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