konomoさんの映画レビュー・感想・評価

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映画はなるべく映画館で観たい派。定位置は後方壁際。
何でも観てみようって心がけてはいるものの、たぶんどこかに偏っていると思う。

映画(372)
ドラマ(0)

アイ・アム・キューブリック!(2005年製作の映画)

3.0

キューブリックの名を騙って詐欺を働くゲイを演じるジョン・マルコヴィッチをひたすら楽しく眺める映画。ほしゃほしゃした喋り方が愉快。実話だって。

詐欺はあまりにも杜撰で観ていてドキドキしたが、案外上手く
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杏っ子(1958年製作の映画)

3.5

ひがみっぽい甲斐性なしの旦那に苦労するばかりの結婚後はひたすらつらかった。自分なら秒で離婚だし、原作も最終的に離婚してるらしいんだけど、そこまで描かなかったとこに監督の意図があるのだろう。

結婚の夜(1959年製作の映画)

3.0

凄く怖いって話だったが、あれだけ不実なプレイボーイはもっともっと長く酷い目に遭って良かったのにと思った。
結婚相手の奥さんは気の毒とはいえ、あんな男に人生捧げないで済んで何より。

「結婚相手に職業婦
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.3

ギンレイにて。
アナ雪の短編は長すぎたと思う。それはさておき。

人は忘れられた時に2度目の死を迎えるっていうのが、どこ発の考え方なのか知らないけれど、よほどの有名人でもない限り、かなり短いスパンでも
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.3

序盤の駆け足展開が上手い。そしてあとはゆっくりじっくり。
自分が触れていたのは原作の石井桃子訳だけなのでディズニー版には馴染みがなく、ちょっとコレジャナイ感があったのはやむなし。

「なにもしないをす
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.3

ギンレイにて。
キラキラしたピアノの音と映像が美しい作品だった。
第三者(女の子たち)を適当に利用してふみにじるような恋愛ものって不愉快だし、オリヴァーの人間性にもあんまり惹かれなかったので(独善的に
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広告業界で成功する方法(1989年製作の映画)

3.3

中古のVHS(!)を買ったきり観ていなかったので。
ウィズネイルの人主演の広告業界もの。身体に悪くても、効果がなくとも、上手い口上で売ったもん勝ち!ということでニキビクリームの広告を考えているうちに、
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ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

4.2

高校生の時に2本組みのビデオで観て以来の鑑賞。話の流れと、アレクサンデルが父の幽霊を見ることしか覚えていなかった。

豪華絢爛、登場人物は美しくキャラが濃く、ドラマチックで、時に悪夢的。萩尾望都の作品
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.4

シリーズ未見でオーシャンってファミリーネームだったのね!というレベルだったが、とても楽しく鑑賞。
プラダを着た悪魔思い出したり、テナルディエ夫人思い出したり、ケイト姐さんかっこいい!ってほれぼれしたり
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.3

WOWOW録画。
とても美しいSFスリラーだった。観る側の思考をぐらぐらと揺さぶる。
「ビジュアル優先」なきらいはあるけれど、これ位綺麗ならいいか。

しかし主人公が「いい人」ゆえにああいう運命になっ
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.3

やさぐれた孤高の女子高生を演らせたら右に出る者はいない蒔田彩珠ちゃん目当て。安定の演技でずっと観ていたい。

作中の吃音や音痴は、自分的には英語を喋る時に置き換えれぱ容易に共感できた。「できる範囲で評
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人間機械(2016年製作の映画)

3.6

この映画に臭いや熱気も記録されていたら、凄くつらいだろうな、と妄想しつつ観た。

劣悪な労働環境。「組合があれぱ条件良くなると思うよ?でもあいつら作らないから」と言ったそばから「組合ができないのは作る
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

2回観た。
「面白いらしい」という口コミ頼りに行った初回は予告編も観てなくて、「ゾンビ映画撮影中にゾンビに襲われる話…なのかな?」位の前知識で臨んで大正解。存分に楽しんで、途中感じた違和感が後でカチカ
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美しい星(2017年製作の映画)

3.3

台風に閉じ込められて録画鑑賞。
橋本愛の、周囲から浮き上がってしまうような美しさが存分に活用されていた。

一体どんな原作をこうしたのか興味が湧いた。SFの形を借りた警鐘なのかな? 温暖化や福島の立ち
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.0

池松壮亮と大倉孝二目当てで鑑賞。

内容には心底気持ち悪いと思い、途中ん?分かりそう?…いや…と揺れたものの結局分かりはしなかった。こっそり見張られて盗聴されて捨てた下着とかつけられて大事に隠してた指
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ゲッベルスと私(2016年製作の映画)

4.0

ナチ高官の下で働いていた女性のインタビュー。
わざとなんだろうけど、細かいしわの1本1本が黒々と浮き上がる撮り方になんだかぞっとする。

アイヒマン裁判とか思い出すかと思っていたが、どちらかというと『
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.5

文体が売りの町田康を映像化する意味あるのかしら?と思いつつ観てみた。
思ってたより町田康。なるほどなるほど。クドカンが凄く職人的に頑張った感じがした。

後半のわーわー乱闘シーンは長くて退屈したけれど
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はじまりのボーイミーツガール(2016年製作の映画)

3.3

かわいらしい初恋モノ。

ストーリーが完全に子供の価値観で動いて行くので、大人から見るとヒロインの目の治療を拒否する姿勢なんかは大間違いで(かつ医者まで子供の意向を汲んで親に的確なアドバイスをしない)
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.6

シン・ゴジラを観た時に、日本人で良かった!一目で入ってくる情報量が他の国の人と全然違うよ、と思ったけれど、ウェス・アンダーソン作品で同じ事を思うとは。
日本のごっちゃり文化をたくさん取り入れ、日本映画
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.5

ギンレイで落穂拾い。才能を持った子供をいかに育てるべきか、みたいな話。

普通に子供らしく育てるか、英才教育をするか…というのとも少し違っていて、そもそも育て親がある程度天才なので、英才教育をしちゃっ
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.4

既に観た人の評が、タイトルからは想像不可能なバイオレンス映画だということだったので、勝手に野生動物(害獣)vs人間の血で血を洗うような戦いが繰り広げられ、結局決着はつかないが戦いは今後も続くだろう…み>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.3

WOWOW録画。

生田斗真の演技が素晴らしい。ありがちな気の良いオカマちゃん的なキャラではなく、紛れもなく物静かで愛情深い女の人だった。それだけで観る価値あった。

飽きずに最後までするすると観たの
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イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

3.6

チェコの昔のSF。地球外生命体を求めて旅立った宇宙船内部の話。トンデモではなく、この詩的な閉塞感はレムっぽいなぁと思ってたらやっぱり原作そうだった。

セットのデザインも素晴らしかったのだが、ロボット
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.0

監督の前作タンジェリンが素晴らしかったので(ネトフリに入ってる!)、楽しみにしていた本作。子供の演出が生々しくて、あまりの獣っぷり(友達の子供と似てた)にハラハラする位だった。是枝監督と対談とかして欲>>続きを読む

鳥の歌(2008年製作の映画)

3.0

監督も知らず、TwitterのTLで流れてたスチールがなんかかっこよかったので適当に観た。

東方三賢人の話だったが、珍道中というか、優柔不断だし、泳いだり綺麗な石見つけたり寝るスペースで言い争ったり
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

なっがい。
わざと気まずい場面を延々と見せる…という手法は悪くはないけど、色んな気まずい場面を入れすぎて散漫になり、効果が薄れたと思う。テーマもアートだのネットだの世知辛さだの階級意識だの、盛り込み過
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.6

東映のロゴの後ろに波ざっぱーん!で始まる昭和の広島が舞台のヤクザ映画。東宝で観ちゃったけど…。

あまり自分はヤクザ映画を通ってきていないのでこんなものなのか分からないけれど、感傷的過ぎる所と、それで
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愛しきソナ(2009年製作の映画)

3.4

『かぞくのくに』の監督による、自身の家族(日本と北朝鮮に分かれてしまった朝鮮人一家)を撮影したドキュメンタリー。

元々父親が来日したのは日本占領下での暮らしが苦しかったからだし、息子3人を北朝鮮へ送
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カワイイ私の作り方 全米バター細工選手権!(2011年製作の映画)

3.0

多分WOWOWの未公開作枠。
旦那の栄光にすがってた女性と里親運のない孤児の、自分探しの題材が「バター彫刻コンテスト」。

大量のバターを使い、透明な巨大冷蔵庫の中で凄い彫刻(最後の晩餐とか)を作ると
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.6

Filmarks試写会にて(ありがとうございました!)。

映像も音楽も美しく、その中でぴしっと働くお針子さんやマネキンさんたちも、数々のドレスも美しい。が、思っていた以上にあるある満載の恋愛ものでも
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マダムと泥棒(1955年製作の映画)

3.6

イーリングコメディっていうやつですね。録画にて。

イギリスのおばあちゃん vs ならず者強盗団。
コーエン兄弟のリメイク版はすごーくツマらないと思ったのだが、本家は面白かった。後半の、これまでのトー
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団地(2015年製作の映画)

3.6

録画鑑賞。
団地の人間模様ものだとばかり思っていたら違った。いや、外面と内面、自己顕示欲やゴミ問題、虐待問題、噂が高じて増幅する妄想も入ってたね…合っているのか…でもちょっと違う方向へ行った。
関西の
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夢みるように眠りたい(1986年製作の映画)

4.0

弁士・伴奏つき上映会にて。
林海象の映画デビュー作かつ佐野史郎の映画初出演・初主演作。

昔のサイレント映画のフォーマットを模したモノクロ映画(セリフの字幕画面が挿入される作り)。昭和初期を舞台に、私
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.7

ドラマチックで良い映画だったと言おう。ゲイリー・オールドマン演じるチャーチルはかわいらしいけど時に超絶クソジジイで、お酒飲みすぎで、奥さんからブタちゃんって呼ばれてて、とても魅力的な人物だったし、日付>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

ゲーマーじゃないし楽しめるかなぁと不安に思いつつ、評判も良いし、予告編で観たトレーラーハウスを積み上げたようなごっちゃりした未来世界に絵的に惹かれて挑戦してみた。

結果、ゲームだけではなく映画やアニ
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心と体と(2017年製作の映画)

3.5

夜の室内に時々差し込む車のライトとか、ヒロインの肌の白さとか、夢で見る冬の森の中の2頭の鹿とか、主人公の知的な眼差しとか、ほう…と見とれるものの多い映画。人と肉体的に接触するのが苦手なヒロインが、マッ>>続きを読む

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