konomoさんの映画レビュー・感想・評価

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映画はなるべく映画館で観たい派。定位置は後方壁際。
何でも観てみようって心がけてはいるものの、たぶんどこかに偏っていると思う。

映画(355)
ドラマ(0)

はじまりのボーイミーツガール(2016年製作の映画)

3.3

かわいらしい初恋モノ。

ストーリーが完全に子供の価値観で動いて行くので、大人から見るとヒロインの目の治療を拒否する姿勢なんかは大間違いで(かつ医者まで子供の意向を汲んで親に的確なアドバイスをしない)
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.6

シン・ゴジラを観た時に、日本人で良かった!一目で入ってくる情報量が他の国の人と全然違うよ、と思ったけれど、ウェス・アンダーソン作品で同じ事を思うとは。
日本のごっちゃり文化をたくさん取り入れ、日本映画
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.5

ギンレイで落穂拾い。才能を持った子供をいかに育てるべきか、みたいな話。

普通に子供らしく育てるか、英才教育をするか…というのとも少し違っていて、そもそも育て親がある程度天才なので、英才教育をしちゃっ
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.4

既に観た人の評が、タイトルからは想像不可能なバイオレンス映画だということだったので、勝手に野生動物(害獣)vs人間の血で血を洗うような戦いが繰り広げられ、結局決着はつかないが戦いは今後も続くだろう…み>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.3

WOWOW録画。

生田斗真の演技が素晴らしい。ありがちな気の良いオカマちゃん的なキャラではなく、紛れもなく物静かで愛情深い女の人だった。それだけで観る価値あった。

飽きずに最後までするすると観たの
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イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

3.6

チェコの昔のSF。地球外生命体を求めて旅立った宇宙船内部の話。トンデモではなく、この詩的な閉塞感はレムっぽいなぁと思ってたらやっぱり原作そうだった。

セットのデザインも素晴らしかったのだが、ロボット
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.0

監督の前作タンジェリンが素晴らしかったので(ネトフリに入ってる!)、楽しみにしていた本作。子供の演出が生々しくて、あまりの獣っぷり(友達の子供と似てた)にハラハラする位だった。是枝監督と対談とかして欲>>続きを読む

鳥の歌(2008年製作の映画)

3.0

監督も知らず、TwitterのTLで流れてたスチールがなんかかっこよかったので適当に観た。

東方三賢人の話だったが、珍道中というか、優柔不断だし、泳いだり綺麗な石見つけたり寝るスペースで言い争ったり
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

なっがい。
わざと気まずい場面を延々と見せる…という手法は悪くはないけど、色んな気まずい場面を入れすぎて散漫になり、効果が薄れたと思う。テーマもアートだのネットだの世知辛さだの階級意識だの、盛り込み過
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.6

東映のロゴの後ろに波ざっぱーん!で始まる昭和の広島が舞台のヤクザ映画。東宝で観ちゃったけど…。

あまり自分はヤクザ映画を通ってきていないのでこんなものなのか分からないけれど、感傷的過ぎる所と、それで
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愛しきソナ(2009年製作の映画)

3.4

『かぞくのくに』の監督による、自身の家族(日本と北朝鮮に分かれてしまった朝鮮人一家)を撮影したドキュメンタリー。

元々父親が来日したのは日本占領下での暮らしが苦しかったからだし、息子3人を北朝鮮へ送
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カワイイ私の作り方 全米バター細工選手権!(2011年製作の映画)

3.0

多分WOWOWの未公開作枠。
旦那の栄光にすがってた女性と里親運のない孤児の、自分探しの題材が「バター彫刻コンテスト」。

大量のバターを使い、透明な巨大冷蔵庫の中で凄い彫刻(最後の晩餐とか)を作ると
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.6

Filmarks試写会にて(ありがとうございました!)。

映像も音楽も美しく、その中でぴしっと働くお針子さんやマネキンさんたちも、数々のドレスも美しい。が、思っていた以上にあるある満載の恋愛ものでも
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マダムと泥棒(1955年製作の映画)

3.6

イーリングコメディっていうやつですね。録画にて。

イギリスのおばあちゃん vs ならず者強盗団。
コーエン兄弟のリメイク版はすごーくツマらないと思ったのだが、本家は面白かった。後半の、これまでのトー
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団地(2015年製作の映画)

3.6

録画鑑賞。
団地の人間模様ものだとばかり思っていたら違った。いや、外面と内面、自己顕示欲やゴミ問題、虐待問題、噂が高じて増幅する妄想も入ってたね…合っているのか…でもちょっと違う方向へ行った。
関西の
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夢みるように眠りたい(1986年製作の映画)

4.0

弁士・伴奏つき上映会にて。
林海象の映画デビュー作かつ佐野史郎の映画初出演・初主演作。

昔のサイレント映画のフォーマットを模したモノクロ映画(セリフの字幕画面が挿入される作り)。昭和初期を舞台に、私
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.7

ドラマチックで良い映画だったと言おう。ゲイリー・オールドマン演じるチャーチルはかわいらしいけど時に超絶クソジジイで、お酒飲みすぎで、奥さんからブタちゃんって呼ばれてて、とても魅力的な人物だったし、日付>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

ゲーマーじゃないし楽しめるかなぁと不安に思いつつ、評判も良いし、予告編で観たトレーラーハウスを積み上げたようなごっちゃりした未来世界に絵的に惹かれて挑戦してみた。

結果、ゲームだけではなく映画やアニ
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心と体と(2017年製作の映画)

3.5

夜の室内に時々差し込む車のライトとか、ヒロインの肌の白さとか、夢で見る冬の森の中の2頭の鹿とか、主人公の知的な眼差しとか、ほう…と見とれるものの多い映画。人と肉体的に接触するのが苦手なヒロインが、マッ>>続きを読む

きみへの距離、1万キロ(2017年製作の映画)

3.5

予告編が面白そうだったので鑑賞。
アメリカから北アフリカのパイプラインの監視ロボットを遠隔操作している主人公が、現地の望まぬ結婚から逃げようとしている女性を助ける話。

もう少しロボットを通じて会話を
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.6

チラシを見て、どうしてこういう服装なんだろう?養護施設とか?などと考えていたのだが、単に高校の制服がTシャツなのね。ブラジルの気候に合っているだろうし、ざぶざぶ洗えるし、理にかなっている。

「せっか
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

3.4

韓国であんな恐ろしいことがあったんだ!(そして同じようなことは未だに世界中で起きている)一体韓国はあれからどのようにして変わっていけたんだろう?などと考えさせられるという点で非常に観る意味があった作品>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.4

破滅的で不毛な感じにびっくりしたが、今や生半可な甘い希望とか描いていられない状況なのかもしれないな、と思って暗澹とした。
そして薬物ダメ!ゼッタイ!ろくなことになりませんがな。

これは明確に「社会派
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馬を放つ(2017年製作の映画)

3.5

キルギスの、失われゆくものを惜しむ話なのだろうと思う。馬と共に生きることもなくなり、後から入ってきた(らしいよ)イスラム教に伝統文化が否定されたり。それに対していても立ってもいられなくなった主人公の衝>>続きを読む

ラブレス(2017年製作の映画)

3.6

親の代からラブレス…って感じで非常につらい話だったが、ロシアには行方不明者を本格的に組織だって探してくれるボランティア組織があるのを知って感心した(それだけ警察はアテにならない訳だが)。川をさらったり>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.7

どうなるのどうするのどっちの味方なのえーー!そうくるーーー?と、長さを感じず楽しめた女スパイもの。ロシア人みんなずーっと英語喋ってたけど気にしなーい、エンタメだもーん!

悪者がプーチン顔だったのも面
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

3.9

試写会にて。
ラッカの現状についてのドキュメンタリーかと思っていたら、ラッカについて国内外から情報発信を続ける市民ジャーナリスト組織についてのドキュメンタリーだった。邦題はその組織名まんま(RBSS:
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

クオリティたけえ!と思いながら観ていた。
社会がどういう状況だとか、その裏で何が起きているか、登場人物の立場や事情がすーっと入ってきて分かりやすい。実に考え抜かれた構成だと思う。俳優陣の演技も素晴らし
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

ギンレイにて。
徹底して俯瞰視点を入れず、現場のせまーい視点だけで繫いでいったのが、臨場感が得られて面白い。向こうでは有名な史実だから、それでも観客は問題ないんだろう。自分は『人生はシネマティック!』
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女房の夫を探して(1993年製作の映画)

3.3

イスラーム映画祭にて。
モロッコの映画で、お家の中のタイルが滅茶苦茶かわいい!フードつきのコートかわいい!
若くて美人の第3夫人と衝動的に3回目の離婚をしちゃった男が再々々婚を画策する話。
そのために
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アブ、アダムの息子(2011年製作の映画)

4.0

イスラーム映画祭にて。
善良で敬虔な貧しいイスラム教徒のご夫婦が、一生に一度のハッジへ赴くために奔走する話。初めての旅行会社、初めてのパスポート、身も心も清らかに行くために清算しようとする過去の小さな
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トゥルー・ヌーン(2009年製作の映画)

4.0

イスラーム映画祭にて。タジキスタン映画。
完成度高い!監督さんはどんな映画的バックグラウンドの方なんだろうと気になった。

斜面で上村・下村に分かれている小さな架空の集落の間に突然国境が敷かれてしまう
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メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

3.9

ポケベル、公衆電話、ナチュラルボーンキラーズやレオンのポスターを部屋に貼る主人公…。「あの頃」の青春映画に郷愁を感じてしまって、ワシも年をとったのぅ、とつい。
あぁそれにしても、あのマンションのロケー
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

3.8

キャスティングが最高で、前作からの間にさらに好きになったり、顔を覚えたりした人も多く、それぞれが生き生き描かれていて楽しかった。

メインキャストはみんなこれからも映画やドラマを引っ張っていくのだろう
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.6

不穏でちょっとズレた感じが良い。

もっと理由なく不条理に巻き込まれる話かと思っていたら、案外筋が通っていた。医者に自分の家族があんな目に遭わされて、然るべき能力があったなら、あんなんじゃ済まないわ!
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.7

パターソンのおじいちゃん版みたいで楽しかった。

デヴィッド・リンチがリクガメを愛するおじいちゃん役で出てきて、「turtleじゃない、tortoiseだ!」といちいち訂正していたので、もうカメの英単
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