従妹の歯に取り憑かれる青年の話。
全体的に暗く、
異常的な偏執に包まれた作品。
他の作品も観て感じたけど、
偏執とフェティシズムはロメールが映画を撮る上での礎なのかなと思った。
主人公のあまりの自意識の高さとラストのダサさに、
呆れを通り越して愛着湧いた笑
「今日はあの子にして、次はパン屋に...」みたいなことを、
1人真顔でブツブツ呟いて作戦会議してるところ最高でしたね。
ロメールが描く「美女に振り回される拗らせオジサン」の作品群(6つの教訓話シリーズ)にハマっています。
圧倒的な映像美が前提にあるのもありがたい。
本作は男たちを虜にしてコレクションする女に振り回され>>続きを読む
リンゴを雑に収穫するシーンと、
干し草がベルトコンベアで運ばれていくシーンが好き。
前半の恋愛シミュレーションゲームみたいな妄想シーンに笑った。
フレデリックの夢がここに集約されていたな...。
まぁ妄想をするのは自由だけど、
これを現実にしてしまうのはただのクズだよね。
妻がいる>>続きを読む
タイトルそのまんまの内容。
気を惹きたい男とあしらう女。
家の中での会話の間が絶妙だった。
主人公のジェロームが絶妙に気持ち悪くて笑えた。
オーロラにさりげないモテ自慢をするのも、
実験だからと予防線を張って、
未成年に手を出そうとするのもヤバすぎ。
(改めて文字にするとろくでもないなぁ..>>続きを読む
とにかく双子が純粋で突飛。
マシューの適応力に脱帽した。
言ってることもやってることも浮世離れで、
まさに夢の世界の住人って感じだったな。
ラストでは「街が家の中に入ってきた」ことで、
自分たちの世>>続きを読む
衝撃のラストの部分、
わりと最後の方まで気づかなかった笑
伏線を回収しながら何回でも観たくなる作品。
(テーマが重いから少し時間を空けて...)
「善人として死ぬか、モンスターとして生きるか」という>>続きを読む
フェミニストの地雷映画。
女がことごとく幸せになれない話。
男に襲われたり、殺されたり、都合良く扱われたり...。
本当に観てて辛くなる。
ラストまでしっかり無慈悲で泣けました。
ミカエルとリズベッ>>続きを読む
映像が素晴らしすぎるのよ...。
ロケーションもカットも色彩も全てが最高。
美しすぎて別世界に誘われている感覚だった。
ストーリーはフランス人の青年クロードが、
英国人の姉妹(アンとミュリエル)の間>>続きを読む
若者って良くも悪くも純粋だなと思った。
(若者である自分が言うなって感じだけど...)
環境や境遇で価値観が決まるし、
信頼した者の干渉によって、
今までの価値観が180度変わることもある。
デレ>>続きを読む
自分を産んだ罪で両親を訴えるというあらすじから辛すぎる。
両親に虐げられ、
学校へも行かず働かされて、
あげく産むんじゃなかったと言われること。
最愛の妹がわずか10歳で中年の男性に嫁がされること。>>続きを読む
赤井ファミリーのこととか全然知らないにわかだけど普通に楽しめました。
やっぱりコナンって凄い。
ツッコミどころは数え切れない程あるけど、
それは毎年の事だし割愛。
そういうエンタメだもんね。
赤井さ>>続きを読む
予告編10回以上観た位気になっていた作品だったけど、
期待通りの面白さだった。
下ネタ平気な方全員にお勧めしたいです...。
大人ぶりたい年頃の子供たちの姿が本当に愛おしい。
ビール何口飲めたか競う>>続きを読む
嫉妬と焦燥、色欲と狂気。
彼女の内に秘められていた感情がぐちゃぐちゃになり、
一羽の黒鳥が産まれ羽ばたくまでの様が痛烈に描かれている。
黒鳥の姿はとても恐ろしいのに目が離せない。
人は危ういものにこ>>続きを読む
どこまでも王道な話だし、
話の流れや展開も途中で予想がつくのに、
記憶が戻るシーンのところで絶対泣いてしまうから名作って凄いなって思った。
ウェス・アンダーソンのこだわり全開ワールドが大好き。
シンメトリーなカメラワーク、ポップな色合い、
衣装、セリフや音楽の掛け合いの間....。
彼の作る世界観にずっと浸っていたい。
エンドロールまで楽>>続きを読む
過去にタイムスリップするのではなく、
主人公だけ若返る系の話。
ネッドのキャラクターが最高だった。
アメリカのコメディ映画は、
親友ポジションの人が1番好きだなぁ。
ハングオーバー完結作。
今回は記憶を飛ばすことなく、チャウを探す旅に出る話。
1.2に出てきたキャラクターが再登場するのが嬉しい。
前作と流れ一緒で笑った。
やらかし具合がパワーアップしてたけど笑
今回は少しグロ描写もあったから苦手な人は注意。
ホラーというよりスリラーって感じ。
話が進むにつれて、
ローズマリーの周囲の人間すべてが気持ち悪く見えてくる。
もし街のどこかで、
本作後半のローズマリーを見かけたら、
頭がおかしいのか、
あるいは>>続きを読む
ストーリー自体はよくある恋愛映画って感じだったけど、
設定が斬新すぎてびっくりした。
毎朝目が覚めると、姿形が変わる主人公。
変わるのは顔だけに限らず、
性別や年齢、体型、人種まで変わる。
ある意味>>続きを読む
ラストの廃ビルの殺戮の流れが神がかってたな...。
胸糞悪いのにどこかスカッとするという矛盾。
怒涛の展開すぎて度肝を抜かれました。
あと個人的には、
ジャックニコルソンの演技が特に印象的だった。>>続きを読む
オペラ座の怪人、しっかり観たことがなかったのだけどこんな話だったんだ...。
舞台や他のバージョンの映画も観てみたいなぁ。
回想をカラーで、現在をモノクロで描くっていうのが面白かった。
あとエミーロ>>続きを読む
馬鹿騒ぎした昨晩の回想をするんじゃなくて、
すっかり記憶が抜け落ちた状態から、
昨晩の出来事を辿っていく話。
やらかしてる事が規格外すぎて笑えた。
警察署に連行されたときの、
ぽっちゃり少年が出てく>>続きを読む
黒人から白人が虐げられるという、
よくある人種差別ものとは逆のパターンなのが印象的だった。
エミネムのラップ、かっこよかったな。
ヒップホップは全然詳しくないけど、
これからは色々聞いてみようっと。
タイムリープものだけど、
設定が難しくないから観やすかった。
あのピザの浮き輪ほしいな〜
ヤンヤンの家族と、
家族を取り巻く人々の群像劇。
正しく生きるって難しいね。
子供の頃も、思春期を迎えても、大人になっても、
葛藤して間違えての繰り返し。
人の心は複雑で不安定だから、
家族や恋人>>続きを読む
なかなか観る勇気が出なかったけどやっと観ました。(気合いを入れて真夜中に鑑賞)
心臓が常にバクバクしたり、
怖くて声を上げてしまうような作品じゃないけど、
常に体に力を入れてないと耐えられないような不>>続きを読む
群像劇は脚本が肝ということがよく分かる。
クリスマスシーズンにまた観たいな。
全5章からなる痛快な復讐劇。
やっぱり自分は章構成ものの映画が好きなんだなと改めて思った。(n回目)
ポスターを見るとブラピが主演です感がすごいけど、
実際は章ごとでフォーカスが当たっている人物が全>>続きを読む
ブレイディーをはじめとする演者達は皆本人役での出演。
脚色と実話が絶妙に混ざって、1つの映画作品と成り得ているのが凄い。
ノマドランドを観た時も思ったけど、クロエ・ジャオの演技指導すごくない...?>>続きを読む
何度でも見返せる尺なのが良い。
こういう映画が生まれない世界になってほしい。