やぶきかんたさんの映画レビュー・感想・評価

やぶきかんた

やぶきかんた

見る上ではそこまで冒険はしない。
どちゃくそ不定期。

映画(127)
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ヒミズ(2011年製作の映画)

3.9

「おれにはわかる。
自分のこと以外は。
要するになんだってわかる。
自分のこと以外なら。」

お前が生まれたばっかりによ。
保険が降りて楽になるから早く死ね。
親に愛されていない2人の中学生。

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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.9

セミがうるせえ。暑い。
白石監督への信頼が深まる。

周りを固める役者はもちろんすぎるんですけども、松坂桃李いいね。表情がなんならやりすぎてるぐらいに良い。
阿部純子さんには普通に惚れる。

任侠モノ
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.2

「他人に自分の全部が見透かされてる気がする」
同じことを感じてるけど、その対応が二人は違う。
他人に表現しない男と、他人と関わらないようにする女。
自分を殺し続けて来た男と、ある日、無理矢理引き摺り込
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.5

川の向こう側の噂話と川のこちら側の現実。向こう側の未知。
現実離れした瞬間が見たい。この欲求は生と死の対比へと向かう。
現実とそれ以外。性と死。
外の世界が言うには、テレビが言うには、ここは、現実は、
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黒い罠(1958年製作の映画)

3.8

冒頭はやはり何回でも見れます。よくできすぎてて、気持ちいいです。プチプチみたいな爽快感と依存性があります。
ラストの追い詰めるシーンも素晴らしいんですね。並行でのショットから音が交わるまで。芸術です。
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.7

見ながら込み上げてくる感情は複雑なもので、前半は興奮と後悔の連続。
スペクタクルなシーンでスペクタクられるたびに、なんであの時映画館に観に行かなかったのか、と思わされ続けた。
ジュラシックをレンタルで
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ライトスタッフ(1983年製作の映画)

4.2

インタビューでは、言えなかったけど、おれたちは最高のパイロットを知っている。彼こそが正しい資質を持つ男。ベタベタの作りやけど最高のシーン。今日もどこかで彼らはマシーンの限界に挑んでる。知名度ではないん>>続きを読む

エレファント(2003年製作の映画)

3.8

スクールカースト最下層の二人が起こした銃乱射事件と言われているコロンバイン高校で起きた実際の事件がベースのお話。

同じ高校にいるたくさんの人々のそれぞれの生活がプロセスとして描かれる。その生活は誰か
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

物語自体は伝記に近いから。ほぼ伝記やから、どう語るかがより強調されると言えそうなきがする。
そういう意味では役者が一番すごいかな。めちゃくちゃクイーンのファンとかじゃないから言えることではあると思うけ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

余すことなく使う設定とサスペンスの化学反応。さすがパーソナルコンピューター。キャラクターも説明不要に表現できる。特にSNSなんて自己ブランディングですからね。SNSは口ほどにものを言うってやつです。口>>続きを読む

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

4.2

表現の自由を求めて、世の中をぶち壊す。本気で映画で世界を変える。天才、若松孝二に目の前でそんな様を見せられたら、溜まったもんじゃないと思うな。
この世には自由以外には何もない。どこで止まるか止まらない
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.8

東京のシンボルがついにタワーからスカイツリーに移った。歴史的瞬間だあ。これまで、暖かさとしても一役買ってた東京タワーに比べてスカイツリーってなんか残酷で現代とこれからにぴったり。
東京へのディスリスペ
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犬猿(2017年製作の映画)

4.2

怒るのって親切なんですよ。
妬みも嫉みも体力使うから。
兄弟だからムカつくんです。
切っても切り離せない上に。
嫌なとこも目に付きやすい。
赤の他人ならほっときます。
アホはアホなりに生きろと。
身の
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

木々が綺麗でピアノが綺麗で鳥のさえずりが綺麗で、今の自分の生活と世界はいかに忙しないものか、少し絶望した。羨ましい世界。あんな環境で映画見て本読んで意味のあることないことを考えたい。
ちょっと野生的す
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.5

1970年代、フランスで発売されたある写真集が話題に。鋭い眼差しに未成熟なヌードというギャップを映し出したその写真集は芸術か、児童虐待か。
実際に被写体となっていた当時12歳の少女が大人になり、映画監
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.1


ラストシーンの光り輝く2人。そこからタイトル。エンドロール。
恐れてたことが起きたなって率直に。何も解決してない。やられたって。素晴らしい映画だな。
やっぱり夢を見せないこともできるのが映画。

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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

ラストの爽快感、かっこよさ、清々しいほどの完敗。
あのシーンだけの為にも、また見るやろうな。
「どんでん返しの映画」として構えて見たが、カイザーソゼに勝てるわけがないですよね。ミスリードのお手本。
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.2

パリで聴きたいサントラ暫定ナンバーワンの映画。
夢と現実の狭間のような音楽と景色が気持ち良いね。気持ちいいディゾルブを久しぶりに見たし。
パリの魔力は相変わらず恐ろしい。この映画でもそう。
ほんで、当
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.7

タイ映画。初めて見た。
今作で、自分の中のタイ映画の前提がお洒落に。かっこいいです。
この監督、そういう映画が好きなんですね。となりました。
演出、速度、音の使い方がとてつもなくいわゆるなオシャレ映画
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.7

アマプラで観れるサメ映画ということでこちらを。意味わからんの連続。注文どおりです。
ミラノコレクションATばりに意味わからんを連呼しました。アドレナリン5リットル10リットルでてました。
megを見た
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.8

MEGは図体の大きさの割に一口、一口がとっても控えめでした。多分女の子ですね。メグちゃんです。

アメリカン、もとい、サメリカン・ストロングスタイルを感じた。全体としての整合性とか度外視な感じが最高。
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息もできない(2008年製作の映画)

4.0

終わり方せこいよね。いい意味で。あざといっす。とっても好きです。

イクチュンさんを「あぁ、荒野」で知ってから、この映画に出会いました。バリカン感のあまりのなさに感動した。
全体通して静と動のギャップ
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ロリータ(1997年製作の映画)

3.4

キューブリックよりサスペンス要素強め
それ以外は結構退屈。
ピーターセーラーズってやっぱり崇めざるを得ない存在。
性的描写を割としっかり描いた版ロリータですが、キューブリックの方が変態感が強かった。不
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.8

園子温さんですよね。
どんどん悪い奴がいなくなっていく感じは好き。
絶賛はしたくないなっていうのが率直な意見。
園子温さんの映画っていうジャンルに近いものが自分の中にあって、ここまでのエグいエグいエグ
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

見終わって、この邦画、すごいなあと思った。
あえて掻い摘むと風俗、性的マイノリティ、沖縄問題というお腹が膨らむような舞台の中で、独立した結末を迎える3つのエピソードが語られて。また、そこにおいて
理解
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勝手にしやがれ(1959年製作の映画)

3.9

うんざりって?
FINが上質すぎてる。この映画、2、3回観てますが、このラストのためだけに観てると言っても過言ではない。言いすぎてない。
『ドリーマーズ』を観て、改めて鑑賞したくなった映画。
カメラ目
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ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.8

街が部屋に入ってきたっていうセリフ。大好きです。
永遠なんてないっていう感想と、2人は永遠に続いたっていう感想。
外から見るか中から見るかの違い。作品の中で反復して考えさせられたテーマ。
マシューがフ
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レオン/完全版(1994年製作の映画)

4.0

レオンの最期のシーンは自分の中の最期のシーン史上最も美しく印象的な最期のシーンにノミネート。
マチルダ改めポートマンには脱帽。カゼの予防ができないな。
笑い上戸のシーンが忘れられない。12歳そこそこで
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.8

一年ほど前に、東宝の社員さんに聞いた一番好きな映画がこれでして、やっとみました。
何の情報もなくみたので、始まってから設定を把握した時は痺れました。
テンポもすごく良くて、個人的にはこれで100分とい
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バリー・リンドン(1975年製作の映画)

3.6

美術賞、撮影賞、納得。
まさに西洋絵画。
第1部から、例によってではあるけれど、ロングショットが非常に多くて、ロケーションの美しさを全面に押し出してくる。
まじ18世紀。知らんけど。
キューブリックの
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

超能力。とかって非現実的で、キューブリック的には、もっと現実的な人間性の恐怖を見せていただきたい部分もあるなとは思いつつも
この映画、多分、結局キューブリックが必要以上に怖くしすぎてる。シャイニングは
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ロリータ(1961年製作の映画)

3.6

中年女がいい味を出してた、というかは、主人公が絶妙に迷惑そうな演技をするからババアのアプローチは見ていて不愉快だった。最高の賛辞として。引き立ててたなあ。
なによりロリータが魅惑すぎる。あれはいかれる
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.2

オープニングから45分間。
微笑みデブ編。
教官の悪口のレパートリーは天才的。見てて楽しい。
そして打って変わって、あざといぐらいに伝わる狂気。悪い夢。クローズアップの無表情、狂気の眼差しに痺れた。
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.6

カニとしゃぶしゃぶが食べたいな。
冒頭、何色が好きなので早くもお母ちゃんに惚れた。強いなと。
余命映画?は色々あれど、中でもこれは熱いな。これは。赤い。
9歳ってあんなに大人やったかな。
強い強い人を
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

まず、超絶面白い。そしてこの映画のネタバレは何としても阻止せねばならん。
映画、漫画、小説などの娯楽において、内容の多少のネタバレがあろうが本物なら関係なく面白いという意見には割と賛成するタイプですが
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

友のあるものは敗残者ではない。
スーパーストレートメッセージ。
こんなにストレートな映画って現代ではというか、以降絶対作れないし、作っても酷評されそう。あざとすぎるとか言って。
そりゃカメラワークとか
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