たなうささんの映画レビュー・感想・評価

たなうさ

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

映画として、異なる時間軸の組み合わせかたがとても良い。複雑で理解するのは大変だけれども。
時折出てくる、オッペンハイマーの頭の中のビジュアル化がとても映画的で面白いし狂気。
映画を見る限りでは、原爆を
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

映像は美しい、だが観る人を選ぶ作品です。
説明の少ない地味なストーリー、不安定な画角、不穏なBGM、いかにもエモそうな折り目のついたポスター。あらかじめ予習してから観た方が楽しめる作品とは思う。
31
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

分かってる「風」な感想を書きたかったけれど、、、難しかった。
ちょっと時代を先取りし過ぎたんではないかと思いました。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.6

ストーリーはともかくとして、マリオ、マリカー、レッキングクルー、パルテナの鏡、DKなどなどをふまえつつIlluminationテイストで劇場で楽しめたのは本当に良かった。

あとクッパがジャック・ブラ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.3

仕事に対する情熱が勉強になった。
こないだ劇場で観たばっかりなのにもうアマプラに。。。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.3

迷いながらも自分の生きる道を選ぶ「ことにしたのね。」という表現が好き。

昭和も平成もライダーを観てこなかった私の感想ですが、昭和感を残した画作りなのかなと思いました。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

今さらだけど、応援とかお互いに気遣って声をかけるとか、地味だけどとても重要なんだなと。

あの完璧な原作コミックがありつつの、どうやって約30年たった今、また映画化するのか。当たり前だがあのシーンしか
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.8

病気で亡くなってしまった前作の主人公の役者の代役を立てず、それをストーリーに生かしたのは見事。

MCUものは、どうしても話のスケールがどんどんデカくなってしまうのが常だけど、このシリーズはうまくコン
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

予告編で、全体の話の軸は把握できたので、よし観てみようと。全体としては観やすかった。気になる点、キャラの動機が弱いのでは?とか、地方を盛り上げよう的なものも含めたプロダクトプレイスメントが気になったと>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.6

「そうはならんやろ!笑」な展開の連続。インド映画は、初めて観させていただきましたけれども、時代を反映してのゴア描写などありつつも、どれも新鮮でエンデングの隅々まで楽しめた。あとなかなかラーマとビームの>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.5

サムの名言は、時を越えて今でも心にしみる。

IMAXで20年ぶりくらいに劇場で鑑賞。
音はすごくなったが、画質は???かな。比較するのは酷だけど、今のアマプラの「力の指輪」の方が絵の質は良い。

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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

観終わってから作品と思い出してると、またジワジワと感動が押し寄せてくる名作。
ブルックスと、トミーのくだりが特に印象深い。
希望を持って、コツコツと人生を進めてゆくのは必要。
DVDも持ってたけど未見
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.2

IMAX2D鑑賞。ウルトラマンのつるっとしたディテール、禍威獣の造形、バトルシーン、ラスボスのCG、極端なカメラアングルは素晴らしい、楽しかった。

有岡君は最後まで本人と気づかなかった。ヒルナンデス
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.3

IMAX3D鑑賞。物語はわりとシンプル。だけどYouTubeやd+などでおおまかなあらすじを把握しとかないと、なかなか深く楽しめないシリーズにはなっている。

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.0

イーストウッド作品はアッサリ味のものが多い気がするけど、これもある種、アッサリでほのぼの映画でした。

91歳のイーストウッド監督、確かに91歳であのかくしゃくさはすばらしい。たぶん劇中では60過
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.4

原作既読。 結末までわかっててなおかつ満足できる作品になっていた。原作には描かれていない細かなシーンも盛り込まれており、また乙骨君のキャラも緒方さんの声がとてもマッチしていた。

おもいで写眞(2021年製作の映画)

4.3

写真のいいところは、その瞬間の時間を切り取ることができること。

他のDVDをレンタルしにT屋へ行った時に偶然見つけて観てみました。主役の深川さんのしかめっ面が素朴でいい味を出してました。

脇が吉
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

(村上春樹ファンの視点です)淡々と物語が運んでゆく感じが良かった。かなりの長尺作品だけど、その時間が車に乗って移動している実時間となんとなく重なり、不思議に長さは感じなかった。

ストーリーは原作とは
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.3

自然の中のアクションシーンは、かつての中国武術系映画?を彷彿させた。生身のカンフーシーンは男女問わず華麗で美しい。

そして、そこにMCU要素とファンタジー要素、そして家族の絆要素を付け加えて。なんと
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

4.3

前作と同じ感じかなと思っていたところを、見事に裏切られる。主人公の盲目のじいさんも悪人だけれど、今回の敵はさらにエグい。よくそんなイカれた設定を考えられたなぁと。

前作の敵は素人だったので、じいさん
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.2

映像と歌、音楽がすばらしい。それだけでも劇場に観にゆく価値はある。

ストーリーは、受けとりかたによっては、内容の薄さを映像美、音楽美で誤魔化してしているとも言えるし、

二重世界の話の中、ストーリー
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

ノマドのかたがたの生き方、価値観は人それぞれだけれど、自分にはとてもマネできない、マネしたくない。

ロードムービー寄りのドキュメンタリー。または「世界遺産(TV番組)」と「ザ・ノンフィクション」を混
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

4.0

どんな巨大怪獣よりも、ロック様が最強という作品。たぶん米国には、根強いマッチョ信仰があるのかもしれない。アマプラ。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

今までで一番スッキリした気持ちになった エヴァ作品でした(ニッコリ)感想終わり。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

すぐにカッとなる、なにかというと暴力で解決しようとする、自分なら絶対に関わりたくない三上。
だが全ての面がダメというわけではなく、
だから周囲に助けようとする人たちがいる。
どんな人間も、いろんな面が
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.9

前半のくだり丁寧すぎて長すぎる。
最初のレースのシーンは楽しく明るくて見やすかったけど、2になってまた幼少期の回想かいな!とも思った。あのリトルダイアナかわいいけどね。

バーバラの気持ちはわからいで
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.2

アニメしか観てない勢です。なるべく映画作品の情報は入れないようにして臨みました。

おおむね、漏れ伝わる情報から推測した内容どおりでしたが、ストーリー、アニメーションがすばらしく、コミックの時点か
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

今まで観たことないものを作る技術、時間軸の整合性を保ちつつちゃんと作品に仕上げるのはノーラン監督しかいない。じゃあそれを観る側はちゃんと理解してるのかというと、謎。吹き替えが無いのが残念。字幕IMAX>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

劇場で観ることがてきたのは、奇しくもこのような世情のおかげかも。
というか初めてノーカットで全て観たのではないかと。
ナウシカのピュアな愛(敵味方人類動物)に心を打たれた(語彙力)

ミッドサマー(2019年製作の映画)

-

アバンからすでに、気持ち悪い雰囲気が出ており、この作品はこういう感じのまま進んでゆくのかな〜と思ったらそのとおりになった。

村のゲート前のカメラワークは、異世界に入る感を感じさせる。

壁画やタペス
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

韓国の市井の人の生活状況が少しわかりつつ、その中にうまくコメディとサスペンスを組み込んだなぁと。

日本だとどっちかに振り切る作品が多い気がするけども。どちらも存在する作品はあまり観たことない。

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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.5

この作品は毎年お盆に観たい。前作から、よりすずさんのストーリーに深みが増した。遊廓のリンさんとのやりとりが、すずさんの女としての自分のもやもやであり、挟持?であり、を垣間見た気がした。そしてのんさんの>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

5.0

JJはわかっている。最後はあそこに還ってくる。意外と3POのあのシーンにグッときた。懐かしいあの人のあのマスクはそういえば懐かしい。フォースの力が昔に比べてずいぶん拡張された。やはりJJはわかっている>>続きを読む

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

4.0

スイーツ系恋愛映画なのかなと思っていたが、いい意味で期待を裏切られた。じっくり観ていられる、けだるい感じの青春映画。

3組のストーリーが、それぞれ違ったスタイルの恋愛で同時進行しながらも、不思議とわ
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

4.2

街の遠景のショットの色合いが、優しくて癒やされた。 家族の悩み、女性の悩みなどをうまく織り込んで、そして吉永さん、天海さんのキャラの違う名女優二人がそれぞれキャラが立ってた。ももクロのライブ(見切れる>>続きを読む

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