サラリーマン岡崎さんの映画レビュー・感想・評価

サラリーマン岡崎

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ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

4.2

「別れ」を描いた物語だけど、観終わった感想は「出会い」の話だったと思う。

主人公さつきは偶然的に等と出会い、恋に落ちる。
その出会いをきっかけに等の弟である柊とその恋人のゆみこと出会う。
その4人の
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.9

久しぶりに物凄く壮大などんでん返し映画を見ました。
さすがは、デビッド・フィンチャー。
でも、トンデモどんでん返しすぎて、誰もが「こんな上手くいくか…?」とは思ってしまうとは思う笑。

けれども、何重
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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

4.5

人生は後悔だらけ、死ぬ前にその後悔を晴らしていく姿は完全に自己満足。
その自己満足さを表す様に、元カノの元に訪れるウードに対して、大半が拒絶反応を起こす。
だからこそ、観客は人生には後悔がたくさんある
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

4.2

三木孝浩監督の作品はヒロインの強さにより、主人公が成長と彼女への思いを強めていく姿が描かれることが多い。
その強さを放つ様に、三木監督がそのヒロインの女優の魅力をスクリーンに映し出す。
今回ももちろん
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X エックス(2022年製作の映画)

4.2

冒頭からこの映画の結末の後が映される。
それは映画の舞台である農場の暑い昼下がり、布が被せられた死体たちが映され、この後に映される殺人物語の予告がされる。
この場所で誰かが死ぬのだなと最初から頭に叩き
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.6

「ライバル」×「仲間」×「熱量」×「夢」と青春映画の要素を詰め込んだお仕事映画!

同じ時間帯の枠のTVアニメの「覇権」を獲得するために勝負をする新人監督と天才監督。
(ずっと「派遣」かと思ってた笑)
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キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

3.8

あの社会現象はもう4年前なのか…。
まさかのフランスでリメイクということだが、
映画づくりの大変さと楽しさを描いている本作だからこそ、
映画づくりの本場であるフランスでリメイクされたことは日本人として
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.9

「ラブ&サンダー」という副題はソーにしか謳えない、と言いつつ、
ソーシリーズは初見な私笑。
でも、そんな私でもそのポップさと純粋なイメージがソーにはある。
色々と失ってきたソーが再度愛しい人に再会する
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.6

僕はこの映画の主人公のユリヤと同じく30歳になった。
先日、ラジオで29歳の男性がDJに「大手企業に就職し、何気無い生活を送っているけど、今後の人生がわからず不安で死にたくなる時がある」と相談をしてい
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

5.0

「僕は今、映画を見ている…」そんな気持ちにさせてくれる最高な映画だった。

25歳の女性と15歳の少年のラブストーリーではあるが、
物語に出てくるエピソードは直接的に彼らの恋愛に関係するものではない。
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

4.9

ドキュメンタリーをアニメで表現するのは『戦場でワルツを』でも行われていたが、この映画が画期的なのはアニメにすることで、個人情報をしっかり守ること、そして、実際にその場には撮影に入れない様な過酷な状況も>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.5

海外に行っても是枝さんは「家族」を描く。
近年はその「家族」も血が繋がらない家族のことをよく描く。
『そして父になる』『海街diary』『万引き家族』ではそれこそ血は繋がらなくても絆で家族は繋がれるこ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.6

実家で暮らす祖父もどちらも90代になり、祖父は97歳になった。
つい半年くらいまでは祖父母で家事もしていたが、流石に限界がきて、
60代の父と母が今は世話をしている。
「介護」という言葉は今まで身近で
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バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.6

ドラマはそこまで思い入れてみていなかったけど、
ディーンフジオカと岩ちゃんのコンビは良いと感じていた。
けど、そのコンビ自体の化学反応が今作で生きていたのかは微妙。

特に岩ちゃん演じる若宮の役が少し
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恋は光(2022年製作の映画)

4.5

恋を哲学的に語っていく序盤から、
結局は人それぞれの定義があるよねという結論が少し残念だったけど、
四者四様(途中でてくる少女も含めると五者五様)の恋のカタチを見ていくのは面白かった。
それぞれの恋に
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.9

一生観たくないけど、最高すぎる映画だった…。
優しさが搾取される社会を描く今作はとことん辛すぎる…。
観ていて辛すぎるからこそ、もう一生観たくない。
けど、その辛さがリアル過ぎて、観ていてもう呆然とな
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

4.2

こんなほんわかしたポスタービジュアルなのに、
超絶落ち込み胸糞映画だったわ…。

基本男がクソという展開。
彼氏もゴムをしない上に、彼女がつわりで苦しんでいるときも説教する始末。
もう冒頭のシーンから
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.3

「応援する」映画だった。
宮本信子演じる雪がBLにハマる理由が、
「主人公たちを応援したくなる」からだった。
その「応援」が人間関係を豊かにしてくれる様をこの映画は描く。

大きく「応援」が描かれるの
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オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

4.2

ウェス・アンダーソンのように、こじんまりとしてシュールな雰囲気を醸し出すロマン・ポランスキー。
今回もまさにそれが表現されている。

その作風から登場人物たちは基本無表情。
ドルフェスの冤罪を晴らそう
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

1を午前中に鑑賞し、あたかも数年来のファンかという雰囲気で本作を鑑賞。
基本的なつくりは一緒なのも味わえ、1からアップデートされた部分も十分に味わえ、数年来のファンを気取ってよかった。

正直、1はそ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.3

当方、ウルトラマンについては全く知識がなく、
外星人が来た際の人間の弱さ(政治家の軍事利用など)と強さ(科学者たちの集結)を表現し、
第三者的目線で人類についてを考えられたストーリーには単純に感動した
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.4

過去と現在のシーンの切り替わりで時間が流れるように揺れるカーテン、
暑い夏をテレビの下で涼みながらピザを食べる女の子、
枝豆の殻をテーブルの上に置き、恋人の皿渡され待ちの男、
画面の中にたくさんの情報
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.6

この映画のほとんどの登場人物は「受け」の姿勢である。
「攻め」である榛村が彼らを洗脳して行く。
「受け」の姿勢が多い日本人だからこそ、
日本社会の構図を表現しているかのよう。
榛村は真面目な少年少女を
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.4

MCUの皮を被ったサム・ライミ映画だったのは確か笑。
随所に出てくるゾンビを思わせるクリーチャーだったり、
「キャリー」ばりの血みどろで出てくるスカーレット・ウィッチ、
伝説の魔術書も『死霊のはらわた
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

欲望のままに生きる男の末路…。
不気味なサーカスからタロットにハマっていく様は
まさに不可解な世界へ段々と足を踏み入れる様で、
彼の闇の入り口としてはとても面白い設定だし、デル・トロの美術の妙も相まっ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.6

『20th Century Women』では子供目線から、親が完璧でなくひとりの人間であることを実感し、
今作では大人目線から、子供もしっかり考えを持って行動していることを実感する、
マイク・ミルズは
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.6

一見完璧な家族の崩壊モノムービーですが、
正直家族の壊れ方がかなり突飛な設定だった気がする。

基本的には母親がYouTube、不倫や子供の習い事の異常な執着などの暴走が起点となるけれど、
見た目だけ
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

4.5

この作品もポスターアートしか見ずに、予告もあらすじも一切目を通さずに観に行った。
いわゆる、あえて情報を何も入れずに、観に行った映画。
岸井ゆきのと浜辺美波しか出ているのを知らなかったから、パンフを買
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チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

4.2

「30歳まで童貞だと、人の心が見える魔法使いになる」という設定を
上手く生かした映画になっていた。

ドラマを通して、人の心が見える様になった安達は、
恋人の黒沢の思いが見えず、魔法を使おうとする。
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.5

自分の体がコントロールできない。
前作『RAW』では食人に目覚めてしまう少女、今作は車に性欲を覚えてしまう少女を描く。

自分の体がコントロールできないことなんてたくさんある。
自分だって頭の中ではや
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英雄の証明(2021年製作の映画)

4.7

アスガー・ファルハディの作品はいつもイスラム社会の文化の驚きをくれる。
今回も文化の驚きの連続。
まず、借金をして返せないと刑務所に入れられて、
収監されている時にも休暇があって、実家にも帰れる。
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モービウス(2022年製作の映画)

3.9

最近、『エターナルズ』とか『スパイダーマンNWH』とかマーベルも大作が続いてて、どうせモービウスも2時間越えなんでしょと思ったら、まさかの104分…!
この上映時間からもわかるように、とてもこじんまり
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

4.5

作品を知った時、「何故この作品を城定監督が?」と思ったが、
こりゃ、城定監督の作品だわ…。

まずは色気使い。
城定監督といえば、ピンク映画出身であるが、
ピンク映画に使われるような艶やかなライティン
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.3

子供の時、子供には隠そうとしてたけど、大人たちがもめているところを見たりして、少しずつ社会を知っていく事ってあったよね。
それが良い事なのか、悪い事なのかわからないけど、
それらが今の僕の一部になって
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.5

『愛なのに』が愛を受け入れる話であれば、本作は愛に気付く話。

主人公はよく足をつる。
浮気相手である編集者の青年とセックス中に足をつり、
青年にマッサージをしてもらうが、あまりしっくりこない。
後半
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JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-(2022年製作の映画)

4.2

初めて、自分も投票をしてできたアイドルグループ。
個人的にも思入れのありすぎる彼らのドキュメンタリーは
ファンであるJAMへのラブレターだった…!

アイドルのドキュメンタリー映画は何本も見てきたけれ
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