こういう暖かさを今求めているのかもしれないなと思った。
時代の変化と共に新しく生まれてゆくものもあればその中で失われてゆくものもあって、ただ人と人の中にある暖かさだけは失われていって欲しくないなと。
人の痛み。
体験しているその人にしかそれはわからないものだと思う。
ただそこに対しての想像力のある世界であってほしいという祈りのようなものを感じた。
何か強く信じるものがあって譲らない。
いいことかもしれない。
でも解釈を間違って歪んだ信じ方をして、それが正しいになってしまうととても危険だということを暗示してた気がする。
人と人がぶつかる。
これは必ず生きていれば起きることで、その時に判断してしまったり、自分の目線だけで見てしまうと悲しい結果になる。
この物語に出てきた人たちは時間がかかっても相手を理解しようとした。>>続きを読む
許す。
些細なことでも許せない時がある。
憎しみの連鎖を産まないための希望がこの映画では語られているような気がする。
時には罵倒されながらも寄り添い信じ続ける。
重く深い過去の傷や障害があっても支えてくれる人がいて、自分自身も諦めず向き合えば変化できることを証明してくれているような気がした。
そんな気づきのある物語。