リライトしました。
いまだ興奮が醒めやらず。バーフバリを初めて観たときと同種の魂の昂ぶりを感じた。ここ数年観た映画のなかで最もおもしろかったんじゃないだろうか。こんなにおもしろくていいのか⁉︎と途>>続きを読む
当時、サンダンス映画祭で配給会社が目の色を変えたって雑誌の記事がきっかけでレンタルして観たのだが、まあイキのよさにぶっ飛んだ。
簡素なストーリーにアドリブのような駄台詞、どこかで見たような大胆なキ>>続きを読む
なにこれ、滅茶苦茶やん。でもサイコー!
最初は仕掛けられてるヒントやメタファーをなるだけ見逃さないように注意しながら観てたんだけど、途中で諦めた。情報量があまりに多過ぎて、仕掛けを追うのが大変な>>続きを読む
ロブスターでしてやられてからというもの、ずっと彼の毒に取り憑かれてきた。だから予告編の絢爛豪華な煌びやかさをみて、大いに期待すると同時に、ちょっとした不安も感じていた。ヨルゴス・ランティモスにしては>>続きを読む
レビューは改めて書くとして、まずはこの映画が公開されてることをお伝えしたくて。
20数年ぶりに4Kレストアされ、ディレクターズカットとなって帰ってきたジェヴォーダンの獣。初公開時にはガラガラだった>>続きを読む
殺しのメニューをエッジィに見せるタイトルバックからすでにクール。そのいかした映像が終わるや、ファスベンダーの鼻にかかったモノローグが始まる…。出だしからすっごくいいやんかいさー!
やっぱりフィンチ>>続きを読む
うわあああ、この映画嫌い! もうね、人の神経を逆撫でするようなエグい話だから。
最初は上流階級の美青年に惚れてしまったワーキングクラスの冴えない男の切ないブロマンスかと思った。みんなそう思ったよね>>続きを読む
SNSで何度かタイトルを目にして気になってた作品。ヴィーガンとハムって単語だけでどんな話なのかあらかた見当がつく。「草ばっか食ってるヴィーガンの肉はさぞうまかろう」なんて台詞とか予想できちゃうもんね>>続きを読む
ころっと忘れてた。予告編は何度となく見てたはずなのに。グラインドハウスのフェイク予告編だったことなんてすっかり忘れていた。
始まって早々、スクリーンからベテランの映画職人の息づかいが感じられて、>>続きを読む
本編前のクレジットでSouth Australian Filmと出るまで豪州製だと知らなくて、轢かれた動物がやけに質量があって、うわっ、めっちゃカンガルーやん!とたじろいだ。同時に、陽気なオージーも>>続きを読む
「ヘル・レイザーっておもしろい?」と、いつもの友人からメールが来た。
「うーん、ジャッジが難しい。アイデアだけで最後まで突っ走ってしまった雑な映画だけど、観たことないなら観てもいいかも」と曖昧な返>>続きを読む
大好きな映画。でも万人向けじゃないので、これまで誰に薦めるでもなく、こっそりと好きでいた。うん、3,000枚限定のコレクターズDVD BOXも買ったけど、誰にも貸したことはない。だから劇場公開するっ>>続きを読む
めっちゃんこ叩かれてるから、目一杯ハードル下げて観たんだけど、なんのなんの。ちっとも悪くないじゃん。オリジナルへのリスペクトが素晴らしい上、エンタメホラーに走らない自制心も大したものだ。
何よりち>>続きを読む
「シアター2にて、燃えよドラゴンの入場を開始しました」とロビーにアナウンスが流れた途端、鳥肌が立った。「燃えよ」なんてタイトルが今どきではなくて、一気に昭和に引き戻されたのだ。
同じ年代(おしっこ>>続きを読む
コロナ疫以降、短期間ではあるが昔の映画が上映されることがうんと増えた。午前十時の映画祭を頼らずとも、かつての名画が観られるのはとても嬉しい。配信されていても(ディスクを所持していても)、もう一度劇場>>続きを読む
平成生まれの友人がインファナル・アフェアやってるけど…というので、食い気味に行こう!と応えた。
20年前に観たときはこんなに綺麗だったかな。それくらい4Kリマスターの恩恵は大きくて、観客の解像度も>>続きを読む
前作のチャプター3と同じく、日本公開があまりに遅くて、海外の4KUHDを手に入れてとっくに観てた。あいにく輸入盤には日本語は入ってないけど、ジョン・ウィックって基本戦ってるだけだから問題ない。てか今>>続きを読む
おもしろかった。手に汗握った。50mって背丈もリアルな恐怖と存在感を感じられるサイズ感だったし、カメラがギリギリまで寄っていけるCGのディテールも最高、戦いの場を主に海に絞ったのも新鮮だった。そして>>続きを読む
ずっとうまいことやり過ごしてきたのだが、9月末にとうとうコロナに罹ってしまった。幸い毒性は弱く、普通の風邪くらいの症状だったんだけど、熱が下がってからもなんだか地味にしんどい。自分の歩き方を忘れたり>>続きを読む
今年、エクソシスト製作50周年を記念して、続編となる「エクソシスト 信じる者」が公開される。どうやら三部作らしい。たぶんダメだと思う。エレン・バーステインが出てもダメだと思う。
先日、ウィリアム>>続きを読む
なんかミッション・インポッシブルって紅白歌合戦みたい。とっくにオワコンなのに、潤沢な予算と派手な演出で騙し騙し続けている。こちらもなんとなく恒例だから観てるけど、おもしろいかおもしろくないかでいうと>>続きを読む
クローネンバーグは未来人なのではないかと思っている。彼の撮る映画がいつも時代を先んじてて、10年以上経ってから、ああそうかとわかることが多いからだ。ビデオドロームもイグジステンズもそう。
けど最近>>続きを読む
井原西鶴の「好色一代女」は、老尼僧が大名の妾から夜鷹まで身を持ち崩した過去の男性遍歴を懺悔する話だが、本作はまさにそんな感じ。
路地裏に倒れていたニンフォマニア(色情狂)の女性ジョーを老童貞男のセ>>続きを読む
新文芸坐の「夏休みだよ スピルバーグ・スペシャル」企画でジョーズが上映された。
いやあ眼福♪ まったく隙のないつくりに平伏したわ。やっぱりこれがスピルバーグの最高傑作なんだよな。劇場デビュー作を最>>続きを読む
目黒シネマで「セブン」との二本立て。久々に観たら、かつてのきらめきが感じられなくて、新たにレビューし直すことにした。いいねをくださった皆さんごめんなさい。
公開当時、度肝を抜かれた映画。この手の>>続きを読む
あー、もうがっかり。大好きなシリーズだったのに。
キャストを総入替するなら、あまり前作のムードやタッチを踏襲しないでほしい。まったく違うアプローチでのリブートなら、こちらも気分を変えて観られるのに>>続きを読む
ヴァチカンのエクソシスト 、略してバチクソ。最近、怖い映画を観たくてうずうずしてるんだけど、なかなかいい怖味に出合えない。本作にもそんな期待はしてなかった(いやこっそり期待してたんだけど、ハードルを>>続きを読む
2、3日前、帰り道、いつものように池公園を横切る八つ橋を渡っていると、大きな鳥が頭のすぐ横をかすめていった。水面からちょこっと飛び出た岩にすいっと着水したのは時々出くわすアオサギだ(本当のアオサギは>>続きを読む
これも随分前に観たんだけど、見終わったあと言語化できない違和感を感じて、書くのに手こずってしまい、しばらくほったらかしにしてたレビュー。何に引っ掛かっていたのかがわかったので仕上げてアップする。>>続きを読む
すごく退屈した。カメラや演技がいくらよくても、やっぱり話がおもしろくなきゃ。これは前作Xよりかなり劣るわ。まあわかってはいたけど。だいたい殺人鬼の前日譚で成功した例ってないよね。
観客はハナからパ>>続きを読む
随分前に観てたんだけどレビューする作品が溜まってめんどくさくなってきて、そうこうしてるうちにレンタルが始まっちゃった。というわけで書きかけだったレビューをやっとこさ仕上げた。
ショートショートと>>続きを読む
やっと会えたよミーガン!
予告編やYouTubeのショート動画をちょこちょこ見てて、これ観たーい!絶対初日に行くー!とずっと待ち焦がれてた。何でかって? そりゃミーガンがクソかわいいからよ。不気味>>続きを読む
なんなの!このニコラス・ケイジを頂点とした低脳で爽快なアホ映画群は。ジャンルなの? ニコラス・ケイジ映画ってジャンルなの?
被害者の殺られ方があまり残酷じゃないとか、ロボットの殺し方に工夫が足りな>>続きを読む
常々、長回し、ワンカットにこだわる映画に良作なしと言い続けてるが、またそれが証明されたようだ。カットを割った方がずっとおぞましさが際立ったのに。アングルを変えた方がより恐怖が増したのに。ここ、被害者>>続きを読む
120分を超えると膀胱が耐えられなくなるので、前日から水分を控えての鑑賞。尿意に邪魔されることなく完走。短いエンドクレジットが終わって、場内が明るくなったとき、まず思ったのが、「ケイト・ブランシェッ>>続きを読む
今年のGWは「セブン」と「羊たちの沈黙」の地獄の2本立てでスタート。全席自由席なので、整理券をゲットしに開場前の目黒シネマに並んだ。ディスクでは繰り返し見倒したお気に入り作品だけど、映画館での鑑賞は>>続きを読む