渡辺伸一朗さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

渡辺伸一朗

渡辺伸一朗

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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

こんな展開だとは!
現代のストレス社会云々とか関係無し。
じいちゃん最高です。

特に後半の選曲がツボにハマりました。
まさか、スタジアム以外であの曲を聞くとは。。

ヒューマントラストのodessa
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.9

今回も江口節全開!
楽しくて男らしい。
役者陣の魅力を最大に出しつつ
予定調和に終わらない仕掛けが満載。
久しぶりに映画館で楽しい
時間を過ごしました。
ぜひぜひ続編もお願いします!

戦火のランナー(2020年製作の映画)

3.6

よく撮り続けてました。

こう言う作品を見ると改めて
オリンピックの意義を考えさせられます。

前橋で合宿している南スーダン陸上チームに注目したいと思います。

ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

4.0

アメリカン・ユートピアが大好評のおかげですよね?スクリーンで再び見れるのは。
当時の衝撃が甦ってきて大興奮。
ジョナサン・デミが映像化に邁進した理由を、初演当時より大人になって少し冷静に受け止めました
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.6

やや疲れ気味だったので、
あえてわかりやすい娯楽作品を選びました。
本当に「筋書き通り」に話が進むのですが、真面目にちゃんと作られているので、
楽しませてもらいました。
国際線で食事しながら向け作品で
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

3.9

覚悟して見に行きましたが、
やっぱりしんどかった。
アニメーションでの再現しかなかったですね。
とても良いニュアンスで、起こったことを伝えられていたと思います。
抑制された表現手法から、どうしようもな
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.2

素晴らしいエンターテイメントを見せてもらいました。
全く衰えない(むしろ進化している)圧倒的なヴォーカル、革新的でありながら懐かしさも内包している唯一無二のステージング!舞台で生で観て踊り狂いたかった
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

久しぶりに「楽しい」作品を味わえました!
良い作品は多々あれど、ここまでエンターテイメントに徹している力作にはここのところご無沙汰でした。
配信ではなく劇場でぜひ!
(劇場が限られている上に席数を減ら
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

4.0

これは本当に貴重なフィルム。長年眠っていたなんて信じられない。
教会という場の持つパワー、聖歌隊のパワー、観客のパワー!
チャック・レイニー、コーネル・デュプリー、バーナード・パーディのパワー!
yo
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.9

始まってからしばらくは見ているのが辛かった。
実際のアクセル踏み間違い事故をモチーフにしていると思われる全ての不条理にムカつき、
尾野真千子が関わる男たちにムカつき、
(息子と永瀬正敏以外)
片山友希
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.8

アンソニー・ホプキンスの受賞に納得です。素晴らしかった。
介護を味わったことがあるだけに、
細部までが切実で辛く感じました。
よく出来ているんです。
でも父親主観の語り口に自分の介護経験が重なってしま
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

久しぶりのガイ・リッチー節を楽しみました。
ロックストック・・やスナッチの想像を超えるやんちゃさとまではいきませんでしたが、
コロナ禍のモヤモヤした気分を忘れさせてくれるリズム感でした。
それなりに人
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.9

堀監督すごいな。執念を感じつつ、彼の楽しくてしょうがない!っていう気持ちも伝わってきました。
終盤の日本人的な展開も良かった。これからも楽しみです。
何年かかるか分からないけど、最後まで見届けます。

いのちの停車場(2021年製作の映画)

-

試写室で拝見しました。
とても考えさせられる意義深い作品です。

サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

3.6

DV絡みのシーンは見るのが辛いですね。
そこに子供が絡んでくるとなおさらです。
しっかり作られているし最終的には
最悪の状態から脱するのですが、
気が気ではない2時間でした。

小さな家、良い家!

ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.7

ショーン・コネリーを偲ぶために。
それにしてもこの時代のマイケル・ベイは、実写でやりたい放題やってるなぁ。その良さはやはりスクリーンで!
復活した「午前十時の映画祭」、ライナップが前回とは異なるテーマ
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レッド・スネイク(2019年製作の映画)

3.7

見る前は「レッドスネイク」というタイトルになんだか作品に対する不信感を感じていました。
女性の部隊を単にヒーロー化した作品なのでは?と。
そんなことはありませんでした。ごめんなさい。
とても意味のある
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.0

午前10時の映画祭復活!
嬉しいことです。
今回のラインナップはちょい
捻りが入っていて
それがまた楽しい。

役者が素晴らしいのは勿論ですが、
脚本・撮影・音楽などなどみんな
最高です。
久しぶりに
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.5

楽しんだのですが・・・
冒頭のシーンで流れが分かってしまい
さまざまなどんでん返しを
味わいきれませんでした。
この手の作品は国際線移動に
ピッタリなんですよね。
早く移動したい。

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

3.9

ノマドランドに感銘を受けたので見ました。Netflixでの配信最終日に滑り込み。

見て良かった!
だけど、、映画館で見たかった!
主人公の感情にこんなにも同化させられるとは思ってもいませんでした。
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.9

大地の息吹を感じていたいという感覚はとてもよく分かります。
自分でもそうありたいと日々思っているので。
とはいえベースになる家などを無くして放浪することは今のところ考えられません。
よほどのきっかけが
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.8

心を整えてこの映画のリズムに身を任せると、不思議と自分ごととして染み込んできます。
理解しきれない部分もありましたが、素直に「見て良かった」と思えました。

「雑魚寝」って、なんかいいですね。

「芹
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.9

試写で拝見しました。最高にワクワクします! 
一般公開したら直ぐにもう一度見るので、詳しくはそこで。


・劇場にて2回目
試写のイメージが生々しい状態でしたが、スクリーンで見ると新たな感慨が!
編集
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アウトポスト(2020年製作の映画)

3.8

疲れました。緊張しっぱなし。
何でこんなことになっちゃうのかな。
アメリカにとっても、アフガニスタンにとっても、タリバンにとっても最悪。

素晴らしいエンドロールですが、
美談としての記憶にはしたくな
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春江水暖~しゅんこうすいだん(2019年製作の映画)

3.9

淡々と深く。新たな素晴らしい才能と出会いました。
撮影が特に秀でています。
コンディションを整えて必ずスクリーンで見るべき作品です。

ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.9

役者がみんな素晴らしい。圧倒されました。ベースの実話は知りませんでしたが、引きずり込まれた。
これもまたアメリカという国なんですね。
終盤は泣いてしまった。

ピーター・フォンダを偲んで。

ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.7

母親と息子の信頼関係って、きっとこうなんですよね。
演出とか脚本云々とかではなく、、、温かい気持ちで作られた作品を温かく受け入れて、とても温かい気持ちになれました。
アカデミーとかゴールデングローブと
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ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇(2018年製作の映画)

3.6

よくもこれだけの信頼関係を築いたものです。素晴らしい。
ストーリーやカット割には少し気になるあざとさがありましたが、出演者とライオンの関係は本物。
良いものを見せてもらいました!

ターコイズの空の下で(2019年製作の映画)

3.6

モンゴルの草原を旅したくなりました。
言葉が通じないコミュニケーションの描き方が何とも魅力的。既存の「映画」とは異なる感覚の映像作品でした。

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

3.8

演出し過ぎずに比較的淡々と伝えることで、受け手側がさまざまな感情を持つことができました。
どうしようもない憤り、怒り、親子関係や家族の絆の強さ。
人質救出の仲介者の描き方も抑制が効いて説得力がありまし
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(1954年製作の映画)

4.0

久しぶりに映画館で見たくて田端まで。
やはり素晴らしい作品です。
切ない中にも微笑ましさがあり、感情を揺さぶられます。

フェリーニがジュリエッタを生涯の伴侶とした事にあらためて納得させられました。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

見る方がしっかりコンディションを整えて臨むべき力作でした。さすが西川監督。深いです。
さまざまな見方がある難しい題材を丁寧に解きほぐしてくれていました。それだけに切なくて苦しかったりもするのですが。
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私は確信する(2018年製作の映画)

3.9

久しぶりにしっかり練られた脚本の作品を見ました。いわゆる「法廷もの」の感覚とは異なる感覚です。
フランスにおいては誰もが知る事件を扱った「事話ベース」の作品なんですが、よくあるドキュメンタリータッチで
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ディエゴ・マラドーナ 二つの顔(2019年製作の映画)

4.0

サッカーを昔から見ているコアなファンにとってはとても貴重なドキュメンタリーです。興奮とともに、切なくて泣けてきました。ディエゴとマラドーナ。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

藤井監督の執念を感じました。脚本も撮影も編集も良いです!
役者もみんな素晴らしい。ラストの音楽も。

新聞記者も良かったけれど、さらなる演出力を発揮しています!!

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.7

ずっと避けていましたが、映画館でちゃんと向き合うべきと考えて見てきました。
草彅剛は確かに良かった。でも特筆すべきは、前半の服部樹咲です。素晴らしかった。まだまだ荒削りだけど、あの目が無ければこの作品
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