「さらば愛しきアウトロー」がようやく川越の名画座に来たので、その前にコイツも観ておくかいの、あ。あずきバー食べよ…程度の軽い気持ちで鑑賞。
デ・ニーるるお
×
スタるるおー>>続きを読む
まったくイーストウッドはスケベだなぁ。
もちろん役として。
ヤクの運び屋となった88歳のいまも
老いてなお、お盛んなところを見せたが
マカロニ・ウエスタンのドル箱三部作からアメリカへの凱旋となった本>>続きを読む
不義、不貞、無節操な男女。
昭和ムード歌謡や昼ドラでは
それを「愛」という絶対価値の文句で美化し、
現実社会ではそんな連中はもっとドライに、石を投げれば
「もれなく当たります!」というくらいにマジョリ>>続きを読む
着想、設定だけに頼ると、味付けに失敗した不味い料理になってしまうのだろう。
刺激的なスパイスで主張せずに、
しっかり出汁の効いた旨味を感じる。
…って小生、違いがわからないバカ舌な男なんだけども。>>続きを読む
むか~し、むかしの~
こと~じゃっ…
たぁ~…って、
そんなにワンスアポンアタイムな話ではなく、不肖無学の話にはなるが、
あ・りろー。ほんのちょい。
数ヶ月~前~の~コトジャッタ。
あの傑作が原>>続きを読む
大槻ケンヂが好きだ。
30年以上前、バンドブームの中でも
異彩を放つ存在でありながら
イロモノ、キワモノ的な過少評価をされたバンド「筋肉少女帯」
高校生のときに、筋少のフロントマンである氏のエッセ>>続きを読む
トニー・スコット
×
デンゼル・ワシントン
イコール100
とはならないものの、
スタローンの「リベンジ・マッチ」
デ・ニーロの「スコア」に続いての
巻き舌になることは>>続きを読む
るるるォォバート!
デ・ニーるるるォ
と!
マーるるるォン!
ブるるるァンド
であるるるるるるるるるるるるるる。
って、なぜ巻き舌かってぇとこれ、
ハードル上げすぎ>>続きを読む
メンフィス
エルヴィス
パーキンス
スキニー
ポマード
ラバーソール
安宿でクロスオーバー
USAのロンドンパンクス
~ メンフィスcalling
to the faraway towns>>続きを読む
ほんとうは昔っから好きなのに、
これまで声高に言わずにきたところがある。
~ ジム・ジャームッシュいいよな!~
と、( 心の中で ) 叫ぶ。
好きな音楽、バンド、ミュージシャンなら、いくらでも叫>>続きを読む
「ロッキー」が生涯ベストの自分にとって、こいつあ、あんまりじゃねえか…
つって、長らくレビューも放置してきたヤツ。
でぇてぇよう。
スタローンにコメディやらせちゃいけねえ、なんてぇこたあ
100人い>>続きを読む
ロバート・レッドフォード演じる主人公。
彼にとっての「ウィルソン」はいない。
あまりにもノーマーシーだ。。。
観る側に伝播してくる絶望感。
「キャスト・アウェイ」では、
主人公の人物像や背景が冒>>続きを読む
三丁目の夕日なんかよりはるかに良作。
「さあ!ほら!泣いてください!」
といった押し付け感なく楽しめたから。
本作の、舞台演劇のような抑揚の大きい芝居然とした大仰なコミカルさが
この物語にうまくマ>>続きを読む
若い「案山子=かかし」がいる。
ふたつの目だけは動いている。
その目には、
厚い衣で飛べない「烏=カラス」が
次第に大きくなって映る。
これがまた本当に大きい。
烏と思っていたその大柄も
また案山>>続きを読む
四角いジャングルにはブックが存在するという「仮定」の上でのハナシをすれば、それでも真剣に鍛えなければリングには上がれない。
映画の立ち回りこそまさに、計算された手順が不可欠なわけだけれど、
ややもす>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ほんの数回出る「小便」という ワード。
これで気付く人はいるかなあ。
2回以上観るべき映画の代表作。
初見は、切り返しの多さに混乱。
これについていけず、支持を下げているところも…
2回目以降も、>>続きを読む
大好きな作品。
ポスターがCOOL
ストーリーもCOOL
監督ペキンパーCOOOL
主演マックイーンCOOOOL
音楽クインシー・ジョーンズ
ザッツ!
ソー!
クール!!
スタイリッシュに見える>>続きを読む
老境に入ったふたりのガンマン。
信頼に足る ( はずの ) かつての朋輩のやりとりは、途中色々あるものの
武士でいうところの「相身互い」の精神をみるようで憧れさえもする。
ペキンパー初期ながらも
す>>続きを読む
印象的な「横顔」というものがある。
名曲「ビコ」のPVのなかで、
名作「遠い夜明け」のシーンと
オーバーラップしながら唄う
ピーター・ガブリエル。
当時、中学生だった自分でさえ
琴線に触れてきたと>>続きを読む
だいぶ前のことだけれど、
「 アンストッパブル 」の次に観た映画が本作(!)だったものだから、
己の引きの強さに、違った意味でひとりツボにハマっていた。
海外コメディにおける
「アタリ」と「ハズレ」>>続きを読む
ペキンパー初期のウエスタン。
不可抗力による殺生。
贖罪のロードムービー。
「ワイルドバンチ」や「わらの犬」のエグさは皆無。
まあ、西部劇なので、無宿者のガンマンは必ず脛に傷を持っているわけで
い>>続きを読む
主演のお二人はそれぞれ
「 ザ・シークレット・サービス 」と
「 身代金 」で
マジでトランス状態か?と思わせるほどのサイコパスを怪演していたが、
本作ではヒューマニックに、体温を感じる名演をしてい>>続きを読む
公開時、小学4~5年生だったろうか。
ボイパの黒人さんがスゴいなー
程度の記憶だったが、
じつに30数年ぶりに観賞 (!)
やっぱりお下劣で痛快だった。
ちょうどよい尺でうまく練られているなあ。
アメリカ純正の西部劇と
イタリア製のマカロニのどちらも好む当方にとっては、
かくも素晴らしい群像劇を
” タランティーノが撮ってくれた ”
ということに心が震えた。
あらゆるギミックにお腹いっぱ>>続きを読む
面白い。
とくにマドンナの相棒、ドリス役のひとがツボですな。
そして音楽、ハンス・ジマー!
そして安定のトム・ハンクス!
この人に尽きる!
映画自体もかなり良作だけれど、トム・ハンクスの名演でかな>>続きを読む
なぜこの作品が名作とされているのか。
あまりに有名なクライマックスシーン。
その部分のみを切り取られてしまうと、
サイモン&ガーファンクルの名曲達も相まって、「 感動の大団円 」というイメージばか>>続きを読む
初期の必殺シリーズの音楽を聴いていると、
平尾昌晃のマカロニウエスタンに対する造詣の深さに気づく。
山下雄三「 荒野の果てに 」のイントロはゴリゴリのウエスタンだし
西崎みどり「 旅愁 」や
川田>>続きを読む
まだご存命なので、伝記映画に寄せすぎずに、ミュージカル仕立てにしたのは意図的か。
そこが興行的に奏効するかは怪しいところだ。
ミュージカルに振り切ってもいないし、
ザッツ・エンタメ!な、過去の優れ>>続きを読む
角川映画の衰退以降、洋高邦低といわれ80年代後半から90年代まで邦画低迷が続いたなかで、伊丹十三や周防正行は日本映画を救った人だと思っている。
そんな邦画氷河期でも気を吐き、アート系作品で名作を生ん>>続きを読む
ありきたりなプロットに、マカロニウエスタンの粗製乱造ぶりがよくわかる。
審美眼を備えた当時の西部劇ファンは
そもそもチョイスしないだろうが、
こういう駄作がマカロニ全体の質を下げていると考えれば、どん>>続きを読む
「 Born To Be Wild 」!
ハーレー!
チョッパー!
コカイン
マリファナ
モーテル
ヒッピー
コミューン
留置所
UFO
謝肉祭
享楽 幻覚
自由 幻想
フリーダム→蛇蝎の如く嫌わ>>続きを読む
う~ん…
色々と説得力に欠けるし、
各キャラのバックグラウンドも乏しい。
ポスタービジュアルも、いまどきこんなダサいデザインがあるのかというほどに陳腐。
FBIのTシャツ、ギャグかよ。
声出して笑>>続きを読む
原題は ( ジョニー・ギター ) となっているものの、主役じゃねえじゃん。
邦題は ( 大砂塵 ) となっているものの、
サンドストームは冒頭部分だけじゃん。
「男に必要なのは、タバコとコーヒーだけ>>続きを読む
いまも昔も、物語の導入というのは、
遠景→近景→人物と徐々に寄っていきながら、次第に輪郭をはっきりさせてゆくことが多いが、定石の手法にして凡庸ではある。
対して、本作はオープニングのタイトルバックが>>続きを読む
普通なら、この主人公への共感は無いし、感情移入もしにくいはず。
それでも成立してしまうバート・ランカスターの魅力。
これに尽きる。
最近でこそ、ナチスやヒトラーを題材とした作品は多くあるが、この当時には、国家や民族という単位のなかでも極めてデリケートに扱われるべき特異な不穏分子を重要な設定として、見事なサスペンスに構成された佳作。>>続きを読む