なっちゅ軍曹さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

なっちゅ軍曹

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チャイルド・プレイ 誕生の秘密(2013年製作の映画)

3.5

原点回帰のホラー要素が強めで中々楽しめました。やっぱりチャッキーってめちゃめちゃ怖いよ。ただ人形顔の方が怖くて、殺人鬼顔になると逆に可愛く見えてしまうという致命的な欠陥があるよね。作品としてはやりたい>>続きを読む

チャイルド・プレイ/チャッキーの種(2004年製作の映画)

3.5

登場人物のほとんどがイカレていて相対的にチャッキーがまともに見えるのが最高でした。ファン(&映画オタク)にとっては非常に楽しめる作品だと思います。酒屋で泥酔した勢いで作ったかのような狂った物語も良かっ>>続きを読む

誰も眠らない森(2020年製作の映画)

3.3

ポーランド産スラッシャー映画。正直見どころはあまりない作品なので、なんでこんな映画をネトフリが買った不思議でならなかったです。でもネトフリはポーランド産娯楽映画をちょこちょこ買ってくれているので、ポー>>続きを読む

カジノ(1995年製作の映画)

3.8

マフィア時代のラスベガスの内幕モノ。『グッドフェローズ』と同じく景気の良い話で「はえ~、景気が良いですな~」と思い、転落していく様子の可笑し味で楽しめました。個人的にはシャロン・ストーンのキレッキレの>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.0

もうこういう映画は作れないんだろうなぁという印象が強かったです。頑固で直情的で口が悪く女好きで近くにいたら迷惑以外の何者でもない、けれど実は紳士的で寂しがり屋で含蓄ある言葉を使い機知に富み底知れぬ魅力>>続きを読む

プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.6

ジョセフ・ゴードン=レヴィットが好きなので鑑賞。弾丸が彼の顔面を打ち抜くシーンだけで見て良かったな、と思えました。飲むまでどんな能力が得られるのか分からない…という設定から「これ絶対飲んだことの無い主>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.7

マフィア映画の醍醐味は栄光時代の景気の良い話で「はえー、景気が良いなぁ」と感嘆して、からの転落してアタフタする姿の可笑し味だと思っているので、本作はまさに私の求めていることが全て詰め込まれていて非常に>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

ツイッターで見かけた「皆川亮二の漫画を実写化したような映画」という評が個人的には一番しっくりきました。特にARMSの序盤の雰囲気とワクワク感が似てる。一見して平凡な少女が魔改造された強化人間だったとい>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

今年一番すごい映画。時間の進む方向が逆転する演出は見事の一言。複雑な構成を濃密なアクション描写と勢いで描き切った手腕も素晴らしい。物語の整合性はまだ整理出来ていない部分が多いので言及は避けるけれど、言>>続きを読む

インポッシブル(2012年製作の映画)

4.0

津波をストレートに描いた映画を初めて見たのでただただ恐怖しかありませんでした。なんの予兆も無く突然襲い掛かる津波。漂流物の恐怖。訳も分からないまま襲い来る第二派。助かる方法なんて何もなく、ただ運に任せ>>続きを読む

ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~(2020年製作の映画)

3.8

マックGの手腕が今作でも炸裂。もはやホラーでもなんでもないですが、前作が好きな人なら絶対に楽しめる作品。前作以上に知能指数の少ない登場人物、投げやりな脚本、しつこいくらいの被せネタ、あっけに取られるく>>続きを読む

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.8

世間的にはあまり評価されないけれど個人的な大好きな監督マックGによるスラップスティックホラーコメディーの佳作。前半はホットでセクシーなベビーシッターの色気とドキドキ感を満喫。ブロンドでキュートでセクシ>>続きを読む

オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.9

不死のヒーローが世界を救う! みたいなライトな映画を想像してたら全然違いました。己の持つ絶対的なアドバンテージ(個性)を呪い、世の中を呪い、自分の存在に意味を見出せなくなってしまった主人公が、新たに加>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

人物描写に力を入れたおかげで鑑賞後は「何か良いモノ見たな」という気にさせてくれましたが、やはり3時間(2時間50分)は長すぎる。そりゃダレ場らしいダレ場は無かったし、退屈すること無く楽しめたけれどさ、>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

ミステリー映画に詳しくない私でも何となくオマージュ性を感じさせる作りだな、と思わせるほど往年のミステリー映画然としたミステリー映画。良い意味でストレートなミステリー映画なのが新鮮に思えて、非常に面白か>>続きを読む

怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.8

孤独な少年の心理、母子の絆、そして家族の成長をダークファンタジーで描いた素晴らしい映画。一見してモヤモヤが残るシーンも散見されるけれど、そのモヤモヤこそが製作者の狙いなのではないかな、と思います。病気>>続きを読む

マイル22(2018年製作の映画)

3.5

ピーター・バーグ監督&マーク・ウォールバーグ主演の何度目かの作品。『ローン・サバイバー』『バーニングオーシャン』『パトリオット・デイ』という傑作をモノにしたコンビなので、公開当時はおのずと期待に膨らん>>続きを読む

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.6

美女を水に濡らさせたら右に出るものはいないアレクサンドル・アジャ監督によるワニ映画の傑作。ワニ映画界では間違いなくTOP3に入る作品だと思います。そして今作も容赦なく美女を水濡れにさせてました。絶対ア>>続きを読む

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

4.0

まさかの大傑作だった前作と比べてしまうと見劣りは否めないですが、それでもしっかりと見どころのある作品に仕上がっていて非常に楽しめました。往年のランボーよろしくのプロット(救出へ向かう⇒負ける⇒復活⇒怒>>続きを読む

シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)

3.3

ネットフリックス製のシラットアクション映画。犯罪組織の幹部(候補?)まで登り詰めた主人公が良心の芽生えから少女を匿うも組織から命を狙われる物語。一見して熱い物語なのですが、なんだか煮え切らない、いまい>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

3.8

半身不随になった主人公がAIチップで超絶アクションを繰り広げる。とにかくそのアクションシーンが最高。カメラワークと演者の動きで「これがAIアクションか!」と大興奮でした。SFアクション映画の醍醐味って>>続きを読む

ブレスラウの凶禍(2018年製作の映画)

3.5

ネットフリックス制作によるポーランド産『セブン』。内容はさして目新しいものは無いが、ヨーロッパ映画特有の陰惨とした雰囲気とイカシタ髪型の主人公の存在感とハイクオリティな特殊メイクでなかなか面白かったで>>続きを読む

リミット・オブ・アサシン(2017年製作の映画)

3.6

イーサン・ホークが大変な目に合う映画に外れなし…とは私が勝手に思っている格言なのですが、本作もその格言通りにイーサンが大変な目に合いながらキメッキメの画とガンアクションが映える快作でした。脚本は尋常じ>>続きを読む

劇場版 のんのんびより ばけーしょん(2018年製作の映画)

3.8

こういうのでいいんだよ。

良い意味で映画らしくない、アニメシリーズの雰囲気を壊さず、あくまでも延長線上に位置づけるような(だけれどちょっとだけ特別な)内容が良かったです。

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.2

ひゃー。すごい映画だと評判は知っていたけれど、本当にすごかった。どこか影を持つタフガイなクリス・ヘムズワース=最高。その身体能力をフルに活かしたダイナミックなアクション=最高。細部にこだわりが見て取れ>>続きを読む

アポストル 復讐の掟(2018年製作の映画)

3.8

『レイド』のギャレス・エヴァンス監督によるホラー映画。1900年代のアメリカ(イギリス?)を舞台に、信仰を失った元聖職者の主人公が、カルト教団に攫われた妹を救出するために潜入するお話。コミュニティを形>>続きを読む

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀(1990年製作の映画)

3.4

トム・サヴィーニ御大によるリメイク。原典と違い、事態の中で強さを発揮するヒロイン像に変更されていた。外連味溢れる演出を期待したものの、思いのほか正統派ホラーの内容で驚く。情報の無い中での取捨選択の連続>>続きを読む

マザーハウス 恐怖の使者(2013年製作の映画)

3.5

ベネズエラ産のホラー映画。幽霊屋敷モノだと思って鑑賞したところ、思ったような映画では無く、2転3転する物語が楽しめる佳作。一部では感動できるとの感想も散見されるが、私は主人公に感情移入できず、感動とま>>続きを読む

武器人間(2013年製作の映画)

4.0

一部の人間にはドストライクの映画。本作は武器人間の造形が全てであり、そのイマジネーションを堪能する作品で、脚本とか展開とかは余禄に過ぎない。個人的にはドストライクでした。とにかく武器人間の造形が素晴ら>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.8

ひたすらマーゴット・ロビーのハーレークインを堪能する映画。これほど魅力的に演じられる人はいないのではないだろうか。僕はマジでホアキン・フェニックスのジョーカー級のアカデミー賞モノのハマり役だと思ってい>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.2

評判通りすごい作品。秀逸な人物描写(特に彼氏の人間性は「うちの彼氏(彼女)と同じじゃねぇか!」と思える人も多くいるのでは?)、ねちっこいほど丁寧に描く導入部分、直接的なホラー描写は少ないのに全編に渡っ>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.6

評判通り非常に楽しい映画でした。荒唐無稽な設定を超王道な物語で描くことで笑いに昇華させており、何より演者がシリアスに演じていることが面白さを底上げしている。一歩間違えれば寒々しい内容を、絶妙なテンポと>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

比較的キレイに終わった前作をどう続けるのかと思ったら、前作の世界を活かしつつ、ファンも楽しめるおまけ要素的な内容ながら、ドラマ性とコメディ要素を強化したドタバタSFホラー映画でした。ホラー要素は前作よ>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

今となっては目新しさは無い設定だけれど、主人公の成長過程を描く事で魅力的な映画に仕上がってました。最初は嫌な奴と思っていた主人公がどんどん成長して好感度が上がる。細かな点までしっかりフォローする丁寧な>>続きを読む

セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.8

ケヴィン・ハートとドウェイン・ジョンソンの存在感が上手くマッチしたアクションコメディの佳作。太ったドウェイン・ジョンソンという存在だけで面白さが確約されているうえに、ケヴィン・ハートとのドタバタな掛け>>続きを読む

スペンサー・コンフィデンシャル(2020年製作の映画)

3.4

何度目だよ! と誰もが思うピーター・バーグ監督×マーク・ウォールバーグ主演作品。『ローン・サバイバー』『パトリオット・デイ』などの傑作実録モノに比べると、何ともキレのない作品。トム・クルーズの『アウト>>続きを読む