Nnさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ヘウォンの恋愛日記(2013年製作の映画)

3.8

ホン・サンスみる時は「さ〜て、今回はどんなサブカルくそ男/女が出てくるのかしら?😊」って思いながらみるけど、
この作品に出てくるサブカル人間は全員キモい人間で好きだった。
どうしようもない、自分のこと
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整形水(2020年製作の映画)

1.0

CGじゃない作画の方は普通なのに、、、
描き方違う人間が同じシーンにいるのも慣れない、、
ただ、なんの脈略もなく急に怖い描写がどんどん出てくるのはおもろい

最後氷川きよし出てくるし、急にちゃおホラー
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P2(2007年製作の映画)

3.0

前半のザ・サイコパスな感じは、ひぃ〜〜って感じで面白いけど、
後半からは「で、結局こいつは何をしたいの?」っていうような展開が多くてちょっと萎えてしまった。
もうちょっとゾクゾクするような一貫性が欲し
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アンチヴァイラル(2012年製作の映画)

3.3

クローネンバーグ父、map to the starsしか観たことないのに観ちゃった。

この主題/設定で一本撮ろう!っていう心意気に拍手〜という気持ち。
細かい演出とか小/大道具とかは、いいな〜と思う
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白く濁る家(2019年製作の映画)

2.9

短尺ホラー系を観たい気分だったので観た。
映像作品としては割と好きな撮り方でした!
撮り方とか演出で言うとアリアスターのヘレディタリーとかに近さ感じる。
内容は、起承転結のないYouTube雨穴って感
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

3.8

それぞれの生きる上でのポリシーみたいなのが交錯するのがよいですね
殺し屋の孤独、とは言いつつも今語られる若者の孤立みたいなところと通じる部分があって、
ラストまで見終えると希望譚にも思えるなあ

4K
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.2

わざとアナログに撮ってオシャレな感じにしてるのかと勘違いしてた!
カメラワークやアングル、本筋と関係ない演出や小道具がいちいちキマってるのが腹立つな(褒め
殺人犯をこんなおしゃれに撮っちゃあ真面目に生
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.3

同じくらい、いやそれ以上に雨降ってる中見た…
音楽がかっこえ〜
高校の文化祭のお化け屋敷の怖さの上位互換(お金かけたver.)みたいな良さがあるなと思ったんだけど、うまく説明できない!
ウソ考古学(タ
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サイコ(1960年製作の映画)

4.0

中高生の時はいわゆる「どんでん返し」みたいな話が好きで、そういうのよく選んでたんだけど、
ヒッチコックがサイコを撮ってくれたおかげで、ああいった作品は生まれたのだなぁ〜という感謝がすごく溢れましたあり
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.5

至上のMV映画、ここにあり、という感じ
ミュージックビデオのような映画、というのはあまり褒め言葉ではないような気がするけど、
これに関しては褒め言葉

2016年?頃に香港に家族旅行で行ったことがある
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.7

好きやで☆
私たちが望むから映画は続くし、一点の視点からの都合が良い展開だけが待っているということです。
やらせのバラエティ番組とか、どんどん過激化するYouTuberとか。
そういうメタ的な部分と、
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.8

苦しくて吐きそうになった(褒め)

"Baby, you’re the one, the one at least until tomorrow, surprise
We should shine t
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2046 4Kレストア版(2004年製作の映画)

3.6

現実にいる人々をもとにSF小説を書いたら
自分がその主人公に入り込んでしまい、
現実ではその2人が結ばれたとしても物語の中では結ばれない、というちぐはぐな設定が面白かった。

ここがクライマックス!み
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ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

4.3

私の人生の中でウォン・カーウァイを観るべきタイミングでウォン・カーウァイを観れている、、、
スクリーンを見つめて、この憎らしいような恨めしいような愛おしい気持ちを感じるのはこの監督の作品だけだと思うん
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マルチプル・マニアックス(1970年製作の映画)

4.0

見せ物小屋での強烈なパフォーマンス
教会での祈りと出会い
恋人との対峙と闘争
この3つの山場で最高にアドレナリンが出る。
不謹慎なこと思いついたらそれを体現しないと気が済まない!みたいなジョン・ウォー
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.6

もっと真夏の爽やかな話だと思ったら半分くらい子宮に沈めるみたいな話だった…
色彩だけはバスキンロビンス♪で楽しいし、田舎特有の訳わからんデカ建物も良い。

ヤンキー高校のいい先生みたいなウィレム・デフ
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.5

デヴィッドボウイがいいという情報だけ知ってて観た。
shazamがあって、プレイリストもリンクで共有できる今観ると
この映画の世界観/空気感に浸れるね〜

それぞれが抱えている内的要因がかなりセンシテ
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.0

町の地図出てきたくらいからホラー版ブラタモリになってるやんっていう面白さがあった
梨.psdさんの怖い話が好きな身としては、ここまで原因がどんどん究明できるだけ救いでは?とすら思ってしまう

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.7

あの日下から見ていたピカピカの高速道路に乗るためにはこうするしかなかったのだとしたら本当に悔しい
あと、ドラムがかっこよければかっこいいほど悔しい気持ちにもなるんだ

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.3

きゃりーぱみゅぱみゅより何十年前だよと思うとかなりすごい
観たかったシーンが想像より可愛くてよかった

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.8

そこそこ良いプロジェクターをレンタルして、家で観たんだけど最高によかった!
1人で観ながら「すげー」って4回くらい言ってた。
雷光るたびに周りの人に笑われるくらい体反応しちゃう光感受性の強い私は
最初
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

昨日新幹線でジム・ジャームッシュ見たから帰りの飛行機ではこれにした
お笑いサークル出身だから描けるクスッと笑える演出とか台詞が、彼らの愛おしさとか恋愛のきっかけに繋がるこの感じ、
松居大悟だからこそ作
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.7

初めて全部通して観た
コーヒーがぶ飲みビル・マーレイ好きすぎ
これをオマージュしたOPのKOCで空気階段が優勝したの、必然まである

これ海外の劇場で観たらどれくらい観客がリアクションするのかなって気
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.6

満足した豚より、満足した人間より、不満足なデヴィッド・バーンでありたい…

公開当初、渋谷のシネクイントに観に行くか迷った末、結局行く人や日時が合わず観れていなかったんだけど、
新文芸坐のライティング
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.9

夏の昼間に観れて幸せな気持ち。
バレッタのMVの伊藤万理華が凄すぎるので主演やるって聞いた時から観たいな〜とずっと思っててやっと観れた。

高校生の夏休み〜文化祭ということで、歳をある程度重ねた今見る
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放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

2.9

冒頭と最後にほしもえが出てくるけど
この話を見終わったら途端にほしもえが大人に見えたー
少女邂逅みたいな作品かと思いきや痛快な感じのやつでした。
これくらいの時期の羊文学好きなので音楽はテンション上が
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

3.6

何かを守ることができる人は、
誰かと正面から向き合える人は、
自分の全てを失い、何も失うものがない人だけなのかもしれないという矛盾に気づいてしまった気がして怖くなった。

全て観終わってから、あのバス
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プライマー(2004年製作の映画)

3.5

念願のプライマーを観た!
なんとなく意味はわかったのもののもう一回観ます

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.4

恋愛映画というよりは、
夢と現実に折り合いをつけて生きていく2人の姿がいいな、と思って観てた。

「俺にはこんな夢があって、こういうことを成し遂げたいんだ!」と夢を語る人ほど、
心のうちは現実的で、目
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今求められるミニマリズム(2021年製作の映画)

3.0

SEMの研修を受けながらこういうの観るの気持ちええ

物欲がどうとかいう次元じゃなく、
資本主義における"過食嘔吐"的な購買って存在してると思うな〜
ミニマリズムという言葉でまとめることで怪しさがある
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