新海誠劇場長編を串刺しにして観ると興味深く、起きたことを「修正」した1作目、起きたことに「憤怒」した2作目、そして今回は起きたことを「受容」する3作目という位置付け。この3作目があることで1作目も2作>>続きを読む
今度は海だ!一家総出で戦うゾ!という新要素以外は前作引き続きで、この映像のクオリティがなかったらどうでもいい話と思ってしまいそうになる脚本ではあるが、映像表現としては群を抜いた物があり、海中シーンは本>>続きを読む
闇堕ちしたティムクックがアップル本社でイナゴを育てたのをダメにされる話。というのはさておき新旧のキャラクターが合流してシリーズの大団円、として観るのは一興だが「何も解決してない」ということに気がつくの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『笑ゥせぇるすまん』かと思ってたら『ムカデ人間』の着地で意表を突かれた。伏線とそれに対する演出が細かいので2回観賞が良いかもしれない。編集や物語展開がややくどい感は否めないが、全体としては好評価とした>>続きを読む
レゴブロックならではの映像表現はさることながら、レゴで遊んだことがある人なら考えたことのある「キットを改造して無茶苦茶な遊び方をしても良いものか」、「とはいえ俺には独創性がない」というジレンマに対する>>続きを読む
ご存知、ディズニーの『アラジン』の実写映画。
予告編が公開になった時から話題であった「青いウィルスミス」、「ウィルスミス役のウィルスミス」ことジーニーだが、活躍っぷりたるや文字通り七面六臂の活躍(3D>>続きを読む
日本ホラー映画界のクイーンと言っても過言ではない貞子シリーズの新作映画。
初代『リング』ではVHSビデオにまつわる呪いの物語であったが、今作ではweb動画にまつわる呪いの物語となっている。
本作、画面>>続きを読む
人権派美人弁護士率いる調査チーム(3人)が、フランスで起きた一家惨殺事件の謎を追うサスペンスホラー。
設定は現代で科学的な切り口で謎を解いていくが、謎の正体は狼男。狼男の正体は?どうして狼男に?まあま>>続きを読む
別れた奥さんから娘を探してほしいというヘルプの手紙を受け取ったケイジ。ほっとけよという最もな同僚のアドバイスに聞く耳を持たず携帯も通じない離島に赴く。
離島の住人は女性リーダーの元にカルト的な雰囲気を>>続きを読む
「言うこときかないとオバケがきちゃうぞ」と親から脅された経験は誰しも一度くらいあるはずだと思うが、そのオバケにまつわる呪いを描いたのが本作。
家族にまつわるホラーといえば『ヘレディタリー』が記憶に新し>>続きを読む
1978年版『ハロウィン』の続編に位置する本作、ブギーマンことマイケルマイヤーズが脱獄し、現代のハロウィンで再び猛威をふるう。あれから40年、78年版でブギーマンから難を逃れたローリーはマイケルが再び>>続きを読む
出演者が豪華な割にガチの潜水艦映画というある種のギャップ作品。
ロシア国内のクーデター勢力とアメリカの戦いを描く本作、潜水艦フェチ的には500億点の出来じゃないでしょうか。潜水艦映画お決まりの件が仕掛>>続きを読む
お話としてはバディ物のアクションあり、若干の色恋沙汰ありといった物語展開的にも無難なものだったが、初代ポケモン世代にビシバシとポケモン愛を語りかけてくる、そんな一本だった。
物語の舞台はライムシティと>>続きを読む
ざっくり一言でこの映画を語るなら、「暗黒版ジブリ」とか、「表現規制を無くしたジブリ」といったところだろうか。
ホラー映画と聞いて観に行ったところ、ファンタジックな絵物語、長閑な自然の中を駆け回る少年少>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
埼玉版『ロミオとジュリエット』に例えられる本作だが、否、埼玉版『レ・ミゼラブル』である。
東京都が絶大な権力を振るう世界で、被差別民として苦しい生活を送る埼玉県民達が反旗を翻す、というのが作品の基本プ>>続きを読む
またもや女運のない役がきたライアンゴズリング映画。
『ブレードランナー2049』では「二次元嫁」に叶わぬ恋をし、本作監督のデミアンチャゼルとの前回作『ララランド』では女優志望の彼女と価値観の違いから悲>>続きを読む
正統派アイドル映画。
何が良いかといえば、余計な野郎が一切でてこないところ。イケメン若手俳優なぞでてきた瞬間に台無しな訳だが、女子校の演劇部ということで、恋愛要素は百合寄りのホモソーシャルで補うという>>続きを読む
ドキュメンタリーとモキュメンタリーを行ったり来たりする映画。
タイムスリップして現代にやってきたアドルフヒトラーがモノマネ芸人と勘違いされてドイツで流行ってしまうというストーリー。メインストーリーに関>>続きを読む
脚本が散らかってるわけではないのだが、スターウォーズとしては物足りない仕上がりの映画。
ストーリーとしては、ハンソロが生き別れた彼女と再会したところ、とてもいい女になっていたが中身もまるで変わっていた>>続きを読む
やっぱり豪奢な洋館ではゴシックホラー宜しくマッドサイエンティストが何かを開発していてるもんだね、な映画。
前作で案の定崩壊したジュラシックワールドがあるイスラ・ヌブラル島の火山活動の活発化に伴い、恐竜>>続きを読む
案の定パークの再建失敗してるじゃねぇか!と思いつつ、のんのんとパーク運営に成功しても映画にならないのでそういうツッコミは野暮というもので。
前作の「ジュラシックパーク」の破綻の原因は従業員の給料をケチ>>続きを読む
最後数分のカットを観るための最強鬱映画。
批判的な書出しになったが、色鮮やかなセットと衣装は可愛く、めくるめくワンカット撮影のミュージカルナンバーは見事なもので、お気に入りのミュージカル作品の1つであ>>続きを読む
小エビちゃん健気映画。
南アフリカの民間軍事会社に務める主人公は、数年前にやってきたエイリアンの難民の管理を行っている。ある日、とある出来事をきっかけにカフカの『変身』的な悲劇に巻き込まれていく。
南>>続きを読む
ステイサム対巨大サメ、というハイ・コンセプトな作品。
近年のサメ映画ブームとジェイソンステイサムが出会ったらどんな化学反応が起きるのかと期待していたのだが、一点問題があった。生身でサメと戦わないのだ。>>続きを読む
うっかり『魁!男塾』をスターウォーズの鍋に落としてしまったんだろう。
なぜ『魁!男塾』を引っ張り出してきたかというと、ある登場人物の能力である。艦隊戦の最中、敵の攻撃を受けてブリッジもろとも生身で宇宙>>続きを読む
巨大怪獣を退治するために巨大ロボットに乗って戦う!以上!
特筆すべきは、アバンタイトルである。
『機動警察パトレイバー』のプロローグを彷彿とさせる構成で、イェーガー(対怪獣用巨大ロボット)の誕生の経緯>>続きを読む
まあマンガ実写の邦画映画だろ、と思ってたらナーメテーターな映画。
お顔は抜群だが芝居のできないコケティッシュな土屋太鳳と、口裂け女状態だけど芝居上手のメンヘラちゃんな芳根京子がキスをすることで互いの顔>>続きを読む
SFパニック映画に登場しがちなご陽気黒人キャラがゴーストバスターズのノリでエイリアンと戦う映画。
小学生の頃に、生き物が進化していく様とわかりやすいストーリー展開が好きで何度か観ていたのを十数年振りに>>続きを読む
誰しも、「風邪ひかないし、怪我もしないし、あいつ元気だな」という皆勤賞的な知り合いは1人くらいいるはず。
普通の人は、そういう人を見かけても「元気だな」で済むのだが、サミュエル・ジャクソンの目を通すと>>続きを読む
ミア・ファロー可愛い映画。
誰もが一度は遭遇したことのあるであろう「親切なBBA」がどうにも怪しい。
「子供はまだ?」だの言って家に押しかけるわ、知らない友達連れてくるわ。挙句に不味い食べ物は差し入れ>>続きを読む
ジェシカ・ハーパー可愛い映画。
バレエ留学でドイツの学校来てみたら怪しい学校で…という、ある意味たわいもないストーリーだが、どぎつい原色の照明、クッキリとした陰影が映えるこれまたキツイ色のセット、そこ>>続きを読む
目指せドン勝!
某ゲームよろしく、気がついたら見知らぬ場所で空からパラシュート降下させられている主人公達。その理由は、プレデター達に地球代表の「獲物」として選抜されたからだ。
地球代表のメンツが渋い。>>続きを読む
例えば生ハムとメロンであったり、異種の美味しいものと美味しいものを組み合せることで思いがけず美味しさが倍増することは多々あるが、2つの異なる映画ジャンルを組み合わせたら…な本作。
最新鋭のワープ航法を>>続きを読む
なんとあらすじが嘘八百という驚きの映画体験が出来る本作。
ギスギスした両親を持つ主人公は、カニちゃんだけをお友達として成長した結果、行動力はそのままに人様に危害を加えるナウシカのような女性に成長。ある>>続きを読む
「パシフィックリ厶」のテンドーさんこと、クリフトンコリンズがこ汚いマザコンのボンボンになってしまっているのが見所の本作。
パチューコファッションで小粋なジョークを飛ばしていたテンドーさんの姿は見る影も>>続きを読む