nago19さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.5

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そうかワンカットの撮影がウリなのか。この短い時間でテンポよく店員も客もそれぞれの事情や性格も描いてて凄いね。セリフの量も。パティシエの女性が若い彼を傷を見ただけで抱きしめたくなるところや女性シェフが思>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.5

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よく出来てる。タイムループの話はよくあるのにそれがオフィスの1室でおまけに途中からマンガが出てきてそのストーリーと絡ませるという。みんなきっと考えたことのある、人生やり直せたらとか歳をとっての心残りと>>続きを読む

デリシュ!(2021年製作の映画)

3.5

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絵画のような風景も人物も料理を作る動きもみんな美しい。フランス革命前の庶民の厳しさを感じるのは娘たちの泥棒くらいで気楽にお料理を楽しめる。ポテトとトリュフのパイ包み美味しそう。

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.5

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予定調和だけど阿部ちゃんだし警察の音楽隊珍しいから面白かった。

奇談 キダン(2005年製作の映画)

3.5

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隠れキリシタンの番組で名前が出てたので見てみた。「沈黙」などとは違う。聖書は怖いんだよ。違う道を選ぶと酷い仕打ちを受ける感じ。念仏を唱えていれば誰でも極楽浄土に行ける教えの方がありがたい。

ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

3.5

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黒人問題の提示。普通に生活しようと思っても環境が許さない。警察官や年上からの暴力。貧しい街に酒屋や銃器の店があるのは大国が小国に戦闘機を売りつけるのと同じ構図。黒人ってのは白人世界における部落民みたい>>続きを読む

フラッグ・デイ 父を想う日(2021年製作の映画)

3.5

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ショーンペンの皺のたくさん入った顔と娘の複雑な感情のこもった表情で見せる静かな映画。事件は覚えてない。ニュース見ててもこの父親のように、そんなの通用すると思ってるのかなというようなことをする人いるんだ>>続きを読む

あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.5

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年寄りの金言。ここまで好きに生きてあんな死に方できたら最高だけどね。周りの人からしたら本当に嫌な人間だったとも思うけど可能性を信じて最高の一日を生きることを自ら貫いて周りにも信じさせて生き方を変えさせ>>続きを読む

クルーレス(1995年製作の映画)

3.5

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オープニングも洋服もカラフル。この前のアメリカングラフィティーとは時代が違うけどみんないい子で悪いことしないし見ていて楽しい映画だった。結末は見えていたけど最初からジョシュ推しだったわww

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.5

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60年代のアメリカ、まだベトナム戦争の影響が出る前ののんびりした雰囲気の頃の一晩の話。東部に行く子は逆になりモテないテリーは素敵な彼女、事前に知らなかったハリソンフォードが出てきてびっくり。73年の映>>続きを読む

スピルバーグ!(2017年製作の映画)

4.0

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いまだにマイベスト映画はE.T.と思ってる60代w 紹介している映像を見ているだけで泣けてしまうものもたくさん。スピルバーグの作品とともに映画を見てきたんだなぁと思った。シンドラーのリストはまさに命を>>続きを読む

プライベート・ベンジャミン(1980年製作の映画)

3.9

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短い時間でテンポがいい。昔の映画はこうだったよなぁ。結婚3回目でやっと悟った。変な契約書じゃなくて良かったw
魅力的なゴールディホーンを見ているだけで飽きないな。泥まみれの顔でもかわいい。

エレファント(2003年製作の映画)

3.5

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コロンバイン高校の事件はマイケルムーア監督のドキュメンタリーがよく分かった。このイメージフィルムのような作品は日常とかけ離れた非日常との対比とかいうけれど、この悲しい事件を運命が決まっていたかのような>>続きを読む

しあわせの百貨店へようこそ(2018年製作の映画)

4.0

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穏やかなハートフルなコメディ。娘を心配する両親も上司も同僚もみんないい人。50年〜60年代のオーストラリア。ヨーロッパの人に比べたら文化がなくて田舎。アボリジニなんかが尊重されるのはもっと後だろうし。>>続きを読む

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.5

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1番望んでない結末。散々悪行を重ねて悔い改めたい時に周りがそうはさせてくれない。力を持っている人間が悪と組んで好き放題する世界は今もある。改革をしようとしたバチカン、ヨハン・パウロ一世1ヶ月ちょっとで>>続きを読む

キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

4.0

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よく出来てる。サイレント映画なのにストーリーも面白くてドキドキさせられるし表情やコントもしっかり。後世に残るわけだ。

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレ〜












なるほど結局1人っていうことか。鶏が先か卵が先かっていうのはとっても重要なキーワードだったんだ。傷跡を見るまでその繋がりは分からなかった。短くて見やすい。前半の話は
>>続きを読む

マーサ・ミッチェル -誰も信じなかった告発-(2022年製作の映画)

3.5

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事件自体は小学生くらいだからニクソンが悪いことしてやめたくらいの記憶。ウォーターゲート事件関連の映画も見たけど覚えてない。今ならすぐ殺されそうだな。政治家はいつでも陰謀を企んでいそう。夫のことを思った>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.5

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終始女であることを意識する映画。子どももいつか生理が来て大人の女になっていく。その後の選択も考え方も人それぞれ。生まれてこない方が良かったか今の人生でも生まれてきて良かったか。母親の言葉に泣ける。自分>>続きを読む

百花(2022年製作の映画)

3.5

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明日は我が身。いつボケるかホント怖い。完全に分からなくなればもう仕方ない、何かおかしいな、だんだん分からなくなっていく過程を自分で感じていくことが怖い。
このお話はよみがえる記憶と無くしていく記憶の中
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

突然の友達やめる宣言は突然の理不尽な宣戦布告。どうでもいいような宣告から指が5本なくなって命が二つ奪われた。戦いはどうせ終わらない、またすぐ始まるさ。つまらないケンカを売ってしまったことを後悔してるの>>続きを読む

バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

テレビは見てないけど萬翠荘に行ったときちょうどパネル展示してたので見てみた。2時間ドラマの豪華版という感じで、いろいろツッコミどころはあるけれど犯人の終わりが涙を誘う。頭の中でさぁ〜眠りなさいと流れる>>続きを読む

夢二(1991年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2作続けたのでこの世界観にどっぷり。大正浪漫と幻想的な雰囲気を味わった。モガモボに紙風船、走るようなボートや静止画面、似たようなモチーフも多いけど前のより大部写実的。宮崎ますみの硬い感じが役にあってる>>続きを読む

陽炎座(1981年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

中年男の歪んだ愛情が不幸にした女たちの恨み節。妖艶でエロティック。舞踊の振り付けのような動き。性交や自慰シーンも春画のよう。ロケ地目黒雅叙園は分かった。他を調べたけど鎌倉2ヶ所しか出てこない。セットも>>続きを読む

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

よく分からないながらもティルダスウィントンの魅力で見続けた。あえて考察とかは見ないにしよう。宇宙人がやってきて名前はみんなエルナンで、地球の過去の記憶を全部取り込んでいっぱいいっぱいになってるのをジェ>>続きを読む

赤ちゃんに乾杯!(1985年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アメリカのがリメイクだったんだね。すごく面白かった記憶がある。こちらも良い。昔のだからかフランスのだからかミルクとか水から?と思ったりしたけど赤ちゃんはとにかく可愛い。小包みはなんか食い違ってたみたい>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

産む自由産まない自由のレベルじゃない出来てしまった命への責任。苦労するなら産まない方がいいのか赤ちゃんは選べないから親が決めるしかないんだから。みんなに生まれてきてくれてありがとうというシーンで泣けた>>続きを読む

最高の花婿 ファイナル(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

3作目。やっぱりドタバタだけど家族っていいなと思わせるラスト。自分の環境では国際結婚(古い言い方か?)なんてありえなかったけど相手の家族のことも考えると難しいんだろうな。女性陣の女子会ノリの飲み会が楽>>続きを読む

シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

軍人の妻たち。徴兵制度ではない、志願して軍に入っても必ず戦場に行くわけじゃないんだろうからその時はやはり辛いんだろうな。何かをして気を紛らわすのは大事。息子や若い兵卒の死は泣ける。最初から女2人の本音>>続きを読む

利休(1989年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。秀吉と利休の愛憎がよく分かる。秀吉って人がもう少し周りの意見を聞く耳を持つ人だったら違っていたんだろうね。歴史はそんなことばっかりだけど。茶器は本物も多く使っているそうで俳優も手が震えたと>>続きを読む

彼女たちの革命前夜(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ウーマン・リブ ウチの親くらいの世代だとこれを唱える人は男女(おとこおんな)とか言ってイカついイメージ。水着で媚を売る女たちを責めるのではなく女性はそういう対象でしかない社会を変えていきたいということ>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アダムドライバーだから見てみたんだけど、ミュージカルとスタンダップコメディがハマらなくて最初面白くなかった。見慣れて来ると観客との掛け合いも面白くストーリーが進んでからはパペットの赤ん坊に惹かれて見続>>続きを読む

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

淡々とした寓話っぽいファンタジーか。生きること死ぬこと食べること。シンプルに生きてると生と死しかないから、遠い話ではなく死がとても身近。犬の遺骨がまだ家にある。今のところ一緒に海に散骨してもらう予定。>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。原作通りではないのかな?ファンタジーのよう。さかなくん好きだから面白かった。TVチャンピオンに高校生のさかなくん出てきた頃覚えてる。好きはいちばんの才能で財産。でも普通はなかなか伸ばしてあげ>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

途中までの感想と病気を知ってからの感想が変わってしまった。第二次性徴がなくて性器が成長しなかったんだね。男性ホルモンも出てこないのかな。不思議な雰囲気の文を桃李くんがよく演じてる。

息子(1991年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

何か悪いことが起こるんじゃないかとハラハラしてしまうんだけど山田洋次監督だし終わってみれば淡々と描かれた親子関係、都会と田舎の意識の差、ちょっと鬱陶しい親戚やありがたいご近所。でも光が差したときはやっ>>続きを読む