幕埜リア

幕埜リア

2016より初見映画中心に記録。
新作は採点甘め。
4点以上はパンフ購入。

2017劇場鑑賞新作トップ10
20センチュリーウーマン
ハードコア

ザダンサー
お嬢さん
ドラゴンマッハ
わたしはダニエルブレイク
ありがとう、トニ・エルドマン
ジェーンドゥの解剖
パーソナルショッパー

2016は282本。
2017は、映画館アメリカンスリープオーバーからスタート。

トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

3.8

かたやバレリーナ、かたや女闘牛士。
その神々しさに一方的に惹かれる男。
母親の面倒だけ見てきた世間知らずの若者、ベニグノ。
ライターとして心惹かれる対象を見つめる男、マルコ。

オープニングが素晴らし
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バッド・エデュケーション(2004年製作の映画)

3.5

先日劇場で見た「しあわせな人生の選択」の主役コンビに興味が。
調べてみると、ハビエル・カマラは映画出演作が多い。
ペドロ・アルモドバル作品は、お恥ずかしいことに未見にて、ハビエル・カマラ目当てで鑑賞。
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バンクーバーの朝日(2014年製作の映画)

2.1

石井裕也監督、妻夫木聡、池松壮亮、移民、野球、好物が並んでいるのに見逃していた。

カナダの日本人移民。
オープンセット、美術、衣装、CGは手抜きなく美しいとは言えるが、セピア色の画質はいかにもという
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スリザー(2006年製作の映画)

2.3

ジェームズ・ガン監督、ヨンドゥことマイケル・ルーカーが大暴れ、パラサイトモンスター、期待し過ぎました…(^^;)

田舎町の閉塞感をねっとり描く視点は好物。

アホ町長役のグレッグ・ヘンリー、どの映画
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しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

3.8

なんと贅沢で豊潤な時間が描かれていることか。

登場人物の
語る言葉と語られない言葉
静かだが雄弁な表情
さりげない仕草や所作の美しさ
体に馴染んだ着古した衣服

これから見る方には一つ一つのシーンを
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.6

「ジーサンズ」
警戒を要するこの邦題が意外に今作を表現しているとも言えて驚く。
ヒューマンドラマ丸出しの、ベタな日本語邦題ではなく、コメディ作にはカタカナが合う。
軽妙な会話、上品な笑い、仲間への愛情
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

2.4

怪獣と巨大ロボをスパイスにするものの旨さの焦点が定まらないヒューマンドラマ。
作品のテーマは分からいでもないが、全く響いてこない。

アン・ハサウェイに期待するも、髪型、メイク、ファッション含めキャラ
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帝一の國(2017年製作の映画)

2.6

原作知りません。
今作評判良いですね。
キャセイ機にラインナップされてたので鑑賞しました。

今作が好きな方は以下スキップ願います(^^;)




序盤のスピード感や演出に異才は感じるも、コメディな
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ターゲット(2010年製作の映画)

3.4

このジャケからは想像できないポップな仕上がり。
サイモン・ペッグが出ていて、露出イメージが違ったら、おそらく十倍以上の人に届いていたでしょう。

まあ、なんて事ないクライムコメディなのですが、役者を見
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キャノンフィルムズ爆走風雲録(2014年製作の映画)

3.3

キャノン・フィルムズ

劇中でイーライ・ロスが語っているが、かつて映画のオープニングでこのロゴを何度見たことか。
当時は何の気なしに見過ごしていたが、往時のB級作品の数々がこのプロダクションによるもの
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デッド・サイレンス(2007年製作の映画)

2.7

死霊館、インシディアスに至る前のジェームズワン監督作品。

プロット、美術、ルール、音響、演出、オチ。
ホラーとしての建築設計、基礎工事はお見事。

技巧には長けており、楽しめはします。
この反省が後
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ビヨンド・ザ・マット(1999年製作の映画)

4.5

ミッキーローク主演「レスラー」を観た時に、今作のジェイク”ザ・スネーク”ロバーツを思い出した。

今作をきちんと通して観た事は無かった筈なのだが、愛すべきレスラー達の覚悟や勇気や悲哀に、自分も一緒に経
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弁護人(2013年製作の映画)

3.7

70年代後半から80年代にかけての釜山が舞台。
海の見える風景が新鮮で映像に彩りを加えている。

この時代の事実に基づき、余計な装飾や演出は極力控えられている。
主人公の人生における成長と変化。
その
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ホワイト・バレット(2016年製作の映画)

2.5

来週の香港🇭🇰出張を前に、とセレクト。

病院内を舞台に意欲的な制作意図は感じるものの、脚本も演出もどうもピントがブレており、どの登場人物も全く魅力がない。
密室劇やワンシチュ物とよべる閉塞感と会話劇
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キング・オブ・エジプト(2015年製作の映画)

3.0

楽しさだけを追求してる点に好感が持てる。
神話、古代文明、宇宙、変身キャラ、メカ、トラップ、謎解き、冒険、死出の旅などなど盛り込めるだけ盛り込んでバランスもなにもあったもんじゃないがモチベーションの高
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

1.9

朝早くに出社して何とか仕事を回そうとするも、毒饅頭に次ぐ毒饅頭で片付かない無間地獄。
なんでも、鑑賞者には矢が放たれ、もれなくスタンドが宿るという噂を聞き付け駆けつけた次第。
”ザ・フー”
問題の責任
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ケンとカズ(2015年製作の映画)

4.0

形骸的なノワールではない。
偽悪的なハリボテは微塵も見られない。
全編に渡る張り詰めた空気に息が詰まる。

クローズアップで捉える役者の顔。
絶妙の仄暗い光量。
静謐な音楽。
登場人物の生の息苦しさを
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グッド・ネイバー (2016年製作の映画)

3.6

フォロワーさんのレビューが無ければすっ飛ばしたであろう今作。
「ドント・ノックノック」なんてふざけた邦題がつけられそうなパッケージながら、原題をキープ。
”良き隣人”。

主演の爺さん、どこかで観たこ
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DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)

3.3

AかBか。
本物か偽物か。

妙にオシャレ過ぎるか、わざとらしくオフビート感が強過ぎるのか、お寒くおちゃらけ過ぎるのか、あまり期待しないで見進めたのだが、バランスが絶妙。
ゲットーの貧困や悲惨さや蟻
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.9

ケビン・スペイシーが苦手で、ジャケのビジュアルにも惹かれず、周りから勧められるものの見過ごしていた作品。

99年のアメリカで、このテーマは先見性に溢れており驚いた。
俺のことかよ、と観ていられない登
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キッスは殺しのサイン(1966年製作の映画)

2.4

こういったB級作品には、時代やら風俗を映す鏡としては見所が多い。

ファッションでは、スーツの色、シャツの衿、ネクタイ柄、女性陣の様々な衣装などなど。

ロケシーンのロンドンの街並みがセクシー。

B
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イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

3.2

ベーシック過ぎるストーリーが心地よい良作でした。

音楽、ファッション、考え方の違い。
英国人の若者と米国人のロートルのコントラストをもっと強調すれば、二人のはみ出し者の物語に更に色気が加わったと思う
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.2

「スプリット」で新しい輝きを放っていたアーニャなんとかかんとかちゃん。
彼女の陰りを美しく映し出すダークファンタジーを愛でるつもりで劇場へ。

今年最も禍々しく不快な問題作。
強く信仰する者に福音来た
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101回目のベッド・イン(2015年製作の映画)

3.0

バブル期オマージュ音楽ユニット”ベッドイン”と、京都造形美大卒のガールズ映画監督ユニット”破れタイツ”によるコラボモキュメンタリーかの如き異色作。

ベッドインの存在は知っていたが、”破れタイツ”の存
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オー・マイ・ゼット!(2016年製作の映画)

1.4

終盤まで、会話劇なんてとても言えない、コントにもならない笑い所ゼロの退屈さ。

唯一の救いは、ともさかりえ。
こんな下らない作品で、健気にアホな嫁さんを演じる姿がなんともいじらしい。
大量のエロビデオ
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リオ・コンチョス(1964年製作の映画)

2.2

西部劇はもともと苦手。
多感な時期に「叛アメリカ史」(豊浦志朗)を読んだ影響が大きい。
ちなみに作者は売れる前の船戸与一です。

自分都合で人を簡単に殺す白人の正義に、感情移入出来るはずもなく、会話劇
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山河ノスタルジア(2015年製作の映画)

2.5

99年当時の映像は、当時をよく知るものとしては、第一部はノスタルジックに見れた。
オープニングのダンスにもそりゃ上がるし、グッと期待が高まった。

品格高い映像ながら、音楽の使い方含め叙情的な表現が個
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.3

多くの人から勧められていたが、劇場鑑賞の機会無く、ようやく。
これば劇場で観るべきだった。

「ゼロ・ダーク・サーティ」の時代から更に戦争の第一線の現実が激変していることに大いに驚かされる。

序盤か
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.9

歴史の話、政治の話は、やめておきます。

映画としては、ドキュメンタリータッチのコメディとして全く飽きさせないし、絶妙なポジショニングで危なっかしいテーマを扱っています。
アッツアツのつきたてのお
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.0

新しい商圏の引き継ぎに張り切っていた。
何とか新たな金鉱をと踏み出してみたら、木乃伊取りが木乃伊に、とばかりに引き継いだ受注内容はまさに毒饅頭。
日に日に体も心もリビングデッド化が進む毎日。
トム様の
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孤高の遠吠(2015年製作の映画)

3.8

コンプライアンス遵守の大前提を正義に掲げる企業。
業績のハードルは従来通り、またはそれ以上、
メール一本で期限付きの提出物の強制、
誰かの思いつきからの突然の会議、
通常業務外の分科会への自主参加、
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ドロメ 女子篇(2016年製作の映画)

1.7

こういうのはテレビでやってくれればいい。

随所に個性は見られ、そのうちメジャー作品を手がける監督さんになるんでしょうね。

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

2.4

設定、筋立て、映像センス、近未来物としてい既視感のある内容でオリジナリティや驚きに欠ける。

日本の現代建築が舞台装置として存分に活かされているのは嬉しい。
青みがかった映像は、スタイリッシュという言
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アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

2.3

これは劇場で観なくて良かった!

北関東モノにハズレなしと思うほど、現代の日本のリアルを描いた良作は数多い。
ただ、今作の画質の明るさやポップさに、集中力を削がれ続けた。

蒼井優も高畑充希もいいんだ
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KARATE KILL/カラテ・キル(2016年製作の映画)

3.0

文芸坐オールナイトにかかっていたのを知って、もしやとclipしていました。

作品の作りは誠実且つ正確。
カラテアクションはオリジナル性高く見応えあり。
主演のハヤテは、なんでもパルクールの指導も行う
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バイバイマン(2016年製作の映画)

2.3

一度頭をよぎってしまえば、振り払えない疑念

受け入れ難かった筈の邪悪な思想

一つ一つ消していく事の出来ない漠然とした不安

テーマは悪くないが、ホラー的表現が稚拙で退屈した。

続編用のつもりか伏
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