幕埜リアさんの映画レビュー・感想・評価

幕埜リア

幕埜リア

2016〜
新作とスクリーンは採点甘め。
2018新作トップ(順不同
スリービルボード
なっちゃんはまだ新宿
女と男の観覧車
クワイエットプレイス
ローライフ
レディバード
しあわせの絵の具
RAW
アンダーザシルバーレイク
寝ても覚めても
フロリダプロジェクト
アイトーニャ
2016 282
2017 439
2018 映画館スターウォーズからスタート。

映画(1136)
ドラマ(1)

マッド・ダディ(2017年製作の映画)

3.5

なかなかに応えるプロット。
笑えないけど、笑うしかない。
殺したいほど愛してる。

70年代風のオープニング。
錯乱しているとしか思えない統一性の無い演出。
飽きる前に、説明を求める前に、強引に幕。
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修羅の華(2017年製作の映画)

1.8

ジャケ写が、いしだ壱成にしか見えなくて、どうにも手を伸びなかった。

韓国ノワールなら、定番の要素を公式通りに盛り込んでいけば一定の面白さは元本保証されるものなのに、この物足りなさと乗り切れなさは何が
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ハイヒール(1991年製作の映画)

3.3

91年アルモドバル作品。
レンタル屋新作コーナーに。
パッケージ再発でもあったのか。

マイルスに乗せてカッチョいいオープニングクレジット。
自由奔放な人生を歩む母親とその娘レベッカの物語。
お得意の
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.3

トム・ハンクスとメリル・ストリープの掛け合いはさながらフリージャズのよう。

完璧な美術、装飾、衣装にタイムスリップ必至。

ただ、早々に呆気なく流出するペンタゴン・ペーパーズを正義の名の下に如何にス
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アンセイン ~狂気の真実~(2018年製作の映画)

3.2

二回も寝落ちしたおかげで、オープニングやちょっとした伏線を充分に感じ取りながらの三回目は非常に楽しめた。
この手のストーリーでは、どうしても事態収束におけるションボリ感は否めないけど、さすがソダーバー
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フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

4.0

イタリアのとある街の春夏秋冬。
日常を彩る祝祭空間の光や影の断片が余すところなく映し出される。

ファシズムと戦争の足音が忍び寄ってきても、民の生活はいつも通りだ。
いや、だからこそら何でもない日常が
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仁光の受難(2016年製作の映画)

3.0

デビュー作にしてこの題材。
実写映像とアニメーションが織り成す幽玄。

花輪和一作品のエロス、ホラー、ファンタジー、コメディをこよなく愛する身としては、平成も終わろうかというこの時代に、なんと素晴らし
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レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

1.9

「屋敷女」未見。
どんな作風の監督コンビかは知らないが、なかなか難しいお題に挑戦。

奇妙な組み合わせによるロードムービーとしてスタートすべき脚本。
看護師の存在で、この作品で強く描きたい主題にフォー
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ロスト・イン・パリ(2016年製作の映画)

2.5

小綺麗なパリはパラレルワールドのようであり観光映画としてイイ感じ、雪深いカナダの僻地のジオラマも可愛らしい。

大道芸人によるシンプルなお話だけに、サイレント作品で良かったと思う。

〜〜

飾り窓
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三尺魂(2017年製作の映画)

2.4

津田寛治が牽引する「オール・ユー・ニード・イズ・キル」な会話劇。

ハッピーエンドかバッドエンドか。
ちょっと怖い。

「火の鳥 異形編」を読み直そうっと。

THE COLLECTORS~さらば青春の新宿 JAM~(2018年製作の映画)

4.8

昨年デビュー30周年にして初の武道館。
学生当時、心斎橋やら新京極のライブハウスにニ夜連続追っかけの如く一緒に参戦していた遠く離れた後輩から「リアさん当然行くっしょ」とLINEが。
それが、このTHE
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新宿パンチ(2018年製作の映画)

3.3

城定秀夫監督の新作をシネマート新宿の大スクリーンで敢えて観る。
「新宿パンチ」を新宿で。

前向いて真っ直ぐに走る疾る。
城定節が冴え渡る。

熱めのシャワーを浴びたように、こざっぱりした気分で帰路に
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バッドアス!(2003年製作の映画)

3.4

「スウィート・スウィートバック」の監督メルヴィン・ヴァン・ピープルズの息子マリオが、監督・脚本・主演を務める。
映画制作過程を軽妙にドラマ化。

このマリオ。
俳優としてあまた映画出演もあり、監督作も
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スウィート・スウィートバック(1971年製作の映画)

3.6

〜OP〜

立ち並ぶ女たちの顔、顔、顔。
薄汚れたガキがシチューを一心にあさる。
ノイズとサイレン音とともに、何者かに追われる男の姿。
"これは残虐性を讃える作り話ではない
現実の声が生んだ賛歌で
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.8

押切蓮介原作、既読。

あと数ヶ月で春が来る。
絶望と残虐の底に流れる微かな希望や愛の美しさが雪の舞う冬の情景に引き立った稀有な作品だった。

〜〜

原作の世界観を損ねない訥々とした演出。
押切蓮
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.0

"三章 海"が素晴らしい。

家族に誘われて、二度目の決断を実行する。
ムービーの中で、息子を肩に担ぎ手を広げた親子の姿は十字架のよう。

ただ、ヨーロッパの移民問題や人種間の諍いを、まだまだ対岸の
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ラブレス(2017年製作の映画)

2.8

ロシアの格闘術システマをご存知だろうか。

呼吸し続ける
リラックスを保つ
姿勢を真っ直ぐ保つ
移動し続ける

軍隊格闘術なので、決まった型などは無く、試合も無い。
あのラマーズ法も元々は過酷な土地シ
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逆徒(2017年製作の映画)

3.6

小林勇貴監督作品コンプリート。

お馴染みのメンバーで富士宮軍団抗争と半殺し食らった男の復讐劇。
脚本、カーチェイス、ユーモア、生活感、音楽効果、花火。
見応えあるファクター満載。

保険証あるないの
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へレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

アホが感染る、なんて言う。
他人ならまだしも、それが家族だったら治癒は望むべくもない。
なりたくなかった自分の姿を自覚したとき、言いたくもない忌まわしい言葉を口にしたとき、驚きもなく、かつてそんな情景
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.5

フォロワー様の平均値3.8。
スコアは2.6〜5.0。
皆様スクリーン鑑賞。

義務感から二本立てラスト一本割に行ってきました。

〜〜

親鳥がおそらく命からがら集めてきた餌をピーチクパーチクさえず
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.7

今年はリバイバル、リマスター上映豊作の一年だった。
早春、2001年宇宙の旅、ストリート・オブ・ファイヤー、他にもあったかな。
そして、予備知識無しの本作!

ベラクルス、エルサレム、パリ、ニュージャ
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嵐の青春(1967年製作の映画)

2.5

60年代、サンフランシスコ、ヘイト・アシュベリー、ラブアンドピース、フラワー、当時30才のジャック・ニコルソンがバンドメン!

なのにつまんない(≧∀≦)

キマってるヤツの視点映像がバッドだったり、
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舐める女(2016年製作の映画)

3.1

昨日は愛聴しているPODCASTプログラム「ボンクラ映画館」の公開収録に行ってきました。
http://bonkura-theater.seesaa.net
夏に引き続いての参加。
前回収録時に私がリ
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ランナウェイズ(2010年製作の映画)

4.3

ダコタ・ファニング、クリステン・スチュワート、そしてマイケル・シャノンの怪演で彩る
This is real heart of R & R !

バント結成から、メジャーデビュー、スターダムにのし上が
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.4

フロリダの陽光が地獄にベールをかけてしまう。

オープニング曲は、
Kool & The Gang『Celebration』。
アイロニカルでポップな選曲。

子供達には、最低限の衣食住があり、家族の
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Super Tandem(2014年製作の映画)

3.0

『Super Tandem』
PFFアワード2014のコンペティション部門受賞の小林勇貴監督作品。
この人にしか撮れない作家性が炸裂。

スピードとエグゾースト音がセクシーなカーチェイスは圧巻。
日本
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わたしはわたし ~OL葉子の深夜残業~(2018年製作の映画)

2.2

城定秀夫監督という事でトリッキーなムーブに期待し過ぎたか。

iPhoneの目覚まし音が同じで焦った。
そういう事ありますよね。

12月公開の「新宿パンチ」はスクリーンでチャレンジしてみようと思う。

素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

2.8

やや大映風味で始まり身を乗り出すも、ナレーションはまどろこっしく、台詞回しもどうにもキレがない。
138分はあまりに長過ぎる。
増村保造オマージュでテンポよく100分くらいが理想。

美術は良かった。
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

"胸アツ"応援上映!

ママー!!ウーウウウー♪

会社で唯一洋楽カラオケで2時間タイマン張れる先輩と行ってきましたよ!

勢いで、YouTube見れる馴染みのゴールデン街のバーでしこたま洋楽聴いて歌
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⼗年 Ten Years Japan(2018年製作の映画)

2.2

是枝プロデュースのオムニバス。
昨年公開された香港編を見逃しており、気になっていた。

1、2、4
近未来の切り取り方に既視感しかない。
低予算故の退屈な映像が見るに耐えず、優秀なアニメ作家にでも任せ
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恐怖女子高校 女暴力教室(1972年製作の映画)

3.7

恐怖女子高校シリーズ第一弾。
鈴木則文キレッキレの演出による極上の学園バイオレンスムービー。

金子信雄、名和宏の極悪親子が経営する私立女学園で繰り広げられる権力闘争と真の悪への制裁。

池玲子の美し
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徳川女系図(1968年製作の映画)

2.6

江戸派と京都派に別れた大奥。

裸踊りに裸相撲などアトラクションメインの作品ではなく、後々の様々な作品に影響を与えたであろう愛憎渦巻く江戸城内を描く。

生類憐みの令。
水戸光圀と同時代の人物というこ
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女々演(2017年製作の映画)

2.2

まあ、よくある話だけど、よく出来ているとは思う。
脚本なぞって役者がセリフ読んでる姿を映してるだけの作品は映画とは言わない。
もっとゾワゾワさせて欲しいんだけどね。

「リンダリンダリンダ」が見たく
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

3.7

光溢れるライティング、カメラワーク、稀有な演出、音楽、これらが渾然一体となって、キラッキラの青春がファンタジックに彩られる。

仲間が増える過程、強くなる過程が最高なんだから、どうしたって連作は尻すぼ
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.6

2018劇場鑑賞100本目。
洋画新作は9月の死霊館以来…
本作は今年最も楽しみな作品だったのにタイミング合わず、ようやく苦手の渋谷ながら突撃。
どうやら不可解というくらいの前情報のみで臨んで良かった
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.1

ハアハアは良かった。
アズミ・ハルコはダメだった。
さ、どうだ。
オープニングから良いぞ。
ワンカットで時間軸も飛び越えるんだ。
本音と演劇がない交ぜに。

日々の生活がロールプレイングだったとしても
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