あけみさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

あけみさん

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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.6

最初はわからなかったけど
繰り返し戻るうちに
だんだん時間の流れが
理解できるようになってきた。

そうなると
面白さもわかってきた。

この映画から得たものは
というと
何もないような気もするけど
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やっぱり契約破棄していいですか!?(2018年製作の映画)

3.5

老暗殺者と
若き自殺志願の作家の
生と死のすれ違い。

結局みんないい人で
特に
暗殺者の妻がとっても可愛い。

死に急がなくても
死は
誰にでも平等に
必ず訪れるものよ。
だから
生きている短い時間
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.5

わあ、ごめんなさい。

私が年を取り過ぎてる?

共感するところが
わからない。

スカヨハの出演作で
評価が高かったので
観たんだけれど。

海辺の家(2001年製作の映画)

3.9

まさしく
スクラップ&ビルド

家も、人も、人間関係も。

こじれにこじれた父と息子の
再生の物語だ。
彼らを取り巻く人々も巻き込んで。

家を壊すのは
とても気持ち良さそうだ。
私もやってみたい。
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東京家族(2012年製作の映画)

3.8

あんまり邦画は観ないけれど
BSで放送があり
見始めてすぐに引き込まれた。

日本中どこにでもある家族だ。
だから
人物設定から彼らの行動
台詞の一言一言まで
全く無理がない。

だから余計に沁みてく
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.7

とても美しい映画だった。

美しい女性達が
美しい島で
静かに暮らしている。

その島を訪れたマリアンヌが
描こうとしたものは
エロイーズそのもので
描くことで
二人は深く愛し合って行く。

二人が愛
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.5

メイベリンは
疎遠になっていた
一人息子の死を知り
彼が住んでいた街へ。

やがて彼の恋人や
経営していたバーの仲間たちの
皆んなのマザーのような存在になる。

そうなっていく過程が短すぎるのと
ちゃ
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.4

デンゼル・ワシントンと
ラミ・マレック
ベテラン俳優と
新進気鋭の若手俳優が
同じように
問題はあるが腕のいいベテラン刑事と
若手のエリート刑事を
演じている。

ストーリーなどは
ちょっとまとまりが
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カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020年製作の映画)

3.6

ロバート・デ・ニーロ
モーガン・フリーマン
トミー・リー・ジョーンズ

往年の名優たちが
おじいさんになって
みんな揃って元気でいてくれて
それを観るだけで嬉しい。

とんでもなく馬鹿げて
ストーリ
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グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告(2020年製作の映画)

3.5

豪華な俳優陣

だけれども
それが活かされずに
もったいない感じ。

楽しいコメディなのに
何かがちょっとずつ
中途半端な感じ。

もっともっと
思い切り楽しい映画にできただろうに
と残念だった。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

認知症を患っている者の方から
見える世界を描いている映画は
今までなかったのでは?

とても良かった。
静かに良かった。

混濁する自分の意識に
不安になる父親と
心配しながらも
哀しく優しく見守る娘
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ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.5

いやいや
ホントにこんな風に
自分の人生を乗っ取られるかもしれない
スマホに!

笑いながら観ていて
少し怖くなった。

スマホって
自分の全てを知っている。

命まで狙われる事はないだろうけど
いや
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ライブリポート(2019年製作の映画)

3.5

設定や状況に
少々無理があって
?となる所が
たくさんあったけど
休日の午後に観る
エンターテイメントとしては
ダレることなく観ることができた。

エバーラスティング 時をさまようタック(2002年製作の映画)

3.6

若い二人の
なんて美しい事。

不老不死は
人間の究極の望みなのかもしれない。

でも
死ぬことは怖いけど
死ねない事の方がもっと怖い。
と、私は思っている。

限りがあるから
命も大事にできる。
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

面白かった。

一度観た後
もう一度見直した。

誰がどうやって
原稿を盗んだのか?

謎解きとテクニックが
とっても面白い。

そして
何故このトリックを思いついたのかが
最後に明かされて
初めてス
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.6

直木賞と本屋大賞を
同時受賞した
恩田陸の圧倒的な原作を読んでいたので
映像化された本作には
少し不利だったかもしれない。

何しろ原作は
文章から音楽が聴こえてきそうなほど
凄かったのだ。

人物描
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ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

3.5

ニコール・キッドマンの汚れ役

人生を捨てたような
希望も喜びもないような
そんな刑事を
女優魂で演じている。

ストーリーとしては
どなたかもレビューしているように
エリンの生い立ちを
少しでいいか
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ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.7

新米女性警官が
同僚警官が売人を射殺する場面に
遭遇したことにより
悪事を働く警官達と
街のギャングに追われる羽目になる。

ハラハラし通しだった。

見て見ぬふりはできない
アリシア・ウエストの正義
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Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

3.9

現在の高校生においても
やはり自分が
ゲイである事を知られるのは
こんなにもプレッシャーがあるんだな

改めて思い知った。

サイモンが言うように
どうして同性愛であると告げる事を
カミングアウトと
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キャンディ(2006年製作の映画)

3.6

悲しい。

そして美しい。

愛し合っているのに
二人でいると堕ちていくばかり。

ヒース・レジャーに会いたくて
観たけれど
何だか辛かった。

ドラッグを扱った映画も多いけど
立ち直るまでの道のりを
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ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.6

ハワイで
先祖から受け継いだ土地を
今まさに売って
莫大なお金を手にしようとしている
ジョージ・クルーニーが
事故で妻を亡くそうとしている。

その妻の秘密を知り
それを許し
不仲だった娘たちとの関係
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43年後のアイ・ラヴ・ユー(2019年製作の映画)

3.6

どうして
愛し合っていたのに結ばれなかったの?
と思っていたら
彼女は人妻だった
のか…

ちょっと複雑だ。

しかも
アルツハイマーの施設に
嘘をついてまで入所した現在も
まだ彼女の夫は健在で
しか
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そして、私たちは愛に帰る(2007年製作の映画)

3.6

ドイツとトルコを舞台に
ひと組の父と息子と
二組の母と娘の
複雑な絡み合いが描かれる。

そんな中で
二人の命が失われるが
残された者が
どう受け入れ
どう赦すのか。

ラストシーンの海
静かに打ち寄
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.8

とても好きな雰囲気の作品

みんながいい人で
みんなインテリだ。

実は
久しぶりにニューヨークの街を見たい
(行ったことはないけれど)
というだけで
だから
題名に惹かれて借りたのだけれど
思いの外
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.0

作品はずっと前から知っていた。

名作だという事も知っていた。


ようやく観賞。
やはり名作でした。

世界を股にかけて
見聞を広げる人もいれば
生まれ育った土地に
生涯住み続ける人もいる。

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シャイン(1996年製作の映画)

3.7

父親の
息子への強い強い愛は
疑いようもないのだけれど
ある意味毒親だ。

成長の過程において
デイヴィッドの精神に
何らかの影響があったのでは
ないだろうか。

それにしても
デイヴィッドは女性運が
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.9

いい話だ。

実話だそうだけど
視力を失ったサリーの努力は
おそらく
この映画で描かれた以上の
我々の想像以上のものだった
に違いない。

そして周りの人達が
みんなとてもいい。
優しい。

それはサ
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.5

いくら天才的な料理人でも
一人では
レストランに来る多くの客に
満足な料理は提供できない。

そしてその厨房は
一人の目的ではなく
一つの目的に向かって
みんなが力を出す方が
美味しい料理ができそうだ
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私は確信する(2018年製作の映画)

3.5

主人公であるアナが
この事件にここまで関わる
その動機が
今ひとつ弱い気がする。

残された者には
理解できない失踪者が
どれだけ沢山いるんだろう。

そして
その人達の何倍もの人達が
その理由を知り
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.6

うつ病なんて
線引きができないから
どう診断するのか
確かに難しい。

平気で嘘をつける人もいるし
(それはそれで病気か?)
必要に迫られて
嘘をつく事もある。

新薬を巡ってのミステリーは
ちょっと
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神様の思し召し(2015年製作の映画)

3.7

最近、意図したわけではないのに
沢山の人が死ぬ映画を
立て続けに観て
何か笑いたいなと思っていた。

そんな時に
これも意図せず観たのが
これ。

思わず笑った。

イタリアらしく
軽快で
だけどちょ
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ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

3.7

これが事実であること
今なお現実問題であること
人質に対する
各国の対応がこうも違うこと

現実を突きつけられた。
リアルに怖くて辛かった。

これが息子ならと
母親の立場になると
こんなにも長い期間
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

3.8

戦争が生んだ物語の中には
こんな事もあるんだなと
改めて思った。

バート・トラウトマンは
ドイツ兵の捕虜でありながら
終戦後はイギリスに残り
プロのサッカー選手となり
世間のとても強い逆風の中
その
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罪の声(2020年製作の映画)

3.8

小説は実によく書かれていて
誰もが知っているような
実際の未解決事件を
まるでドキュメンタリーのように
きめ細やかに
取材をしたのだろうと思った。

確かにこんなふうな
犯人像だったのかもしれないと
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.7

ヒトラーからの
エヴァからの
ゲッペレラー夫妻からの
それぞれの目線の映画や
ドキュメンタリーを観ていた。

けれどこうして
一人一人の兵士や
ヒトラーの周りで働いてた人
ベルリンの市民
それぞれの悲
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.7

ゾディアック事件は知らなかったけど
結局、未解決に終わったのか。

ジェイク・ギレンホールと
マーク・ラファロか…
いい俳優さんだな。

事件をそのままに終わらせる
なんて
関わったら
できないだろう
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