あけみさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あけみさん

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あの日の声を探して(2014年製作の映画)

3.9

チェチェン紛争
知らなかった。
知らないことが多すぎて
恥ずかしくなる。

戦争は嫌だ。
いかなる理由があろうとも。

両親を殺された9歳の少年ハジが
声を失うほどの絶望の中で
彷徨う姿は
哀しさしか
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セントアンナの奇跡(2008年製作の映画)

3.8

戦争は悲しみしか生まない。

いつもそう思うのだが
こうして、罪のない人々が
大虐殺されるのは
言葉にならない。

スパイク・リー監督らしく
黒人差別問題も取り入れ
敵であるドイツ兵の中にも
無駄に命
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グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.0

14歳の少年と鳥たちの大冒険!

大自然が
本当に素晴らしい。

鳥たちが
こんなに可愛いなんて思わなかった。
彼らの羽ばたきに
思わずがんばれ!
と声援を送っていた。

もちろん少年トマにも。

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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.7

謎解きが面白かった。

なるほどの
人気ブロガーならではの
今時の事件解決法。

アナ・ケンドリックは
それほど美人ではないのだけど
チャーミングだ。

ブレイク・ライブリーは
高身長で
どこから見て
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ミリオンダラー・アーム(2014年製作の映画)

3.7

インド人初の
メジャーリーガー誕生物語。

インドの子供達に
確かに夢を与えるプロジェクトだった。

エージェントという仕事の一端も
少し見る事ができた。

グローブの使い方も知らない少年が
10ヶ月
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はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.8

今回の邦題も
?となる。

日本では
どこかピンときていないところもある
移民を受け入れる
という事は
移民で成り立っている
アメリカはもちろん
ヨーロッパの国々も
過去も現在も
ずっと抱えた問題だ。
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.6

昔の女性は若くして成熟している。
西欧に限らず
日本女性もだが。

だから10代でも
人の死、哀しみ、絶望を経験し
なおかつ強い。

エル・ファニングが
そんな主人公を
素晴らしく演じていた。

自由
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BOYS/ボーイズ(2014年製作の映画)

3.8

ボーイズラブの物語
私は結構好きです。

この映画も
15歳の少年の
初々しい初恋?を描いていて
秀逸!

シーヘルが可愛い。
とても素敵な大人になってくれそうだ。

水の中の丸太に掴まっての
マーク
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シェイクスピアの庭(2018年製作の映画)

3.5

シェイクスピアの事を
全然知らずに観た。

筆を折った事さえも。

邦題から
あんな素晴らしい作品を生み出す彼だから
晩年は
素晴らしい庭を作りだしたのかと
勝手に想像していたが

一人息子の死にまつ
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100日間のシンプルライフ(2018年製作の映画)

3.7

シンプルライフ
なかなかいい。

本当に私達は
必要のないものばかりに囲まれている。

要らない物は買わない
と決めている
最近の私にとっては
シンプルライフは
目指す暮らし方だ。

そして本当に必要
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.5

映像の
どこを切り取っても
ゴッホの絵だ。

色彩の繊細さに驚かされる。

絵を描く事でしか
自身を表現する事ができない天才は
周りの人からは
受け入れてもらえない。

絵を描く為だけの
ゴッホの短い
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

3.6

カーアクションに
銃撃戦にと
ありきたりと言えば
ありきたりのアクション映画

でも信頼し切った
二人の関係が面白い。

ウィル・スミス
やっぱり好きだな。

コンカッション(2015年製作の映画)

3.7

ウィル・スミスも
ググ・パサローも
2人とも好きな俳優さんだ。

NFLの有名選手たちが
何故かうつ病を発症して
自殺したり、事故死したりする。

その原因を突き止めた医師が
NFLからの妨害を受けた
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僕のピアノコンチェルト(2006年製作の映画)

3.8

天才少年の苦悩は
凡才の私には
実感はできないが
普通になりたいという
その気持ちは
わかる気がする。

事故後に入った学校での
クラスメイトとの
ちょっとした普通の遊びが
楽しかっただろう。

何よ
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フォエバー・フレンズ(1988年製作の映画)

3.7

女性同士の友情を
大人になってからの
長い人生の大部分を
テンポよく
見せてくれた。

お互い、持っていないものの
嫉妬もある。

パートナーの
彼女に対する見方に
不安ももつ。

子供の頃の
無邪気
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北の果ての小さな村で(2017年製作の映画)

3.6

グリーンランド

あまり日本にいる私達の
意識にも上らない国なのでは?
少なくとも私は
グリーンランドが
北極に近い大きな島国
くらいの知識しかなかった。

雄大な大自然の中では
現代の私達の暮らしが
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P.S. アイラヴユー(2007年製作の映画)

3.7

最近重い内容の映画を
続けて観て
ちょっと軽めの
幸せな気分になれる作品を
観たかった。

若くて亡くなった夫に
こんなに愛されて
ホリーはそれだけで
残りの人生を
愛された思い出だけで
生きて行けそ
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

3.7

制服を身につけるだけで
周りの見る目が違い
人を従わせてしまう快感?
を知り

やがて彼は
自分の指示一つで
人の命まで左右できる事を
知っていく。

そして
残酷無比な人間性が
次々と現れていく。
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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.7

ゆるくて
静かで
大人の映画
だと思った。

78歳のエルネストは
一人暮らしで
目が見えにくくなっている。

心優しい息子は
同居しようと
誘ってくれる。

孫くらいのビアと
ふとした事で知り合い
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ファヒム パリが見た奇跡(2019年製作の映画)

3.7

実話

だからいい
だから好きだ
この話。

難民のことは
私は、よくは知っていない。
たくさんの国で
祖国を追われたり
住めなくなる人々がいる事を
私達はもっと知るべき
だと思う。

本当に沢山の問
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.6

不思議な映画だった。

ちょっと不気味でもある。

美しいものは
北欧らしい
彼女の家を取り巻く
滝や湖や森

羨ましい限りの
自然環境

彼女が
赤ん坊と微笑むラストで
なにか救われた気がする。

奇跡のチェックメイト クイーン・オブ・カトウェ(2016年製作の映画)

3.6

こんなサクセスストーリーは
大好きだ。

字も読めない少女が
チェスに出会い
運命が開ける実話。

暮らしは厳しいが
黒い肌によく似合う
明るい派手な服と
ノリの良い音楽があるので
物語が暗くならない
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.9

見始めて
2度目だと気がついた。

そうだった
ずいぶん前に観たのだけれど
感動して
ケイト・ウィンスレットの
この役の巧さに
驚いたのだった。

「タイタニック」から
本当にいい女優さんになった。
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.6

今では
すっかりお馴染みになってしまった
ファイザー社の営業マンなのね
ジェイクは。

病気と闘う若い美女と
挫折感のあるプレイボーイの
軽く始まった
でも本物になっていった恋

よくあるラブストーリ
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.8

ヒトラーの狂気が
多くの怪物を生み出したものだ。

本当に無知は恥ずかしい。

最近ナチス関係の映画を
次々観て
アイヒマンやハイドリヒを知った。

ナチスの犠牲者は
ユダヤ人だけでなく
ヨーロッパの
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顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

3.8

何人もの方がレビューしているように
戦後10年くらいのドイツで
アウシュビッツを知らない若者が
多くいたのに
まずとても驚いた。

先日観た
「手紙は覚えている」でも
元ナチスの老人を追ったが
この映
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扉をたたく人(2007年製作の映画)

3.7

そうか
自由で豊かな国アメリカには
移民問題もある。

アメリカが抱える
たくさんの問題は
自由であるからなのか?

それなのにどうして?
と思ってしまう。
移民で成り立っている国なのに
善良な人々さ
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オーケストラ!(2009年製作の映画)

3.7

最後のチャイコフスキー
ずっと聴いていたかった。

ソリストのバイオリンで
オーケストラが
引きづられるように
一つになっていくのが
とても気持ち良かった。

自由に演奏も出来なかった
そんな時代を思
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ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢(2020年製作の映画)

3.7

歌が良かった。
どの歌も好きだった。

ダコタ・ジョンソンが可愛い。

マギーの実家の
ロケーションが好きだ。
グレースの豪邸より
ずっと好き。

結論
この作品の全部が心地よくて
応援したくなる。
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ヒトラーに盗られたうさぎ(2019年製作の映画)

3.8

ナチスが政権を握る前に
いち早く亡命した為に
家族はバラバラにならずにすんだ。

何よりそれが一番良かった。
あのままドイツにいたら
と思うと、想像に余りある。

ベルリンの幸せな古い家から
スイスの
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卒業の朝(2002年製作の映画)

3.7

いつか見る
鏡に写った自分の姿は

私はちゃんと正視できるだろうか。

教育とは
難しいものだ。
ハッピーエンドにしなかった事で
より現実的な問題に思える。

あんな伝統のある
全寮制の男子校で
学問
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ボビー(2006年製作の映画)

3.7

子供ではあったが
JFKの時も
ロバートの時の事も
とてもショッキングに
よく覚えている。

子供心に
アメリカはどうなるんだろう
と不安に思った事も。

アメリカ史は、本当に
暗殺の歴史でもある。
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グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)

3.9

劇中、静かに何度も泣いた。
そしてエンディングの歌にも。

知識はあっても
こうして映画で観せてくれて
理解する。

どれだけ沢山の人達が
血を流し、傷つき
涙を流してきた事だろう。

長い時間をかけ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

いやー、面白かったです。

クスリと笑わせてくれる
コメディタッチの演出

自己丸出しの
欲にまみれた家族を演じる
俳優陣のうまさ。

そんな中の
大金持ちの老人と
移民の貧しい看護師との
ほっこりし
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

そうだったのか!
衝撃のラストは
とても悲しい。

最初はロードムービーっぽく
軽い気持ちで観ていたが
ナチ信奉者の男に出会うあたりから
話は重くなってくる。

認知症になる事で
セヴは救われたところ
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セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

3.7

こんなに気が合うのに
夫婦でなくなるなんて!

同じバカな事で笑えるって
ほんとに大事なのに!


大人になった男と女が
親友でなくて
夫婦でいる事が
無理になってしまう難しさを
考えてしまった。
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