Mrsフロイさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.5

まだシニア料金が適用にならない頃、サム・ライミ監督の映画として劇場公開時に鑑賞。
今のMCUヒーローシリーズを息子のお付き合いで観る気分とは多いに違う心持ち。

思った通りのサム・ライミ風味。
そして
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くじらの湯(2019年製作の映画)

3.5

お風呂屋さんて不思議な世界だネ!

近所の銭湯で今でもこの作品の女の子と同じ様に感じ、見えて居るオバサンです。成長が有りません(´- ̯-`)

スーパー銭湯にも行きますが、そこにはこの世界は何故か有
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13F(1999年製作の映画)

3.5

二度目の鑑賞。あれ?このSFって何時の話だっけ…これって最近社名をメタと変えたFacebookのことか?

仮想現実の世界を作り出す会社の13階に設置されたコンピューターがちょっとごついデスクトップか
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

事前情報無し、ハードル下げまくり、1984年の第1作のみ鑑賞済み。オミクロン株の東京感染者が2万人越えの週末金曜日の初日、236席の渋谷シネコンの大型スクリーンを見上げる観客は僅か10人ほど。。。>>続きを読む

ノイズ(2022年製作の映画)

2.9

『予告犯』の作者筒井哲也の原作漫画の映画化。

これはサスペンスという事で観ているとなんだか焦点がボケて来る。閉鎖的な田舎町に元受刑者の男という異物が投げ込まれ、それがみるみる波紋を拡げて行く。過疎と
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場の女性トイレから出て来ると、「よかったわねーえ、
マット・デイモン」と話しかけて来る方がいる。
「そうですね〜、すっかりオジサンになってましたけど。。」
「もう還暦かしら?」
「いやいやまだでしょ
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カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

3.0

ラストシーンでアラこの不思議な感じは??と、タイトルロールが廻るとダグ・リーマン監督の名が出て納得。
『バリー・シール』の時もラストシーンが不思議なホンワカ感が感じられた記憶がある。

何だかB級っぽ
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

2.9

古希を迎える高齢ドライバー?のリーアム・ニーソンのトラック野郎の活躍を描く。
元凄腕スナイパーでも無く、謎の諜報員でも無いただのオジサン。短気で直ぐにパンチを食らわせるのが玉に瑕、その所為でPTSDの
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.0

垣谷美雨の原作の映画化。他にも「夫の墓にははいりません」とか、シニア世代はニヤッとするテーマで沢山書いて居られるようだ。

コメディというより喜劇の味付けは前田哲監督の采配か。
主演の天海祐希は喜劇役
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.2

ダークファンタジーを期待して初日へ。
もちろんデイズニーアニメの刷り込み有る世代だが、イタリア風味の実写はそれだけでファンタジー!
貧困、児童労働等リアルな表現が続く。
原作のイタリア児童文学に近いと
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ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

3.4

フランス人監督のフランス映画。間違いなく日本人の感覚では無い。(実際にはフランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本の国際共同製作)

1974年帰国までルバング島で一人太平洋戦争を戦っていた小野田少尉
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総理の夫(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原田マハ原作小説のコメデイ。
初の女性総理の夫の困惑と奮闘を笑いの中に切り取って観せる。

財閥のお坊ちゃま育ちの鳥類研究者(要は世間知らずという事?)の夫が、振り回される様に笑いながら涙目になる。
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

2.9

2004年『ブルー・レクイエム』フランスのフィルム・ノワール作品のリメイク。
ジェイソン・ステイサムの謎のイカれたイギリス野郎が、LAの現金輸送車専門警備員として強盗を撃ちまくる!
ステイサムの身分詐
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.0

只々切なかった。

その切なさは上昇した海面に水没する街の風景に尽きる。
この風景が決してSFでは無い事を証左する様に、現実の気候変動の研究に日本人の老博士のノーベル物理学賞受賞の速報が。。!

この
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

緊急事態宣言解除の今日、待ちに待った初日!映画館はそれでも遠慮がちに席を空けての着席。
タイトルロールとお馴染みのテーマ曲が流れると、何故か安堵で涙目。漸くボンドの居る日常が戻って来た。
それは最終章
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

監督の2015年の『ヴィジット』でも描いている老いる事の不思議さ、朽ち果てる事の美しさをそのままにシャマラン風味で綴っていく。

子どもが成長し孫が生まれ、皺がよって耳が遠くなる。。それが長い時間の経
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犬が伝えたかったこと(2020年製作の映画)

2.9

原作の短編小説の映画化をクラウドファンディングで制作したもの。

犬を連れて川辺りを散歩するシーンの遠景にスカイツリーが見える。カメラはそのまま上空に昇り高所から雄大な川の流れを映す。えーこんな川辺り
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

大阪府門真市のシルバー人材センターが、創立40周年記念に高齢者の出演するゾンビ映画を作成し本年8月13日に公開したとのニュースを読んだ。

昨夜本作を視聴したばかりだったので、え〜本当に??となり、そ
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健太郎さん(2019年製作の映画)

3.0

光栄なことに高木監督ご自身の書き込みによって本作に巡り会わせる幸運を得た。

両親と二人の子どもの何処にでもある家庭に、何故か住み着く「健太郎さん」。。
前半は??の引力と不穏な空気でドラマを引っ張る
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

女性、女性、女性、女性、女性、爺様、女性、女性 、女性の客席。

すご腕諜報員が国家機密のクローンを護衛する近未来アクションの期待で着席したが、この女性客の多さはちょっと違ったか。。
生きるとは?死ぬ
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭1995年米国、家族を装って潜入するロシアスパイの物語からスタート!
あれ、MARVELのヒーロー映画だよね?
敵側の追求を逃れキューバへ渡る。幼い姉妹と両親は離れ離れに。。
そこから姉妹は過酷な
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

パート1は観ていない。

静かな映画だった、当たり前か。音を出すと怪物が襲って来て殺されてしまう!当然お喋りは厳禁。

主人公一家は手話に熟達、聴覚障害の娘がいるからね。そしてその娘の使う補聴器が最終
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.0

ロバート・A・ハイラインの原作を1995年の日本に翻案し、初の映画化。冒頭時代設定を描く当時の日本のニュース映像が巧み、「三億円事件犯人逮捕!」の報にグッと心を持って行かれる。これはと期待が高まるもそ>>続きを読む

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.3

初めての台湾映画。なのに街中の郵便局もフイルムカメラも現像所も何だか懐かしい。
これは何時の話かしら、SFのつもりがどうも違う。
壁の中のデイスクジョッキーやヤモリのオジサンがファンタジーで素敵。
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アクションがロマンティックで素敵❤

よくある舐めてたオジサンが実は凄腕のお話とそれだけかと思っていると、最後の要介護のご老人クリストファー・ロイドのスーパーガンファイトに持っていかれる。
爺様万歳!
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

最強の殺さない殺し屋ファブルが理学療法士PT(PhysicalTherapist)になっていた!車椅子の少女が懸命にリハビリに挑む姿に的確なアドバイスを進言。実際のマッサージや心がまえも。
流石肉体の
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カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020年製作の映画)

2.9

トミー・リー・ジョーンズ74歳、ロバート・デ・ニーロ77歳、モーガン・フリーマン84歳ですってよ!
昔日の大俳優デューク・モンタナを老人ホームから引っ張り出す、借金まみれプロデューサーのデ・ニーロ。死
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ミッション:ポッシブル(2020年製作の映画)

2.9

麒麟の川島似の主人公探偵は金に弱い。中国から送り込まれた秘密要員は美人だけど捨て駒。
北朝鮮へ送られるトカレフを韓国内に横流しする組織を阻止するべく暗闘するバディ。
面白くなる要素は多々あれど今ひとつ
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コンティニュー(2021年製作の映画)

2.9

タイムループのSFと言うより爽快アクションムービー!
何度殺されても生き返る主人公。別れた妻の息子とゲーセンでレトロゲームを楽しむ場面で、あまりの懐かしいドット絵の画面に何故か涙が零れる。
メル・ギブ
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レッド・スネイク(2019年製作の映画)

3.3

『バハールの涙』(未見)を比較評価するレビューが散見された。どちらもジャーナリストが監督だったり、重要なキーパーソンとして描かれているようだ。

遠い外国のテロ抗争の話と見えるが、女性が主人公になる事
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インスマスを覆う影(1992年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

原作は米国の著名なホラー作家の1936年の作品。と言っても私には全くお馴染みが無い。その所為か一度観ただけではなんだか分からず、この不気味な話を二度も観てしまった(°U°)

日本の忘れられた地方の漁
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流星課長(2002年製作の映画)

3.4

ソーシャルディスタンスの昨今、痛勤電車の席取り合戦が懐かしい実写ショートムービー。
20年近く前の庵野監督、原作しりあがり寿の短編作品。
庵野監督はどうも苦手だが、混み合う電車の人と人の渦がひと時の祝
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.3

チャドウイック・ボーズマン!これが遺作だなんて。。
ブラックパンサーの時には通り過ぎてしまった彼の魅力が全開。
マンハッタン島の21ある橋を全面封鎖して麻薬強奪犯を追いつめる刑事の眼が素晴らしい。
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.1

大阪に蔓延防止措置が適用され、通天閣が赤く染めあげられた今日。何とか心が軽くなる映画が観たいと探しあぐねて行き合う事が出来た本作。
コミックが原作でアニメ化もされ、過去作もヒットを重ねたとは露知らず。
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劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

過去と現在を一台の無線機が繋ぐ坂口健太郎主演のSF刑事ドラマ。
韓国版ドラマのリメイクとしてTV放映されたものの劇場版。

ストーリーは日本オリジナルとの事だが、時空を超える不思議感はグッと削減。坂口
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