見せ方はちょっとクサいんですが、題材やメッセージは良かったです。永野芽郁の幼少期(中学生)の佐々木告さん、演技が上手くてたまげました。
奈緒は極限状態から逃れるために死を選択しますが、実は永野芽郁>>続きを読む
久々に観たらめちゃおもろかったです。
無印観た直後に続けて観たんですが、今までと違った印象です。
石橋蓮司が襲われたあと、スパゲッティ(パスタではない)をおいしそうにすする國村隼。笑えるけど笑えない(映画だとギリ笑える)絶妙な演出。やはり巧いです。
初期北野作品と違い、人が死ぬ前はしっかりと予兆>>続きを読む
10年ぶりぐらいに鑑賞。
意外と大人向け。生きることがどんなに素晴らしいことか、そして大変なことか。自然災害の前では現代人が享受している便利なシステムは歯が立たず、不便でアナログなものが活躍する。>>続きを読む
自分は「風立ちぬ」信者なので、そういう立場から極めて個人的な感想を書きたいと思います。
「風立ちぬ」を初めて見た時の衝撃やいい意味での裏切り、堀越二郎(庵野)の第一声のズコー感、そういうものは本作に>>続きを読む
小学生の頃、春休みに映画館で観た思い出があります。
当時観た時はもっと複雑で長いストーリーだと思っていましたが、今観るとテンポが良く話がサクサク進み、非常にシンプルなストーリーでした。そしてちょっと>>続きを読む
モーターショーのワンカット、凄すぎて巻き戻してもう一度観てしまいました。映画史に残る超名シーンじゃないでしょうか。
クローネンバーグのクラッシュに似てるとの評判を聞いて鑑賞しましたが、ザ・フライのよ>>続きを読む
砂漠、雨、湿気、菌、酵母。パン(酵母)が主人公でバイ菌が敵。それに大きく関わる湿度や水がテーマになっています。
幼少期に見た時、結構怖かったのを覚えています。すなおとこの見た目や声、殺風景な砂漠、奏>>続きを読む
ホットドッグを食いながら拳銃をぶっ放したり、全裸の女性を見てご満悦だったり、かっこいいのか間抜けなのかよくわからないシーンが多く笑えました。ストーリーや演出が個人的にはハマらず。犯人の狂気やクリント・>>続きを読む
クローネンバーグのキャリアの中では過渡期っぽい印象。①キモ美術の肉、②人間の肉体、③理屈で理解できない意味のわからなさ(変態度)、どれも中途半端な感じがあります。前作「ザ・フライ」では①に特化、次作「>>続きを読む
こんなに普通の映画撮れるんですね。哲学も肉片もないクローネンバーグ。わかりやすく善と悪の対立を描いており、登場人物のキャラクターも相まってかなりの王道ストーリーです。でもツッコミどころは満載。加えてテ>>続きを読む
数年ぶりに鑑賞。よくわからないという感想が散見されますが、端的に表すならば「ちょっぴりナードなハンサムヤリチンドクターのリビドー夢物語」といったところです。
原作「夢小説」の作者アルトゥル・シュニッ>>続きを読む
撮りたい映像と画をひたすら撮り続けたんだろうなあという印象。綺麗な青と自然光。こういう作家性の強い作品は映画に限らず非常に素晴らしいのですが、逆ベクトルで捉えると退屈です。しかしその退屈さは心地良さに>>続きを読む
冒頭から期待以上のバイオレンス。しかし今回「肉」は控えめかな?と思いきやクライマックスでフルチンタトゥーの肉弾戦!これが撮りたかったんですね笑
クローネンバーグ印の不穏な空気や容赦のない表現は相変わ>>続きを読む
いろいろ全部盛り、という所感。だけどきちんとまとまっている。いい映画ですね。原作は未読ですが、いい意味で村上春樹感がなくてよかったです。唯一バーで飲んでいるシーンだけは村上春樹っぽさがありました。(フ>>続きを読む
なんじゃこりゃー!というのが率直な感想。本当にポール・トーマス・アンダーソンの最新作なのか?と思ってしまいました笑
それがいい意味なのか悪い意味なのかもわからないぐらい不思議な作品でした。こんなにポッ>>続きを読む
大人が作ったと思えないほど、無邪気でやさしい映画。
でもシンプルにキモいんですよね。かりんとうみたいな指や、光沢のあるボディ。クローネンバーグが撮ったら最高にテリテリな肉で表現してくれそうです。カエ>>続きを読む
ニコラス・ケイジのキモかっこよさが良い。
家族や家庭生活の愛が得意ではないのであまりハマりませんでしたが、多くの人を感動させるいい映画だと思います。
決して面白い話ではありませんが、美しいショットと音楽、そしてナイフの緊張感で惹きつける。登場人物の誰にも共感できない…故に一歩引いた客観的な視点で鑑賞させる映画です。
以下は自分なりの解釈。
ナ>>続きを読む
生活保護が受給できること、警察や救急を呼べること、職業や居住地を自由に選べること…それができる世界に生きている我々からすると、やはりエグ味のある内容です。地面ににこぼれたスープをかき集めて飲むシーンは>>続きを読む
近年、呪文のように発せられる「多様性」という言葉。言葉で聞くよりも、見る方が理解が早いのは言わずもがなですが、ドキュメンタリーを見るのは腰が重いと感じる人にちょうど良い映画です。
登場人物は、何かし>>続きを読む
初めて観たのは6年ほど前でしたが、とても印象に残っていたので再鑑賞。やっぱり面白かったです。バイクで駆け抜けるスティーブ・マックイーン。最高。本編終了後の登場人物紹介も良かった。
ショーシャンクの元>>続きを読む
すいません、ダメでした。コメディ・SF要素がなくてもいい映画になると思うんですけどね。テレビドラマっぽい演出や台詞回しが苦手なので個人的にハマらず。
映画が好きな人たちを描いた作品ですが、映画好きが>>続きを読む
期待通り面白い。
頭蓋パッカーん!は中々キモグロくてクローネンバーグかと思いました笑
後半はグロアクション。見たくないと思いつつも、歯を食いしばり目をかっ開いてしっかり見てしまいました!
こうい>>続きを読む
台詞少なめシンメトリー。わりとツボでした。
映像から読み取ってくれ、というのがかなり伝わってきます。台詞ではなく映像だからこそ伝わる・笑えるシーン多数。
この手の映画は眠くなるはずなのに全く眠くな>>続きを読む
パターソンという町に住むパターソン。日本でいうと千葉県に住む千葉さんってことですよね。把握するまで色々と混乱しました。
極めて個人的に、奥さんの性格が苦手でした。独身だったら(もしくは奥さんが登場し>>続きを読む
もっとアウトローでむごい映画なのかと思ってたらちょっと違いました。ルシール(?)が洗車してるシーンはアホ過ぎて笑ってしまいましたし、ゆで卵を50個食うという、どうしようもなく馬鹿げた企画に真剣に盛り上>>続きを読む
ショットがきれい。実際にその地に行ったと錯覚してしまうような質感。監督は小津のファンということですが、固定カメラが多く構図がきれいなのはまさにその影響でしょう。
ストーリーは味わい深く、穏やかな気分>>続きを読む
いまひとつどハマりできないスコセッシなんですが、結構面白かったです。