ソウ4作目。監督は続投。
前作で仲間を次々に失ったリッグ刑事が主人公。血気盛んなタイプの刑事が冷静に行動できるか試される構図は「2」のよう。今回はジグソウの巧みなゲームに翻弄されるというよりかは時系>>続きを読む
ソウ3作目。監督は2より続投。
交通事故で息子を失ったジェフが事故関係者を許せるかゲームと医師リンのジグソウを生かすことが出来るかゲームが交差する。
ゲームの参加者たちの選択が勝敗を連鎖させていくラ>>続きを読む
ダーレン•リン•バウズマン監督作品。
「ソウ」シリーズ第2作。
ジグソウ=ジョン•クレイマーの人格が少しづつ明らかに。ジグソウのルールを忠実に守ればクリアできる典型的なゲームのはずが、予測し切ること>>続きを読む
テリーギリアム監督作品。
宇宙、地底、海原、どのシチュエーションの美術でもテリー•ギリアム監督のクリエイティブを楽しめる贅沢な作品。頭と胴体が分裂し別人格を持つ月の王と王妃、地底のヴィーナスとの空中>>続きを読む
坂本浩一監督ギーツ続編。
人類とジャマトの共存をテーマに仮面ライダーたちの奮闘を描く。
「憎むべきは一方ではなく、自分の幸せのために他人を犠牲にする行為だ」というベタな台詞を成長した道長に言わせる脚>>続きを読む
ウィリアム•ユーバンク監督の深海SF。
深海基地が襲撃される典型的な「エイリアン」型の映画。しかしながら、終盤の巨大怪獣の出現には「おぉ…」と心の声が漏れてしまい、その感動だけでクリーチャー映画とし>>続きを読む
ロバート•ロドリゲス監督SF作品。
ハイスクール版『ボディ•スナッチャー』。
オマージュ元を一切隠さず、SFオタクが解決策を探っていく。ルーカスとスピルバーグにソネンフェルドの名が連なる所に90年代>>続きを読む
ドリュー•ゴダート監督作品。
めっちゃ面白かった!
薬剤やサブリミナル効果で行動を操作し、ホラー映画のシナリオを作り上げてしまう謎組織。地下にはありとあらゆるホラーキャラを管理していた、という熱い展>>続きを読む
ノーマン•ジュイソン監督の近未来SF。
経済や治安が安定し、刺激が足りなくなった世界で流行するスポーツ「ローラーボール」。プレイヤーに死傷者が出る過激なスポーツだが、それを含めてエンタメとして成立し>>続きを読む
ロバート•ロドリゲス監督作品。
内なる暴力性に戦慄するサスペンスからヴァンパイア•ホラーへジャンルの大幅な転換が楽しめる作品。どちらの要素も中途半端でなく、ヴァンパイアの造形•特殊メイクのクオリティ>>続きを読む
SJ•クラークソン監督SSU最新作。
戦闘的なスーパーパワーを持たないヒーローの実写化。未来予知能力を駆使して敵に対峙する展開は派手なVFXを捨てる代わりに、『ヴェノム』『モービウス』との差別化は出>>続きを読む
ウルトラマンブレーザー劇場版。
地上の隊員とウルトラマンとの共同戦線をミニチュアと合成の見事なテクニックで描く。『劇場版ウルトラマンX』のクライマックスシーンのような贅沢な画が冒頭で見られること充足>>続きを読む
内田英治監督作品。
マッチングアプリが中核となるサイコスリラーかと思いきや、起承転結の「起」しか関与しておらず、タイトルやあらすじから連想する映画のイメージとはだいぶギャップがあった。会うまで素性が>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アリ•アスター監督最新作。
ボーが見る世界についての映画。
母親との結びつき(呪い)に囚われたボーの世界は、母親の死の知らせによって均衡が崩れる。しかしながら、母親の呪いと支配こそがボーの世界を歪め>>続きを読む
ニコラス•ローグ監督作品。
ある目的を果たしに地球に来た男ニュートンが地球の女性に恋され、研究対象にされ、自らもが堕落してしまう悲劇。
デヴィッド•ボウイの儚い美しさは存分に神聖なものとして写しつ>>続きを読む
エマ•タミ監督作品。
アニマトロニクスで動き回るキャラクターたちの実物の密度が素晴らしく、それだけで観たいものは観れたという感想。
過去のトラウマから現在の妹との問題に向き合えないマイクのドラマ自>>続きを読む
エドガー•ライト監督作品。
インベージョン系SF映画のコメディ版。青い液体を垂れ流しながら、パーツが欠損しても襲ってくるブランク(宇宙人)のビジュアルイメージはしっかりと不気味で、ジワジワと周囲が入>>続きを読む
ゴードン•ダグラス監督作品。
放射能で変異した巨大アリに立ち向かうSFクリーチャー作品。『ゴジラ』と同年公開で放射能由来の巨大モンスターのジャンルにはなるが、前年の『原始怪獣現る』のように敵を殺して>>続きを読む
ジョセフ•ラスナック監督作品。
1937年のロサンゼルスを再現した仮想世界にダイブし、その世界を構築した男の殺人事件の真相を追うSFサスペンス。上層世界の人間だと勘付かれないように捜査を進めるスパイ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
阪元裕吾監督作品。
阪元監督の映画に出てくる水石亜飛夢が魅力的すぎる。迷惑系陽キャにハマり過ぎていて良かった。後半の作風転換の快感は、水石亜飛夢のあの演技のタメがあってこそ。落ちてるポテチと汚水を食>>続きを読む
『ビフォア•サンライズ』から9年後の続編。
忘れられない”あの日”と2人がどう向き合い、乗り越えてきたのか。或いは乗り越えられなかったのか。ジェシーとセリーヌが味わってしまった出会いは呪いのようなも>>続きを読む
リチャード•リンクレイター監督作品。
20代の男女が恋愛に至るまでの会話劇。
アイデンティティやフラストレーションを満足に言語化できるようになり、その行為に意味を見出せる年代。そして、世間に対して無>>続きを読む
仮面ライダー555 20th作品。
大人の引率なく、友人同士だけで観に行った初めての映画が『パラダイス•ロスト』だったのを思い出した。まさか20年越しで新作が観られるとは。
原点に比べてかなり緩か>>続きを読む
アバレンジャー20th作品。
理想的な同窓会作品。
核となるアバレンジャーらしさを大切にしつつ、20年の時を経て変化した社会を舞台設定としてプロットに落とし込んでいる。「20年」というキーワードをセ>>続きを読む
ハリケンジャー20th映画。
戦隊初の2度目のアニバーサリー作品。
10周年のさらに「その後」ではなく、番外編をぶつけてきた。
変身能力のない江戸時代のハリケンジャーの先祖を主役に据えたことで、終>>続きを読む
ゴールデンカムイ実写版。
山崎賢人ももう29歳。『キングダム』や『今際の国のアリス』での死闘を経て、佇まいに強キャラの風格が出ていた。日露戦争化の塹壕の対多数のアクションの立ち回りは迫力が素晴らしか>>続きを読む
ヨルゴス•ランティモス監督の傑作。
天才外科医の実験によって生み出された女性が性を知り、哲学を知り、地獄を知り、破滅を知り、ルーツを知る。出会う人々の世界を吸収し成長していくベラの逞しさと、彼女の進>>続きを読む
2004年公開のロボットSF映画。
ロボット三原則を生み出した原作の映像化。ロボットに埋め込まれた絶対的なルールを前提としたミステリーは面白いが、NS-5が暴走を始めてから黒幕が明らかになる展開は2>>続きを読む
難解SF映画。
Rotten tomatoesが選ぶSF映画150に27位でランクインしている注目作。
SF設定の難しさもありつつ、天才同士の会話ゆえの説明の少なさも難解度を上げている。いつの間にか>>続きを読む
『トロン』の約30年越しの続編。
旧体制を超える完璧なシステムを構築しようとするも、理想は潰え、自分がかつて否定したモノと同質の世界を再生産してしまう。フリンが陥った状況は皮肉かつリアル。
ここから>>続きを読む
1982年CG黎明期のエポックメイキング。
実写とCG、アニメーションで表現された電脳世界。今となっては映像技術の歴史資料的な価値もあるが、根幹のビジュアルイメージが秀逸であるため、世界観が確立して>>続きを読む
ロバート•ワイズ監督のSF映画。
同監督の『地球の静止する日』とかなりSFの趣きが異なる。
血液が粒子状になり、住民が赤ん坊とアル中を除いて全滅した町。数少ない手がかりの中、人工衛星に付着して飛来し>>続きを読む
宇宙で緑を育む人間とロボットのSFドラマ。
ヒューイ、デューイの静かな感情表現が愛くるしく、その可愛さだけで観た甲斐のある映画。ローウェルがやってきた時の「おい、来たぞ」的な仕草や、ポーカーでキング>>続きを読む
1975年ポール・バーテル監督のカルトSF。
市民を轢き殺して得点を競うデスレースが流行する2000年。過激で過度な娯楽で頭をいっぱいにして悪政を見逃してしまう愚かな群衆への皮肉が、この映画を観る観>>続きを読む
アクアマン第2作。さらばDCEU。
”アクアライド”と宣伝文句に嘘はなく、海中チェイスシーンの迫力は凄まじかった。VFXの描き込みも複雑で画面も明るいため、映像の贅沢さが存分に味わえる。加えて、立体>>続きを読む
モノクロ版『ゴジラ-1.0』
視覚効果賞ノミネートおめでとうございます!
2ヶ月経って内容が整理された状態で観れたのが良かった。正直初鑑賞時より感動した。
神木隆之介の顔に陰影が増したことで、頬の>>続きを読む