Ayanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Ayana

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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

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全てが断片的で映画としては正直いまいちだったけど、エンドロール前のラストシーンの横浜さんの表情が素晴らしかったです。

ザ・ガーデン(1990年製作の映画)

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理解が追いつかなかったけど、何かを"感じた"ことがもうそれで良いんだとも思う。
過去(前世的な)の記憶なのか、未来を見ているのか、潜在意識の中なのか、はたまた現実か。この作品の中にしか存在しない特有の
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書かれた顔 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.5

喜怒哀楽に加えて"想う"という感情と動作が存在するとは。いやそうなんだけど、それを言語化されるとハッとするの。
女性を女性と成す要素はやはり曲線美ではないだろうか。フランス的に言うならば玉三郎さんの眼
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愛の神、エロス(2004年製作の映画)

4.0

あぁ最高だった。スクリーンで観れた奇跡。
本当に監督は官能性を詩的に表現するのに長けているし女性を美しく映し出す。
漂う哀愁、湿気や熱を帯びた映像。
制作当時のSARSの流行と、現代のコロナ禍(後)で
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バビロン(2021年製作の映画)

3.5

何者でもない人が、結局のところ本質的な幸せを掴めるのかもしれないな。
ひと時の栄光と時代の変化による衰退。
身も魂も全てを捧げて何かを追い求め続けるということは、残酷である。
けれどもその一瞬の輝きを
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

勢いあまって5スコアつけてしまうくらいボリウッドのスケール感素晴らしい! 
インドに実際訪れて、街や人の精神性的なエネルギーを体感したばかりなので、いや待てよ!インドの人ならこんなこと現実になってしま
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トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

4.1

静かでありながらドラマチック
人生とは、こんな偶然という名の必然で成り立っているんだ。

バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

3.8

断続的という表現がしっくりくるような。
うつはブルジョアの病、暇の産物、私たちは悲しむ暇もない。
アイデンティティの概念とは。きっと私の中にも二重の私が存在しているし、そのどちらともが本物であると同時
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コヤニスカッツィ(1982年製作の映画)

3.0

境界線というものは存在せず、宇宙より壮大な存在の人類界、自然界、そんなカテゴライズはいつ生まれてしまったのか。
破壊で再生により進化したのか衰退しているのか。
前進しているのか後退しているのか。
究極
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田園に死す(1974年製作の映画)

4.0

寺山さんの表現する血は美しい。
小津さんもそうだけど、日本独特の赤ってあるよね。欧米と日本人の赤の捉え方って全く違う気がする。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.6

エグルストンの写真のような柔らかで暖かい色彩。テーブルの反射越し、テレビの反射越し、空気感の中に感情が浮遊してる。

親の歳になって、親の歳を通り越さないと理解できない事ばかり。だいぶ大人になってから
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

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こうもハッピーエンドでも、親のこと考えるとシリアスな問題しか頭に残らない笑
ピンチはチャンス!と捉えられる人は人生得するね。

PLAN 75(2022年製作の映画)

4.2

後ろ姿が語る孤独の描写が多かったな。
人間は生まれてくる時は選べないから、死ぬ時は選びたいって共感しかない。
とてもリアリスティックで、もっと誰にも助けを求められず生きるしかない人なんて沢山いるんだろ
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ジェラシー(2013年製作の映画)

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複雑に絡み合っているようでいて、空虚感しかそこにはない。硬い殻をむいてむいた中にはちっぽけな実しかないのよねピーナッツ。ルイ・ガレルのお顔は天才的。

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

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話は非現実的ではあると思うけど、Diorという歴史あるメゾン、ファッションが人々にもたらす夢や希望を描いてくれたことに感謝。これがシャネルでもサンローランでも他のメゾンでもなく、Diorってことに意味>>続きを読む

光に生きる ロビー・ミューラー(2018年製作の映画)

5.0

"Observing"たゆたう落ち葉、ブラインド越しの世界、ニューヨークの夕暮れ、ホッパーの光。日常に溢れる些細な物事を宝物のような1ページにしてしまう、そんな人だと思った。光は私たちを包み込む愛のよ>>続きを読む

グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

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結末を知った上でもう一度観るべきかも。
アニメ版未来系スタンドバイミー的な。
世界は広いと同時に、世界は繋がってる。
約90分という短い時間の中に収めるには仕方ないけれど、もう少し細かいそれぞれの背景
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