Ayanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Ayana

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ファーザー(2020年製作の映画)

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赤ちゃんとして産まれて赤ちゃんとして人生を終えるのが人の定めなのかな。
自分が自分でなくなって、誰かもわからなくなるって計り知れない恐怖なんだろうな。
ストーリー構成がサスペンスのような空気感も含んで
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.4

育った環境で、周りの環境で人の人生って本当にどうにでもなってしまう。
どこが人にとっての折り返し地点で、どこで道は別れていくんだろうな。

つくづく正直者で正義感が強い人ほど損をする世の中だよな。
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

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もう何作品か観てからこの初期に近い作品見ると最初はもう少し大人寄りのストーリーテラーだったんだなという印象。
でもウェスの遊び心と独特な色彩感覚は変わらずで。ウェスの瞳に映る視点でこの世界に溢れている
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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何よりもアートデパートメントの方々の素晴らしい仕事に拍手を送りたい!
英語のサブタイトルで見たのもあり会話のテンポ早すぎてストーリーがいまいち掴みきれなかったので日本語でまた観よう。

1人オムニバス
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.1

これは想像を遥かに超えてくる面白さだった!
俳優人の狂演に拍手を送りたい。巧妙に裏切りに裏切りが重なって最高だった!

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.8

3年後、5年後と自分の人生や価値観と変化と共に再び観賞したい。

決定的と思われる出来事や言葉を返してまで最後はジョークで笑い飛ばせるような、そんな関係のパートナーに何人の人が出逢えるのであろう。

アンチクライスト(2009年製作の映画)

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始まりから脳みそを掴まれるような惹き込み方。凄まじい程の狂気の中にシャルロットの持つ透明感がより一層際立ってたな。

物語としての理解はたぶん全く追いついていない。この作品見て数年前に買った魔女狩りに
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

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草彅さんの演技力や所作の美しさには脱帽だったけど、いまいちストーリーの展開のせいか感情移入できなかったかな。
でも観てよかった映画でした。

アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

3.8

もう一度見返したい。
最初から最後までいい意味で期待を裏切られ続けるんだよな。

イアンとソフィはツインレイもしくはツインソウルだったのかな。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

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そうだよなー現実ってこうだよね。
運命のいたずらってやつですかね。

セリーヌの感情が爆発した時の台詞はすごくわかるな。

楽園(2019年製作の映画)

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お母さんの台詞が全てを物語る。

なんとも後味が、、というのが本音。人間の膿が存分に見える世界線。

神様を信じたくなる、楽園とは、、

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.7

全ての偶然は必然なのかもという概念を心地良く描いている。
電話ごっこは是非ともマネしたい笑

タイミングとフィーリング。
過ごした時間の長さじゃなくて、過ごした時間の濃さ。

レコード屋の絶妙に視線を
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エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

4.0

歴史的視点でも、芸術的視点でも、ファッション的な視点でもありとあらゆる高貴な事物が凝縮された素晴らしい映像だった。
映画を鑑賞しているというよりは、物語の中に自分も存在しているような感覚。

エンドロ
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ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

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自分、大人になっちゃったなーと。
子供心と冒険心を忘れたくないな!

エイプリルの七面鳥(2003年製作の映画)

3.6

日本語のタイトル変えてほしい。
オリジナルタイトルのPieces of Aprilはまさにこの作品を物語ってる。
人生ってタイミング。自分次第でいくらでもやり直すことって出来る。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.1

まずキャスティングが抜群すぎる。
無機質で淡白な色彩が洗練されたSFを創り出しているのは好み。
これは是非ともビッグスクリーンとハイクオリティのスピーカーで!

ホドロフスキーのDUNEはやっぱり観て
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

あらすじ読まずに観たので勝手に想像していたストーリーとは正反対のリアリティが胸に刺さる一作だった。
社会的弱者の実態や高齢者の過酷な労働、価値観の差異、、全てを浄化してくれるような美しく広大な自然の景
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汚れた血(1986年製作の映画)

4.2

不思議な包容力を持った映像だった。
"愛のない営みをすると感染する病い"ってこれだけで感服です!近未来として描かれているパリはどこかノスタルジックだ。

赤・青・白のトリコロールカラーや黄色、黒といっ
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Cigarettes & Coffee(原題)(1993年製作の映画)

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名の通り煙草とコーヒーを相棒に観たかった映画。
あくまでも物語の完結は視聴者側の想像の中で。皮肉めいた点と点を繋げる秀逸さ。
シンプルな構図もわりと好き。

ハードエイト(1996年製作の映画)

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PTAにしては呆気なく終わったという印象。でも彼の映画はいつも登場人物のキャラクターが1人1人確立されているし、音響を効果的に使っているから観ていて飽きることはない。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.4

それぞれの正義の元みんな幸せになったのかな。
全シリーズもう一度観直そう。

人生フルーツ(2016年製作の映画)

5.0

"人間らしい暮らしとは何か"
心に響くワードだな。こんな風に静謐に丁寧に、そして穏やかに暮らしている人を見ると背筋がピンとするし、精神の深い深いところにじんわりと暖かい気持ちが溢れ出た。
この世の中の
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ファミリー・ゲーム/双子の天使(1998年製作の映画)

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ディズニーって何歳になってもハピネスを与えてくれるんだな。子供の頃の純粋な気持ちが甦る心暖まる映画だった〜。

刑務所の中(2002年製作の映画)

4.8

閉鎖された中での限られた自由が、無限大の自由を錯覚させる開放感。
まさしく名作であり飯テロ映画!
中毒性高いし、フランス映画のような心地良さも持ち合わせてる。
美しいシューマンの楽曲を刑務所の描写と対
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スーパーの女(1996年製作の映画)

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伊丹十三の映画はピースフルで本当いいなぁ。特別な事ではなくごくごく日常にある物事をテーマに、ここまで広げられるのってシンプルにセンス良すぎ! 
人生の大事な教訓をコミカルに描いた素晴らしい映画だった。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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最後のシーンはもがいて苦しんできた人たちには響く景色だよな。
男性の方が共感できる内容な気もするけど、主人公の気持ちわかる部分あるなー。

この作品観てブラピが逸材って初めて思った。

タンポポ(1985年製作の映画)

4.1

天才と変態は紙一重だな。一口ひとくち食べるたびに癖になる味が凝縮されたような映画。あー!透き通った醤油ラーメン、チャーシュー乗せて食べたくなること間違いなし!官能的に映される食材達がまたいいスパイスな>>続きを読む

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

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視覚の暴力と言いたくなるくらい鮮やかな色彩と好き放題の描写。目を瞑りたくなるような卑劣でいかがわしいシーンもなぜか芸術性でバランスが保たれている不思議。ホドロフスキーにしか作れない映画なんだよな。こん>>続きを読む

パリのランデブー(1994年製作の映画)

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滑稽でかつロマンティックなランデブー。フランス人の恋愛感覚ってまさにこのストーリーたちのように自由なんだろうな。この全編通して肩の力が抜けてる感覚が、休日の昼下がりにぼーっと観て心地よかった。

BLUE ブルー(1993年製作の映画)

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悲痛や喪失の叫びとも言える朗読なのに、聴いていると浄化されていくのは青のもつ静謐さを視覚から得ているからなのか。

違う精神状態の時にも鑑賞してみたい。
また違ったブルーに出逢える気がする。

孤高(1974年製作の映画)

3.5

映画館の大画面で鑑賞してみたかった1作。

孤高というタイトルに相応しい高尚な彼女たちの美にただただ陶酔する時間。
ブロンドに輝く髪、柔らかなウェーブ、たっぷりとマスカラを塗った睫毛の1本1本、煙草を
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現像液(1968年製作の映画)

5.0

夢や無意識下の世界の現像。始まりからタイトルバックまでの流れは天才といわずして何というべきなのか、、。宇宙船のようなトンネルからの暗黒の森、、そしてデューンのような広大で枯渇な土地。サイレントでありな>>続きを読む

秘密の子供(1979年製作の映画)

4.5

ただただ見つめ合っているだけなのに、ただ雨に打たれているだけなのに、ただ佇んでいるだけなのに、こんなにも惹きつけられるとは。エルスケンの写真を彷彿させるモノクロ。物語はなんてことない男女の心のすれ違い>>続きを読む