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とってもご無沙汰しております。
再鑑賞の機会があって、ふと何か書く気になったので来てみました。
ガストン・ルルー原作
オペラ座の怪人
おそらく映画化された作品群の中で、最も愛されているのが今作では>>続きを読む
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とても久々にレビューを書きます。
日々メディアでロシアとウクライナの情勢を目にして…ふとこの映画のシーンとかを思い出したので、今さらながら観直してみました。そしたら、ちょっと何か書きたいなと思ったの>>続きを読む
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この作品は大概、サリエリの呻吟の物語として捉えられていて…確かに私も、同じように感じていた。
いくつも作品を観たけれど、レビューを書く気が起きてくれない日々が続いて…久々にこの作品を眺めてみました。>>続きを読む
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傲慢、そして暴食…
私たちは地球と…
食べるものに対しての敬意を忘れている。
少し古い、あまり上手くもない…
淡々と進んでいくドキュメント。
だけど観ていて、苦しくなってしまった。
吊られた鶏が>>続きを読む
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五感というのは、どれが欠けても普段通りには過ごせなくなる。人間がどれだけ『感覚』に頼って生きているのかを痛感させられます。
この作品は音響で効果的に難聴の擬似体験をさせてくれました。限定的だけど新し>>続きを読む
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私にとってピアノを弾きながら歌う人ってのは…ビリー・ジョエルってイメージが強いんですよ。
父の影響ではあるんですが。
そんな私でも、エルトン・ジョンは知ってる。まともに聴いたのは『Your Song>>続きを読む
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ロースコアだと思ったら…納得でした😅
解釈の仕方が浅いまま脚本に落とし込んでるから…エッセンスがお鍋の底に沈んでます🤢
『道化』の危うさが淡白で…それ故に愚行に走り、間違いを選ぶという共感も弱くなっ>>続きを読む
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吃音を『障害』と呼ぶのは何で?
そう呼ぶ事で安心できるから?
音痴は?左利きは?なんなら猫舌も障害なの?
違うってのなら、その理由は?
学校教育に個性を殺されて、型にハマれなければ異端視された末に>>続きを読む
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ショパンの半生を描いた伝記的二次創作(爆)
ファム・ファタールであるサンドを演じるマール・オベロンのエキゾチックな美しさ…なるほど英国領インド生まれの女優さんなんですね。
クールな表情、別れ間際の>>続きを読む
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『楽園に殺人は存在しない』
観ていると…現実との符合で酷く苦々しい気持ちにさせてくれる、重厚なサスペンスでした。
独裁政権下ではないはずの現代社会にも、今作と同質のものが横行している。
『暗黙の>>続きを読む
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内容は頭を使わずに観ていられる凸凹女詐欺師コンビのコメディ。原作とは登場人物の性別が入れ替わってるみたいで…本当はアレックス・シャープが美人女詐欺師なんですね。
映画ってより『お茶の間コメディ』な感>>続きを読む
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たとえ実話ベースで、救いのある作品だとしても…この内容は観たくない人もいるでしょう。
死者22万人、負傷者13万人…家族全員が助かったのは幸運だったとしか言いようがないですね。
被災直後の混乱は計>>続きを読む
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集え!不浄なる同志諸君!(誰w)
この空腹を満たさんが為に!
いざ行かん!精肉コーナーへ!(爆)
見てくれたまえ、あの屍肉の博覧会を!
綺麗に処理された大腰筋!(フィレ肉ねw)
肋骨に付いていた脂と>>続きを読む
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世界が優しいかどうかは…
自分が優しくなれてるかどうか。
今の私は、彼ほどには感謝できそうもない。
風刺漫画家ジョン・キャラハンの半生を、彼の自伝を原作にして撮られたGVS監督作品。
問題のある>>続きを読む
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ふむ、マンガ原作なんですね。
文芸版アマデウス(日本産)って感じでしょうか。
こちらは天才が主人公。こちらの視点を借りると、私たちの社会はとても窮屈に映りますね。
私たちの世界の不文律は『平均化』>>続きを読む
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ノーラン監督によるバットマン三部作の完結編。
今作まで観て、ようやく『バットマン』の世界が大きく広がっているのが理解できた。
ビギンズによる導入、宿敵であるジョーカーとの邂逅…そしてバットマンを破壊>>続きを読む
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パトリック・オブライエンの海洋冒険小説を原作に幾つかのエピソードを再構築した映画化作品。
ナポレオン戦争下、フランス海軍の私掠船アケロン号の拿捕命令を受けたイギリス艦サプライズ。
海上での戦いや、>>続きを読む
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モラトリアムって名前の井戸の中。
四方八方に視線を巡らせても…見えるのは代わり映えのしない壁ばかり。湿って、苔むしてる。
こんなに暗いのに、どうして壁が見えるのか…
どうやら上から光が射していた>>続きを読む
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久々に腰を据えて映画の時間を…と思ったので、アンゲロプロス監督作品を手にしてみました。
この人の描く世界はペシミスティックで残酷。
なのに詩的で美しいのは…監督自身が世界を、そんな風に捉えているから>>続きを読む
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結局、今を変えなければ未来は変わらない。
枝分かれする世界線、救えない世界の存在。
ううーん…色々と散らかってる感じが残念(爆)
未来の為に戦う…それは本来、現在進行形。
様々な分野の取組み、エコロ>>続きを読む
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Hey Dude…だとっ!?∑(゚Д゚)
エアロなの?Looks like a Ladyなの!?(違w
ミセスダウト出てきちゃうの!?(大爆w
その冒涜をシーランにさせるという…
なかなか挑戦的な作>>続きを読む
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このシリーズの人気と膂力は驚嘆に値しますね。
66年版の『初代』は衣装なども含めキッズ向け映画だったみたいですが、今作はアメコミの世界観をしっかりと実写化した映画版の『原点』とも言える作品になってい>>続きを読む
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クリムト展の開催に伴うタイアップ企画としてのパンフレット的な内容…なので二人の画家の作品そのものよりも、彼らの作品に対してのアプローチを教示するような構成になっていました。
今作の観賞後に、展示され>>続きを読む
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歴史上、様々な争いの舞台となったエジプト。
実際問題…好立地すぎなんだよ(爆)
ナイルの賜物なんて呼ばれた肥沃な土と物流…
様々な人種と文化の行き交う場所は、いつの時代でも繁栄の象徴であった事でしょ>>続きを読む
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『なんで?』『どうして?』
私たちが小さい頃、持っていた好奇心の証。
そのうち、空白は埋まっていって…
夢を見なくなる。
見えている空の、本当の広さを知らないまま。
どんどんと狭くなっていく箱>>続きを読む
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ティムバートンのバットマンと同じ1989年公開。チェコスロバキアでは民主化のビロード革命が起きた年…ルーマニアでも政変が起き、東欧社会が大きく動いていた時代。
シュールさの中に風刺を想わせる表現が重>>続きを読む
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作品を観ていて…私が一生のうちで一番心細かった半日間のひとりぼっち奮闘記を思い出して…じんわりと涙と気恥ずかしさが浮かんだ。手違いで、留学初日に大冒険するハメになっただけなんですけどね(苦笑)
あの>>続きを読む
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Fukushima50とは違う視点で見る原発事故。
フィクションではあるけど、公にするには不都合な真実の存在を感じさせる…そんな内容でした。
『太陽の蓋』
蓋なんてできないものに、蓋をしようとする>>続きを読む
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あの日の大震災は、それまでの『想定』が『楽観』である事を知らしめた大惨事でした。
『最悪のシナリオ』なんて言ってもいいぐらいの現実が、福島の人々に降り掛かって…その災禍は10年が経った現在でも、現地>>続きを読む
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朝ごはん用のヨーグルトを切らしていて…
早朝にコンビニに行った帰り道。
他には人通りもなく、車も無い。
守らなくてもいい赤信号で立ち止まって…
涼やかな空気を吸い込む。
ゆっくりと明るくなっていく>>続きを読む
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この作品はコロナ禍になって再び注目を浴び、今回の災禍と重なる…と話題になっていたけど、人類はもう何度も、今回と同じような危機に直面してきたのだから…単なるアーカイブと言ってもいいかもしれませんね。>>続きを読む
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聖書とダンテの神曲をミクスチャーして、サイケなアニメーションに仕上げたのがこの作品?
地獄篇、煉獄篇、天国篇…ユダヤ教やカラバ、密教っぽいアクセントもあって…単に宗教だけではなく『地球』のイメージが>>続きを読む
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JBのファンクスタイルが60年代前半を席捲してから、派生したファンク・ブルース…そして60年代後半から70年代前半にスライたちがロックテイストを取り入れた事で、ブラックミュージックのひとつだったファン>>続きを読む
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私たちがどれだけ環境や状況に依存して生きているのかを思い知らされますね…だからこそ『力』や『思想』が、争いの火種になる。
ドゥニ監督の『メッセージ』を想起させる作品でした…人が理想どおりに善良ではい>>続きを読む
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おぉー…最高じゃない、趣里ちゃー!
水を得た魚のようじゃないの!
いや、塩を得たナメクジ?(爆)
爆縮してて気持ちよさそうだなー(*´ω`*)
このキャラ、最高に自分してて羨ましい✨
自分でいるっ>>続きを読む
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愛だなんだと言ったところで…
結局は『命の使い途』でしかないよね(笑)
ひとつしかないステージの上に、各々のシナリオを持ち寄っては散らかして…誰もが先の見えないままに、何が正しくて何がダメなのかも解>>続きを読む