マさんの映画レビュー・感想・評価

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ペトラ・フォン・カントの苦い涙(1972年製作の映画)

4.5

部屋に身体がたくさんある。どれも空洞に思えてペトラとカーリンもマネキンと同様、するとマレーネの魂だけが浮かび上がってきた。

マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

4.5

全てのセンスがドンズバ。オープニングから心がはしゃいでいた!

ハズバンズ(1970年製作の映画)

-

序盤の「PASSION」を確認して早々に心がリタイアしていた。アメリカアメリカ男男

東京画 2K レストア版(1985年製作の映画)

4.0

丸の内映画祭にて、講義付き
コマーシャルに溢れた東京をヴェンダースがどれだけ批判的に撮っていても、定義と構成が微妙だとしても、時代の記録として価値がありすぎる。今の定年世代が20代の頃の風景というのが
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.0

例のブリッジが見られるディレクターズカット版
冒頭のイラクシーンが無駄に長くていいよなあ。なんか、スクリーンから暑さとか寒さとかを特に感じる映画だった。
メインの悪魔祓いにはBGMを一切使わないという
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ママと娼婦(1973年製作の映画)

-

ずっとスクリーンで観たくてとっておいた映画をみられている率の高い今年は、とりあえずその点では満足だけど、本当の意味では観れていない…のでまた巡り合うのを待ちたい。

アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学(1988年製作の映画)

4.0

「家からの手紙」の船上での終幕から続き、靄がかかった夜の船上から始まる。マンハッタンの明るさに近づいていくのがまた美しい。
独白のリレー。翻訳が良かった。
アケルマンは言葉を使いすぎることの照れとか畏
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東から(1993年製作の映画)

4.0

いつのまにか人間とカメラが攻守交代して、カメラのぐるっと全方位を映す大胆さにハッとする。人間は止まった途端に無防備になることを見せつけられ一方で、音は一貫してなによりも勝っていた。

ロバート・アルトマンのイメージズ(1972年製作の映画)

-

映像美、カメラワークと大胆なズームが禍々しく映画の雰囲気を支えていた。こちらも狂いそうになる視覚の反復、聴覚の反復。

柳川(2021年製作の映画)

4.0

なんとなく日々心が流れて、実はなんとなく死に向かっている人がいた。そんな時間を象徴する川下り。シネ・ヌーヴォ初来訪

スキンレスナイト ―デジタルレストア版―(1991年製作の映画)

4.5

良!未練ってのはやっぱり大好きな感情だなと。この時代と人たちの前のめり感がとてもよい。

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.0

常に脱皮していくような視覚の充実はもちろん、SEがトラウマ的。

小さき麦の花(2022年製作の映画)

4.3

ふたりだけの美しい、手作りのランタンの灯りが広がった。

#ミトヤマネ(2023年製作の映画)

4.5

宣伝を失敗していて作品が気の毒。わからないものは面白くないでは衰退しかない。

小説家の映画(2022年製作の映画)

4.0

めんどくさくて極端で逸脱している人は気味が悪い。ホン・サンスと気が合うな〜

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