戦後日本を、たくましく辛抱強い女性が陰で支えていたことがよく分かる。(そこにはセットのようにして、男性の未熟さがあって、それもまた一つの必要な要素なのかも...)
「しょうがなかった」と許すことが自分>>続きを読む
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今まで観てきた小津作品とは打って変わって、当時からしたら凄く未来的な夫婦の形だと思った。
後半、奥さんの表情が柔らかく、可愛らしい印象に変わった。
この夫婦関係になんとなく、フェミニズムを感じた。
「>>続きを読む
よその家のことには寛大になれるのに、自分とこの娘になると躍起になる父親。どこもそうなんだろうねぇ。
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やたら音楽で煽ってくるなと思いながら観てた。
ラストはめちゃめちゃ痺れた。これだよな、スポーツってー!あのラストが本編で、そこまではイントロみたいな。
河合優実の演技力。凄いなぁ。
結果としては悲劇だけど、可哀想だとは思いたく無い。
一生懸命に生きた記録だと賞賛したい。
搾取に対する搾取。かと思いきや、受けた恩恵を他者に還元する。
戦後日本における女性の生きづらさ。
考えさせられるというか勇気づけられた。
代わりに私がブチギレましょう、って思うぐらい出来た教師。「ハグして」の一言に胸が締め付けられた。良い映画でした。
悔しいね、全く。男が憎いけど、男がいないと商売にもならない、歯がゆいジレンマ。
戦後の喧騒の中、他者を思いやることを子供に考えさせられる大人たち。義理と人情、親子の絆。貧しくはあるが、良い時代だったのかも。
秋の哀愁による演出が沁みる。別れ、卒業といえば春なところを秋に描いてるのが素敵。
ハイライト的シーンが沢山。
「世の中みんなが寄ってたかって複雑にしているだけで、案外単純なのにな、ははは。」
品の良い>>続きを読む
ほのぼのホクホクで大好きになりました。
家族とか日本の暖かみに触れた。捨てたもんじゃないなと。
秋刀魚の味ってタイトルも秀逸だな。
PERFECT DAYSの平山さんは東京物語と秋刀魚の味から来てるの>>続きを読む
良いことばかりに目を向け続けるのは難しい。どうしても闇の方へひっぱられてしまうんだな。
よっぽど大人の方が余計な無駄口が多い。
でも無駄口は大事だな。肝心なことばかりは息が詰まる。
純粋で意地っ張りな子供たちが愛おしすぎる。
子供達が可愛すぎる。とっかかりがあるシーンはいくつもあったけど、あまり理解出来なかった。
誰かのようにって本当難しいのよね。ウォン・カーウァイはウォン・カーウァイにしか出来ない。
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ベネデッタのピュアな信仰心に信仰してしまう。聖痕だとか、生き返りに関しては、こうくるだろうと思った通りすぎて、そこもまたピュア。爆笑した。