名前はまだないさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

名前はまだない

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風の中の牝鷄(1948年製作の映画)

4.0

戦後日本を、たくましく辛抱強い女性が陰で支えていたことがよく分かる。(そこにはセットのようにして、男性の未熟さがあって、それもまた一つの必要な要素なのかも...)
「しょうがなかった」と許すことが自分
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お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

今まで観てきた小津作品とは打って変わって、当時からしたら凄く未来的な夫婦の形だと思った。
後半、奥さんの表情が柔らかく、可愛らしい印象に変わった。
この夫婦関係になんとなく、フェミニズムを感じた。
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彼岸花(1958年製作の映画)

3.9

よその家のことには寛大になれるのに、自分とこの娘になると躍起になる父親。どこもそうなんだろうねぇ。

うなぎ(1997年製作の映画)

3.7

綺麗めに収まっている。良い話ではあるが、美談って感じが先行してしまう。

チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

やたら音楽で煽ってくるなと思いながら観てた。
ラストはめちゃめちゃ痺れた。これだよな、スポーツってー!あのラストが本編で、そこまではイントロみたいな。

蛇の道(2024年製作の映画)

3.6

中だるみしてしまった。サスペンスと思って観たら物足りないかな。

あんのこと(2023年製作の映画)

3.9

河合優実の演技力。凄いなぁ。
結果としては悲劇だけど、可哀想だとは思いたく無い。
一生懸命に生きた記録だと賞賛したい。

女は二度生まれる(1961年製作の映画)

3.8

搾取に対する搾取。かと思いきや、受けた恩恵を他者に還元する。
戦後日本における女性の生きづらさ。
考えさせられるというか勇気づけられた。

ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.9

代わりに私がブチギレましょう、って思うぐらい出来た教師。「ハグして」の一言に胸が締め付けられた。良い映画でした。

祇園の姉妹(1936年製作の映画)

3.8

悔しいね、全く。男が憎いけど、男がいないと商売にもならない、歯がゆいジレンマ。

晩春(1949年製作の映画)

3.9

何ともいじらしい娘だこと。
優しくて温かい。

長屋紳士録(1947年製作の映画)

3.9

戦後の喧騒の中、他者を思いやることを子供に考えさせられる大人たち。義理と人情、親子の絆。貧しくはあるが、良い時代だったのかも。

秋日和(1960年製作の映画)

4.2

秋の哀愁による演出が沁みる。別れ、卒業といえば春なところを秋に描いてるのが素敵。
ハイライト的シーンが沢山。
「世の中みんなが寄ってたかって複雑にしているだけで、案外単純なのにな、ははは。」
品の良い
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.2

ほのぼのホクホクで大好きになりました。
家族とか日本の暖かみに触れた。捨てたもんじゃないなと。
秋刀魚の味ってタイトルも秀逸だな。
PERFECT DAYSの平山さんは東京物語と秋刀魚の味から来てるの
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東京暮色(1957年製作の映画)

3.8

良いことばかりに目を向け続けるのは難しい。どうしても闇の方へひっぱられてしまうんだな。

お早よう ニューデジタルリマスター(1959年製作の映画)

4.1

よっぽど大人の方が余計な無駄口が多い。
でも無駄口は大事だな。肝心なことばかりは息が詰まる。
純粋で意地っ張りな子供たちが愛おしすぎる。

君の名は 第三部(1954年製作の映画)

3.9

誰も悪くない、みんなで仕方がなかった。
泣かされましたよ。

君の名は 第一部(1953年製作の映画)

3.8

いっそのこと出会わなければ、再会しなければ。幸か不幸か。運命の悪戯か。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.8

子供達が可愛すぎる。とっかかりがあるシーンはいくつもあったけど、あまり理解出来なかった。

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

4.0

私が異常なのか、世界が異常なのか。
ただ大きく揺れているだけ。

しとやかな獣(1962年製作の映画)

3.9

カメラワークがとても良い。飽きない展開で面白かった。

関心領域(2023年製作の映画)

3.8

不透明だけど確かな恐怖。怖いけど知る必要があるという訴え。

間違えられた男(1956年製作の映画)

3.9

二次被害の恐ろしさ。何事も他に影響を及ぼすのだな。

初恋(1997年製作の映画)

3.6

誰かのようにって本当難しいのよね。ウォン・カーウァイはウォン・カーウァイにしか出来ない。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ベネデッタのピュアな信仰心に信仰してしまう。聖痕だとか、生き返りに関しては、こうくるだろうと思った通りすぎて、そこもまたピュア。爆笑した。