名前はまだないさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

名前はまだない

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PLASTIC(2023年製作の映画)

3.5

とにかく音楽がチルい。いわゆる横ノリな感じ。出会いから高校時代の展開は定番なんだけど、「いやー、青春っていいよな」と思わされる。
もうあの頃に戻れないのが残念でならない。

アシスタント(2019年製作の映画)

3.8

悲しくも、これが現実。な映画だと思った。
誰しも護身でいっぱいいっぱい、夢を掴むには多少の犠牲もやむを得ないのか...?
それでも現実を飲み込みながらも、前向きな主人公に救われた気がした。

山女(2022年製作の映画)

3.6

主人公が終始不憫でならなかった。
時代と片付けてしまいがちだけど、改めて恐ろしいことだと思う。

山田杏奈ちゃんが可愛かった。

マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.7

可愛いー!
ゴンボレパスタ食べたくなっちゃった(サイコパス)
幸せホカホカな映画だった。

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

レスリーの、必死にもがき生きる姿が痛々しい。

給料前借りするんだけど、罪悪感からか全部は受け取らないところに、レスリーの優しさが滲み出ていると思った。
お金にルーズなのかもしれないけれど、ある意味で
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モンスター(2003年製作の映画)

3.9

何とも辛い。愛し、愛されることの力。
ただ、毎日を生きていくことがこんなに難しくて、やるせない。
犯す必要がない罪のはずなのに。
それでも愛を貫いたリー。
強くて脆い女性。
ラストは涙が溢れた。

冷たい水(1994年製作の映画)

3.4

良くも悪くも若さゆえの儚さ漂う映画。
もう少し大人だったらとも思う反面、大人になんてなるなとも思う。
あの時代の若いエネルギーって感じ。

怪物(2023年製作の映画)

3.8

大人として考えさせられたし、子供時代を思い出して胸が痛んだ。
それぞれ守りたいものを守るために信念を貫いている。けれども、そのために他の誰かを犠牲にしていたり、傷つけていることも知らなければならない。
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私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.8

不器用な女の子がどんどん落ちて、自分を見失っていく。
その過程にどんなことがあったのか?なかったのか?分からないけど、人間の脆さ、薄情さを感じた。

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.8

最悪でない代わりに最高でもない。
生きていくのって大変。
うまくいかない時って続くよね。
感情の波に呑まれて、ちょっと寄り道したくなる。
分かっていても、やっぱり愛した相手には自分だけ見ていてほしいし
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.9

映画を観た後にじっくり咀嚼して、しっかり落とし込みたい作品。
やっぱり女性は強い。女性の連帯感とか、自分を犠牲にしてまで守りたいものとか、感情的なところの強さが描かれていた。
それでもやっぱり思いだけ
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アダプション/ある母と娘の記録(1975年製作の映画)

3.8

もの凄く母性を感じる映画。
他人だけど、女性同士の連帯感で不思議とお互いが打ち解け合う様子にほっとした。
不倫、育児放棄、重たいテーマだったけど、強く生きていく女性の姿が描かれていて頼もしい!
欲しい
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

私にはターが悪者には映らなかった。
ただ強くて、プライドが高くて、実力主義。
やってることは無茶苦茶なのかもしれないけど、それにまさる魅力が彼女にはあって、それが良くも悪くも彼女を追い詰めたのだと思う
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

これは"私の物語"。そう思える初めての映画。
お父さんっ子だった私は終始、ソフィに自分を重ねずにはいられなかった。
もう戻ってこない思い出。
もう取り戻せない過去。
2人の言葉一つひとつに、爽やかだけ
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EO イーオー(2022年製作の映画)

3.6

人間の感情が1番分からない。
人間のエゴとか、人間の複雑さとか、EOの目を通して感じさせられた。

独裁者たちのとき(2022年製作の映画)

3.5

勉強不足で、そもそも誰が誰だか分からなかった。
本当に当時発言した言葉なのかな?だとしたら恐ろしいなと思うこともあった。
独裁するとは、周りが見えていない、勘違いの極地なのかも。

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.7

映画の中は男性社会。
とにかく不器用な男性と、強気で真の通った女性。
微笑ましい2人の掛け合いが良かった。

スモーク(1995年製作の映画)

3.9

持ちつ持たれつ、関係してないようで関係してて。
正しさだけが正義ではない。
上手くいくこともいかないことも、それもまた人生。

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.8

とにかくエンディングが秀逸。
あのエンディングで最後にグッと惹きつけられた。
優しいってなんだろう?人に優しいこと、自分に優しいこと、人を傷つけること、自分を我慢すること...葛藤しかないし、正解もな
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ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

3.4

ずっと何も始まらず、終わらない。
映画の中のストーリーなんて、誰かの人生の断片でしかない。
皆それぞれ抱えるものがあって、影がある。
でも、明日になれば何か分かるかもしれない、良い方向に向かっていくか
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.6

救いようのないクズだけど、どこか魅力的な主人公。
失敗から何も学ばないあたりが、本当におバカで放って置けない心をくすぐる。
とにかくストロベリーが可愛い!...んだけど、彼女もなかなかに...。
そん
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ペトラは静かに対峙する(2018年製作の映画)

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自分の意と反して、自覚以上に他人に翻弄される感じ。そこから逃れられない...。
良くも悪くも、人は人と生きているんだなと。

トリとロキタ(2022年製作の映画)

3.8

登場人物全員がギリギリの中で生きていた。
他人に情けをかける余裕もない。
トリとロキタの関係性は、そんなギリギリの状況の中で、唯一の救いだったんだと思う。
世の中を変えることは出来ないけど、身の回りの
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

心が痛む場面も多かったが、観て良かった。
ストイックすぎるが故に、自分を追い込んでしまったり、誰かを頼る術を知らない...そんな若さで、重すぎるものを背負い、それでも揺るがない憧れや夢のためなら、なん
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

最高にシビれた。
真の意味で全てを手に入れるサクセスストーリーだと思う。
飽き飽きするような教訓話でもなく、前向きになれる映画。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.7

家族が暖かい。失敗してやり直す、じゃなくて失敗して積み上げるってことなんだよね。
優しい気持ちに包み込まれた。