なないろさんの映画レビュー・感想・評価

なないろ

なないろ

映画(925)
ドラマ(2)
  • List view
  • Grid view

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.7

真犯人が分からず精神的に振り回されてなかなかてしんどかった。トーンを抑えた色調も印象的で、当時の鬱屈とした時代性や、事件そのものの恐ろしさが引き立っていた。邦画にはない終わり方も魅力的で、見応えたっぷ>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

3.7

弾は避けられる。まるで禅問答のような世界。あの超有名シーンをやっと観たけど今観てもワクワクする。アクションなどはとても革新的だし内容も哲学的で、人間を人間たらしめるのは何か、について考えさせられる。で>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

ストーリー展開もさることながら鉛筆の音がめっちゃ良い。ラストの試験シーンは見もの。ただの悪さではなく、各家庭の貧富の差の問題を絡めて、生徒同士で利害が一致しビジネスになっているのが面白い。バイタクとか>>続きを読む

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.4

アメリカ国民じゃないとわかりづらい部分もあったかも。貧困層と富裕層の二極化、移民問題、人種差別、女性蔑視などのアメリカという国が抱える問題を盛り込みながら進む。結構露骨なので国家も大統領もバカにしてる>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.5

前3作の方が好きかなぁ。蛇足感が否めない。ウッディはもう主役ではないのか?というくらい他のオモチャ達を助けることしかしてない。。正義感たっぷりなウッディならではの行動だけど、あまりにも勝手で見てて少し>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.2

ゲームや映画の世界に自分が入り込めたら…という誰もが抱く夢を実現した1作。映画館で観なかったことを後悔した。後半少し失速するものの鑑賞後は長いゲームをクリアした後並の達成感。製作者達の80年代リスペク>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.9

チンピラ綾野剛の怪演と、内容も実話系なので最後まで惹き付けられた。ホント警察もヤクザと変わらないね。綾野剛の子分的な人達かわいそうだったな。デニス植野のパキスタン人は笑った。綾野剛が柔道メチャ強には見>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.0

何を信じ何を疑えばいいのか。人間の罪深さや弱さにつけ込む悪魔的存在。最後の最後まで分からない展開で緊張感たっぷり。神も悪魔も人の姿だったらたちまち何を信じればよいか分からなくなる人間の脆さよ。人間その>>続きを読む

愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.0

鑑賞後どっと疲れる見応え満載の究極の純愛映画。純愛を真っ直ぐに描かないのが園子温監督らしくて好き。監督らしいエンタメ感と吹っ切った演出が楽しく、序盤は爆笑した。西島隆弘のキレキレの盗撮シーンが最高。A>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

今自分が見ている現実ももしかしたら曖昧なもので、これが絶対現実だっていえる確証はないのかもって気持ちになる。非現実的なパレードのシーンに私も飲まれてみたいと思ってしまうくらい甘美で中毒性がある表現だっ>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.9

でんでんさんの怪演。渦に巻き込まれるようにノンストップで進むので飽きない。あり得なさに吹っ切ることで、そこそこのエンタメ感があるのでちゃんとおもしろいのがすごい。解体シーンは見もの。「透明にする」が忘>>続きを読む

奇跡のリンゴ(2013年製作の映画)

3.6

夢中に勝るものなし。狂うほどやり切った人だけが見れる景色。やり切った木村さんは本当に尊敬。サダヲさんが泣くとこっちまで泣いちゃう。

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

4.0

血血血血血血!タランティーノがカメ止めを撮ったらこんな感じになるだろう。いや、タランティーノでもここまで出血しないかもしれない。障子に赤い血って映えるんですね。
タイトルからしてもう映画愛に溢れてる。
>>続きを読む

ジヌよさらば かむろば村へ(2015年製作の映画)

3.3

サダヲさん目当てで。東北弁のキレるサダヲさんも素敵だった。ちゃんと頼めば抱いてくれるんですか…!
ストーリー的にはそんなに。無一文生活が都合良く進みすぎてて見たいとこが見れなかったなぁー。

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.9

ガミさぁぁぁぁん!と叫びたくなること必至。バイオレンス感にどっぷり浸れて終始ゾクゾクしっぱなし。役者陣も皆素晴らしい演技で、特に江口洋介がカッコよすぎた。主演の役所広司も厚みがありつつ飄々とした人物を>>続きを読む

ムカデ人間(2009年製作の映画)

3.4

グロいと噂のやつやっと観た。まさかの日本人出演で日本語たっぷりなので、割と冷静に観れた。ムカデ人間が完成した時の、博士がムカデ人間を慈しむ様子が本当に嬉しそうで、そこがこの映画のカタルシスだったように>>続きを読む

ぱいかじ南海作戦(2012年製作の映画)

3.1

南の島のサバイバルが楽しめる。ピエール瀧が良かった。あんな脇役でもすごい。ストーリーは起伏に乏しく、やや退屈。ただ沖縄ののんびりとした雰囲気は味わえる。

劔岳 点の記(2008年製作の映画)

2.9

明治時代の人も一生懸命に登ったんだなぁと思うと感慨深い。撮影の都合上しかたないのだろうけど、細部や難所の登山シーンがほとんど映されていなくて、初登頂のシーンもあっさりだったため特にカタルシスがなかった>>続きを読む

なくもんか(2009年製作の映画)

3.0

面白くなりそうでならないまま終わった。登場人物の行動原理がブレブレで、盛り上がりそうなエピソードがあったのにあまり活かされずじまい。秘伝のソースが市販のソースでも人気出ちゃったのは非常に残念。全体的に>>続きを読む

大奥(2010年製作の映画)

2.1

阿部サダヲさん目当てで。映画自体はイマイチ。二宮和也の演技が酷すぎて見ていられなかった。ドロドロ感や男ならではの醜さも薄く、想定の範囲内のことしか起こらない。柴咲コウは良かったが一部のキャスティングが>>続きを読む

八甲田山(1977年製作の映画)

3.7

観てるこっちが凍えそうなシーンばかり。悲惨に次ぐ悲惨。山岳遭難事故としては大規模で、やはり人災の部分が大きかったんだなと思った。山自体は美しいところなのでいつか行ってみたい。

夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.6

なんだかずーっと不満げな松たか子演じる奥さんが良かった。さすがの演技力だなぁ。あそこまでいくともう気が済まなくなるんだよね。相手の夢を叶えたいのか、自分の正しさを証明したいだけなのか。なんだかんだあの>>続きを読む

舞妓 Haaaan!!!(2007年製作の映画)

4.0

舞妓さんかわぇぇぇ!私も女だけど一緒に遊んでみたいなぁ。阿部サダヲさんも素敵。脚本が良くできててめっちゃ笑いながら観れた。ミュージカル的なシーンもっと多くても良かったのになぁ。舞妓さん文化も学べるし最>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

3.4

相手の身も心も破壊するような煮えたぎる復讐心の可視化。残虐だけど色々上手く行き過ぎてて、皆簡単に一線を越えるので意外とリアルさはなく、刺さりそうで刺さらなかった。命の重み云々のくだりはありきたりだし無>>続きを読む

謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.7

好き。めっちゃ笑った。テンポもいいし、それぞれ独立したストーリーが繋がっていくのも面白い。岡田将生と濱田岳のキャラクターが好きすぎた。
マンタン王国にはこけしは持っていかないようにします笑。

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.2

温かくて心洗われて幸せになれる。ヒュー様も相変わらず素敵で、あれは彼だからこそピッタリの役柄だったと思う。クスリと笑えるところも盛りだくさんで最後まで退屈しない作りは素晴らしい。パディントンが泣いたら>>続きを読む

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.4

隣の隣に騙される。言語の違いを超えて繋がる友情。どんでん返し感はそこまでないゆるい青春モノ。アヒルも鴨も同じだよね。

怒り(2016年製作の映画)

2.4

物語に核心がありそうで特になかった。3つのストーリーがいつ交わるのか、そして犯人にどう結びつくのかハラハラしたけどミステリー要素は正直皆無に近く、ただ悲しく重い3種類のストーリーを見ただけって感じで残>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.8

陣治に泣く。愛する人の罪すらも包み込めるなんて、そんな感情で一度でいいから包まれてみたい。ダイレクトに感情をえぐってくるタイプの映画。関西弁だし大阪でのロケなのか、大阪在住の私としては嬉しかった。歪で>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.5

映像表現の詩的な美しさがまさにドラン全開って感じ。ハッとさせられるシーンが多数あった。そして登場人物がよく喋る。2人の感情の動きが少し唐突な気がしたし、途中ちょっと退屈だったのが残念。期待したほど感情>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

メタファー的な描写多数で様々な考察ができる作り込みのすごさにまず驚かされる。階段の昇り降り、石、ニオイなど象徴的なカットやアイテムを盛り込むことにより、効果的にストーリーを動かしている。
残酷だけどあ
>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.4

途中から何となくコイツだろってのが予想ついてしまい、謎解きもそんな深く凝ったものではなかったように思う。ずーっと意味深なシーンが続くから緊張感はあったけど、ミステリーとしてはそこまでかなぁ。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.9

画作りがウェス・アンダーソンっぽくて可愛らしかった。ユダヤ人へのホロコーストという暗く悲惨になりがちな題材を、悲惨さや、反戦の観点で描くのではなく、あくまでも人間同士の交流の観点から描くことで寓話のよ>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

クリス・エヴァンス見たさで。
洋館・資産家の死・遺産相続というコナンでもよくある設定にニヤニヤしつつ、自分でもここが後々キーになるんだろうなぁと予想しながら観れた。謎解き自体はややこじんまりとした印象
>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.3

微妙。開始10分程で嫌な予感はしたが、ハーレイ・クイン以外のキャラ(悪役含め)に魅力がなく終始退屈だった。最後皆が結束する動機も弱すぎてカタルシスもない。美術造形は良かったが、それぞれの人物描写が薄す>>続きを読む

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.4

ジョニー・デップとブリー・ラーソン。まぁまぁ楽しめた。

>|