なないろさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

すごく引き込まれた。ファッションや美術でも魅せるのはもちろん、夢か現実かの境目が分からなくなっていく恐さや、サスペンスのような謎解き的要素もあって面白い。個人的にはベイビードライバーより断然こっちの方>>続きを読む

ミー・タイム(2022年製作の映画)

3.3

ところどころ笑えた。展開がややとっ散らかってる印象。マーク・ウォールバーグじゃなかったら観てなかったかも。

ステップフォード・ワイフ(2004年製作の映画)

3.4

ニコルが美しい。2000年初期感が逆に新鮮。今の時代に観ても共感できる内容。

クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的(2016年製作の映画)

3.4

真実は国家によって隠蔽される的なオチ?序盤めっちゃおもしろそうとワクワクしたけど、終盤はよくあるパニック映画的な展開に。もう少しそっちに頼らない何か捻りがあるのかなと期待してしまった。女優さんがすごく>>続きを読む

アオラレ(2020年製作の映画)

3.8

下手なホラー映画より怖かった。ラッセル・クロウが怖すぎた。ずっと車ガチャガチャカーチェイス系かと思いきや、外堀からじわじわ攻めてどうなるか分からない恐怖もあり、メリハリがあってちゃんと怖かった。序盤の>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.2

こんなB級映画感あるとは思わなかった。荒削りでツッコミどころ満載で笑ってしまうところもあったけどまぁそれなりに楽しめた。良くも悪くも中国資本が色濃く出ていた。

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.2

コメディ感が強い。色々失いすぎたソーに愛情を注げる者ができてよかったと思う。ただ1本の映画にするほどの内容だったのかなという気もした。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.8

絶対的トム・クルーズ感。トムの映画作りへのこだわり、愛情が全て詰まった一作と言っても過言ではない。王道でありながら説教臭くなく、過去の出演者やサプライズに頼らない自らの行動でもって語るマーヴェリックの>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

3.5

鑑賞後何か自分も呪いを受けてしまったのではないかと若干の不安を抱いてしまうほどには怖かった。なかなか気合いの入ったホラー作品で夏の夜にはピッタリかと。ベースは親子愛なのでホラーながらもただ怖いだけでは>>続きを読む

異端の鳥(2019年製作の映画)

4.0

人間の汚さと陰惨さを煮詰めたような映画。悲惨に次ぐ悲惨で、少年の精神も変容してしまうのも当然だと思った。モノクロで音楽もセリフもほぼないため、今まで観たどの戦争映画とも一線を画す芸術性の高さと、人間の>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

複雑そうなストーリーかと初めは思ったけど、意外とシンプルで安心。壮大な世界観でドゥ二・ヴィルヌーブらしい作品。次作ありきの1作目なので、設定説明用の映画になってしまってる感は否めない。そつなくまとまっ>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.4

ダニエル・ラドクリフ頑張ってるねー。ゲーム感覚でそれなりに楽しめる。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.6

カーネイジのビジュアル最高だった。カーネイジ対ヴェノムという単純な構造のストーリーなためそんなに驚きはなかったが、目で見て楽しめる。全体的に少しこじんまりしすぎてるかなー。もっとエグくて良かった気もす>>続きを読む

私というパズル(2020年製作の映画)

3.6

冒頭の長尺の出産シーンで、母もこんな苦しい思いをして産んでくれたのかなと思って少し泣いてしまった。
周りからの支えや理解が自分の求めてるものと違う時、特に大切な人を失った時にそうだと本当に辛いと思う。
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

テンポよく見やすい。自分らしくありたい、生きたいにすごく真っ直ぐで、でも上手くいかないこともあったり…。10代の人達が羨ましくなった。終盤レディ・バードと名乗らなくなったのは、彼女が翼を手に入れ、たく>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.6

戦時中の首相なんて誰もやりたがらないだろうに、常に人命が関わるような判断、決断を迫られて大変だったろう。ゲイリー・オールドマンは特殊メイクしているとはいえお目目がそのままで可愛い。タイトルは原題の方が>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.4

ゾンビものでありながら色んなドラマが詰まってて良かった。マ・ドンソク見たさだったのでもっと無双するとこみたかった。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8

土を食べるシーン切なかったなぁ。異食をしてる時だけが彼女の唯一安らげて、そして自分に自信を持てる瞬間だったのだろう。異物を飲み込む肉体的な痛みでもって、精神的な痛みを観てるこっちも痛いほど感じられた。>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

自分の命が色んな人の命とも繋がってるみたいなセリフがとても良かった。普段生きてるとなかなか実感できない。不幸が降りかかると見失いがちな時こそ観たい。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.4

単純な勧善懲悪的な感じで爽快ではあるが、現実はもっと複雑な様相を呈しているのではないかと思った。声を上げれるか上げれないかという事だけでも様々な複雑な要素が絡んでて表面化すらしないケースも大いにあるだ>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.5

おおよそ予想のつくラストではあった。怖さよりも、たった1日2日に生老病死が詰まってて、最後の方は少し切なかった。生き残った2人は学生時代すっ飛ばして中年になってしまってるし…。場面展開が唐突なため誰か>>続きを読む

整形水(2020年製作の映画)

3.1

テーマが面白そうだったので期待したが、内面描写や社会的問題への切り込みはほぼなく、美醜の捉え方があまりにも単純で記号的。価値観が多様化した現代には物足りない気がした。だがその描かれ方に韓国の強い見た目>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.7

様々に解釈し得る映画だった。でもどこか映画なんだけど演劇を観ているような感じもある。すべて1人の男の幻想なのかなとも感じた。閉鎖的で何の娯楽もないような息苦しさが観ている人間にも伝染する。何が起こって>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7

闇堕ちしたワンダがまさかのヴィラン的な感じで登場だった。マルチバースの紹介的な要素もあるが、それはNWHでお腹いっぱいで、もう少しストレンジのドラマと魔術での戦いに焦点が絞られていると良かったかも。正>>続きを読む

ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

3.5

なんだか「ブロークバックマウンテン」みたい。セリフはほとんどなく、荒涼とした牧場の景色の中の不器用な2人の交流が生々しい。完成度はやはり「ブロークバックマウンテン」の方が上だし好き。

悠久の地、サッカラ遺跡: 眩き時代を語る(2020年製作の映画)

4.0

エジプト考古学ってなんであんなに人を惹きつけるのだろう。あの砂の下に世紀の大発見がまだ眠っているかもしれないと思うとワクワクする。発掘は地道な作業。何が見つかるかは神のみぞ知る。終わり方は下手なドラマ>>続きを読む

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.9

子供向けなんだろうけど、途中エクソシストみたいなホラーな表現があってびっくり。アン・ハサウェイじゃないと観てなかったかなぁ。色々と物足りない感が否めない。

ハッピー フィート(2006年製作の映画)

3.4

ストーリーは少々荒削りすぎるし、実写の人間を出しちゃったのは少し残念だったけど、ペンギン達はひたすらに可愛かったので良い。ヒュー・ジャックマンの歌声がもっと聴きたかったな。マッドマックスと同じ監督とは>>続きを読む

物ブツ交換(2018年製作の映画)

3.4

シワシワのお顔と土だらけの手が印象的だった。じゃがいもがすべて。物々交換が機能している国があることに驚き。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.7

一般の人が撮ったようなホームビデオのような温かみを感じた。切り取って無造作に放置したような撮りっぱなし感が、大人になりたくて、でも自分で自分を制御しきれない少年達の心情とマッチしてた。

ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.1

色んな人の活躍を欲張って入れすぎてどれも中途半端。しょっちゅう場面が切り替わるため、誰も掘り下げられず群像劇として失敗している。実際の海戦シーンはCGたっぷりで迫力はあったが襲撃シーンが毎回似たような>>続きを読む

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

2.9

ジョージ・クルーニーは俳優としては良いんだけど監督業はやはりイマイチかなぁと。初めに監督ジョージ・クルーニーって出て、あぁ…ってなった。
肝心なことが説明されなさすぎて物語に入り込みづらい。詰め込みす
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.1

今まで観てきた北朝鮮関係のドキュメンタリーで一番切り込んでてヤバかった。北朝鮮が武器密輸で外貨を獲得しているのは知ってたが、実際の流れは全く知らなかったのでとても勉強になった。KFAという団体があるこ>>続きを読む

グラディエーター(2000年製作の映画)

3.4

ラッセル・クロウ見たさで。世界観は壮大だがストーリーはベタすぎて正直ほとんどハマらなかった。先が読めすぎる。映画館で観ればまた違ったかも。

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.4

観終わってから調べて初めて実話じゃないと知って少しがっかり。菅田将暉の演技力にもがっかり。途中観るのやめようかと思ったほど。
戦艦建設費用を一発の数式で導き出すシーンは美しかった。数学的なひらめきや理
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