誰もが望まれて生まれて、祝福されて、存在を肯定されたまま生きていくのが、なぜかこんなにも難しい。不幸を生み出さずにはいられないヒトという生物を、どうにか肯定していくあたたかな試み。
（どうやら韓国映>>続きを読む
マーヴェリックもトム・クルーズも現役だった。このクオリティであれば間隔の空いた続編も頷けるし、スター映画には捻りもメッセージ性も細かい設定も不要なのだと再確認できた。これが最後のスター映画でもいい。こ>>続きを読む
あと数年も経たないうちに日本の代表的な風景だと言われそうな淀みきった空気を見事に映している。
あらすじ・予告編からの裏切りを感じるたびに、この国に充満しつつある澱んだ空気の重さを感じる。決して”代表的>>続きを読む
MVPは山本耕史さんだと思う。テンション上がったのは竹野内豊の役どころ。
面白くないとは言わないが、全体的なぬるさがつらかった。ウルトラマンが人類の味方をする理由のお茶濁しは致命的だと思う。なぜ今ウル>>続きを読む
強い描写を通じて痛烈に打ち出されているはずのメッセージを、受け取れているのかいないのかわからないくらい、痛々しいビジュアルが脳裏にこびりついた。
決して愉快ではないが、人間味の一部分に対するある視点の>>続きを読む
うーん…映像としてはいい、ただ、題材がもう古すぎると感じた。
2時間半もかけてやるような話ではない。
タイムリープの夢が、いつの間にか現実を侵食してくる恐怖。心地よい裏切りもあり、密度の高い展開と最大限の毒々しさでもってえぐられたような感覚もある。満足度は高いけど、まだまだ望めそうな気もした。
エドガ>>続きを読む
海で見る星に比べれば、どんな場所で見る星も霞む。輝く場所を選ぶ物語。
みんなが主人公の歌に感動していることを、耳の聞こえない家族が理解する表現が素敵だった。
感覚と感情を超えるのは、想像力だ。
現実だ>>続きを読む
少しトリッキーなスポ根ものと言っていいだろうか。
強迫観念とも言えるレベルで意固地に守り続けた父親のポリシーが身を結んで良かった。
ちゃんとテニスしててスゲェーと思った。
偶然を感じると、それが起こらなかった場合を想像する。贅沢な会話劇に入る仕掛けが素晴らしかった。
主人公の幼稚さが原因で問題が発生したり、ネタバレされたら困る程度の話だったりはさておこう。メタバース設定がなせるアツい展開は良かったし、悪人自体ではなくその人に憑いた悪のみを責めるという価値観（ウルト>>続きを読む
