NAMEMIさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

NAMEMI

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Love Letter(1995年製作の映画)

3.5

死んだ婚約者の初恋に嫉妬してしまって、義母と2人で泣くのが切なかった。
あとラストの中山美穂の震える細い指

トヨエツの圧倒的な男感、抗えない強引さと優しさと色気がやばい。

さがす(2022年製作の映画)

3.3

なんやろう?
父親失踪と殺人鬼絡みのサスペンスと、家族愛と、尊厳死と、、、って要素が多くて散漫とした印象やった。

いつもアホな感じの佐藤二郎が、真剣な顔で重い悩んでたり、しょんぼりしてたり、情けなさ
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.6

無条件に愛してくれるのは親のほうじゃなくて、子供のほう。っていう言葉を思い出した。

まさみとサダヲのクズ演技がリアルすぎて、周平の子役のアフターケアがしっかりされてるかハラハラしてしまうぐらいだった
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.6

アニメーションでもだいぶキツい。
これが実写、いや現実に起きてることなのか。

とりあえず私にできることはこの映画を広めることかなと思う。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.3

普通の人に擬態してるメンヘラ入ってる女子、どこにでもいるし、もはやホテルの廊下でヒスってるのとかまんま私だったんだけどさ〜、、、役者が美形すぎて、もー話入ってこん。
ふつうに平凡に2020年代の日本で
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

おもしれーーーー

なんかやべー変な奴らに囲まれてるけど、共感者が1人もいない孤独感が、ミッドサマーを彷彿とさせる…。あの肩身が狭くてきもちわる〜い感じ。

B級映画的な雰囲気だけど、差別の根底の複雑
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隣の影(2017年製作の映画)

3.6

家の主人(あるじ)は常に奥にいる女
使者のように行き来し合う男たち
行く末も対照的

都合が悪くなると、席をたつ息子と合唱の練習に行っちゃう夫に囲まれてたら気も狂うわー。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.9

こわすぎて引いた
背筋が凍るってこういうことか!鳥肌

阿部サダヲの怪演と、それに引けを取らない岡田健史の好演!
面会室の撮り方おもしろ〜い!

一緒に見に行った、陽キャなにわギャルの感想が『筋トレが
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砂の器(1974年製作の映画)

3.6

昭和昭和昭和…。暑苦しいのなんの。
渥美清の安心感やべ〜。

ハンセン病差別が実感としてないので、まあ切ないよね…そりゃ…くらいの感じだけど、映画としてのまとまりとか旅情のそそらせ方とかはさすが名作と
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

4.4

フランソワ・オゾン的な雰囲気で素敵。私の個人的な今の立ち位置とこの映画を見た文脈含めて、とっても官能的だった。

48歳の女性の思考ってもう少しカラッとしたものかと思ってたけど、意外と湿り気があって、
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

4.8

こういう映画がどうしようもなく好き。
無駄と洒落がいかに大事か。
ああ、やっぱり役に立つということだけが至上価値であるわけがない、と再認識できてすごく安心できる。

下町の広場のぬるく気の抜けた様子は
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.6

ウェスがやりたいことをたっぷりきちんと丁寧に表現できてよかったね&それを見させてくれてありがとう、な作品。
ウェスアンダーソン好きなら手放しに賞賛したくなる愛おしい作品。
何度もこの映画を”読みたくな
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

2.6

見た数時間後にはラストシーンを忘れてしまっていたくらいにふわふわと軽い仕上がり。
リアルなようで全然リアルじゃない地に足がつかないような居心地の悪さが漂う。

だいたいエイリアンズみたいな名曲をアラー
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蛇にピアス(2008年製作の映画)

3.9

過激さはさておき、自己・自我がなくて目の前に現れた人にふらふらとたなびくようなルイのマインドは分からなくもない。
“浅はかさ”をずっしり重く描いた作品。

考えるのも面倒だから流れに任せて。
現状に満
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.6

音の使い方がかっこいー!と思ってたらメッセージと同じ監督なのね。
ティモシーが美しすぎる。

壮大な世界観に没入できて、日常からの逃避にはもってこいの映画。劇場で見るのが吉。

いろいろ回収しなきゃい
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

-

思春期の繊細な心の揺らぎ系の映画にあまり惹かれないので今回もハマらず。
ハマらないのに見たあと、ずっとこの映画のこと考えてしまう不思議。

90年代の閉塞感とか社会不安の感じはなんとなく伝わってきた。
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マンディンゴ(1975年製作の映画)

4.4

すごい、黒人を家畜として扱う別の星が舞台のSFに思えてきた。でもこういう時代あったんだ!ドン引き。ゲボ吐きそうな惨いシーン満載。でもエンタメ的なグロ映画ではない。

盤石化した差別を受け入れてしまって
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二重生活(2016年製作の映画)

4.0

冒頭から終わりまで仄かに暗い官能が立ち込めていてたまらない。
他人の人生覗き見する背徳感と楽しみをたっぷりと味わえてゾクゾクする。
なんで、とか、理由、とか考えれば考えるほど足をすくわれるの分かるなあ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.2

悲しむべきことは真正面から悲しむべし、というのは分かるけどここまで冗長にする必要あった?

村上春樹が嫌いなので、そもそも合わなかったのかも知れないけどあの夫婦の浮世離れしたしらじらしさ何?
インテリ
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映画 あたしンち(2003年製作の映画)

-

さらばのいい曲っぷり

ハトが中身の田中さんが異形のものすぎて怖かった(笑)

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.7

鈴木亮平目当てで見たけど、前作の方が上手くまとまってたように思う。
前作がマリアージュを楽しむヒューマンドラマだったのに対して、今作は上林が強すぎたゆえにアクション映画になってたな〜。

虹郎のウブな
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アノマリサ(2015年製作の映画)

3.3

ストップモーションの技術が素晴らしい。けどその他はあまり刺さらなかった。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.2

好みではない。
イピゲネイアのストーリーに沿った話らしい。なんじゃそら!
主のすり替わり、男と女での立ち回りの違いがまあまあ面白い…かも?

メッセージ(2016年製作の映画)

3.7

使用言語と事象認知の関係性、なるほどね〜。
音楽の使い方かっこよかった。
最初に殻の内部に入っていくときの緊張感!古典的かつ王道で好きだった。あと積水ハイム的なおしゃれハウス。

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

3.9

ただただ切ない。
マイケルだけじゃなくて、他のファミリーのドンもこうやって結局はやるせない感じで死んでいったんだろうな。
老人になって、今までやってきたことの意味を考え始めちゃうともう辛いよね〜。

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.9

すっかり大物になったマイキー坊や。ファミリーを守ろうと必死に動くけどそれがどんどん裏目に出てファミリーが崩壊してく。
改めてドン・ビトーの偉大さを感じてマイケルに同情した。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.9

ドンの安心感とマイキーの目が据わっていく様子、音楽の重厚感、贅沢だった。

話が超面白いわけじゃないんだけどパート2も見たい!見なきゃ!と思う不思議

タイタニック(1997年製作の映画)

4.5

初めて見た。長さを感じない。さすが名作

こんなに恋の高鳴りを純度高く描いたものはあるだろうか〜。

死ぬって分かってんのに悲しすぎて見たあと引きずる。
最後、ジャックお前そこで死なんでも浮木とかなん
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.9

不器用な男がもがくように生きる。
ラストシーン、みんなが全然違う方向向いてたの、よかった。
それぞれいろんな立場の人出てくるけど誰も悪者になってないの、嬉しかった。

キムラ緑子がいい演技してた。

Dr.パルナサスの鏡(2009年製作の映画)

4.3

読者に不親切な外国の児童文学みたいで楽しかった〜。テリーギリアムの作品で息の詰まるような閉塞感がないのって変な感じがしたけど、毒っけを抜いたテリーギリアム作品ってこんなにチャーミングなんだ!

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.1

つまらないってわけじゃないんだけど迫ってくるものがない。それはやっぱりPCの画面上で起きているから?パラドクス的な映画。

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.1

タバコ吸うとったよ、がカッコよかったー!!!!!

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

4.3

やっぱり大好きウェス・アンダーソン!
この人の映画に対する姿勢が上品で好きだな。変に説教臭くなくて淡々と、でも飽きさせないような。