田舎暮らしで不愛想な世間知らずの老人が大都会サンフランシスコに出て、長らく疎遠だった息子家族と暮らすようになる。
さまざまなカルチャーショックのため親子仲には角が立ってばかりだけれど、たまたま訪れた博>>続きを読む
第1作に比べると悪役がはっきり一人だったので追いやすい。どの場面でも鈴木亮平の目つきが凄い。
すごい大作の観賞体験は、実際に経験したかのように人生に残り続けるんだと思う。
オープニングのタイトルバックからカッコいい。
ようやく初めてちゃんと見た。
ブルース・リーは素晴らしいアーティストだった。
撮影されたタイ現地の建築様式なのか、コロニアル様式っぽい住居が目につく。
このレビューはネタバレを含みます
塞ぎがちだった高校生の息子が失踪すると同時に、別の高校生の遺体が発見され、同級生殺しの疑いが息子に向けられる。
息子が事件に関係していることは明らかであり、家族は世間からの悪意に満ちた視線に囲まれる。>>続きを読む
ドタバタおもしろフェイクドキュメンタリー。
孤高を装い傍若無人な除霊師ネオが大活躍!
おもしれー
ざらついたナレーションに、陰影が豊かな映像が時代を表現している。
役者全員が渋くて、広島弁をかっこよく感じちゃう。中村倫也の狂いっぷりも見事。
このレビューはネタバレを含みます
とてもよい。
ドキュメンタリーの体なら、ラスト炎上して憑依者に支配された廃墟に残ったカメラをどのように回収したのかまで説明が欲しいところだけど。
他にも、攻撃を受けながらカメラだけは最後まで離さない撮>>続きを読む
本作を見ると、これからのももクロがさらに楽しみになるし、ももクロのことをより好きになると思う。
映画というよりテレビ番組の拡大版という印象だけど、ももクロちゃんを2時間堪能できた。
仕事に対してプロフ>>続きを読む
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利害が入り乱れるから頭の中で相関図を追うのに整理が必要だったけど、徹底的な血生臭さが最後まで拭われない、見事なノワールだった。救いのないラストまで美しい。
キム・ユンソクが、食べ終わった牛骨で人を撲殺>>続きを読む
見るからにハリボテの石、人形だとはっきり分かるアクション、飛行機を吊るすワイヤー。
小道具も特撮も合成もチープに見えるのに素晴らしい脚本とカットの妙でナゾの凄みを感じられる。
映画の楽しさに惹きつけら>>続きを読む
昭和49年の作品だけど舞台は昭和前期。
建物や装いのそこかしこに時代の趣きを感じられ、ロケーションを活かした撮影構図も綺麗なので映像には飽きない。
展開にはやや粗さを感じるけれど、三枚目を演じる勝新>>続きを読む
アレサ・フランクリンの伝記映画。
彼女の名曲名盤の数々は、様々な苦悩や葛藤のなかで生み出されてきたものなんだ。
父親や夫からの抑圧、姉妹との信頼のなかで。
黒人や女性の権利をめぐる態度も終始暗喩される>>続きを読む
出所した半グレの主人公が、クリーンな表社会に染まろうと過ごすも、逃れられない裏社会との狭間で自身の生き様に揺れ続ける様子がよい。
俳優デビューだという主演の山本一賢さんの表情が終始味わい深くてかっこよ>>続きを読む
ジャルジャル単独ライブの内容を再構成した(同時並行で製作したらしいけど)長編コントムービー。
上映後トークライブ付き。
まったく異なる経緯で生まれた複数のコントを、巧みに順序立てて演じ、キャラクター>>続きを読む
娘の命を奪った犯人を狙い、復讐する男のはなし。
後半では拷問の一つ一つに不思議な説得力をなぜか覚えて見入ってしまった。
このポップな邦題だと快楽的な拷問好きの話と誤解してしまうけど、Daddy's L>>続きを読む
ドラマ版と並行して見たので数ヶ月にわたって楽しめた。
自分が子どもだったら、映画単体にもよりワクワクしたかも。
悪趣味で偏見に満ちた内容に反して、深い愛を感じるムーディーなテーマ曲が潔い。
公民権運動さなかの1960年、同じ黒人弁護を描いた『アラバマ物語』よりも2年早く封切られている。
舞台は1881年のアリゾナ。
黒人への不当な処分を抑止せんとする、人種差別糾弾を狙った作品のはずなの>>続きを読む
街と色彩が美しく、キャストの芸達者ぷりも見応えあり。ピアノの一音一音が沁みる。
美しく掴みどころのない映画。
鮮やかな夕景とマイルス・デイビスのトランペットをバックに踊るシーンに惹きつけられる。スティーブン・ユァンの名演。
劇的な結果が予め与えられて、そこから時間が遡行していく斬新さ。主人公に対する感情移入の念が、見ていくうち徐々に揺さぶられる面白さがあり、ラストにニヤッとした。
なんかスゴイもん見てそう、というだけで体験としてはじゅうぶんなのだ。
木下監督が舞台挨拶で強調していたとおり、役者の夢から大団円のダンスまで全てがエンターテイメントの喜びに満ちていて、今年の映画館はじめにぴったりの明るい作品だった。ちょっと散らかっていたけど。>>続きを読む