ナポリさんの映画レビュー・感想・評価

ナポリ

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重力ピエロ(2009年製作の映画)

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全体的な不思議な棒読み感が気になって最後まで行けた。
岡田将生どこから来たってくらいの綺麗さ。夏子さんのストーカー写真に爆笑。

運命じゃない人(2004年製作の映画)

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開始早々に昔見たことあるわと思ったけどカラクリを忘れてて改めて楽しめた。手作り感あるのがいい。中村靖日さん唯一無二の役者さん。

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

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悪役がみんな小物感過ぎて、なーんかサラッと終了。所詮サラリーマンてことか。そもそも詰めが甘い脚本と役者の問題か。

1秒先の彼(2023年製作の映画)

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台湾版の後半のグズグズがスッキリして腑に落ちる仕上がりに。さすがクドカンさん、そしてお馴染みのメンツ。主役二人のキャスティングと舞台設定がナイスでした。

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

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宇野重吉が上手すぎて首を垂れる。
その人が「叶わない」と言ったという人が笠智衆。
いやはや何とも贅沢な。

寅さんがフラれなくて嬉しい。

シティーハンター(2024年製作の映画)

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時代感が巧妙に曖昧にされていて面白い。だからか実写なんだけどフェイクっぽくていい塩梅。鈴木亮平の完成度を目の当たりに!

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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綾野剛の新しい使われ方。関西方面ならではの着地。

ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

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前作から5年後、子役がいい感じに成長していて(待ってたんだろうけど)ひとまずホッと。キャストも増えて展開も拡大したけど、後半やや冗長では?染谷将太が気になるのはさすが。

ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)

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オープニングでゴジラ出てきた!やっぱりこれがやりたかったんだ。寅さんシリーズを踏襲か。
堤真一の存在感がしっかりあって、三部作の中で一番好きだ。吉岡さん一家が回し役だけど、鈴木オートが要にあってこそな
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バービー(2023年製作の映画)

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脚色に戸惑ってるうちに終わる。
日本人にはわかりにくい。ジェンダーに寄せるにしても何視点で見るかによって評価はわかれるように思う。
オープニングの2001年宇宙の旅のパロディはとても示唆的だったけれど
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赤ちゃんに乾杯!(1985年製作の映画)

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監督が男性だったらこうはならなかっただろうな。マリーがいなくなることで、自分の生きる意味を問う男たち。演出はエンタメチックだけど、子を持つ喜びを描く秀作。ラストの男たちの半裸とマリーの成長がそれの象徴>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

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綱渡り的ヒヤヒヤ感。
逆に素人演技が上手いわー。

特急にっぽん(1961年製作の映画)

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原作、設定、役者と揃っているのにコメディとしての面白さに欠けるのは何故だろう。

青べか物語(1962年製作の映画)

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キャラクターが皆いちいち濃く群像劇として見応えがある。山茶花究に驚く。濃厚な生きものの記録。新藤兼人だもの。

喜劇 とんかつ一代(1963年製作の映画)

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マッドなコメディ。すごいな川島雄三。役者もみんな振り切ってる。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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吉田羊さんがミスキャストでは?あんなクズ男と接点があるように見えない。

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

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何度見ても面白い。印象深いセリフ。モノクロの映像美。芸達者な面々。そして博打の怖さ。「カモを育てる麻雀教室」っていうてた。隅々まで和田誠の美意識。

満員電車(1957年製作の映画)

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このシニカルさ。ヒットしたんだろうか当時。市川崑の振り幅が大きすぎてついていけず。

市子(2023年製作の映画)

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時系列の整理が追いつかず。市子の現状がどういう生育環境によるものかよくわからないのが正直なところ。私の理解力不足のせい?
もし個人的なものならば、もっと両親の悪行を強調すべきでは?強めのキャラを持って
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祇園囃子(1953年製作の映画)

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木暮三千代が襦袢姿になって足袋を脱ぐシーンにハッとした。ここまで撮るのか。芸妓という生き方を選ばざるを得ない哀しさがぐっとリアルになる。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

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2回見てようやく納得。噛み砕くのに時間がいるけど映像と音楽は掛け値なしに素晴らしい。指の動きなんかすごいな。ケレン味なく人生讃歌にできるところがDisney。

噂の女(1954年製作の映画)

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舞台となる置屋の室内のワイド感が独特で、奥行きのある座敷から離れへの動線、引き出し階段の高低差を自在に動き回る演出がすごく面白い。
田中絹代と久我美子の二物衝撃的な取り合わせも絶妙なバランス。浪速千恵
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白い巨塔(1966年製作の映画)

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いやあ面白かった。あらゆる黒い思惑がうまいこと絡みあって一見落着してしまう筋立てが完璧すぎる。
前半の教授戦、後半の法廷シーンと全くダレることなく見事な脚本。
それにしても昭和の俳優は濃ゆいなー。田宮
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安宅家(あたかけ)の人々(1952年製作の映画)

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秀作だ。原作と脚本のベストマッチ。配役の妙というか役者が皆上手いのとケレン味のない演出。結末に胸が空く。

祇園の姉妹(1936年製作の映画)

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山田五十鈴の滑舌の良さ。京都言葉でもこれだけ啖呵が切れるってすごいわ。時代的にこんなキャラ設定面白い。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

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つーかこれで謎解きになってるんですかね?
換骨奪胎というか原作が全く生きていない感じが甚だしく、いっそ腹立たしい。あの、雪の橋梁シーンがやりたかっただけか?

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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毎日がルーティンではなく修行のようだ。だからこそ削ぎ落とされる。
トイレを磨くこと。文庫を読むこと。幼木に水と光。毎日空を見上げる。木漏れ日を撮る。
役所広司のラスト3分がその答え。
石川さゆりの歌う
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

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暴力団と見紛う警察官たち。正義とは何か考えさせられる。これは同時代に起きていること。

さかなのこ(2022年製作の映画)

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男でも女でもなくっていうプロローグの言葉は、見終わったあと、「のんじゃなきゃできなかった」という意味に思えた。すごい役者さん。脇もみんな主役級なのに友情出演的で微笑ましい。

椿三十郎(1962年製作の映画)

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何度か見てるけど、音楽がこれほど効果的に使われていることにあらためて感服する。特に椿の登場シーンや騎馬隊の疾走シーン(お得意)。動きや期待感を加速させてお見事です。
クレジットの文字も実に良い。感動的
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