なおこさんの映画レビュー・感想・評価

なおこ

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オズランド 笑顔の魔法おしえます。(2018年製作の映画)

3.3

ストーリーは予想通りに二時間ドラマのレベルだったけど、存分に遊園地を使ったオールロケが良かった。貶す大人も否定する大人もいない。みんなが話を聞いてくれる。そんなストレスフリーさに、優しく引き込まれた。>>続きを読む

エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.3

小さな恋のメロディの予想を裏切る官能作品。幼い時分のシーンからかなりセクシャルな空気感が画にあり、監督の撮りたい中心がそれだったのだと思う。
ハードコアに匹敵する一人称。画面そのものがエンジェルの視点
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.0

めっちゃくちゃ面白かった!のだが、合わない人はゴリゴリに貶すだろうな。という印象。主人公は無気力な現代の若者。舞台はハリウッドの隣のシルバーレイク。失踪。殺人。は確かに起こる。サスペンスで間違いない…>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

Filmarksさん主催のジャパンプレミアにご招待を頂きました。
本作のクリストファー・ロビンと同じく大人になった私。ティガーのバネのしっぽ。ピグレットの揺れるマフラー。風の強い日おめでとう。プーのお
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名前(2018年製作の映画)

3.7

幾つもの嘘の名前と偽りの経歴を使って暮らす中年の男。そこへ現れた謎の女子高生。そんな2人のお話。

予告に惹かれ鑑賞。ツツツツツンデレおっさんが見れるかと思いきや素直な作りの映画だった。これも青春映画
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.8

リバイバル上映で鑑賞。
今にも、翼の折れたエンジェルを歌いだしそうなダイアン・レイン。町中の若者たちがライブハウスに押し寄せる。そして始まるロックステージ。最高に盛り上がるオープニング。しかも曲が最高
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メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

3.1

1作目で感動し、2作目でガッカリし、3作目は…うーん。2よりは面白かったかな。全員で活路を切り開け!!と、ドキドキはかなりしたので。ラスト作としては良かったと思う。
ただ、得体の知れない巨大迷路に挑む
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.4

娯楽大作としては、一人の若者の旅立ち、成長譚としてはまぁまぁの出来。
でも可も無く不可も無く。スターウォーズは特別な映画なのに特別にならない。本国で興行失敗したのも理解できる。
ここはSWファンとして
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.5

明らかに実在するとある企業をモデルにした、大手自動車メーカーのリコール隠しとそれに歯向かう小さな運送会社の話。自動車会社と銀行を抱える財閥って多くは無いので。

キャストが豪華過ぎて目移りしちゃう。監
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

5.0

海外版ディスクで鑑賞。英語字幕はあるが台詞は殆ど無いので、英語が拙い私でも鑑賞可能でした。

傑作。ラブストーリーでもファンタジーにもホラーにも属さない唯一の作品。

CとMはテキサスの一軒家に暮らす
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.5

私の2018年上半期ベスト1位。序盤でしか賞レースに絡まなかったのが不思議なほどの良作。

元兵士と囚われの少女。急く鼓動、殴る壊す音のような音楽に完璧にシンクロする映像が観客の不安を煽る。正にサイコ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.2

私達がいつか、こんな映画があったらなと夢見てそれが叶った映画。

バイト先のファミレスの店長に恋をする、怪我をした陸上選手の女子高生を主人公にした、大人と子供の青春映画。

女子高生は性的なアイコンに
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.7

吹替版を鑑賞。あんな、あんな千葉繁は狡い…酸素が無くなるくらい笑ったわ。ピーター役の千葉雄大くんも、リーダー格の可愛いけどちょっと面倒くさい男の子、感が出てて良かったです。

特出してたのは、ドーナル
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.6

子供の映画。夏休みの映画。
夢の国のすぐ傍、貧困層の人達が暮らすモーテルが舞台。
国が違えど、夏に子供がすることってあまり変わらないんだなー。花火見て、森を冒険して、雨にはしゃいで、アイスを食べて。
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

純粋に面白かった。映画が始まってすぐその世界観の虜になった。
近未来ファンタジーRPGが好きな私にも、昭和の特撮で育った私にもお気に入りの一作。
日本が舞台であり、古い日本の要素があり、近未来の話であ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

対立する2つの組の抗争。それを阻止するべく動く刑事。翻弄される若い刑事。賄賂にまみれ汚い手を使い、本性を見せない男の正義と信念はどこにあるのか。

波ザバーン!画像の荒い東映ロゴ。縦書き赤字のキャスト
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サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

2.3

映画に倫理観は求めないが、それにしたって面白味が無い。
人種差別を絡めつつ、頭の良い人達が頑張って不真面目にシュールを目指して作った映画って印象。架空の街とその設定。ザラリとした色彩とフィルムの質感。
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モーリス(1987年製作の映画)

4.2

VHSで鑑賞以来。4K版で2度目の鑑賞。
数年前に1度観たきりだったが全てのシーンを覚えていて、忘れえぬ美しい作品だったと気付く。修復された映像から、表情の細やかさや愛おしく触れる指、服の皺に改めてハ
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となりの怪物くん(2018年製作の映画)

3.5

自分では珍しいジャンルの映画をチョイス。
お目当ての菅田将暉くんが撮影は楽しかった。もっと恋愛映画に出てみたい。キラキラしてたと話されていた通り。
少女漫画原作の映画の多さに文句つけてる人もいるけど。
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

以前から仮想現実を題材にした創作物はあるが、現実の技術も世界も展開して、私達もより想像できる未来の話として観れるようになった気がする。ゲームの設定やルール、運営がよりリアル。
ファミコン世代で育った身
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.3

予告やポスターでサイモン&ガーファンクルを押してくるのでそれ目当てで観に行った私には少し期待外れ。卒業みたいにもっとインパクトある使い方がされているのかと。ただ全体的な音楽はとても良く、カフェのような>>続きを読む

ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.0

ミシェル・ウィリアムズ目当て鑑賞。
トッド・ヘインズらしいハマるスコアと70年代を空気から再現したカラフルな色彩が良かった。
ストーリーは77年と27年を行ったり来たりする。ユニークなのは27年側。白
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

2.0

鑑賞中ずーっと爆睡してるお客さんがいたが気持ちは分かる…。
設定がこんなに面白そうなのに、それを全く生かせていないストーリー。小さくなってから、とんでもなく面白くなくなった。小さくなったからこその展開
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

周囲の評判もよく期待していたが、ハマることができず。
色彩、美術、画の美しさは言わずもがな素晴らしかった。
でもメインのヒロインと半魚人のラブストーリーにハマれず。
自分と同じ、似ているという理由だけ
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blank13(2017年製作の映画)

4.5

斎藤工の長編初監督先品。予想以上にとてもとても素晴らしい映画だった。斎藤工はこんな映画を撮る人だと知れた。
彼が暖めてきたであろう今迄やりたかった事が随所にあって(タイトルの出し方とか)映画を好きな人
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

予告だけで巨悪に立ち向かう映画に感じてたけど。怒りの映画だった。もうずーっと怒り。思わず笑ってしまって、実は不謹慎だと後から気付くのがもう田舎の話なのである。
怒りは怒りの連鎖を生む。
一見、「悪に立
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ジュピターズ・ムーン(2017年製作の映画)

3.3

感想が難しい作品。題材の割りに脚本が弱くかなり中弛み。テンポが悪い、が、画がとにかく素晴らしかった。見たことのないカメラアングルの連続。浮遊シーンのみならず、超絶長回しの三半規管が試されるカーチェイス>>続きを読む

伊藤くん A to E(2017年製作の映画)

2.0

伊藤くんの正体が謎のまま進むドラマ版の方がミステリー感があって良かった。それが無い分、ただ登場人物たちへの苛立ちが残るという…得体の知れない岡田将生の気持ち悪さは新発見だった。そう、キャストはとても良>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.1

高倉健の30倍不器用なイーサン・ホーク。必要とされたい女と自分以外を扱えない男。画家としての彼女についてより夫婦のお話であり、二人ともが主人公だった。
会話に満たない途切れた言葉の隙間からお互いを伺う
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ラッキー(2017年製作の映画)

4.0

元海軍、スペイン語とブルースハープが得意で街の皆に愛されるラッキーお爺さんはハリー・ディーン・スタントン本人そのもの。彼が死について考える話が昨年亡くなった彼の遺作となり、それを私達は彼の死後に観る。>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

人生を「歩く」と例える人たちもいる。これは人生を「戦う」人達のお話。それでも共に行く事を選ぶのは何も無かったと許すんじゃなく、これからに期待してるから。戦う彼らのパフォーマンスの嘘の無さは、まるで塊み>>続きを読む

ウイスキーと2人の花嫁(2016年製作の映画)

4.1

第二次世界大戦中、ウィスキーの配給が途絶えたスコットランドの小さな島の実話。チャーチルが何とかしてくれると願いながら徐々に生気を失っていく住民達。
神様>ウィスキー>>>(越えられない壁)>>>その他
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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

4.0

老婦人と彼女から生前の訃報を依頼された記者と9歳の少女の友情ストーリー。
女性が卑下される時代に成功したハリエットは他人に嫌われる事を恐れない。彼女の本音はそのままでいたい人を傷つけも、変わろうとする
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.6

全てを知っている少年ルイの一人称でありながら実際に行動するのは何も知らない主治医。その交差と常に海底に沈められているようなジットリ感が不思議な作品。明かされていく現実はいっそホラー。ルイの世界は一途で>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

チャップリンなパディントンもヴァンダムなヒュー・ボネヴィルさんも良かったけどヒュー・グラントがもう最高。当て書きのようにピッタリだがキャラと彼の芸歴はタイプが全く一致しない。こんなヒュー・グラント見た>>続きを読む

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.8

嘘を探るミステリー要素より瀬戸内を巡るロードムービー感が強かった。それが明かされた後ガラリと変わる桔平への印象と見せられてきた二人が過ごした時間。選択にどれだけの切実さと覚悟を要したのか。嘘が明かされ>>続きを読む

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