昨年公開時ちょっと気になっていた本作。
観てみたら予想以上に良かった。
顔にアザがあるという女性の話ではあるけれど、
恋に不器用な女性の恋のお話。
アイコのアザは誰もが抱えるコンプレックスを誇張した>>続きを読む
パードリックの退屈と言われる恐怖も、
コルムの焦燥感もわかるなと思ってしまう私には
異常と感じる態度も行動も、笑えなかった。
悲劇と喜劇は紙一重。
セリフや登場人物の気持ちが重くのしかかってきて観てす>>続きを読む
「光をつかまえる」
映画への情熱、何もないからこそ工夫して作っていくとか、大切さに気付かせてくれる、とても大切にしたいと思える映画。
同日に観た「ドリーム・ホース」も
情熱とモチベーションが描かれて>>続きを読む
モチベーションと情熱。
ひとりの主婦と田舎の村のコミュニティが
競走馬を育て、最高峰のレースに出るという
夢のような本当のお話。
冴えない人々が馬を育てていくにつれて生き生きし出していく、その胸の高ま>>続きを読む
なんとか仕事はあるけどお金はなくて
差別が日常的にあって
毎日を過ごすには
仲間と音楽が必要で、
その時間を守るためにいろんなことに耐えるブルー。
大切な場所を奪われたことをきっかけに
焦燥にかられた>>続きを読む
当初観るつもりなかったのだけど、
下高井戸シネマで予告を観て気になって鑑賞。
ファイブデビルズというとある村で暮らす親子、
娘は人並み外れた嗅覚を持ち、
叔母が村にやってきたことをきっかけに
能力がさ>>続きを読む
公開当時観そびれていた作品。
社会における価値、
自己責任とか選択といいながらある種の強要、
物事を当たり前として疑問を持たないこととか、
高齢という自分の身にも差し迫ってくることでもあるし、とても他>>続きを読む
絶好調との2本立て上映で4本の短編集。
2本目の劇場CMの中に入り込む「シネマトグラフ」目当てだったのだけど、これが一番好き。
劇場での椅子取り合戦から、CMの中に入る流れの編集が良かったし、万能すぎ>>続きを読む
健康でさえあればとの2本立て。
なぜ途中からテントエリアに行ったのかは分からないけど、優雅な時間を過ごそうとしてるのに
ことごとく器具が壊れていく。
ドリフのようなドタバタの笑いなのに
オシャレなのは>>続きを読む
生死をかけた偽り。
観終えてかなり圧倒された。
これが実話に基づいているとは。
ジルは手にした本をきっかけに
生きるために創作したペルシャ語を教える。
この映画の中で決して希望の光は感じない。
自分>>続きを読む
不条理の世界で探す愛。
化学物質で汚染されてしまった街、
ダイラーという名の謎めいた薬、
ブラックユーモアの効いた会話劇、
カメラワーク(特にオープニングエンディング)
アダム・ドライバーも最高だった>>続きを読む
アセクシャルの人を扱った作品であるけど、蘇畑佳純という女性の成長物語でもあり。
アセクシャルというテーマではドラマの「恋する2人」が好きだったのだけど、
本作はいろんな人と出会って
抑え込んでいた違和>>続きを読む
年末年始に観るには最高にハッピーな映画。
ロマンチックもしっかり楽しめるし、
ジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーの仲良しな2人な関係あってこそ出てくる空気感や、
すぐケンカするけど、そのシーンも>>続きを読む
ポールニューマン特集で鑑賞。
ポールニューマンもロバートレッドフォードの格好良さにときめいた。
西部劇なので女の人への扱いはさておき、
自由奔放で好き勝手にやってる2人に同性だったらかなり憧れたと思>>続きを読む
渇望なのだろうか?
結婚して子供もいるのになにもしない、
飲み歩いて寝ているばかり、
しまいには夫も子供もいなくなり、
お金もすられる。
無一文でも宛てなくフラフラしている。
自分で何とかしないと>>続きを読む
日常にユーモアとちょっとの勇気を。
映画に救われることがある。
かなり公開から遅れての鑑賞だけど
映画館で観れて嬉しい!
観終わった後、心が軽くなる映画だ。
なんだか憂鬱で具合が悪い日が続く、
毎>>続きを読む
映画館でないと味わえない、音の恐怖感。
ルールからの解放?
前半、美しい景色に
じっとりとした質感になって
奇妙なほど鮮やかな青い花、雷など、
不吉な予感が散りばめられてるのに、
主人公ハーパーが笑>>続きを読む
原作ものを映像化する意味、
別の視点のスラムダンク。
ずっと待ち遠しかった井上雄彦先生自ら監督!
大好きなリョーちんが主役!
アニメも漫画もみて憧れた世代なので
声優さんが変わっているのは少し寂しか>>続きを読む
家族は一番近い他人。
何でもわかりあえるのではない。
映画は「母と子」の話であるけれど、
コミュニケーションをサボりがちであると感じる現代において、コミュニケーションの不足やすれ違いからのぎこちなさや>>続きを読む
平野啓一郎さんの原作が好きすぎて、
自分の中でイメージがかなり出来ていたので
色んな脚色部分が少し気になってしまった。
1冊の小説を2時間の映像としてまとめてるのだし、読んだ時に何が1番残るのかは
人>>続きを読む
承認欲求なのだろうか。
レストランホラー。
シェフ役のレイフ・ファインズ(超クレイジー、教祖感やばい)、手拍子(音の立たせ方絶妙でわかってるのにビクついた)、
料理人の軍隊感(怖すぎる)、
料理に病>>続きを読む
相手のことを想うこと。
人生の儚さ。
アマプラで寝る前の映画として見つけたのだけど、公開時知らなかった良作だった。
認知症という病と同性愛がテーマとしてあるけれども、タスカーとサムの愛の物語だ。>>続きを読む
記録漏れ。
役柄的に可愛すぎやしないか、
と終始思わなくはなかったけれど、
野暮ったいというか、
やさぐれたシイノというキャラクターを演じた
永野芽郁ちゃんがよかった。
ぶっ壊れてるマリコだけど、>>続きを読む
記録漏れ。
大好きな映画館で鑑賞できるとは、、、
アル・パチーノがカッコ良すぎだし、
長男ソニーの殺され方は歴史的シーンだし、
ストーリーを追うだけでももちろん面白いのだけれど、
冒頭カットのドンの>>続きを読む
初めてウォン・カーウァイを認識したのは
恥ずかしながら働いてから。
スローシャッターの資料として借りて急いで観たので、映画館で観て何万倍も感動度が違う。
映画館で観れて幸せ。
2人の警官と2人の女性の>>続きを読む
最後に声をかけるなら何を伝えるか。
余命宣告を受けた青年が、親友とともに元カノたちに感謝と謝罪とさよならを言いに行く物語。
もし自分が死ぬ間際だとしたら、
今まで楽しかったことを真っ先に挙げるよりも>>続きを読む
記録し忘れ。
大人になりきれてない大人のための映画。
まるで自分のことを観てるような、
「これ通ってきたな」の連続。
年代的にも近いこともあり、ユリアの「自分を失敗作」と感じるところに共感。
これ、>>続きを読む
とても考えさせられる作品だった。
監督の幼少期の実体験を元に作られた作品。
「大切なのは、愛しすぎないこと」
里親としての責務を全うし、
自分の子ども以上にシモンに愛情を注ぐ母アンナ、そしてアンナを>>続きを読む
レア・セドゥは本当にいつまでも観れるほど
とにかく艶っぽく美しくてミステリアス。
画面からでも良い香りしてるよう。
映像的にも美しく好きなカットは色々あるし、(海のカットの前後の編集はどれも良かった)>>続きを読む
好きなことに夢中になるエネルギー、
同じ熱量で語り合える幸せ。
派手なことは起きないのだけど心揺さぶられるシーンもあり、
好きという気持ちが大事だし
年齢なんて関係なくて
「これさえあれば平気」って思>>続きを読む
過去に責任を取り、つなぎ伝えていくということ。一筋縄でいかない設定と展開。
産院で知り合い子供を取り違えられた2人の母の葛藤、フランコ独裁の下で虐殺され墓もなく埋められてしまった祖先たちを掘り返して>>続きを読む
記録漏れ。
冒頭から終始緊張感があり、
戦争で身も心も傷ついて、
そんな中で悲劇が起こり支えになるものも失って、
帰ってきても「戦地妻」とあしらわれる。
それでも生きていくため活路を見出したい。>>続きを読む
こんな名作を見逃していたとは、、
4倍速で成長していくジャック。
10歳の時、彼の見た目は40歳のおじさん。
でも心は10歳で、
両親だって、家庭教師の先生も友達で大好きだけど、友達と遊んでみたくて>>続きを読む
アフター・ヤンを観てすぐさま鑑賞。
交わることのない2人が出会って建築を一緒に観ながら語り合う。
誰かを拠り所にしたり、拠り所にしたり、
比べたり、比べられたり、
近づいたり、離れたり、
めんどくさ>>続きを読む
めちゃくちゃ笑った!
キャスト陣良い!
やや自分の仕事と被るので共感もしつつ、
タイムループしてるからめっちゃ仕事早くなるっていう描き方も上手い。
爆笑からのちょっとほろりもあって最後ほっこりもする。>>続きを読む
「テクノ」という、見た目は人間のロボットと暮らす、近未来の家族の話。
いわゆるSF的な作品ではなく、
近未来の中で家族を描いているところ、
そして失って初めてその存在の大切さに気付くという、誰しもが>>続きを読む