Naoyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 61ページ目

兄の帰還(2013年製作の映画)

2.2

15歳の少年は、1年前に街を出ていった兄の帰りをずっと待っていた。そして、帰ってきた兄だったが、兄には秘密があった。ドラマ作。特別な兄弟の絆ながら、変化していく様は、この特徴的な時期だからこそ出る雰囲>>続きを読む

シャス・ロワイヤル(2016年製作の映画)

2.3

13歳の少女は、子供の多い家庭に生まれ育った。学校ではある日、映画のキャスティングの話を持ちかけられる。ドラマ作。子どもたちの状況に対する行動や表情がリアル。映画の話が子供たちに持ち上がり、一喜一憂す>>続きを読む

カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

2.4

新型ウイルスの感染拡大で外出自粛を余儀なくされている日本。そんな中映像ディレクターは、映画を“スタッフキャスト全員、一度も会わずに制作する”ことになる。上田慎一郎監督のヒューマンドラマ作。完全リモート>>続きを読む

イカロス(2017年製作の映画)

2.7

ドーピングスキャンダルに興味を持ったアマチュア自転車レーサー。自身が、ドーピングコーチの科学者と協力し、ドーピングを試していくことに。ドキュメンタリー作。実験のために始めたことが、次第にロシアの国家ぐ>>続きを読む

レベル・サーティーン(2006年製作の映画)

2.8

金銭的に追い詰められた青年に、突如何者かから電話がかかってきて、1億バーツ(約3億円)もの大金を賭け、13の過酷な指令に挑むことになる。タイ産のサスペンス・スリラー作。序盤の比較的簡単な試練から、徐々>>続きを読む

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

2.8

N.Y.のとあるアパートでの送別パーティーの中、突然正体不明の巨大生物が出現し、街を破壊していく。J.J.エイブラムス監督が手掛けたSFパニック・アクション作。全編POV方式で描かれ、臨場感があり、得>>続きを読む

さくらになる(2017年製作の映画)

2.4

人間が、桜になって死んでいくという原因不明の病が蔓延していた。いつしか、桜になって死んでいく事が日常になっていた。SFドラマ作。設定自身の斬新さが光るが、本作ではそれが“日常化”しており、その中でどの>>続きを読む

ピザボーイ 史上最凶のご注文(2011年製作の映画)

2.6

冴えないピザ配達人の男は、冴えない2人組に拉致され、爆弾付きチョッキを着せられ、銀行強盗を強要される。クライム・コメディ作。ドタバタ加減が絶妙で、登場人物もれなくドタバタしている展開が満載で、コメディ>>続きを読む

ブレスラウの凶禍(2018年製作の映画)

2.8

街で突如、縫い付けた牛革に入れられた死体が発見され、刑事が事件を追うが、次々と猟奇殺人事件が起こる。サスペンススリラー作。序盤からの掴みは素晴らしく、次第に、18世紀のポーランドでの疫病週間になぞらえ>>続きを読む

スーパーガール(1984年製作の映画)

2.7

強力なパワーを持つオーブを探すため、地球にやって来た地球外の星人の女性は、女学院に通学していくことになる。アクション作。空を飛んだり怪力を発揮したりと、超人的な力を持つスーパーガールを、娯楽満載で描か>>続きを読む

オーシャンズ13(2007年製作の映画)

2.9

数々の計画を遂行してきたオーシャン達は、大切な仲間の敵討ちのために、冷酷無比なカジノ経営者に挑む。スティーブン・ソダーバーグ監督のクライム・アクション作第2弾。キャストが続投し、今回の舞台はラスベガス>>続きを読む

雷の子供たち(2019年製作の映画)

2.4

8月のある日の午後。両親はキャンピングカーで楽しむ中、7歳の少女はキャンプ場に飽き飽きしていた。ヒューマンドラマ作。歳の近い男の子と2人で遊ぶのだが、あどけなさが健気でもあり、年相応でもある雰囲気があ>>続きを読む

オペラシアター魚座(2018年製作の映画)

1.5

とある魚屋。2匹の魚のオペラが繰り広げられる。アニメーション作。特徴的な魚のオペラは面白く、優雅さだけではない異質な味わいがある。結末がシュールだが良い。

サマーフィルム(2016年製作の映画)

2.4

息子は、パパとパパの友人と短い一夏を共に過ごしていた。ヒューマンドラマ作。少年にとっての一夏の大きさ、大切さが滲み出て感じる。それがパパとの過ごす時間、何気ないことも2人の時間がより輝いて見える、素敵>>続きを読む

リング0 バースデイ(2000年製作の映画)

2.4

昭和43年、山村貞子18歳。母志津子の死後、上京し劇団の研究生となった彼女は、いつも何かの存在に怯えていた。サスペンスホラー作。『リング』での貞子誕生秘話を描いており、ホラー自体は薄く、比較的ドラマ要>>続きを読む

自殺サークル(2002年製作の映画)

2.5

新宿のプラットホーム。楽しげに話をする女子高校生54人は、ホームに入ってきた列車の前に、手をつないだまま飛び降りた。日本中で頻発する集団自殺のを描く園子温監督のサスペンス作。自殺描写はインパクト絶大。>>続きを読む

靄の向こうに(2012年製作の映画)

2.2

男は仲間と共に、インターネットで知り合った女とサウナで待ち合わせをしていた。ヒューマンドラマ作。大きな盛り上がりこそないが、2人の会話劇を楽しむ物語でもある。裸の付き合いで語られる彼らの物語、欲望も相>>続きを読む

永遠に愛して(2016年製作の映画)

2.3

母親と2人暮らしの少女は、自由を夢みており、近所に住む少年こそが、幸せにしてくれると信じていた。ラブロマンス作。少年少女の健気な恋愛要素がありつつ、徐々に雰囲気が変化していく様はインパクトがある。恋愛>>続きを読む

リング2(1999年製作の映画)

1.6

呪いビデオを生んだ貞子の死体が古井戸から発見された。検死解剖の結果、30年前に殺されたはずの彼女の死亡時期が、1~2年前という驚愕の事実が判明。ホラー作。貞子の呪いが再び伝染していくのだが、超能力や化>>続きを読む

トリプル・フロンティア(2019年製作の映画)

2.8

5人の元特殊部隊兵士たちは、麻薬王から現金強奪を企てる。クライム・サバイバル作。特殊部隊ながらの潜入や襲撃シーンは見応えがあり、緊迫感もある。現金強奪の任務だったが、より状況を悪化させていき、大金が彼>>続きを読む

Talking Dick トーキング・ディック(2003年製作の映画)

1.4

童貞の青年だったが、ある日突如自身の股間が話し始める。タイ産コメディ作。内向的な性格の青年ながら、股間はポジティブでアクティブなキャラ設定の差が、より物語の斬新さを出してはいるが、コメディとしての面白>>続きを読む

スティグマータ/聖痕(1999年製作の映画)

2.4

南米を旅した母からお土産のロザリオを贈られた娘だったが、その後彼女の両手首には太い杭が貫通したような穴が開き、鮮血が流れた。オカルト・ホラー作。十字架に張り付けにされた際のキリストと同じ、5つの傷が突>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

2.9

FBI捜査官のグレアムは瀕死の重症を負いながらも食人事件を犯したレクター博士を逮捕する。捜査官を引退した男だったが、殺人鬼の捜査を依頼される。クライム・サスペンス作。FBI捜査官の卓越した捜査能力は見>>続きを読む

深海の光(2017年製作の映画)

2.4

環境汚染が進んだ海で、独自の生態系ができていた。アニメーション作。汚染物質が体に組み込まれたかのような、独特なビジュアルの海中生物たちが魅力的。様々なゴミとの融合を果たした生物は見応えがある。生態系だ>>続きを読む

真西へ(2019年製作の映画)

2.3

9歳の少女は、バカンスの終わりを友人たちと海辺で楽しんでいた。ヒューマンドラマ作。彼女の子供の遊びが、父親の誤解を生んでいくのだが、9歳だからこその独特な気持ちが伝わるストレートさで、絶妙さがある。そ>>続きを読む

ストローク(2017年製作の映画)

2.3

広場恐怖症で潔癖症の青年は、殻に閉じこもった不毛な環境の中で、何不自由なく幸せに過ごしていた。ヒューマンドラマ作。男の前に猫が現れることにより、彼の人生が変化していくのだが、場面としては地味だが、彼に>>続きを読む

ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

2.2

8年前から不眠症に悩んできた男は日々苦悩しており、人生を変えようと、ある高級ホテルを訪れる。スリラードラマ作。高級感のあるホテルだが、明らかに普通ではない雰囲気が良く、終盤でそれが発散していく様は爽快>>続きを読む

美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

2.3

グルメで人肉を食べるのを好む男は、同じアパートの隣人のベジタリアンの女性に恋をする。サスペンス・コメディドラマ作。食人が描かれながら、POPな色彩や演出で、ファンタジーの雰囲気もあり斬新。グロはない。>>続きを読む

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

2.7

自らの死を偽装した大富豪の男は、特化したスキルを持つ少数精鋭の男女を集めチームを結成し、悪を退治していた。マイケル・ベイ監督のアクション作。序盤からクライマックスのような怒涛のアクションで、疾走感が凄>>続きを読む

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.1

ムンバイから誘拐された麻薬組織のボスの息子を救うため、依頼された裏社会の傭兵だったが、敵対する麻薬王の組織に狙われることになる。クライム・アクション作。アクション一つ一つに見応えがあり、ガンアクション>>続きを読む

光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

2.6

自らを地球外から来た星人だという男が現れる。精神異常と判断された彼は精神病院に送られる。SFドラマ作。精神科医は、彼の妄想だと考えていたが、次第に彼への思いの変化、次第に彼の人柄に惹かれていく様は、S>>続きを読む

赤い天使(1966年製作の映画)

2.5

満州の陸軍病院看護婦は、前線病院の過酷な現実の中、懸命に働き続けていた。増村保造監督のドラマ作。戦時の病院の非情さ、残忍さをこれでもかと生々しく描かれた物語。次々と運ばれてくる前線の兵士たちの無惨な姿>>続きを読む

小さな悪の華(1970年製作の映画)

2.7

黒髪の少女と金髪の少女は強い絆で結ばれており、罪を犯すことで日々を楽しんでいた。スリラー・ドラマ作。思春期ながらの好奇心も相まって、少女たちの悪戯、時には残忍な行動が彼女たちの日々を綴っており印象的。>>続きを読む

THE JOYUREI 女優霊(2009年製作の映画)

1.4

監督デビュー作の撮影中、フィルムに一本の未現像フィルムが混じっており、その中には謎の女が映っていた。ホラー作。邦画のリメイク作であり、Jホラーながらの場面に加えて、アメリカホラーながらの派手さも盛り込>>続きを読む

女優霊(1995年製作の映画)

2.1

監督デビュー作の撮影中、フィルムに一本の未現像フィルムが混じっており、その中には謎の女が映っていた。中田秀夫監督、脚本に高橋洋のホラー作。薄気味悪さが場面場面に漂っており、ジャパニーズ・ホラーの雰囲気>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.4

ある日、国際宅配便会社で働く男は、飛行機事故で無人島に漂着、過酷な環境と孤独に陥ってしまう。ロバート・ゼメキス監督のアドベンチャー・ドラマ作。無人島で1人生きていくことになるのだが、一つ一つ過酷な状況>>続きを読む