naozonaさんの映画レビュー・感想・評価

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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.5

みうらじゅん。地獄にいそうだなー。
歌が良かった。長瀬智也が良かった。忌野清志郎、地獄に行けば会えるかな?あの人天国にいそうだけど(笑)。

スノーデン(2016年製作の映画)

3.7

ジョセフ・ゴードン=レビッド目当てで観ました。いろんな映画で自分たちが作った法律を見事に無視するヒーローがいっぱいの国アメリカで「今はやってませーん」的なことを言われてもにわかに信じ難いし、いまの大統>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.5

ジェニファー・ローレンスがとにかく美しい。あの状況でなければ全く接点のない二人が出会って恋に落ちる。人は距離と気持ちが比例するので当然といえば当然のこと。あとストレスを共有した二人は恋に落ちるとかね。>>続きを読む

本能寺ホテル(2017年製作の映画)

2.7

ホテルのエレベーターでタイムスリップを繰り返す主人公。なぜそこまで信長への思い入れが強いのかわからず、時間が足りないのか説明が足りないのか。

煤けた身なりで現れた婚約者に驚きもせず、「好きな人がいる
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

3.0

原作は未読なのだけれど重松清なので、家族の抱える小さな暗闇を平凡に笑い飛ばす風に描いてちょっと胸を締め付けられる、みたいないい話なのだろうが映画からは伝わってくるものはなく。

阿部寛と天海祐希ってい
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.8

さあ、新世代の始まりだ!!な映画なのである。
アメリカも日本も宇宙も思春期に国民性とか社会背景はないのだな。カイロレンが厨二病的なのか監督が厨二病的なのかよくわからないがついにフォースを持つもの同士で
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.6

エルパソとファラスの場所がわからない私には主人公ケイトが何に疑念を抱いていてジョシュ・ブローリンの所属について国防省かCIAか気にしているのかわからなかったけど、国境の話が出てきてなんとなく気づく。こ>>続きを読む

THE WAVE ウェイヴ(2008年製作の映画)

3.5

アメリカで起こった実話を基にドイツで映画化。
ドイツの人たちは、二度とファシズムを繰り返さないという決意が硬いのだと思う。
日本から見たら制服着たり、先生が一番偉かったり、社員旅行行ったりする、そんな
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アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.0

時間軸が行方不明。
途中でもうアズミハルコは象徴なのだなと言い聞かせながら観る。若いわけでもなくおばさんでもないオンナは悲しいのか?誰かにすがって生きようとするのは哀しいのか?この世で一番強いのはやっ
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.6

私はTSUTAYADISCUSでDVDレンタルしてるんですけど、アプリの画面では阿部サダヲの顔がどーんと出てるんで彼が主役のコメディだと思ったんですよね。

確かに彼が主役だったのかもしれないですけど
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.5

広大な自然はなぜこうも宗教的なのだろうか?
素晴らしいロケーションで人智の及ばぬところに意思が存在するように魅せるから力技でストーリーが展開していることを不思議に思わせない。のだろうか、アメリカ人にと
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.9

場面切替がなくてスーッと次のシーンに移っていくのがとても面白かったです。いろんなものを内包していくというか、マジシャンが色とりどりのハンカチーフを手のひらにクルクルと押しこんでいくとハトが飛び出す、そ>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.6

心が荒れているのでしょうか?最近レンタルする映画が暗いです。
世の中には荒んだ映画があふれていて、理由なくあっさりと人を殺す人の内面はどの映画を観てもわかりません。もし、周りにいたらと思うとゾッとしま
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完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

3.5

『3月のライオン』、『聖の青春』と来てマイ将棋ブームの番外編です。ちなみに『3月のライオン』は映画館の中でイビキをかいて寝たのでレビューは書いてません。アニメ見てください。

トビー・マグワイアが狂気
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.9

題名から経済モノかと思いましたが違いました。
みなさん、全然違いますよ。

とはいえ、ベン・アフレックはいい俳優になりましたね。『カンパニー・メン』あたりからきちんと出演作品を選ぶようになりました。何
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.7

「荒野の7人」のリメイクです。
観たことある人もない人も楽しめる内容になっていて西部劇が好きな人は無頼漢が意味もなく人助けしてしかもガンアクションが秀逸で痺れるでしょう。

イーサン・ホークが美味しす
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後妻業の女(2016年製作の映画)

3.3

大竹しのぶって。

「黒い家」という映画を観たことがあるでしょうか?あの大竹しのぶの狂気がこの映画ではコミカルに描かれています。根本の題材は同じなのに。


いったい人はいつまで色恋というものに翻弄さ
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何者(2016年製作の映画)

3.4

私は典型的な就職活動をしたことがないの ですれば良かったとこの歳になって思っていたのですが、この映画を観てしなくてよかったと心を改めました。
とにかく、息苦しい。

今の学生は情報の海に溺れて自分を見
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.1

昔、福祉関係の仕事をしていた時に出会った方なんですけど、借金で首が回らなくなって家族を捨てて一人逃げ出して寿町で日雇いして無茶な生活して倒れて行政機関に拾われた人が最終的に三食昼寝つきのホームにいるっ>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

3.5

世界中の女子の願望っていうか野望っていうか妄想を映画にした三作目。
アラフォーでもモテモテ編です。

しかも今度はIT長者のパトリック・デンプシーに一目惚れさせてるんですよ。世界中の絶世の美女がほって
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

「ワンカット俳優」の多さに日本人はみんなエヴァンゲリオンとゴジラが好きなんだなと。エンドロールを一挙に流れる出演者名をみるともう一回みてもいいいんじゃないかと思わされるし、関わっているスタッフ数が多す>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.2

宮沢りえと杉咲花がそろって日本アカデミー賞を受賞した話題の映画で、確かに二人の演技は素晴らしかった。一つ一つのシーンが彼女たちの力量で感動的な匂いをプンプン漂わせている。

けど、

脚本、雑じゃね?
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.9

お家で観賞用シネマですな。でも、かなり好き。
高校の同級生である男子二人がいつもおなじ場所で普通に会話をしているだけなんだけど、その会話の中から段々と学校での立ち位置とか、あるんだかないんだかわからな
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コンカッション(2015年製作の映画)

3.4

元NFLの選手の変死を解剖した監察医がアメフトの危険性について論文を発表し、アメフト産業と闘う社会派映画。英語が喋れない私でもウィルスミスがいつもと喋り方や発音の仕方を変えているのがわかるし、時折流れ>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.3

すごい映画を観てしまった。

出演している俳優のパワーに圧倒される。
渡辺謙が、妻夫木聡が、宮崎あおいが、広瀬すずが、あと名前わからないけど高校生の男の子が、
松山ケンイチと、綾野剛と、森山未來にそれ
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.1

み、みちゃった。
妻夫木聡が怪演って聞いてたからなんだけど、ブッキーの面影もないほどブッキーだった。
内容をどうこういうと思い出してしまうのでやめておく。
早く忘れて平和に暮らしたい。

私の男(2013年製作の映画)

1.4

原作を読んだ時「ヤバイな」と思いました。これ、何かの賞を獲っちゃったんだなって。この世の中には道徳観ゼロの「男の夢」に賞をあげちゃう人がいるんだなって。私はこの物語の概念を全く許さないけど。


そし
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.8

題名にサーカスってつくからてっきりサーカスで繰り広げられるアクション満載の映画かと思ってましたが全然違いました。

灰色の街に生きる灰色の人たちの重厚感に溢れたスパイ映画です。

派手などんぱちはなく
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グッドナイト&グッドラック(2005年製作の映画)

3.6

ジョージ・クルーニーが作る映画は骨太だけど、それは男の人ばかりではなくて女の人もみなきちんと逞しく生きていて好感が持てる。
働くって賃金を得るためだけじゃなくアイデンティティのためでもあるんだよね。
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31年目の夫婦げんか(2012年製作の映画)

3.4

人生80年スパンで語られる昨今、線香花火もそーっと持たなくてもある程度パチパチ綺麗な火花を鑑賞できるわけですよ。
結婚生活31年めなんてやっと折り返し地点と思えばメリルの望む夫との関わりも当たり前、
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.0

原作漫画のファンです。地元のかるた会に入会しようかと考えたこともありました。入らなかったけど。今回もかるたの映画なのでかるたシーンは流石のかっこよさ。
あとはすずちゃんがかわいい。とにかくかわいい。野
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めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

3.1

愛するから生きることに希望が湧き、愛するから生きることに絶望する。

人も愛も多面的だ。ひょっとすると私の自覚する私は別の人から見れば違う一面で語られるのかも知れない。

ドン・ジョン(2013年製作の映画)

3.1

エンディングで愛がどうのこうのナレーションしてるけど、そんな深い話ではなく新旧sex symbol対決でしょ。
いや、スカーレット・ヨハンソンが新なのかはあやしいけど(笑)。

ジョセフ・ゴードン・レ
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リアル 完全なる首長竜の日(2013年製作の映画)

2.1

すごくお金に余裕のある映画研究会が文化祭のために作ってみました!的なぬるさ。
終始唐突すぎて「どうした?!」と問い、伏線が期待を下回り続け「ああ、そっちに行っちゃうのね」的なストーリー展開と無理やりす
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ソン・ガンホが好きだ。あの大雑把でふてぶてしい感じが友達にいたら楽しそうだと思う。

ただこの映画は楽しくはないし、ソン・ガンホは見た目のコミカルさとは裏腹に楽しい映画に出るイメージはあまりない。
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.7

早口で難解な台詞回しで細かいところはよくわからないけれどいい映画でした。
特に女の人が素敵。
『素晴らしくてかなわないことを素敵という』とは映画の中のセリフだったけれどまさにその通りの女性たちでした。
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