長年信じてきたものに固執する。自分の中の正義感や考えの偏りが誰かを傷つける。その心こそ怪物。
このレビューはネタバレを含みます
気持ちいい終わり方だった。
「先生」という存在にさわこは憧れ、そして隣に座っていたい。お互いの職業である漫画でやり返す。面白い復讐だ。
母は何かを見透かしたようであり、娘の味方なのだ
見た直後は棒読み感が気になる映画だと思った。
でも、小説を元にした映画だと聞き、行間や段落などを演技に取り入れつつ、読者に想像させる面白さというのもがある映画だと思い、痺れた。
多くの人が経験するような普通の男女の恋愛。普通の中にある日常がこれほどまでにも美しいものかと感じた。
今思うとあの人と付き合ったことを後悔することもある。でもあの時の私は間違いなく輝いていたし、楽しか>>続きを読む