成田007さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

成田007

成田007

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独裁者(1940年製作の映画)

4.7

チャップリンは映画の天才だと思う。誰もが知っている映画界のスター。シルクハットにステッキを持ち、独特な歩き方をする姿は今の時代でも愛されている。今作「独裁者」が今回されたのは1940年と今から約80年>>続きを読む

ミレニアム2 火と戯れる女(2009年製作の映画)

4.0

ミステリーの面白さは謎が解明される瞬間にある。一つ一つの証拠を集め、点と点が繋がり線となって全容が形作られていく。ミステリー映画の面白さは点の集合が形となる時に最大のクライマックスを迎え、見ている人に>>続きを読む

ブレイド(1998年製作の映画)

3.8

自分の運命に復讐し続ける主人公が最高にクール。見た目はかなりの強面だが、心に秘めている正義感や不遇な運命に抗う姿は応援したくなるキャラクター。

この映画では人間と全く同じ姿をしたヴァンパイアが社会の
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デッドプール(2016年製作の映画)

4.2

見ている人の心をくすぐりまくる最高の自虐的なコメディと過激でバイオレンスなアクションのX-MENシリーズ待望の最新作。X-MENの人気キャラクターであるデッドプールの単独作品。デッドプールが画面上をこ>>続きを読む

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009年製作の映画)

3.9

王道的なミステリーでありながら、異質な雰囲気を持っている今作。スウェーデンのある孤島で起きた少女の失踪事件から始まり、徐々に明らかになっていく全容。そして次回作へ繋がる新たな展開。

ダニエル・クレイ
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.4

銀河を守るには常識なんてありゃしない。
トミーリー・ジョーンズとウィル・スミスによるドタバタコメディと個性的な宇宙人でまくりのSFがいい具合の一作。もし宇宙人が地球に来たら、今作のように人間も一つの銀
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(1932年製作の映画)

3.3

男は女に弱すぎる。特に美人の前では無力になってしまう。言いたいことは言えず、ただ機嫌を取ろうと頑張ってしまう。次会うときは注意しようと決意しても、目の前にするとその決意は一瞬で消え去る。本当に男はどう>>続きを読む

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.8

つらい状況でも信念を貫き通せる不屈の精神。これを持っている人は実現不可能なことを可能にしてしまう。

冷戦下の米ソスパイ交換に挑んだアメリカ人弁護士の実話に基づいたスティーブン・スピルバーグ監督、主演
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X-メン(2000年製作の映画)

3.7

人は一人一人に個性があるから面白い。ただ、その反面に自分と違う個性を持っているから異質と感じて敵対心を抱いてしまう。個性を尊重するには対話が必要なのか、それとも異質な個性を排除するべきなのか。

元祖
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.7

映画は何かを伝える力を持っていると思う。初期の映画には社会で起きている問題、差別などを映像にして、我々にメッセージとして残す役目があった。近年ではその役目をもつ映画は減っているとは思うが、それでも映画>>続きを読む

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.5

モラルが崩壊しまくり、キャストが振り切りまくりのホラー?映画。ド派手な衣装、メイクで行動もクレイジーな奴らだらけ、まともな奴なんか一人も登場していないと思う。カルト的な人気を持つ作品で、日本や世界で舞>>続きを読む

アントマン(2015年製作の映画)

4.5

ダメ人間だからこそなれるヒーローがある。頑張りたい気持ちはあるのに悪い方に向かってしまう人がいる。そういう人は徐々に悪い方から抜け出せなくなってしまう。今作の主人公スコット・ラングも人生が悪い方向に進>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.2

世界を守るための行為が世界に大きな危機をもたらす。あの集結から3年が経ち、再び彼らが集結する。前回のアベンジャーズから3年の間にマーベルシネマティックは4本公開され、今作のアベンジャーズはそれらを総ま>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.5

シビル・ウォーへの序章。シビル・ウォーを見てからだと、また違って見える今作。今作のキャプテンとロマノフの関係とシビル・ウォーでの対立は思わず複雑な気持ちになってしまう。今作を見るともう一度シビル・ウォ>>続きを読む

青髭(1944年製作の映画)

3.7

芸術家の美を求めるが故に行き着いてしまった最悪の結末。美しいものは完璧に美しくなければいけない。それ故、どこか少しでも汚い部分があるすべてが汚く感じる。完璧を求めるのは良くないことと分かっているのに、>>続きを読む

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.6

なんですかこの面白さは。期待値かなり高めで見に行ったが、それを難なく超えてきた面白さ。これまで上映されてきたマーベル映画の中でもトップクラスの完成度の高さだと思いました。

キャプテン・アメリカは他の
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.5

ロボット、怪獣好きにはたまらない一本。一度見て興奮し、二度見てもまた興奮はする。一度ハマってしまうと何回見ても面白いです。私は公開時に劇場で3回見てしまいました。今作の見どころのイェーガーvs怪獣は少>>続きを読む

バイオハザード II アポカリプス(2004年製作の映画)

3.7

前作よりスケールアップして繰り広げられるゾンビたちとの戦い。前作は地下研究室を舞台にしていたが、今作は一つの街全体を舞台にしている。アクションシーンも前作より派手なものになり、ゾンビの数も倍増している>>続きを読む

死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

1.5

いきなりですが、映画は大きく3つに分けられると思います。単純に面白い映画と面白くない映画。そしてよく分からない映画の3つがあると思う。最初の2つは自分の趣向に合う合わないに影響されると思う。好きな俳優>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

終始漂い続ける緊張感。銃声と静寂が繰り返される戦場の空気感が見ていて伝わってくる映画。

自分や家族、そしてアメリカのために戦場に行き、伝説となったスナイパーの伝記を映画化した今作。英雄視されていた彼
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スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

3.8

スパイとは騙し騙され生きる仕事だと思う。彼らは自分自身すらも騙しながら生きていく。それは国や組織の利益となる情報を得るために。時にはモラルすら無視して。

ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットに
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大混乱(1988年製作の映画)

2.6

ダン・エイクロイドは出ているだけでもうそれなり面白い。自己中心的に動いて動きまくる。それにジャン・キャンディが振り廻せれる様子は笑える。ただ、ストーリーがあっさりしているのでもっとしつこいくらいにダン>>続きを読む

鉄人28号(2004年製作の映画)

2.4

あるときは正義の味方 あるときは悪魔のてさき いいもわるいもリモコンしだい

どんなに名作アニメでも作り手しだいで原作の面白さが半減してしまう。今作の『鉄人28 号』は日本のロボット漫画
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バイオハザード(2002年製作の映画)

3.5

常にどこか緊張感が漂っているシーンに見入ってしまう。何度もびっくりしてしまった。もし、映画館でみたら3倍くらいはびっくりしていたと思う。

ゲームで有名なバイオハザードシリーズ1作目。記憶喪失のヒロイ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

宇宙には希望がある。そう人類は長年夢を抱いてきた。近い将来には宇宙旅行、火星移住ができるかもしれない。ただ、いつの時代、どんなに技術が発展しようと、人類が希望を作り出すにはどんな困難でもあきらめないこ>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

言葉できないから映画というもので表現する。目に映るもの、耳で聞くもののすべてが斬新である。

人工知能のHALが有名な今作、それ以外の要素でも未来を予測したストーリー。宇宙の美しさ、宇宙船や家具にいた
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オースティン・パワーズ:デラックス(1999年製作の映画)

3.3

下ネタだらけ007パロディ映画第2弾。
前作以上にふざけまくりの何でもありの振り切りぐあいがいい。オースティン・パワーズは今作でも前作同様にイケてる。ヒロイン役のヘザー・グラハムもかわいく、セクシーで
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.6

奇想天外すぎる展開に終始画面に釘付けでした。エドガー・ライトとサイモン・ペッグのコンビによる予想外ストーリー。

旧友が久しぶりに集まりはしご酒。学生時代を懐かし感じつつ、大人になった皆と学生の頃と何
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

4.0

予想外の展開尽くしでした。色んな部分で自分の予想していたものと違いました。今作『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』は前作『マン・オブ・スティール』より私は面白いと思いました。

今作の見
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.0

人は誰しも心に問題を抱えている。その問題を私たちは見た目から判断してしまう。異常者と普通の人の違いは何だろう。普通の人は普通の真似をしているだけじゃないかと思う。異常者はただ自分に素直で不器用なだけと>>続きを読む

ネイバーズ(2014年製作の映画)

3.4

やられたらやりかえす。夫婦VS大学生の隣人バトル。パーティーピーポーがアルコール、ドラックと騒ぎまくりのまさにアメリカンムービー。個人的には今作のような映画は嫌いじゃない。むしろ好きな方である。

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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.2

アベンジャーズの一員であり、チームの中で一番パワフルであるハルクの単独作。

ヒーローでありながら、軍に追われているブルース・バーナー。彼は心拍数が200を超えるとハルクに変身してしまう。誰もコントロ
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.6

映画はこんなにダイナミックでクレイジーさを表現することができるのか。登場人物、風景、音楽などすべての点が面白かった。見ていて歌い、踊りだしたくなってくる。音楽の持つ力の凄さをあらためて強烈に感じた。見>>続きを読む

アイアンマン(2008年製作の映画)

4.5

ヒーロー映画の新時代を創り出した一本。2010年に公開の『アイアンマン』は過去にあったヒーロー映画の見方を覆した。過去のヒーローはどこかコスプレ感や非現実的な敵キャラがあった。しかし、今作はCGの技術>>続きを読む

喜劇 一発勝負(1967年製作の映画)

3.5

勘当された親不孝の兄が10年ぶりに帰ってきて引き起こされるドタバタ家族劇。監督山田洋次と主演ハナ肇の最初から最後まで笑えるコメディ。

ハナ肇演じる孝吉は一発勝負で生きる竹を割ったような兄。倍賞千恵子
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犯罪王リコ(1930年製作の映画)

4.0

カエサル・エンリコ・バンデロ、通称『リトル・シーザー』。田舎のギャングだった彼は人一倍に野心家である。縄張り争いは大胆に行動し、自分のボスの命令も従わない、敵になるものはすぐに殺す。そうして成り上がり>>続きを読む