戦争は悲惨だ。特に第二次世界大戦は歴史の中でもっとも悲惨な出来事だ。今作『フューリー』はその悲惨を強烈に感じることができた。
第二次世界大戦を題材にした作品は多く存在する。そして、結末は連合国が勝つ>>続きを読む
母、そして女性の強さを感じた一本。平凡より少し不幸な女性が突然悲劇に巻き込まれる。そんな時、死んだと思っていた母が姿を現した。
この映画の魅力はペネロペ・クルスとスペインの習慣、風景が観られるところ>>続きを読む
精肉店に勤める男34歳独身、実家暮らし。太っていて、ハンサムでもない。彼の取り柄は人一倍に心が優しい。主人公マーティは結婚したかったが、様々な理由で自分に言い訳していた。そんな彼にも気の合う女性が現れ>>続きを読む
運命に翻弄され続ける一人の男の壮大な史劇。200分を超えるローマ帝国を舞台にした大長編。主人公ベン・ハーの運命は辛い苦難の連続、自分自身の運命を憎しみ続け逆境を乗り越えるが、運命は彼に厳しくし続ける。>>続きを読む
働く男は常に明るくなきゃね〜。植木等さんの演じるサラリーマンはいつも明るく、観ていると元気がもらえる。今作も含めて日本の高度経済成長期に作られた映画は今の映画にはないパワフルさがある。
今作で植木等>>続きを読む
レビュー100本目。いつ観ても必ず泣いてしまう特別な一本。成長と別れ、そして友情を見事に描いたトイ・ストーリーシリーズ最高傑作。いつか必ず子供は大人になり、おもちゃは役割を終える。それでも絆は消えるこ>>続きを読む
私の中でバットマンのいえばこれ。ティム・バートンが創り出した荒み切ったゴッサムシティとジャック・ニコルソン演じるクレージーすぎるジョーカーが印象深く残る一本。
あらためて今作とダークナイトを見比べる>>続きを読む
超人的能力と圧倒的な速度感、世界が鉄の男を知った一本。監督ザック・スナイダー、製作クリストファー・ノーランによるリアリズムを徹底した新しいスーパーマン。
圧倒的な力を持つことによる幼少期の葛藤、力を>>続きを読む
アニメーションとは思えないほど、くもや風などの空気感が綺麗。BGMは落ち着け、映像と音楽、共に観ているとリラックスできる作品。大切なものを失う辛さと、反対に大切なものを手にする喜びがこの一本に詰まって>>続きを読む
正義と悪の違いの難しさ、今までのヒーロー映画にはなかった世界を創り出した今作。2時間半目を離すことができないストーリー、アクション、そしてジョーカーの名演。ティム・バートン版バットマンのジョーカーはコ>>続きを読む
ピクサー映画ナンバーワンの独創的な世界とサリーとマイクの友情がたまらない、最高の一本。ピクサー映画を不動の地位にした作品であり、映像のこだわりだけでなく、音楽やモンスター一人一人にこだわりが感じられ>>続きを読む
マイケル・ケイン主演の王道スパイ映画。国際諜報員ハリー・パーマーシリーズ第3弾、ほぼ全編ロシアかロケ地。007シリーズに匹敵する人気のスパイ映画であり、キングスマンは今作からインスパイアされた箇所が沢>>続きを読む
東京と長崎が主なロケ地に使われたX-MENスピンオフ。新幹線の上でアクションシーンはど迫力、真田広之のかっこよさと良いところも多い。しかし、全体的に盛り上げに欠け、見慣れた風景に特別感がない感じてしま>>続きを読む
自分を変えたいなら、自分を変える勇気を持つことが何よりも大事。日常を抜け出すためには変化を待ち続けても変化は起こらない。自分から変化を求めて行動すると想像以上の変化が目の前に現れる。この映画はその勇気>>続きを読む
自分のイメージではダニエル・クレイグ=ジェームズ・ボンド。なので、今作『フラッシュバック』はかなりの違和感を感じ、時折ボンドが頭の中によぎりながら鑑賞していました。
女、酒、ドラッグに溺れ、人生の泥>>続きを読む
007『Dr.No』〜『ゴールドフィンガー』の監督を務めたテレンス・ヤングとマイケル・ケインによる英国スパイ映画。
サスペンスとアクションがしっかりしていて見ごたえがあります。英国が舞台の今作は各所>>続きを読む
近未来のヒーロー達に心温まるストーリー、マーベルのアメコミが原作の今作はアイアンマンやアベンジャーズなどのような興奮を与えてくれます。アニメでシンプルだからこそダイレクトに感動をさせてくれる映画。ヒロ>>続きを読む
中東の中で繰り広げられる諜報活動、本土アメリカと現場のそれぞれの思惑が複雑に絡み見ていてハラハラする。豪華キャストに中東の街並みが魅力的である。複雑な問題とアメリカ的考え方には日本人としてまだまだ共感>>続きを読む
CIA、MI6、KGBなどの諜報機関は映画の中でいつもヒーローである。敵組織に危険を顧みず情報を収集し、ボスを倒すして平和が訪れる。私の好きな007やボーンシリーズなど人気作が多く存在する。しかし、実>>続きを読む
1960年代のおしゃれが感じられ映画。1960年代は007によりスパイ映画が大ブームを起こし、この映画もそれに大きく影響されている。おしゃれな服やアメリカやフランス、スイスと魅力的なロケ地と往年の00>>続きを読む
お調子者とメカオタクの落ちこぼれ二人スパイの珍道中。とにかくギャグだらけのザ・アメリカンスパイ映画。米ソ冷戦期の核兵器をめぐるテーマが含まれていて、コメディ要素だけじゃない映画。
私が普段見ているス>>続きを読む
エドガー・G・ウルマーが1951年に製作した『スリの聖ベニー』。主人公のベニーは3人組でスリや詐欺を働きながら暮らしていた。悪事を警察にばれ、追われる途中、教会に逃げ込む。そこで牧師に変装して一難乗り>>続きを読む
時々、見たくなってくるチャップリン。誰が見ても笑えるギャグをこれでもかと詰め込んでいる作品を数々作り出している。今作ではローラースケートで転んだり、転んだり、転んだりしたりしています。前半部の給仕のチ>>続きを読む
ガイ・リッチー版シャーロック・ホームズ。世界中でもっと有名な探偵であり、数多く映像化されているシャーロック・ホームズ。今年もカンバーバッチ版とイアン・マッケラン版が公開される。様々な作品があり、それぞ>>続きを読む
ジェームズ・マカヴォイとマーク・ストロングによるイギリスを舞台にしたサスペンスアクション。キングスマン、裏切りのサーカスでマーク・ストロングの演技力が好きになってしまい、今作を観賞しました。英国を代表>>続きを読む
『紳士協定』のタイトルから見てみた作品。1947年に公開された今作は現代にも通じるテーマ。特に今だからこそ見なくてはならないものだと思う。
邦題『紳士協定』とは、暗黙の了解を意味する。今作では主人公>>続きを読む
しっかり冷静に見て、はじめて理解できる作品であると思う。誰が裏切り者であるのか、誰の話が信用できるのか、すべてを見ていないとすぐストーリーに置いていかれてしまう。しかし、緊張感の漂うストーリー
とゲイ>>続きを読む
ハロルド・ロイドによるサイレントコメディ。チャールズ・チャップリン、バスター・キートンに並ぶ3大喜劇王のひとり。丸縁メガネが特徴的でオチャメでかつ格好いい好青年。
『ロイドのブロードウェイ』はブロー>>続きを読む
お正月に購入したエドガー・G・ウルマーDVD-BOXの中の『鎖につながれた女たち』。1943年に制作された今作は、舞台設定やストーリー、登場人物が私の想像した通り進んでいかない。だが、しっかりまとまり>>続きを読む
遅くなりましたが明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
今年初レビューは『マルタの鷹』。ひとつの鷹の置物をめぐって、各人の欲望が露わになる。登場人物が、ご都合主義で行動・言動を>>続きを読む
2015年を締めくくる映画は私の中ではスパイ映画で締めたかったので、前々から観たかった『スパイ・レジェンド』を観ました。主演のピアース・ブロスナンとヒロインのオルガ・キュリレンコがともに007にゆかり>>続きを読む
英国や欧州で問題になっている若年層の貧困。彼らはドラッグ、強姦、殺人など様々な犯罪に手を染めてしまっている。この映画を観ていると、いつもの英国のイメージとは違う、本質的な英国が観られる。
マイケル・>>続きを読む
昔ながらのスパイ映画のようでありながら、現代版スパイ映画にちゃんと仕上がっている最高にスタイリッシュな私の思う今年一の映画。2015年もあと一週間を切りました。今年の映画を振り返ってみると、本当にスパ>>続きを読む
新旧X-menの豪華共演によるシリーズ最高の一本。今作が公開された時々、アメコミ映画にな大きく4つの勢力があった。ひとつはアイアンマン、キャプテンアメリカなどの多種のキャラクターが存在しているMCU(>>続きを読む
X-men誕生からミュータントの苦悩と彼らの成長がしっかり描かれた満足のX-menシリーズのリブート作品。旧3部作でX-menは中心人物であったフェニックスとプロフェッサーXは死んでしまい。また、マグ>>続きを読む
ミニオンたちがかわいくて愉快で、それだけで成立してしまうくらいの映画。怪盗グルーシリーズ2作目。今年の夏にはスピンオフの『ミニオンズ』が公開されるくらい大人気なミニオンたちを前作以上に中心にしたストー>>続きを読む