オープニングから見事なグラインドハウス感で大好物。SLJ、カート・ラッセル、本気のB級具合がたまらない。あとデミアン・ビチル。みんな『チェ』の名優って言うけど、ビチルはやっぱり『マチェーテ・キルズ』で>>続きを読む
初日を角川シネマ新宿にて。スリランカの戦禍から逃れて擬似家族を作りフランスに渡った男性、女性、子供の3名。生き抜くために新しい闘いに挑む彼らのヒューマンドラマ。ほんと素晴らしかった。主人公の彼は実際に>>続きを読む
テーマは「自立」。劇映画としていうことなしの傑作。ケイト・ブランシェット、ちょっと常人で測れないレベルの演技。ルーニー・マーラ。揺れる演技が刺さる刺さる。久々に終わってほしくないと思った作品。必見です>>続きを読む
初日を新宿ピカデリーにて。リドリー・スコット78歳、相変わらず見事な映像美。ベタな展開でわかってはいるが十分楽しめた。でもリドリー・スコットはやっぱりこれなんだよなぁ。
『1984 Apple's >>続きを読む
『ブリッジオブスパイ』鑑賞。冷戦時のアメリカとソビエト。それぞれの国で捕まった自国のスパイ交換の交渉を任せられたのは民間の弁護士だった、という史実を基にした物語。やっぱりトム・ハンクス上手いわ。人権を>>続きを読む
『サウルの息子』をシネマカリテにて。第3者目線を排し、主人公の目線そのもののカメラワークを敷く本作。「主人公目線の映画」とはよくよく言われることだが、これはほんとに技法として主人公の目線そのものがずっ>>続きを読む
障碍者プロレス団体「ドッグレッグス」の活動を追ったドキュメンタリー『Doglegs』初日をポレポレ東中野にて。約20年、選手として団体を支えてきたサンボ慎太郎と、団体代表で健常者のアンチテーゼ北島。「>>続きを読む
『ヤクザと憲法』をポレポレ東中野にて。毎度気合入りまくりの東海テレビ制作ドキュメンタリー。今回は指定暴力団に完全密着。暴対法施行以来、イチ生活者として迫害を受ける彼ら。ヤクザ辞めても受入口がない彼ら。>>続きを読む
『広河隆一 人間の戦場』をK'sシネマにて。約50年、パレスチナ問題を取材し続けるフォトジャーナリスト広河隆一氏の活動を追うドキュメンタリー。子供心にうっすら記憶にあるレバノン難民キャンプの映像。ジャ>>続きを読む
2016年1本目はAV監督ビーバップみのるが描く極私的ドキュメント『劇場版501』をユーロスペースにて。「なんとなく有名になりたいAV女優を有名にする」という当初のプロジェクト意図は即頓挫。混迷のなか>>続きを読む
『消えた声が、その名を呼ぶ』を恵比寿ガーデンシネマにて。
1915年、オスマントルコで起きたアルメニア人大虐殺。150万人もの死者の中生き延び、離れ離れになった家族を探す父のロードムービー。個人的生>>続きを読む
『神様なんかくそくらえ』初日をシネマカリテにて。NYのストリートガールの実話を描いて本作で14年東京国際映画祭で最優秀監督賞とグランプリをW受賞。音も画も刺激的。だが、ドキュメンタリータッチ「以上」の>>続きを読む
『クリード チャンプを継ぐ男』初日をユナイテッドシネマとしまえんで。開始5分で号泣。全編通じて何カ所嗚咽我慢したか。ロッキー全作見続けてきてほんとよかった。初日にして見事にガラガラだが漢なら観てほしい>>続きを読む
シネマカリテにて鑑賞。何より生産者たちの佳い顔が素晴らしい。目の前のコーヒーになるストーリーごと味わえると思うと、コンビニコーヒーとか飲めんな。今は無き大坊コーヒーの所作は必見。
Netflixで再見。メルギブソンがちゃんと芝居してるのが逆に面白くなってる。ただ、さすがに大統領役は変わるだろな。兄貴エミリオが継いでたら楽しいかも。
ツッコミどこは山ほどある。でもカッコいいからOK。砂漠のシーンのブラックスーツ、マジでシビれた。
『コードネーム u.n.c.l.e』をとしまえんで。絵も音も役者のカッコよさも言うことなし。クールというのはこういうもんだと、マシュー・ヴォーンに聞かせてやりたい。なぜこれをただのバディものとして宣伝>>続きを読む
『ホワイト･ゴッド～少女と犬の狂詩曲』初日をシネマカリテにて。250頭もの犬がリーダー犬に統率され、ブタペスト市街を疾走する姿は圧巻。本作のキモは無言の犬の雄弁さ。アニマルトレーナーを務めた女性のお父>>続きを読む
2015.11.03 新宿武蔵野館。モチーフのギルドーザー事件同様、服従と忍耐と諦観を見事に表した佳作。土地を守り続ける男。辺境の地から出たい妻。地位を追われることに怯え続ける市長。懺悔以外は聞こうと>>続きを読む
2015.10.31 TOHOシネマズ新宿にて。映画的で演劇的。小さい話を突き詰めて普遍にするシャマラン節炸裂で充分楽しめた。TOHOシネマズ新宿のスクリーン8って初めて入ったけど、客席100名弱でタ>>続きを読む
2015/10/11 『全力スマッシュ』からのはしごで『カンフー･ジャングル』を新宿武蔵野館で。
武術家連続殺人事件を追う刑事、捜査に協力するドニー･イェンが、ワン・バオチャン演じる狂気の武術家フォ>>続きを読む
2015/10/11 シネマカリテにて。
粗さ満点だがそれを凌駕する面白さ。監督デレク・クォックの前作にて傑作『燃えよ！じじぃドラゴン 龍虎激闘』同様、映画に対する愛があふれてる。
主演ジョシー・>>続きを読む
2015/09/23 ユナイテッドシネマとしまえん。非常に残念な作品。もっとイケたはずなのに、もったりした映画でスクリーンの出来事が恐ろしく平面に観える。セリフも演出もカッコ良くしようとしてちょいちょ>>続きを読む
2015/09/22 ユナイテッドシネマとしまえん。ほんと面白かった。が、面白かったのは降板したエドガー・ライトのホンの痕跡に依ると希望をこめて断言したい。エドガーが降りてこのクオリティだから、エドガ>>続きを読む
15.9.20 ヒューマントラストシネマ渋谷。ロック様の凄まじい最強ぶりを愛でるディザスタームービー。極限下でもあきらめない娘を演じたアレクサンドラ・ダダリオは『ER』出演時のジュリアナ･マルグリーズ>>続きを読む
2015/09/19 HUMAXシネマ池袋。素晴らしい。フリ、オチ、フリ、短いスパンのものもスパン長めの大ネタも両方効いている。なんでこれが低評価なのか不思議なくらい。もっ回観よかな。大満足。
2015/09/13 恵比寿ガーデンシネマ。アル・パチーノとアネット・ベニングの掛け合いだけで充分元が取れる作品。息子役のボビー・カナヴェイルの繊細な演技も秀逸。これ役者を観る映画です。
15/08/26 『ナイトクローラー』をヒューマントラストシネマ渋谷にて。ジェイク・ギレンホールの気持ち悪さ100点。ダンデ・ラムばりのカーチェイス＆見事な脚本1000点。友人と「いや良かったわ」を連>>続きを読む
いまは亡きシネマート六本木にて。枯れゆくオヤジどもの闘いはほんとグッとくる。『全力スマッシュ』も楽しみ。
15/08/23 『八仙飯店之人肉饅頭』をヒューマントラストシネマ渋谷にて。学生時代ビデオで観たのみで劇場初見。コメディリリーフの刑事役エミリー・クワンが学生時代の後輩そっくりな印象は初見のまま。やっ>>続きを読む
14/06/29 ユナイテッドシネマとしまえん クリストファー･ノーラン作品の撮影監督、ウォーリー・フィスターの初監督作品。これがびっくりするくらいフツーの作品。譲り受けたチケットに800円足してI>>続きを読む
15/08/15『ジュラシックワールド』をIMAX-3Dで。期待はエフェクトと構成のみなので充分楽しめる出来。目先に囚われ全体見えなくなるのはどの世界でも同じで見せてやりたいやつ多数。音響に合わせて振>>続きを読む
チアン・ウェンvsチョウ・ユンファ。取って付けまくった邦題の割にはちゃんと出来てた。公開即観たけど客席ガラガラだったなぁ。
15/08/15(土)ヒューマントラストシネマ渋谷。理不尽なタクシードライバーに身籠の妻を殺された男が、香港中の「悪い」運転手を殺しまくる復讐劇。「悪くない」運転手には丁寧に対応するアンソニー・ウォン>>続きを読む
