ストーリー自体は特にひねりはないように感じるけど、
モノクロの映像と、音楽の東西の対比が美しい。
"思考の風"がもたらすのは知識ではありません
善悪を区別する能力であり 美醜を見分ける力です
私が望むのは 考えることで 人間が強くなることです
(作中ハンナのセリフ)
私には全くコメディーとは思えなかった。
現代における父親、男という生き物は、仕事や強さや多くを求められ、それでいながら一度の失態ですべてを失ってしまう危うさによって保たれている。
この時代に男性とし>>続きを読む
美しくて悲しくて。とんでもなく美しい。
俳優、映像、音楽すべてが美しい。
第一部の牧歌的な映像と、何か起きそうと思わせるスリリングな音楽のアシンメトリーも最高。
幼いシアーシャ・ローナンも最高。ものす>>続きを読む
慢性化する政治的対立の中で生きる人々にとって、自らのアイデンティティとは何か。
自分の本当のルーツが、18年間信じてきたものと正反対だったと知るというのは、どれだけ苦しいことだろうと思う。
当人の少>>続きを読む
パレスチナ、ガザの美容室。
各々の事情が見える閉じられた空間で、戦争状態を追体験する恐怖。
少女。怒りっぽい女、ロシア文学を愛する新婦、その母、姑。
恋人ともめている女、おしゃべりな女、敬虔な女、妊>>続きを読む
単純明快でわかりやすい、ハリウッドっぽいシンプルなストーリーは、私自身の好みではない。
音楽とダンスシーンは楽しい!
いろんなエピソードが散らばっていて、見終わった後どういう気持ちになればいいのかしばらく分からなかった。
スタイリッシュな映像や、緊迫と緩和の対比が好きです。
検問所を通る車に乗る人々の怯えた眼差しや>>続きを読む
話の大筋を知っていてもなおゾワゾワする気持ち悪さと不愉快。
「自称リベラル」が発する自覚なき差別の恐ろしさ。
黒人の身体への羨望と、白人であることの過度の自惚れが絡み合っているというのが面白い。
日>>続きを読む
こんな唯一無二の親友がいるだけで、本当に素晴らしい人生を送ってきたと思えるだろうな。
どんなつらい宣告にもジョークや皮肉で応じられるのってなんとなく英国的な気がするしすごいなぁと思うものの、時には素>>続きを読む
海外文学に傾倒し始めたきっかけが原作というくらい原作が好きで、
公開を楽しみにしていた作品。
原作の邦訳は「初夜」なのに、なぜ「追想」なのかと思っていたけど、確かに「追想」だった。でも個人的には「初夜>>続きを読む
なんだかとても、予想通りというか、
すごく普通だった。
バケモノと人間、という枠組みを除いたら、根底にあるのはすごくよくある親子系ストーリー、大人が描きがちな若者の闇、という印象。
当初、自爆への躊躇いを見せていたのはサイードで、
ハーレドの方が決意が固かったのに、
ある1日の出来事を通してそれが逆転していく。
私たちがニュースで知ることができるのは、「自爆攻撃があった」という>>続きを読む
日本の白黒ドキュメンタリー映画って見たことなかったかも。
よくこんな映像撮れたなぁー!臨場感。パラリラ。
面白かった!
現代から見ると超Old-Styleな不良たち(パンチパーマ、リーゼント、ヤンキ>>続きを読む
人生二本目のスウェーデン映画。(去年見た「サーミの血」が1本目)
私の知る現代スウェーデンでは、先生のこともファーストネーム呼びさせられる(未だに慣れない)が、少なくとも1960年代からそうだったわ>>続きを読む
@Stockholms feministiska filmfestival
スウェーデンで最新の日本映画が見られて嬉しい。座席は満杯。
寺島しのぶが痛すぎて痛すぎて、かなり笑ったけど、あぁやっぱり>>続きを読む
声が気になって…気になって…
同じ映像の使いまわしに間延び感。
映像は綺麗だったのかな?
飛行機のスクリーンで見たので、そこも十分に味わえず。
自分が鎌倉市民なのでどうしてもワクワク。
随分レトロな世界で、百均はあるのに、時代設定はいつなのかなーと思いつつ。
楽しいファンタジーでした。
黄泉行き江ノ電乗ってみたいなぁ〜〜〜