たかなさんの映画レビュー・感想・評価

たかな

たかな

劇場版 チェンソーマン レゼ篇(2025年製作の映画)

5.0

えっっっっっっっぐい、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

マジで作画が映画を超えてた、

映画なのに映画の枠を破壊してて、人員も時間
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違国日記(2023年製作の映画)

3.8

両親を失った朝と、人との距離を保って生きてきた作家の槙生さんが同じ家で暮らし始めるところから始まり、
血縁だからとか美しい理由ではなく、責任を引き受けるしかないという不器用な選択をした槙生さん
2人の
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ドリーム 狙え、人生逆転ゴール!(2023年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃ笑えて、ストーリーの密度も濃くて韓国映画初めてにしてはかなりいい出会いだった

序盤の主人公の目潰しシーンで、エッエッエッ?????wwwwwwってなったけど、横柄さも全部自分を信じてない
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詩季織々(2018年製作の映画)

4.3

衣・食・住・行という日常の根っこにあるテーマを、中国の3都市を舞台にした3つの短編を通して描く静かで美しい短編アニメ集

最初は食や衣といったキーワードに惹かれて観ていたけど、観終わった時には人の物語
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.7

道枝くんの出演で少し柔らかい空気になるのかなと思いきや、映画版もちゃんと人間の黒さが濃かった

村全体が村の子どもを守るためにある一家を集団で潰した過去、狂気の構図
誰かひとりの悪意ではなく、共同体の
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見える子ちゃん(2025年製作の映画)

3.2

広告で気になって見てみたけど、予想より驚かせにくる演出が前に出すぎていてしんどかったなあ
怖いというよりびっくりさせたいだけのホラー仕掛けが多くて、気持ちが置いてけぼりになる瞬間が多かったです

主人
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もしも徳川家康が総理大臣になったら(2024年製作の映画)

3.3

タイトルからして完全にギャグ路線かと思いきや、蓋を開けたら意外と政治の芯を突いてくる作品で驚いた
コメディに見せておいて選挙制度や政治参加の大切さをしっかり描くから、微笑みながらもどこか背筋が伸びるよ
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.3

ミュージカル苦手界隈だけど最近概念変わってきた
リハビリにちょうどいいおとぎ話を被った優しいフェミニズム作品

私が知ってるストーリーより、シンデレラが自立していてかっこよかった
王子様と結婚すること
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ババンババンバンバンパイア(2025年製作の映画)

3.4

450歳?!のバンパイアが銭湯で働いて、15歳の男の子の純血を狙う話
純潔な血を守るために初恋阻止作戦が決行される

てっきり福田組?!って思うくらいコメディで笑った
しょうもないのに急に爆笑入れてく
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.4

裁判官なのに裁判官の枠をぶち壊す入間みちお
ドラマ版より振り切ってて!ありがとうございました

丸くなってた黒木華さんがゴンぐらい尖っててびびった笑
超ロジカル裁判官から弁護士に転身してたんですね
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愛されなくても別に(2025年製作の映画)

3.4

私このままだとお母さんのこと


自分が1番不幸だとわかっていても搾取される側を選んでいる女の子たち
結局は自分が不幸だ、そうに違いないということを確認したくて自ら同じ環境にいることに気づいていない
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おいしくて泣くとき(2025年製作の映画)

3.3

味、匂い、声、温度、、記憶を失っても体が覚えている

多感な時期に環境要因が大きく関わって、我慢しちゃいけないけどどうしていいのかわからないことがいっぱいある
それぞれの痛みの形を共有していくのが良か
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明日を綴る写真館(2024年製作の映画)

3.2

写真館の光と影の余白を感じる

佐野くんがいつおかしくなるのかなってワクワクしてみたけど、全然おかしくなくて物足りなかったです

説明されない部分が多くて映るものや沈黙、視線がに目がいってある意味面白
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.3

心の底に流れ続けるもの

夫の失踪、謎の男、秘密を抱えた人たち
すべてが少しずつ繋がっているようで、どこにも辿り着かない
理由を探しても結局どこにも答えがないので



真実が水の底で静かに揺れてい
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.2

認められたいのに誰にも届かない感覚
笑いの天才が壊れていく現実をもとにした痛みのある現代の神話

タイトルに笑いとあるのに全然笑えなかった
笑いの裏側にある地獄をそのまま見せている
ずっと苦しくて重く
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.9

壊れた心のままでいい

剣心の心の原点、十字傷の意味が明かされる過去編
時代は幕末、剣心が人斬り抜刀斎だった頃の話

剣心が愛した巴との出会いと別れ、、、、
最初は敵対しながらも、彼女だけが剣心の孤独
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.4

過去に報い、未来を赦す物語

剣心の罪の化身、雪代縁
姉を奪われた憎しみを胸に復讐を決行する
その矛先は剣心や仲間たち、東京全体にも向けられる、、、、、

どの一太刀もハリウッド並みのアクションで感激
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ラストマイル(2024年製作の映画)

3.9

もう壊れてもいい、あなたはちゃんと頑張った

ブラックフライデー前夜
箱が爆発し、配送が止まり、人が止まり、社会が止まる
犯人探しかと思ったら働くが生きるを上回ってしまった現実が突きつけられる
疲弊し
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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

3.8

炎の中から始まり、静かな夜明けで終わる
シリーズの集大成であり剣心の生き様そのものだった

だから戦闘シーンの密度が狂ってる、、、、志々雄戦は映画史に残るレベル、、、
同時に斬り合うカオスの中で誰がど
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

3.7

維新から数年、新時代の平和を取り戻したはずの日本にまた一人の狂気が現れる

一昨日見たはずなのにもう記憶が燃え尽きてる
それくらい全部が炎みたいに詰め込まれてた

いやほんとに2014年でこのスケール
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

4.0

維新後の混乱、時代の変わり目での贖罪と再生を描く物語
かつて人斬りだった男が、新しい時代を生きるために剣を抜かないことを信念にし生きていく

政府、革命、復讐などテーマは重いのにキャスティングやキャラ
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ブラック・ショーマン(2025年製作の映画)

3.9

気づいたら公開されていてあまり宣伝も見かけなかったけれど、東野圭吾、福山雅治、有村架純ちゃんの名前を見た瞬間にこれは観るしかないと思って観た

マジックとミステリーはコナン以外では普段あまり触れないジ
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誰よりもつよく抱きしめて(2025年製作の映画)

3.2

触れたいのに触れられない
それがどれほどの距離を生むのかをこの映画で思い知らされる

強迫性障害による潔癖症を抱える良くんと、一緒にいる彼女の月ちゃん
愛していて同じ部屋にいても手を繋ぐこともできない
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.9

キャスティングからみたかったこの映画
ポスターの松村北斗くんと上白石萌音ちゃんが並ぶだけで心をそっと撫でてくれそうで、その通りになった

PMSとパニック障害を抱えながらも、社会を生きる若者の葛藤や試
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キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

3.9

うわああああああああああ、、、、
あっという間にこの時が来てしまった、、、、
大好きだった王騎将軍が戦場に散るその瞬間を前に心が追いつかない

馬陽の戦い、趙と秦の大軍がぶつかり合う激戦の中で王騎将軍
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.7

信が仲間と共に飛信隊を名乗る瞬間
信が将として歩み出した証そのものだった

戦況の全貌はシリーズ重ねると複雑になってくるから全体を理解するのは難しかったけど、剣を振るう信の姿や仲間の命を預かる覚悟がに
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君を見つけるための地図(2025年製作の映画)

3.2

地図を持って旅するヘザーと、地図を持たないジャックの出会い

なかなか脳内にストーリーが入ってこなくて自分が心配になったけど、
旅先の風景や美しいヨーロッパの街並みが印象的

現在の感覚を深く味わうこ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.2

科学、政治、倫理が絡み合い人類史を変えた決断の裏側
歴史の教科書の行間に潜む人間の弱さと責任の重さを問いかけてくるようだった

光と静寂、遅れて届く轟音
トリニティ実験のシーンは歴史的事実を知っている
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教皇選挙(2024年製作の映画)

3.1

神聖さを装っても中で起きているのは人間の欲望、嫉妬、策略
聖なる制度も結局は人間が運営している

神の名を語って票を集め、罪を暴露して相手を落とすことに信仰はあるのか
疑うことでしか生き残れない

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関心領域(2023年製作の映画)

3.1

舞台は第二次世界大戦中、アウシュビッツ強制収容所のすぐ隣
ナチスの将校ルドルフ・ヘスとその家族の日常を描いており、幸せの家族の塀の向こうでは大量虐殺が行われている

塀を隔てただけでこんなにも世界は違
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きみの色(2024年製作の映画)

3.3

柔らかい線と淡い色彩に包まれた世界観がちょうどよくて心にすっと馴染む
光や風景の描写が優しくて観ている間ずっと心拍数が穏やかに保たれていたように思う

主人公トツ子は人の心を色として見ることができるけ
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.3

舞台は京都貴船、昔訪れた記憶がふっと蘇るようで景色そのものが懐かしい余韻を運んでくれる
穏やかな川や山の空気の中で、不思議な2分間のタイムスリップが繰り返されていく

2分という短い時間をどう過ごすか
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366日(2025年製作の映画)

3.4

都会の景色よりも丁寧に切り取られた沖縄の海や光
ただ綺麗なだけじゃなく、人の心の揺れや時間の濃さを映し出す舞台のように感じた

本当に好きな人と結ばれる幸せと
支えてくれた人と生きる安らぎ、、、、
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭で理解できなくなってwwwww惹きつけられるより嫌悪が出ちゃって、私がまだ気持ちが追いついてないみたい
現実リンクしちゃってダメなので出直します

七人の秘書 THE MOVIE(2022年製作の映画)

3.3

冒頭違う映画再生したか?って心配になった
七人がすでに豪華なのにさらにキャスティングが豪華になってザ・映画だった

牧場や牛たちへの扱い恐ろしすぎて、、、子供が心酔してるのが怖すぎました
教育うまくい
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劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション(2025年製作の映画)

4.2

死者ゼロを目指すMERメンバーの次のミッションは南海の離島での成果を果たすこと

圧倒的なスケールとリアリティ感のある災害描写に息を呑む
映画館だとより迫力があるので観る方は覚悟してください

離島の
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